クレジットカード解約前に確認するべき6つの注意点! 事前に確認してスムーズに解約しよう

たくさんのクレジットカードを持つリスクとは

行きつけのお店で店員さんにすすめられたり、入会特典に引きつけられたりして、必要以上に何枚もクレジットカードを作ってしまい現在どうしようかと悩んではいませんか。

たしかに、何枚もクレジットカードを持っていると、年会費がかさんだり、不正利用されるリスクが高まったりします。年に1度でも使うと年会費が無料になるタイプのカードでも、何枚も持っているとつい使うのを忘れてしまい、結果的に年会費がかかるケースもあるでしょう。

JCBの調査(2016年)によると、クレジットカードの平均保有枚数は3.2枚で、生活費の支払い額のうちクレジットカードの利用割合は平均34.3%となっています。

平均に合わせる必要は特にありませんが、もし、これよりも多くクレジットカードを持っているなら、その中には不要なものもありそうです。また、クレジットカードの利用割合が平均より低いなら、何枚もクレジットカードを持つ必要はないのかもしれません。

実際のところ、たくさんカードを持っていても、ポイントを集約するために、使っているのは1枚だけという人も少なくないはずです。

カードを減らすことのメリットとして、不正利用のリスクが減ることや年会費が軽減することのほか、新しいカードの審査に通りやすくなるという点も挙げておきましょう。

つまり、すでにたくさんクレジットカードを持っていると、その人の与信枠(お金を借りられる限度額)が、そちらに割り振られてしまうため、新しいカードの審査をパスしにくくなるのです。

そこで、どうしても作りたいクレジットカードがある場合、使っていないカードを解約することが、審査を有利に運ぶ1つの方法となります。

一度の多額の請求がくる可能性もある

しかし、「思い立ったが吉日」とばかりに即座に解約手続きを始めてしまうのは、おすすめできません。特に、カード付帯の保険・補償などがある場合は、その保険・補償のメリットと年会費等のデメリットを天秤にかけて判断する必要があります。

また、カードの利用状況によっては、それ以上の大きなデメリットが生じることもあります。そのデメリットを回避するために、クレジットカード解約前に確認するべき6つの注意点を事前に押さえておきましょう。

クレジットカード解約前に確認するべき6つの注意点(その@〜B)

その@ 公共料金等の支払い方法の変更は済ませたか

解約予定のクレジットカードで以下の支払いをしている場合、新しいクレジットカードへ変更する、銀行引落しに変更するといった手続きを済ませてからの解約でないと、支払い延滞の扱いとなります。

  • 電気、ガス、水道などの公共料金
  • 携帯電話料金
  • インターネットプロバイダ料金
  • 家賃(管理費・共益費)、住宅ローンの引落し
  • 新聞・雑誌の定期購読
  • 学校・保育園などの定期的な支払い……など

そのA 貯まっているポイントの確認

クレジットカードを解約すると、そのカードの利用でこれまでに貯めたポイントはすべてなくなるので、ポイント獲得確定後、まだ加算されていないポイントも含めてポイント残高を調べておきましょう。

もし、ポイントが貯まっていれば、景品や他社ポイントへ交換して使い切ってしまいます。その際、使用できない端数分が生じた場合は、残念ながら諦めるしかありません。

なお、解約手続きを行うと、その瞬間にポイント交換の手続き自体も無効になることがあるので、景品や他者ポイントへの交換が完了してから解約手続きに進むことをおすすめします。

そのB 未払い額の確認

クレジットカード会社によっては、解約時に残債(支払いが済んでいないお金)の一括返金を請求される場合があるので注意が必要です。

その場合、リボ払いや分割払い、ボーナス払いにしていた利用分も一度に支払うことになるので、大きな金銭的負担となります。そこで、もし残債があるなら、一度、カード会社に解約時の残債処理について問い合わせをしたほうがいいでしょう。

「クレジットカード解約で交通事故」の可能性も

クレジットカードを解約したら、公共料金が滞納扱いになり、せっかく貯めたポイントがフイになり、しかも、一度の多額の請求まで来てしまう……そんなことにならないためにも、先に挙げたその@からBまでの注意点は必ずチェックしたいところです。

さて、注意点はあと3つあります。

クレジットカード解約前に確認するべき6つの注意点(そのC〜D)

