ファミリーマートでのQUOカード購入で還元率を大幅アップする方法

Tポイントとは、全国にあるTポイント提携店やインターネットの提携店で、利用金額に応じて貯まる共通ポイントのことです。Tポイント提携店を示す、青地に黄色の「Ｔ」字がデザインされたステッカーの貼られた店舗を街なかで見かけることも多いでしょう。

貯めたポイントは提携店での支払いに使えるほか、提携店で発行しているポイントや商品と交換することもできます。こういった共通ポイントサービスの中では、提携店の多さに定評のあるTポイントだけに、貯めるときにも使うときにも大変便利です。

Tポイントの主な提携店を次に挙げてみました。

主なTポイント提携店（一部）

・コンビニ／スーパー／百貨店

ファミリーマート／スリーエフ／マルエツ／マミーマート／東武ストア／クイーンズ伊勢丹／三越／伊勢丹

・飲食関連／デリバリー

ガスト／バーミヤン／夢庵／藍屋／ジョナサン／ドトールコーヒーショップ／エクセルシオールカフェ／吉野家／牛角／ロッテリア／出前館

・ドラッグストア／ホームセンター／家電

ハックドラッグ／ドラッグイレブン／ドラッグユタカ／ドラッグストアmac／金光薬品／エディオン

・ファッション／眼鏡／コンタクト

洋服の青山／THE SUIT COMPANY／Polo Ralph Lauren Factory Store／ニッセン／眼鏡市場／コンタクトのアイシティ／メガネのアイガン

・ホテル／旅行

コンフォートホテル／yoyaQ.com（宿予約サイト）／Tトラベル／Yahoo!トラベル／マイナビトラベル

・映像／音楽／書籍

TSUTAYA／蔦屋書店／TSUTAYA DISCAS／TSUTAYAミュージコ♪／GYAO!ストア／旭屋書店／ネットオフ／Yahoo!ブックストア

・ネットショッピング

シャディギフトモール／ニッセン／famima.com／Yahoo!ショッピング／LOHACO

Tポイントの提携先はここで紹介したほかにもたくさんあります。ポイント付与率は提携店によって異なりますが、多くは200円につき1ポイント（1円相当）が貯まるので還元率は0.5％となります。貯めたTポイントは、提携店において1ポイント単位で支払いに使えるのも大変便利です。

Tポイントの貯まるクレジットカードはいくつかありますが、自宅や職場の近くにファミリーマートがあり、そこをひんぱんに利用しているのであれば、ファミマTカードがおすすめです。

ファミマTカードの特徴

・ファミリーマートでクレジット支払いすると還元率1％に

ファミリーマートで現金で支払うときにカードを提示すると、200円（税込）につき1ポイント（1円相当）が貯まり、クレジット支払いするとさらに1ポイントが貯まります。つまり、合計で還元率1％となります。

・発行ブランドはJCB

ファミマTカードは年会費無料で作れます。入会発行ブランドはJCBなので加盟店も多く、国内でのお買い物なら、まず困ることはありません。JCB加盟店でのお買い物では、200円（税込）につき1ポイントが貯まります（還元率0.5％）。

・お買い物金額に応じ還元率がアップ

ファミリーマートでの1ヵ月間のお買い物金額に応じ、翌月のポイント還元率がアップする「ファミランク」という仕組みがあります。1ヵ月間のお買い物金額が5000〜1万4,999円の場合は「シルバーランク」となり、ファミリーマート店舗でカード提示を提示すると還元率が1％に、1万5,000円以上の場合は「ゴールドランク」となり、還元率が1.5％になります。

ランク	当月お買い物金額合計 （対象期間：当月1日〜月末）	翌月ポイントレート （対象期間：翌月5日〜翌々月4日）
ブロンズ	〜4,999円まで	200円（税込）につき1ポイント
シルバー	5,000円〜14,999円まで	200円（税込）につき2ポイント 2倍！
ゴールド	15,000円以上	200円（税込）につき3ポイント 3倍！

クレジット支払いでは200円（税込）につき、さらに1ポイントが貯まるので、シルバーランクで還元率1.5％に、ゴールドランクで還元率2％となります。これはかなりの高還元率といえるでしょう。

・対象商品の購入でさらにポイントが貯まる

「Tポイントプラス」対象商品を購入すると、多くのポイントを得られます。ドリンク類では還元率10％前後、ドリンク剤では10〜20％もの還元率になる商品もあり、うまく活用すると効率良くポイントを貯められます。

