世界のカードブランドの違いをわかりやすく解説。シェアや特長を知って自分にあったクレジットカードを探そう

国際ブランドってなに?

クレジットカードを見ると「VISA」や「MasterCard」など、決済をする会社のマークが書かれています。

カードブランドの中には、世界で使うことのできる「国際ブランド」というものがあり、主要国際ブランドは日本でも有名な「VISA」や「MasterCard」、日本発の国際ブランド「JCB」、ステイタスカードとして人気の「アメリカン・エキスプレス」「ダイナースクラブ」の5つが有名です。

近年では中国国民にはなくてはならない「銀聯カード」やアメリカの百貨店の運営から始まった「ディスカバーカード」の成長によって、7大国際ブランドと呼ばれるようになっています。

世界中で利用することができるというのが国際ブランドのクレジットカードとなりますが、その特長によって「決済カードブランド」と「トラベル&エンターテインメントカード」の2種類に分けることができます。

■決済カードブランド:VISAやMasterCardのように決済機能の利便性を追求しているカード

■トラベル&エンターテインメントカード:JCBやアメリカン・エキスプレス、ダイナースクラブなどのトラベルサービスやホテル・レストランなどのアミューズメントやレジャーなど、エンターテインメントのサービスに力を入れているカードとなります。

それぞれに強みというものがあることを確認し、どの国際ブランドが自分にとって有用に使うことができるのか、メインとサブとして複数枚利用する場合などを確認しておくといいでしょう。

日本でバランスよく使うなら

それぞれのブランドがどのような特長のカードで、どのように使うことができるのかを確認し、どのブランドが自分にとって合っているのか・メリットがあるのかを確認しておくといいでしょう。

VISA

VISAは1958年、バンク・オブ・アメリカが設立し、1976年にVISAに社名とブランド名を変更した、アメリカのカルフォルニアに本社を置いている会社です。

世界200ヶ国以上に3,000万店以上の加盟店があり、20億人以上の会員を抱えている知名度・利便姓ともに世界No.1の決済カードの国際ブランドです。

クレジットカード決済の環境が整っている地域なら使えないということがほぼないブランドであるため、クレジットカードを初めて作る方やこれからどこで利用するかわからないという方が選びやすいブランドでもあります。

VISAは独自ではクレジットカードを発行しておらず、カード決済のシステムを提供しているため、VISAからライセンスを得た提携会社がクレジットカードを発行するという仕組みになっています。

MasterCard

世界No.2であるMasterCardは、VISAに比べてヨーロッパに強いと言われている決済カードブランドです。

CMで耳にしたことがある「プライスレス」を全世界でのキーワードとして掲げており、VISAと同様、自社クレジットの発行ではなく、決済システムの提供をしています。

利用者数は10億人ほどと遅れを取っていますが、VISAと共に扱われることが多いため、加盟店はVISAとほぼ同数と言われており、全世界で使いやすいカードとなっています。

強いて言えば、アメリカなどに行くことが多い方はVISA、ヨーロッパ方面ではMasterCardというように使い分けをするといいでしょう。

JCB

世界的にはシェアは小さいですが、日本発の国際ブランドということで国内の加盟店はトップクラスで、近年ではアジア諸国での展開に力を入れており、現在はアメリカン・エキスプレスと加盟店相互開放を行っているため、海外でも利用できる店舗は着実に増えています。

トラベル&エンターテインメントカードなのでレジャーにも強く、特にディズニーリゾートのオフィシャルスポンサーでもあるため、ディズニーでの限定特典などが用意されています。

決済カードとしてはもちろん、空港宅配優待サービスやハワイのホノルルラウンジなどのトラベルサービスもあるため、国内ではメインに使うけれど海外では他の国際ブランドを利用するという方でも、JCBのトラベルサービスはたいへん便利に利用することができるでしょう。