そのC ETCカードや家族カードの利用状況

当然のことですが、解約するクレジットカードに連動したETCカードは解約と同時に使えなくなります。そのことをうっかり忘れて、ETCレーンに進入してしまったなら、重大な事故につながる可能性もあります。

また、家族カードについても、本会員がクレジットカードを解約すると当然使えなくなるので、家族でよく話し合い、利用状況を考えた上で解約の是非を検討しましょう。

そのD 年会費はいつ発生しているか

ほとんどの場合、クレジットカードを解約すると年会費は戻りません。年会費が引落された直後であってもそうです。そのため、持っているだけでも、さまざまな特典を受けられるカードであれば、急いで解約するのではなく、次の年会費発生の少し前のタイミングを待って解約したほうがいいでしょう。

特に、次のような特典が付帯するカードは、それを利用するメリットをよく考えてから、解約について再考したほうがよいでしょう。

  • 空港ラウンジ利用特典
  • パッケージツアーの割引優待
  • グルメ&ショッピング優待
  • エンターテインメント&チケット優待
  • 旅行傷害保険
  • ショッピング保険

そのE カード加入直後ではないか

クレジットカード入手後、半年以内の解約は、入会特典目的と思われてしまいます。そして、一度そういう印象を与えてしまうと、そのカード会社では二度とカードを作れなくなるかもしれません。

また、クレジットカードの契約や解約の情報は信用情報機関に最長5年間記録が残るため、短期間での解約を繰り返していると、どのカード会社でもカードを作れなくなってしまう可能性があります。つまり、クレジットカードを持つに値するだけの信用がないと判断されてしまうのです。

信用という意味では、海外の多くの国でクレジットカードは信用の証となるため、たとえ必要がなくても最低でも1枚は持っておきたいところです。クレジットカードを持たない場合、ホテルやレンタカーでは預け金を要求されることも少なくありません。

特に、海外でポピュラーなVISAやマスターカードのついたカードは、1枚は持っておきたいところです。

海外では現金を持ち歩くと盗難のリスクも高まるので、その点でもクレジットカードは必須です。ほとんどのクレジットカードでは現金が必要なときに、現地でキャッシングも利用できて便利です。

まれに解約手数料がかかるカードもある

安易な解約がいかにリスキーかということを十分理解し、上記の注意点を確認した上で、それでも解約したいカードがあるなら解約手続きへ進みましょう。

ただし、メインカードとして使っていたカードを解約する場合は、そのクレジットヒストリー(カード利用履歴)が消えてしまうので、その点のみ最後に注意してください。

すでに、次にメインカードとして使いたいカードが手もとにあるなら問題ありませんが、もし新たに次のメインカードとしたいカードを契約しようとしているなら、現行のメインカードのクレジットヒストリーが残っているうちに、その新しいカードの発行を済ませておきましょう。

では、解約手順とその後のカードの処分法を次に説明します。

解約手順とカードの処分法

@カード裏面にある電話番号に電話する

郵送で申し込んだり、カード会社の窓口で手続きをしたりする方法もありますが、電話での手続きが最も簡便です。

A音声ガイダンスまたはオペレーターに従い解約手続きを行う

解約手続き自体は3分ほどです。中には解約理由を聞かれる、慰留されるケースもありますが、この記事で先に挙げたデメリットも含め、十分に検討したのであれば、ただ解約の旨を伝えてください。もし、新たに不明な点が出てきたら、その場でオペレーターにたずねて再考してもいいでしょう。

なお、まれに解約手数料がかかるカードがあるので注意が必要です。たとえば、JCBカードEXTEAGでは退会時に2,000円(税別)の手数料がかかります。

心配な場合は、オペレーターに解約手数料がかかるかどうか確認しましょう。

Bカードの処分

解約手続きが終わったら、念のためカードを処分しましょう。クレジットカードには個人情報が詰まっているのでカードを裁断して捨てますが、その際、磁気ストライプの部分とICチップ(カード表面の金色の部分)には何ヵ所かハサミが入るようにします。

また、署名部分はハサミで削ってサインを判別できないようにし、エンボス加工になっているカード番号や名前もなるべく判別できないようにハサミを入れ、数回に分けてゴミに出します。

神経質な作業に見えますが、適当に捨ててしまって後で心配するよりも、ここまでやって安心したほうがいいでしょう。

先ほども触れましたが、クレジットカードは「信用」と関係するものですから、本来は安易に作ったり、解約したりすべきではないということを肝に銘じておきたいものです。

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