W-Linkカードの審査に申込む際の注意点を解説。窓口へ行く時間がない人はネット対応のクレジットカードを選ぼう
クレジットカードには色々な種類があり、近年では銀行が発行しているキャッシュカードと一体型になったクレジットカードも多く発行されています。北日本銀行の発行しているW-Link(ダブルリンク)カードもそのうちのひとつで、クレジットカードの特長と申し込みの際の注意点をまとめてみました。
W-Linkカードとは
W-Linkカードとはの基本スペック
申し込み資格 | (1) 北日本銀行に普通預金口座(総合口座を含む)を既に持っている(新たに新規口座を開設される場合も可能)方 (2) 原則として満20歳以上で、安定した収入のある国内にお住まいの個人のお客さま。 (パート・アルバイト、 本人に収入がなく配偶者に収入がある方もお申込いただけます) |
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年会費 | 1,250円+税 |
国際ブランド | VISA・MasterCard |
ポイント | ひまわりポイント |
特徴 | ・年会費無料制度あり |
W-Linkカードは北日本銀行が発行しているクレジットカードで、キャッシュカードと一体型になっているので、カードを何枚も持ちたくないという方にとっては便利なクレジットカードです。また「ひまわりポイント」といい、北日本銀行との取引情報をポイントに換算して、そのポイント数に応じて金利や手数料の引き下げを行うというサービスも付いています。
ひまわりポイントについて
- ポイントサービス新規申込(申込み後6ヶ月間ポイント付与)
- 給与振込または年金振込→50ポイント
- 公共料金(電気・電話・ガス・水道・NHK)→5ポイント
- きたぎんUCカード(引落実績があること)→10ポイント
- 定期積金・積立定期→10ポイント
- 財形→15ポイント
- 貯蓄預金(残高10万円以上)→10ポイント
- 投資信託→10ポイント
- 外貨定期預金→10ポイント
- 公共債 →10ポイント
- 各種ローン(カードローン、住宅ローンを除く)→15ポイント
- カードローン→10ポイント
- 住宅ローン→50ポイント
- 住宅金融支援機構→25ポイント
- 定期預金残高
- マル優定期預金→10ポイント
- ネットダイレクト契約→5ポイント
株主(100株以上〜500株未満)→30ポイント
株主(500株以上〜1,000株未満)→50ポイント
株主(1,000株以上)→100ポイント
100万円以上〜300万円未満→10ポイント
300万円以上〜500万円未満→15ポイント
500万円以上〜1,000万円未満→25ポイント
1,000万円以上〜2,000万円未満→50ポイント
2,000万円以上→100ポイント
ひまわりポイントの特典について
- 個人向けローン金利引下げ→年0.2%
- UCギフトカードプレゼント→5000円分(抽選)
- 旅行券プレゼント→70ポイント以上で20.000円分(抽選)
- 当行ATM時間外利用手数料→70ポイント以上で無料
- 定期預金金利優遇→15ポイント
- 貯蓄預金(残高10万円以上)→100ポイント以上で年0.02%上乗せ
- 貸金庫利用手数料→150ポイント以上で20%割引
- UCにこにこポイントプレゼント→150ポイント以上で50ポイント
- 提携ATM時間内利用手数料(※1)→お預入れ手数料無料(※2)
- 提携ATM時間内利用手数料(※1)→70ポイント以上でお引出し手数料無料(※2)
※1:イオン銀行ATM、セブン銀行ATM、ローソンATM、イーネットATM(ファミリーマート等)、ゆうちょ銀行ATM
※2:(平日および土曜日)8:45〜19:00、それ以外の時間帯は、100円(税抜)手数料がかかります。
ひまわりポイントからも分かるように、北日本銀行の発行しているW-Linkカードは北日本銀行と取引のある方でなければあまり恩恵が受けられませんし、審査についても銀行系のクレジットカードなのでハードルが高いというデメリットもあります。
クレジットカードの審査について
クレジットカードの資格審査のポイント
クレジットカードの審査に受かるための基本的なポイントは、3Cと呼ばれる能力(Capacity)、資産(Capital)、人間性(Character)の3要素で構成されています。
@ 能力=Capacity
クレジットカードの審査におけるもっとも重要な要素だと言えるポイントで、職業、雇用先、勤務形態、収入などがチェックされます。申し込み者にどのくsらいの収入があり、どれくらいの金額であれば毎月支払いが出来るのかが審査項目となります。
A 資産=Capital
住まいは持ち家なのか賃貸なのかがチェックされ、最もプラスになるのが持ち家や実家住まいの方です。
B 人間性=Character
人間性と言ってもクレジットカード会社は個人の性格までは知り得ないため、これまでのクレジットカードの利用状況、携帯電話料金の支払い状況、ローンの有無や支払い状況がチェックされます。これをクレジットヒストリーと言い、これらの情報は「信用情報機関」というところで最長5年分が保管されているため、5年以内に滞納や未納などがあった場合には審査落ちしてしまう可能性が高まります。
クレジットカードは顧客とクレジットカード会社の信用に基づいて発行されるものなので、どの要素も大切で欠かすことが出来ませんが、特にBのクレジットヒストリーはとくに重要視されるため、クレジットカードを作るうえで何よりも大事な項目です。
クレジットヒストリーを作るために
まずは申込みがしやすいクレジットカードを持ち、信用を重ねるという方法があり、その際におすすめなのが「ACマスターカード」です。
ACマスターカードの基本スペック
ACマスターカード |
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年会費 | 無料 |
申し込み資格 | 所定の基準を満たす方 |
リボ払いの利率 | 10.0%〜14.6%※ショッピング枠利用時 |
ローンの利息 | 3.0%〜18.0%※キャッシング枠利用時 |
特長 | リボ払い専用 利用額から0.25%がキャッシュバック 発行 ローン機能付き |
消費者金融系のクレジットカードでは買い物などでカードを提示した時に消費者金融系のクレジットカードだということが知られてしまうのではないかと不安に思う方もいるのですが、ACマスターカードは消費者金融系であると分からないシンプルなデザインになっています。
またACマスターカードの最大の特長として、申込み後、の審査結果に発行がありますが、一般的なクレジットカードは一括払いまたは分割・ボーナス払い・リボ払いなどの選択が可能ですが、ACマスターカードはリボ払い専用のクレジットカードなので、毎月一定額の引き落としとなるので注意しておきましょう。
引き落としの金額は初期設定時には5千円程度になっていることが多いのですが、ユーザー自身で設定金額を変えることが可能なので、リボ払いの支払金額=利用限度額にしておけば一括払いと同じ使い方をすることが出来ます。またどうしても支払いが苦しい月には設定金額を落として、余裕のある月にまとめて返済することも可能なので、ACマスターカードのリボ機能を賢く使うようにして行きましょう。
そして滞納や未納などをせずきちんと毎月の支払いを行い、クレジットヒストリーをクリーンにしたうえで、本来申し込みたかったクレジットカードにトライしてみると審査に通過する確率を上げることができるため、審査に不安があるという方はまずはACマスターカードを検討してみましょう。
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監修ファイナンシャルプランナー紹介