答えて、応えて!FP

第023回 カード付帯の保険を総まとめ!

Q,クレジットカードに付帯されてる保険で病気やケガが補償されるって本当?
A,カードによって補償内容が違いますので確認してみましょう。

クレジットカードには海外旅行時や国内旅行時の補償が付帯されている事が多くあります。
しかし、難しい言葉と最高金額が書いているだけで実際いくら補償されるのか
よくわからないという方も多いのではないでしょうか?
自分の持っているカードと照らし合わせながら、どんな時にいくら補償されるのか、確認してみましょう。

☆海外旅行保険が充実している代表的なカード
【横浜インビテーションカード】
年会費:無料  ポイント還元率:0,5%  国際ブランド:JCB
【海外旅行傷害保険】
死亡・後遺障害 2,000万円
傷害・疾病治療費用 最高200万円
救援者費用 200万円
賠償責任 2,000万円
携行品損害 20万円

【国内旅行傷害保険】
死亡・後遺障害 2,000万円


死亡・後遺障害 外旅行中のケガが原因で亡くなったり、後遺障害状態になった時に保障される。
保障額は普通のカードで1,000万円〜2,000万円。  
傷害・疾病治療費用 もし、海外で病気・ケガで病院で治療を受けた場合に支払われるのが
治療費用保障。海外では健康保険制度が使えない為、高額になる可能性大。 
救援者費用 搭乗した飛行機が行方不明や遭難した場合、その他事故などで会員の生死が
分からなくなった場合、また病気のため一定期間以上入院した場合などに法定
相続人その他身内の人が救援に行った際に掛かった費用を保障してくれる保険。
賠償責任補償 偶然の事故で他人にケガを負わせてしまったり、他人のモノを壊すなどして
法律上の損害賠償義務を負ってしまった場合に補償される保険。
ホテルの備品を壊したり、レンタル品を壊した時など補償されます。
携行品損害補償 航空券の盗難やスーツケースやデジカメの破損など旅行中に携行するモノが
偶然の事故により損害を受けた場合に支払われる保険。



旅行保険で確認すべき点は「傷害・疾病治療費用」になります。
旅行中でもケガや病気のトラブルは誰にでも起きる可能性はあり、海外では健康保険も利用できないため
治療費が高額になるおそれがあります。つまり死亡時の保障より治療費用を重点に考えたほうが良いですね。

また、リスク度で高いといえば盗難や破損のトラブルです。
自分の持ち物が盗難や破損などにあった時に補償してくれるのが、「携行品損害」になります。
携行品とは例えばバッグやカメラ、時計、衣類など旅行行程中に携行する身の回り品のことです。
それらの修理費または時価のいずれか低いほうが補償されます。
しかし持ち物全てが対象というわけではないので注意が必要です。

*携行品損害補償の対象にならないもの
・現金、小切手、クレジットカード
・コンタクトレンズ、義歯
・データ、ソフトウェア
・動物、植物 など

最後に、このような保険を利用する時に注意したいのが、クレジットカードを利用した場合なのか(利用付帯)?
それとも持ってるだけで保険も利用できるのか(自動付帯)?ということ。

自動付帯とは…カードの利用有無に関わらず海外に行くと自動的に保険が有効になる
利用付帯とは…旅行のために自宅を出発してから日本を出国するまでの公共交通機関をカードで決済するか、
ツアー代金をカードで支払うと保険が有効になる

自分の持ってるクレジットカードが自動付帯なのか、利用付帯なのか一度確認しておく必要があります。

クレジットカードを持って海外に行くのなら、これらの事を確認し不足する分は保険会社で
上乗せしてからいくと無駄もなく安心ですね。

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この記事担当のFP

二宮 清子 にのみや きよこ

日本FP協会会員 ファイナンシャルプランナー(AFP)
家計の見直し・節約・貯蓄の重要さ、更に運用の必要性を伝え、
強い家計にできるようにサポート、また住宅ローンアドバイザーの資格も取得し、
住宅購入をきっかけにお客様のライフプランのアドバイスを行っている。

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