クレジットカード審査が通らない主な理由



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一番多い審査落ちの原因とは?

クレジットカードの申し込みを行ない審査の結果、カード作成を見合わせるという審査否決の返事をもらったという経験はありませんか。

また審査否決の回答をはじめてもらった方は、思っている以上にショックを受けるものですし、何度も否決回答をもらっている方は「またか」と肩を落としてしまっていることでしょう。

“なぜ審査に落ちたのか”
と誰もが疑問に思ってしまうところですが、審査結果の原因を調べると、以外にも一番の原因は誤記による記載内容の誤りとなっていますので、申し込みの際は情報記入をしっかりと行なうようにしましょう。

本来の与信の審査結果で審査に通過しないのではなく、住所や生年月日など基本的な情報の記載が間違っている、または抜けている(記入漏れ)による誤記のため、審査否決の回答をもらっていることもあるので、個人情報記載時は良く確認の上、内容に誤りがないかどうかを確認する事が大事です。

今回はこの審査上で、この様に審査が通らないいくつかの理由を検証し、審査通過をより確実にするために、どの点に注意し、またどのような事をすべきなのかについて紹介していきます。



信用情報機関と記入情報が異なる場合

基本的に、過去に一度でも借り入れやローンを利用した場合、そこで記載した個人情報は記録し保管されます。

利用者の与信情報は当然ながら、昇進や転職などでその内容が刻々と変化しますが、これらが原因で申し込み時の記載内容と、記録情報に違いが生じる場合があります。


この時は特に財産上に関わる情報、自宅の所有内容や収入額に変化があった場合には、その根拠を正確に金融機関が把握するために信用情報機関に確認作業を行います。

その上で年収内容に違いがあれば、昨年の収入証明などの提示を求めてきます。
そのような場合は、必ずそれらの書類を提示しなければなりません。

これらの書類の提出に応じないでいると、当然審査に通過しない事になるほか、これらの収入に関係なく、記載事項が変わらないであろう住所などの項目について変化や差異が生まれているのにも関わらず、意図しない虚偽記載として処理されてしまう場合があります。

この様な現状の状況と個人情報の記録内容に違いがある場合には、金融機関から問い合わせがあった場合、必ず記載内容に変化があった事を申告し、しっかりと対応する事が必要になります。


以下にそれぞれの記載内容についての対応を簡単に取りまとめましたので参照してみましょう。

個人情報の記載内容の変化と対応


記載内容 具体的な変化の内容やその理由 対応方法 金融機関からの対応
氏名、年齢、生年月日など 滅多に変化しない項目なので、虚偽記載とされやすい 書面の提出 住民票などの提出
住所、電話番号 変化があれば、現状の最新の住民票と同じ記載内容に 書面の提出 住民票などの提出
家族構成、配偶者構成 現状の正しい実体に沿って記入 電話で確認があれば口頭で回答 電話での確認
収入、その他所得 変化があれば現在の昨年度実績を記入 書面の提出 所得証明の提出
他の借入、ローンなど 現状の正しい実体に沿って記入 電話で確認があれば口頭で回答 電話での確認
その他の事項 現状の正しい実体に沿って記入 電話で確認があれば口頭で回答 電話での確認

個々の要素毎に、対応方法は異なるのですが、特に他の借入やローンの有無や金額、残債については正確に記載する様にしましょう。
これらの内容については金融機関が独自に個人情報センターなどとのやり取りで確認が行えるようになっていますので、申込先はすべて分かっています。

それでも記入させるのは、管理や計画を行っているのかをみるためではないかと考えられます。

個人信用情報に問題がある場合

クレジットカードの審査に落ちてしまう主な理由として、個人信用情報に問題があることがあげられます。

個人信用情報とはクレジットヒストリー(クレヒス)とも言われ、クレジットカードやローン等の申し込み契約に関する情報を指します。
また、契約以外にも支払い状況、利用記録などが個人信用情報機関に加盟するクレジット会社等から登録されています。