ステータスカードとして利用したいなら

持っているだけで周りと差をつけることができるステータスカードは、海外で利用することで実際に対応が変わってくる場合があります。

ビジネスなどでも差を付けたい方や、特別なサービスを受けたい方は検討してみましょう。

アメリカン・エキスプレス

通称「アメックス」として、世界中でステータスカードとして認知されているアメリカン・エキスプレスは、日本でも特別なトラベル&エンターテインメントカードです。

世界3大国際ブランドとも言われ、自社カード(プロパーカード)も提携カードも発行しています。

年会費は高めに設定されていますが、一流ホテルやレストランの優待やカードの人気サービスである空港ラウンジを無料で利用することができるなど、サービスの充実や質の高さが人気の由縁となっています。

JCBと加盟店相互開放の提携を行っており、多くのJCB加盟店ではアメリカン・エキスプレスを利用することができます。(一部除外店舗もあります)

ダイナースクラブ

国際ブランドの中で最初に登場したクレジットカードの会社で、「食事をする人のためのクラブ」という視点から作られたカードであり、プロパーカードはステータスと信頼の証として富裕層に人気のカードです。

日本では現在三井住友トラストクラブ株式会社が取り扱いをしており、高い年会費と厳しい審査で知られているハイクラスカードではありますが、グルメやトラベル・エンターテインメント・ゴルフにおいて、質の高いサービスや優待を受けることができると支持されています。

入会審査によって決まる利用額は高い水準となっているため、高額な商品を購入する際や出費が多い月でも心配がいらないというところも富裕層に向いていると言えるでしょう。

新興の勢いは、どうなの?

急成長をしている新興国際ブランドは、加盟店がまだ少ないというデメリットもありますが、これからの発展姓を楽しみながら使うことのできるカードです。

銀聯

中国国内での圧倒的なシェア率を誇る銀聯カードは、中国からの観光客の多い日本でも「爆買い」利用者に対応できるように加盟店が増えてきました。

会員数もVISA・MasterCardに続く第3位に上り詰めるほど増えており、現在最も成長している国際ブランドで、日本でも国内で銀聯カードの発行が開始されています。

中国国内では与信審査のシステムが完全に整っているわけではなく、かつ低所得者でも利用できるようにデビットカードとして発行されることが多くなっていますが、富裕層や日本国内での発行はクレジットカードとなっていることが多いです。

新興のカードとしてセキュリティーが高く、ほとんどのクレジットカードの暗証番号が4桁であるのに比べ、銀聯カードは6桁となっており、決済の時には暗証番号+サインが必要となっています。

中国への旅行に便利なことはもちろん、韓国やシンガポールなどのアジア諸国でも銀聯カードを利用することができ、アメリカやヨーロッパでも加盟店を増やし続けているため、日本国内での利用・海外問わず利用できるようになるという成長を見込んで検討してみることもおすすめのカードブランドです。

ディスカバー

アメリカ・カナダの一部でしか利用できなかった独立的なカードだったディスカバーカードは、2005年に銀聯カード、2006年にJCBと加盟店相互開放を行ったことを機に、国際ブランドへと成長し、現在は利用者数が5,000万人を超え、北アメリカを中心に、中央アメリカ・東南アジアに広がっています。

日本国内では残念ながらディスカバーカードを発行することができないため、あまり知名度のないカードではありますが、JCB・銀聯カードの加盟店や、ダイナースクラブを買収して傘下におさめているため、ダイナースクラブ加盟店でも利用することができます。

アメリカやカナダなど、カードの発行をしている国にしばらく住んでいるなどの方にとっては、日常生活で汎用性の高いカードとして使い勝手のよいカードと言えますが、日本国内で生活を行っている方にとっては、今のところはおすすめできる特長がないと言えるカードブランドです。

いざカードを作ろうと思ったときに何気なく選んでしまいがちなカードブランドですが、その特長は様々な違いがあるため、選び方によっては「使いにくい」「自分にとってはメリットが少ない」という結果になってしまいます。

カードを選ぶ段階で、どこで使うために・何のためにカードを利用したいのかを振り返り、自分にとって使いやすく・メリットの大きいカードブランドを賢く選び、充実のキャッシュレス生活を楽しんでしまいましょう!

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