審査が不安な個人事業主の方でも発行しやすい法人カード

業歴の浅い個人事業主でも申し込み可能な法人カード

多くのビジネス用クレジットカードの申し込み条件を見てみると、業歴年数や黒字の決算がどの程度継続しているかなどの条件が設定されていますので、事業を開始して間もない個人事業主の方の場合、そういったハードルの高さからビジネス用クレジットカードの発行自体を諦めているというケースも多いと思います。

しかし、申し込みの際に業歴や黒字決算などの条件を設定していないビジネス用クレジットカードも実際存在しており、中でもおすすめなのがアメリカン・エキスプレス・ビジネス・ゴールド・カードとJCB法人カードです。

アメックスとJCBという誰でも知っているメジャーブランドのプロパーカードなので、申し込みのしやすさに加えて安心感や利用のしやすさがあるのも特長です。

アメリカン・エキスプレス・ビジネス・ゴールド・カード概要


アメリカン・エキスプレス・ビジネス・ゴールド・カード
アメリカン・エキスプレス・ビジネス・ゴールド・カード

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■年会費:31,000円(税別)
■対象:20歳以上の個人事業主、法人代表者
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JCB法人カード概要

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■年会費:1,250円(税別) ※一部初年度無料
■対象:18歳以上の法人または個人事業主
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アメリカン・エキスプレス・ビジネス・ゴールド・カードとJCB法人カードは事業としてまだほとんど実績を残していない状況でも審査に通過できる可能性があります。 その際に重要になってくるのは今までの個人でのクレジットカード利用の実績です。

これは「クレジットヒストリー」とよばれるものですが、クレジットカードの申し込み時の審査の段階で、信用情報機関でここ数年のクレジットカードやローンの利用履歴が確認されます。キャッシングやショッピングなどでカードをそれなりに利用していて、なおかつ毎月きちんと支払い(返済)していたということであれば、審査では有利になるのです。

ステータス性があり、特典が豊富なカードと言えばアメックスですが、 審査基準に規定がなく、設立初年度からでも気軽に利用できる法人カードが欲しい方は 法人カードを作るために必要な3つのポイントをまずはチェックしましょう。



法人カードのメリットとデメリット

業歴の浅い個人事業主の方の場合、個人で一般のクレジットカードを利用したことはあっても、ビジネス用クレジットカードは今まで利用したことが無いという方も多いのではないでしょうか。

そこであらためて、ビジネス用クレジットカードのメリットとデメリットについて確認していきましょう。

法人カードの主なメリット

no.1
支払い先が多くても、1枚の利用明細にまとめられるので経費清算処理が効率的になる
no.2
購入から支払いまで一定の期間があるので、キャッシュフローを改善できる
no.3
銀行振り込みの手数料がかからない
no.4
海外への支払いも簡単、送金手数料などもかからない
no.5
利用額に応じてポイントが貯まる場合もある

ビジネス用クレジットカードは現金での支払いよりも多くのメリットがあり、事業の内容次第では持っているか持っていないかで、収益にも大きく影響する可能性もあります。

ちなみに、アメリカン・エキスプレス・ビジネス・ゴールド・カードとJCB法人カードはどちらも利用に応じてポイントが貯まっていくビジネス用クレジットカードです。ポイントを上手に活用すれば実質的な経費削減にも繋がります。

法人カードの主なデメリット

no.1
支払方法が一括払いのみしか対応していない場合が多い
no.2
提携ポイントグラムへ移行ができないなど、特典が一般よりも制限される場合がある
no.3
現金よりも気軽に利用してしまう可能性がある
no.4
年会費がかかる

デメリットの@とAは、通常のクレジットカードに比べた場合のデメリットになり、現金支払いに比べれば特にデメリットというわけでもありません。

@支払方法が一括払いのみしか対応していない場合が多い


アメリカン・エキスプレス・ビジネス・ゴールド・カードとJCB法人カードの場合、どちらも支払方法は一括払いしか対応していません。
一般のクレジットカードではもはやあたりまえとも言える「リボ払い」が利用できないということです。

しかし、リボ払いは毎月の支払い額が最小限に抑えることができるというメリットがありますが、利用残高がどんどん膨らんでいき「全額支払いできない」という状況にも陥りやすいリスクもあるので、一概に利用できないことがデメリットとも言いきれません。

Aポイントグラムへ移行ができないなど、特典が制限される場合がある


JCBの場合、一般向けのクレジットカードであれば多数の提携会社のポイントプログラムに移行できますが、JCB法人カードの場合はポイント移行ができません。ポイントの移行を期待していた方は注意が必要です。しかし、JCB指定の景品には交換が可能なので、ギフトカードなどに交換すれば幅広い利用ができ、貯まったポイントが無駄になるという心配は不要です。