過去に代金の延滞や自己破産などを行ったことがある場合、個人信用情報に金融事故情報といったネガティブな内容が記録されます。

これはブラックリストに登録されていると見なされるため、新たにクレジットカードを作ることが難しくなるでしょう。

代金の延滞や滞納

クレジットカードの支払い等を返済日に返済しないことが続くと、クレヒスにそういった主旨の内容が記載されます。

これは延滞が61日以上、あるいは3ヶ月以上であることが認められると登録されるでしょう。

数日程度の延滞を繰り返していたとしても、ブラックリストへ登録される可能性は高いので、返済日と返済金額は都度確認してください。

債務整理、自己破産

債務整理や自己破産など、法的な借金整理をしたり金融事故を起こしたことがあれば、ほとんど確実にブラックリストに登録されます。

クレヒスが無いと審査に通りづらいことも

今までクレジットカードに申し込んだことがない、利用したことがない場合はむしろクレジットカードの審査に通らない可能性があります。

なぜなら、このようにクレヒスに情報が無い状況をスーパーホワイトといい、スーパーホワイトは過去に金融事故を起こしてデータを消された場合と同じ状態に見えるため、カード会社も警戒してしまうからです。

なのである程度の年数働いていて、クレジットカードを作っていない方はスーパーホワイトなクレヒスに注意が必要でしょう。

借入と年収とクレジットカード審査

ここまでの内容でも少し触れていますが、以前と年収に変動があった方であれば、当然ながら現状と信用情報機関に記録された年収には違いが生じる事になります。

しかし、まずは金融機関側で、信用情報機関に記録された収入内容で借入審査が行われる事となります。

仮に現状が既にこの収入内容ではなく、変化がある場合には、紹介した様に収入証明などの書類の提示を求められますが、それに正しく対応し、収入内容に変化があった事を申告しなければなりません。

その上で、ようやく現状での収入やその他の収支に照らし合わせた審査が行われる事になるのです。
当然ながら、新しい最新の収支状況で審査が行われる事が大事ですので、正しい現状を正確に申告する事に務めておきましょう。

これが、審査通過とならないケースに多く見られる、2つ目の事例です。



複数申し込みがクレジットカード審査に影響する理由

最後に審査通過とならない3つ目の理由について紹介します。

クレジットカードの審査に不安を感じる方の中には、新たにカードの申し込みを複数同時に行う方がいますが、この様な行為はクレジットカード会社への心証が非常に悪化しますので、避けなければなりません。

基本的にこの行為自体は、間違った行為であるというルールはどこにも存在しません。
しかしながら複数のカードの申し込みを行う行為自体が、カード会社にある目的を想像させる事につながるのです。

それはカードを利用した犯罪行為です。

クレジットカードを複数作成し、そのカードの利用限度額一杯までカードを利用した後に連絡が一切取れなくなるような事例がないわけではありません。

そのためカード会社側は、複数のカード申込の行為でカードを悪用されないかと警戒しています。

つまり、ルール上禁止された行為ではなくても、審査通過を考えるのであれば、クレジットカードの複数申し込みは避けるべき行為だという事です。

カード会社の心証を悪化させる行為は出来るだけ避けておきましょう。

注意すべきなのはこの複数申込の行為の記録も、信用情報機関にその内容が記録されてしまうということです。
記録された内容はしばらく削除される事がありませんので、仮にこの様な行為を行い審査否決となった方は、少なくとも6ヶ月以上の時間を空けてから再申込みを行う様にしましょう。

クレジットカードを再度申し込む時の注意点

クレジットカードの審査に一度落ちてしまったとしても、どうしてもクレジットカードが必要な方は以下の点に注意して再度申し込みましょう。

キャッシング枠を申し込まない

審査に通るか通らないか不安な場合は、クレジットカードを申し込む際にキャッシング枠を0円にして申し込みましょう。

キャッシング枠とは現金を借り入れれる額を指し、ショッピング枠に比べ審査が厳しいものになります。

なのでこのキャッシング枠を申し込まないことで、審査をより有利に進められます。

他のクレジットカードで借り入れがあればすぐに返済する

クレジットカードに再審査する際、他のクレジットカードからの借り入れがあるままでは審査に通ることは難しいでしょう。

なぜなら、クレジットカードが他社のものであれ、カード会社は信用情報機関を通して申込者を調査します。

ここで他のクレジットカードから借り入れがあることが分かれば、返済のために新たにクレジットカードを申し込んでいると捉えられかねません。

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