Booking.comカード
Booking.comカードの基本スペック
まずは、Booking.comカードの基本スペックを見ていきましょう。
国際ブランド | VISA |
---|---|
年会費 | 無料 |
申込み対象 | 満18歳以上の方(高校生は除く)
*未成年の方は親権者の同意が必要です。 |
ポイント還元率 | 1.0〜6.0% |
貯まるポイント | Booking.comカードキャッシュバックポイント |
交換可能マイル | ― |
追加カード | ETCカード |
付帯保険 | 海外旅行、国内旅行、ショッピング |
電子マネー機能 | Apple Pay、Google Pay、iD |
Booking.comカードは、宿泊予約サイトとしてテレビCMなどでもお馴染み「Booking.com」が提携先となったクレジットカードです。
年会費が無料なのに、海外・国内旅行傷害保険が最高2,500万円まで付帯されているのは、さすが旅行関連会社のクレジットカードと言ったところでしょう。
もちろん、ホテルの予約などがお得にできる特典も満載です。
ポイントの還元率も非常に高いので、一般カードとしては最高クラスのコストパフォーマンスとなっています。
Booking.comカードの特典
続いては、Booking.comカードの特典について解説します。
特典1.Booking.comカード専用サイト利用でポイント6%還元
1つ目の特典はBooking.comカード専用サイト利用でポイント6%還元というものです。
Booking.comのカード会員専用サイトから予約して、尚且つBooking.comカードを使って現地で支払いをすると、宿泊料金100円ごとに5ポイントが付与されます。
また、通常のカード利用で受け取れるポイント1%も付与されるため合計還元率は6%になるのです。ポイントは、チェックアウトした月から3か月後の10日ごろに付与されます。
還元率6%というのは一般カードとしては最高峰を誇るので、日頃からBooking.comを利用する方は、ぜひ利用してみてください。
特典2.入会特典として先着5万名がBooking.genius会員にアップグレードされる
2つ目の特典は、入会特典として先着5万名がBooking.genius会員にアップグレードされるというものです。
本来なら、5回の宿泊利用によって上位ステータスの「Booking.genius会員」にアップグレードされるところ、今なら先着5万名が無条件で上位ステータスにアップグレードされます。
年会費などは一切かからないうえに、上位ステータスになれば以下のような特典が受けられるのです。
- ホテル宿泊料金10%OFF
- レイトチェックアウト
- ウエルカムドリンク
- 空港無料送迎 など
Booking.comカードが手元に届くと同時にシリアルコードが封入されています。そのシリアルコードを使って手続きを進めれば、すぐにアップグレードが可能です。
ただし、Booking.genius会員を継続するには、登録から180日以内にBooking.comで宿泊予約する必要があるので注意してください。
特典3.レンタカーの利用が8%割引になる
3つ目の特典はレンタカーの利用が8%割引になるというものです。
そもそもBooking.comでは、レンタカー会社が多く提携しており、その数は163ヶ国800社にも及びます。そのため、旅行先でレンタカーが安く利用できる特典が用意されているのです。
提携先のレンタカー会社を利用する際に専用サイト「Rentalcars.com」にアクセスし、プロモーションコードを入力すれば通常価格なら8%割引になります。
専用サイト「Rentalcars.com」は、Booking.comカード入会後に「Vpass」のMYページからアクセスが可能です。
旅行先ではレンタカーを使う機会が多いので、頻繁に旅行に行く方には嬉しい特典でしょう。
Booking.comカードの付帯保険
ここでは、Booking.comカードの付帯保険について解説します。
保険種類 | 保険内容 | 補償内容 |
---|---|---|
海外旅行傷害保険 | 傷害死亡・後遺障害 | 最高2,000万円
(利用分:1,700万円) (自動付帯:300万円) |
傷害・疾病治療費 | 最高100万円 | |
賠償責任保険 | 2,500万円 | |
携行品損害 (自己負担額) |
最高20万円
(免責1事故3千円) |