アメリカン・エキスプレス・ビジネス・ゴールド・カードは通常の個人向けアメックスカード同様に提携ポイントグラムへの移行が可能です。なかでもANAなどの航空会社のマイレージプログラムへ移行できるのはビジネス用クレジットカードの中では少数派なので貴重な存在といえます。

B現金よりも気軽に利用してしまう可能性がある


クレジットカード全般のデメリットといえますが、「カードを持つと、ついつい気軽に利用してしまう」という方は注意が必要かもしれません。

C年会費がかかる


年会費もクレジットカード全般の問題ではありますが、例えば通常のクレジットカードよりも特典が制限されたJCB法人カードでも一般カードには無いビジネス専用の特典が付帯しているのが特長です。そういった基本的な法人カードのメリットプラスアルファが期待できるので、付帯特典を業務に上手く活かすことができれば年会費を払うだけの価値は十分あります。

アメリカン・エキスプレス・ビジネス・ゴールド・カードとJCB法人カードでは特典の内容はそれぞれ異なります。

特典内容で法人カードを選ぶ

同じビジネス用クレジットカードのアメリカン・エキスプレス・ビジネス・ゴールド・カードとJCB法人カードですが、年会費はJCB法人カードが1,250円(税別、一部初年度無料)に対し、アメリカン・エキスプレス・ビジネス・ゴールド・カードは31,000円(税抜)と、ほぼ20倍の差があります。

基本的にはクレジットカードの年会費=付帯特典の内容と言ってもいいかもしれませんが、プライベート利用と違い、ビジネス利用の場合はその事業内容次第で特典の利用価値があるかないかが違ってきます。

2枚のクレジットカードの主な特典の違いをチェックしていきましょう。

@旅行傷害保険

■ アメリカン・エキスプレス・ビジネス・ゴールド・カード
・傷害死亡・後遺障害保険(利用付帯):最高1億円(海外)、最高5,000万円(国内)
・傷害死亡・後遺障害保険(自動付帯):最高5,000万円(海外)、国内なし

■ JCB法人カード
旅行傷害保険なし
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アメリカン・エキスプレス・ビジネス・ゴールド・カードの旅行傷害保険の内容は申し分ないといえるでしょう。

対してJCB法人カードには旅行傷害保険が付帯していません。
旅行の際は別の個人用クレジットカードを利用して保険を適用させるなどの工夫が必要です。

A補償

■ アメリカン・エキスプレス・ビジネス・ゴールド・カード
・キャンセル・プロテクション:出張やエンターテインメントのキャンセル時に年間最高10万円まで補償
・オンライン・プロテクション:インターネットでの不正使用に対し全額補償
・リターン・プロテクション:購入金額1商品3万円、年間15万円まで90日間払い戻し対応
・ショッピング・プロテクション:購入商品の破損・盗難など購入日から90日間、年間最高500万円まで補償(1事故につき免責1万円)

■JCB法人カード
・ショッピングガード保険(海外利用のみ):購入商品の破損・盗難など購入日から90日間、年間最高100万円まで補償(1事故につき免責1万円)
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カード利用時の補償もアメリカン・エキスプレス・ビジネス・ゴールド・カードは充実しています。

JCBカードは海外でのショッピング利用時のみに補償が適用されますが、公共料金や通信費、システム利用料など、破損等のリスクの低いものの利用に限定されているのあればそれほど問題はないかもしれません。

Bビジネスに活用できる特典

■アメリカン・エキスプレス・ビジネス・ゴールド・カード
・ビジネス・セービング:幅広い提携企業のサービスを、会員限定の通年割引で利用可能。
・ビジネス・コンサルティング・サービス:経営相談や経営コンサルタントの紹介。
・ビジネス情報サービス「ジー・サーチ」:豊富なデータベースから企業情報をインターネット上で取得。
・ビジネス情報調査代行サービス:国内外の企業調査。年間登録料50,000円が無料に。
・ビジネス・ニューズライン:ビジネスに役立つ情報や会員限定の特典の案内を毎月提供。
・四半期管理レポート:3ヶ月ごとの利用記録を業種別に集計レポート。
・エアポート送迎サービス:空港への送迎(利用可能地域間)を定額料金で利用可能。
・手荷物無料宅配サービス:海外からの帰国時に空港から自宅までスーツケース1個を無料で配送。
・空港ラウンジ:国内28空港、海外2空港(ハワイ:ホノルル国際空港、韓国:仁川国際空港)の空港ラウンジを本人と同伴者1名まで無料で利用可能。
・オーバーシーズ・アシスト:世界各国から24時間対応の無料またはコレクトコールの日本語電話窓口。
・無料ポーターサービス:出国時・帰国時の手荷物を最寄の駅やバス停までお手伝い(成田、関空)。
・空港パーキング:空港周辺パーキングを低価格で利用可能。
・海外用レンタル携帯電話特別割引:通常の10%割引で海外用レンタル携帯電話を利用可能。