・火曜日と土曜日はポイント最大5倍に

毎週火曜日・土曜日にファミリーマートでお買い物するとポイント還元率が3倍の1.5％になります。クレジット支払いならそこへ還元率2倍分がプラスされ、合わせて還元率2.5％となり、さらに、シルバーランクならそれが3％に、ゴールドランクなら3.5％にアップしていきます。

利用日	カードの日以外 （火・土以外）	カードの日 （火・土）
支払方法	現金	現金	クレジット・Visaデビット
ショッピングポイント スペシャルポイント （ブロンズランクの場合） クレジット・Visaデビットポイント	200円につき1ポイント	200円につき1ポイント	200円につき1ポイント
	-	200円につき2ポイント
	-	-	200円につき2ポイント ↑ クレジット・Visaデビット払いするとクレジット・Visaデビットポイントが通常200円につき1ポイントのところ、2倍の2ポイント貯まります。
	↓	↓	↓
合計ポイント数	1ポイント【1倍】	3ポイント【3倍】	5ポイント【5倍】

・水曜日は女性会員に限りポイント2倍に

女性会員は毎週水曜日にファミリーマートでお買い物するとポイント還元率が2倍の1％になります。その場合、クレジット支払いなら還元率1.5％となり、シルバーランクならそれが2％に、ゴールドランクなら2.5％にアップしていきます。

・25歳以下の会員はいつでもポイント2倍

25歳以下の会員は常時、ポイント還元率が2倍の1％になります。そこで、ゴールドランクで25歳以下の会員が、火曜日か土曜日にファミマTカードのクレジット支払いでお買い物をすると、4.5％の超高還元率となります。

ファミマTカードは、ファミリーマートでの利用で通常のお買い物のほか、宅急便や切手、ハガキ、公共料金の支払いなどでもポイントが貯まります。

Tポイントの提示で付与されるショッピングポイントと、クレジット支払いで付与されるクレジットポイントのうち、その両方が貯まるのは、通常のお買い物以外では、ヤマト宅急便とカタログギフトです。

また、切手、ハガキ、金券、プリペイドカード、商品券、チケット類、公共料金、Famiポートの収納表による支払い、楽天ブックスのファミマ受取便、ネットショッピングの店頭商品引換払いなどではクレジットポイントが貯まります。

つまり、公共料金を支払票で支払っている人は、郵便局や銀行ではなく、ファミリーマートでファミマTカードを使って支払うとポイントが貯まり、大変おトクということです。また、ネットショッピングのサイトで何らかのポイントが付与される場合、店頭でクレジット支払いをして受け取ると、実質的にポイントの2重取りができることになります。

このように、工夫次第で効率よくポイントを貯められるファミマTカードの使い方で、最もおすすめの裏技が、ファミリーマートでのQUOカードの購入と使用によって実質還元率が常時2.8％となるポイントアップ法です。

次の手順でQUOカードを購入して使用すると、大幅なポイントアップが可能です。

ファミマTカード＋QUOカードによるポイントアップ法

1,ファミリーマートでファミマTカードを使いQUOカードを購入

ファミリーマートでファミマTカードを使いQUOカードを購入すると、クレジットポイント還元率0.5％が付与されます。

2,購入するQUOカードは1万円券を選ぶ

QUOカードには300円券から1万円券まで、何段階かの券面がありますが、1万円券には180円分のプレミアムが上乗せされるので実質的に還元率1.8％がプラスされます。

3,ファミリーマートでファミマTカードを提示してQUOカードを利用する

ファミリーマートでファミマTカードを提示してQUOカードを利用すると、ショッピングポイントとして0.5％が付与されるので、以上のポイントを合計すると2.8％の還元率となります（QUOカード購入時のクレジットポイント0.5％＋QUOカードプレミアム分1.8％＋ショッピングポイント0.5％）。

QUOカードは主要コンビニエンスストアのほか、一部のファミリーレストラン、主要大型書店、ENEOSのガソリンスタンドなどでも使えます。そのうちTポイント提携店なら、ファミマTカードの提示でショッピングポイントが貯まるので、ファミリーマートでのお買い物と同様に実質2.8％の還元率となります。

ファミリーマートやTポイント提携店をよく使う人なら、ポイントを効率よく貯められるファミマTカードは、普段使いのクレジットカードとして大変便利に使えるものといえそうです。

ファミマTカード