|
救援者費用 | 最高150万円 | |
国内旅行傷害保険 | 傷害死亡・後遺障害 | 最高2,000万円
(利用分:1,700万円) (自動付帯:300万円) |
傷害入院 | ― | |
手術 | ― | |
傷害通院 | ― | |
ショッピング補償 | 年間保証額 | 100万円 |
補償期間 | 購入より200日以内 | |
補償対象 | 免責1事故3,000円、海外・国内リボ・分割 (3回以上)払い利用が対象 |
このようにBooking.comカードには、高額な旅行傷害保険が付帯されています。これほどの付帯保険が、年会費無料の一般カードに付帯されているのは非常に珍しいでしょう。
ただし、傷害死亡・後遺障害で2,000万円の補償が受けられるのは、Booking.comカードで旅行代金を決済したときだけです。別のクレジットカードで旅行代金を支払うと、補償額は最高300万円になるので注意してください。
また、ショッピング保険も付帯されているのが特徴的です。
購入した商品が破損・盗難のトラブルに遭った際、購入日の翌日から200日間は損害をカバーしてくれます。こちらは、海外で購入した商品および国内でリボ・分割払いを3回以上にした場合のみ利用できます。
1事故あたり3,000円の自己負担こそあるものの、年会費が無料のクレジットカードと考えれば十分すぎる内容です。
以上がBooking.comカードの付帯保険でした。無料の一般カードなのに、非常に充実した内容だと理解できたでしょう。
Booking.comカードのメリット
続いては、Booking.comカードのメリットについて解説します。
メリット1.ポイントが自動でキャッシュバックされる
1つ目のメリットはポイントが自動でキャッシュバックされるという点です。
そもそもBooking.comカードで付与されるポイントの使い道は一択のみとなっています。それがキャッシュバックなのです。
一般的なクレジットカードのポイントのように、マイルへの移行や商品への交換など複数の使い道が用意されていないため、キャッシュバックするしかないのです。その使い道の限定によって交換の手間を省くことができます。
獲得したポイントは、1ポイント1円のレートで自動的に利用代金から差し引く形でキャッシュバックされるのです。
また、差し引く代金がない場合は、あらかじめ登録していた銀行口座にキャッシュバックとして振込されます。
ちなみにキャッシュバックされるタイミングは、カード支払月の翌月のカード代金請求時です。
例えば、3月末に貯まっていたポイント分は5月利用分で還元されるため、キャッシュバックの実行は6月の支払日になるといった仕組みになります。
有効期限こそ1年間と決められているものの、自動キャッシュバックなので期限を気にする必要がありません。
メリット2.ETC・電子マネーにも対応している
2つ目のメリットはETC・電子マネーにも対応しているという点です。
今や生活には欠かせないETCと電子マネーは、Booking.comカードでもしっかりと用意されています。
ETCカードは初年度無料で発行でき、2年目以降は500円の年会費です。
そして、電子マネーにはApple Pay・Google Pay・iDが用意されています。iDに関しては、携帯型と専用カードタイプの2つが用意されているので、お好みで選択が可能です。
電子マネーがあれば、サインや暗証番号の入力なしで端末にタッチするだけでOKなので、スピーディーな支払いが実現できます。
メリット3.付帯保険がハイステータス並み
3つ目のメリットは付帯保険がハイステータス並みという点です。
付帯保険の項目でも解説した通り、Booking.comカードには海外旅行傷害保険が最高2,500万円、国内旅行傷害保険が最高2,000万円も付帯されています。
さらに、ショッピング保険として年間100万円まで補償するといったものまで用意されているのです。
通常、これほど高額な付帯保険があるクレジットカードの場合、年会費が数千円はかかります。年会費が無料のクレジットカードに、これほど高額な付帯保険があるのは非常に珍しいのです。
付帯保険を目的にBooking.comカードを作っても良いほど優れています。
メリット4.国際ブランドが世界シェア率No.1のVISA
4つ目のメリットは、国際ブランドが世界シェア率No.1のVISAという点です。
クレジットカードの国際ブランドと聞くと何が思い浮かびますか?