■JCB法人カード
・MyJCB:カード使用者単位でご利用明細を照会。
・JCB E-Co明細:ETCスルーカードNの利用状況をネット上で確認。
・JCB.ANA@desk:ANA搭乗日がカードご利用代金明細に記載。
・JCB de JAL ONLINE:空港で搭乗券を受け取るチケットレスサービス。
・JR東海プラスEXサービス:ネット予約&チケットレスサービス「プラスEX」サービスが利用可能。
・じゃらんコーポレートサービス:宿泊施設情報の提供。
・タスカリマックス:オフィス用品を「特別価格」で購入。
・アスクルサービス:オフィス用品を特別価格で購入。
・ソリマチ:JCB法人カードの利用明細データを専用ソフトの仕訳データとして連携。
・JCBタクシーチケット:名前や料金を記入するだけのタクシーチケットが利用可能(1冊300円)。
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上記特典は一例ですが、アメリカン・エキスプレス・ビジネス・ゴールド・カードは企業調査や経費管理などの特典や海外渡航時に利用できそうなものまで、ビジネスシーンにおいて幅広く活用できそうな特典を多く取り揃えています。

JCB法人カードは国内出張時に活用できそうなものや、会員特別価格での購入など、種類は少ないものの実際に利用できそうな特典が多いというのが特長です。

事業内容によってはアメリカン・エキスプレス・ビジネス・ゴールド・カードの豊富な特典もあまり意味が無いかもしれません。特典でクレジットカードを決める際には実際に利用するかどうかが重要です。

個人用クレジットカードでも経費に利用できるか

ビジネス用クレジットカードにはキャッシュフローの改善や経理処理が簡単になる、またビジネス向きの多様な特典を利用できるなどいろいろメリットがありますが、全ての個人事業主の方がビジネス用クレジットカードを持っているわけではありません。

例えば、事業を始める前のサラリーマン時代にすでにクレジットカードを持っていて「新たにもう一枚(ビジネス用)申し込むのは面倒だし、さらに年会費もかかる」、「ビジネス用も個人用もできることはあまり変わらない」または「業歴が浅すぎて審査に通るわけがない」と思い込んで、といったさまざまな理由で個人用のクレジットカードをそのまま事業に利用している方も実際多いのです。

しかし、個人用のクレジットカードをそのままビジネスに利用するのはデメリットがあります。

個人のクレジットカードをビジネスに利用する場合のデメリット

・経費と個人利用の区別がつきにくく、経費清算処理に時間がかる。
・利用規約に違反する可能性がある

クレジットカードをビジネスとして利用する際、その使い道もさまざまですが、例えば出張時の交通費やホテルの支払いはさておき、仕入れなどで一般のクレジットカードを頻繁に利用すれば、「換金を目的とする商品購入はできません」という利用規約に違反してしまう可能性があります。

クレジットカードの規約を違反すれば最悪の場合「即全額支払」や「利用停止」といった処分になり、今持っているカードが利用できなくなるばかりか、「強制解約」という記録が信用情報機関に載ってしまいます。信用情報に傷がつくと、いわゆる「ブラック」になってしまう可能性もあり、今後別のクレジットカードを作ろうと思っても審査が厳しい状況になります。

そもそもそういった利用がバレるかどうか、もしバレたとしていきなり利用停止になるかというのはなんとも言えませんが、そういったリスクがあるということや、ビジネス用クレジットカードと個人用クレジットカードでは根本的に利用目的が異なるということは認識しておいたほうがいいでしょう。

ビジネス利用でフルにクレジットカードを活用したい方、またはそうで無い方でも個人事業主であれば一応1枚は持っておきたいのがビジネス用クレジットカードです。中でもアメリカン・エキスプレス・ビジネス・ゴールド・カードとJCB法人カードは申し込みのハードルが低いので、最初の1枚としてもおすすめです。

年会費 31,000円(税別)初年度無料
ポイント 100円=1P
発行期間 約1〜3週間
審査基準 法人・個人事業主の方
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