日本人の多くはVISAやMastercard、JCB、American Expressなどを想像するでしょう。しかし、日本では知名度が高い国際ブランドでも、世界ではシェア率にはバラつきがあるのです。
では、世界シェア率を見てみましょう。
- Visa:50%
- Mastercard:26%
- UnionPay(銀聯):20%
- アメックス:3%
- JCB:1%
このように、Booking.comカードの国際ブランドであるVISAカードが最も高いシェア率なのです。日本では馴染みが深い印象のJCBは、たった1%となっています。
その点Booking.comカードなら世界各地で使えるため、海外旅行などでも問題なく使えるでしょう。
Booking.comカードのデメリット
続いては、Booking.comカードのデメリットについて確認していきましょう。
デメリット1.家族カードの発行がない
1つ目のデメリットは家族カードの発行がないという点です。
多くのクレジットカードには、本会員の子カードとなる家族カードがあります。家族カードなら審査不要で本カードと同じ特典が利用できるのですが、Booking.comカードには家族カードがありません。
そのため、家族の方がBooking.comカードを持つ場合、本会員として申し込み審査を受ける必要があるのです。
ただ、通常家族カードがあるメリットは「厳しい審査を受けずに済む」「年会費が安くて済む」といったところなので、もともと年会費が無料のBooking.comカードには大きなデメリットとはならないでしょう。
デメリット2.Booking.com以外での特典やメリットが少ない
2つ目のデメリットはBooking.com以外での特典やメリットが少ないという点です。
Booking.comカードを持っていると、Booking.comでの利用でポイントが最大6%還元されたり、会員専用サイトからレンタカーを予約すると8%割引になったりといった特典があります。
しかし、Booking.com以外の場所で使った場合、目立った特典や優待はありません。
Booking.com以外でもお得にクレジットカードを使いたいという方には、残念ながら向いていないと言わざるを得ません。
向いている人の特徴
最後はBooking.comカードに向いている人の特徴を解説します。
向いている人の特徴1.頻繁に旅行に行く人
Booking.comカードに向いている人の特徴1つ目は頻繁に旅行に行く人です。
そもそもBooking.comカード最大の特徴は以下の3つになります。
- 宿泊予約でポイント6%還元される
- レンタカーが8%OFFで利用できる
- 高額な海外・国内旅行傷害保険
どれも旅行に関する特典ばかりです。そのため、あなたが頻?に旅行に行く人なら、これほどお得なクレジットカードはないでしょう。
特に日頃からBooking.comの利用頻度が多い方なら、ポイントも有効活用できるのでおすすめです。
向いている人の特徴2.安いコストで付帯保険が欲しい人
Booking.comカードに向いている人の特徴2つ目は安いコストで付帯保険が欲しい人です。
Booking.comカードには海外旅行傷害保険が最高2,500万円、国内旅行傷害保険が最高2,000万円まで補償してくれます。さらにはショッピング保険も年間100万円まで補償してくれるなど、非常に充実した内容となっています。
通常、この条件の付帯保険があるクレジットカードは年会費がかかるものです。しかし、Booking.comカードは年会費が無料という抜群のコスパを誇ります。
あなたが安いコストで付帯保険を求めているなら、これほど魅力的なクレジットカードは他にないでしょう。コストをかけずに付帯保険が欲しいなら、ぜひBooking.comカードを使ってみてください。
クレジットカード基本スペック
国際ブランド |
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電子マネー |
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入会資格 | 満18歳以上の方(高校生を除く) | 発行期間 | Web申し込みで最短3日 | ||
利用可能枠 | 10〜80万円 | 支払方法 |
1回払い/2回払い/ リボ払い/分割払い/ ボーナス払い/ |
||
年会費 | 初年度 | 無料 | ポイント サービス |
サービス名称 | Booking.comカードキャッシュバックポイント |
2年目以降 | 無料 | 有効期限 | ポイント獲得月から1年間 | ||
ETCカード | 初年度無料 2年目以降500円 |
ポイント付与 | 100円(税込)利用で1ポイント付与 | ||
家族カード | 初年度 | - | ポイントレート | 1ポイント1円相当 | |
2年目以降 | - | 還元率の目安 | 1.0〜6.0% | ||
金利/ 手数料 |
分割払い | 12.0%-14.75% | 空港ラウンジ | 対応状況 | - |
リボルビング 払い |
15.0% | プライオリティ・ パス |
- | ||
キャッシング | - |
海外・国内傷害保険、ショッピング保険
海外旅行 傷害保険 |
付帯条件 | 自動付帯 | 国内旅行 傷害保険 |
付帯条件 | 自動付帯 |
---|---|---|---|---|---|
死亡・ 後遺障害保障 |
最高2,000万円 | 死亡・ 後遺障害保障 |
最高2,000万円 | ||
傷害治療費用 | 最高100万円 | 入院費用 (日額) |
- | ||
疾病治療費用 | 最高100万円 | 通院費用 (日額) |
- | ||
賠償責任 | 最高2,500万円 | 手術費用 | - | ||
携行品損害 [自己負担額] |
最高20万円 [免責1事故3千円] |
家族特約 | - | ||
家族特約の 対象 |
- | ||||
救援者費用 | 最高150万円 | ショッピング 保険 |
年間保証額 [自己負担額] |
100万円 [-] |
|
家族特約 | - | 補償期間 | 購入より200日以内 | ||
家族特約の 対象 |
- | 補償対象 | 免責1事故3,000円、海外・国内 リボ・分割 (3回以上)払い利用が対象 |