「ニコスカードは審査が厳しい」
「ニコスカードの審査は実際どうなの?」

ニコスカードの審査について気になっている方、不安に感じている方もいるのではないでしょうか?

結論からいうと、ニコスカードは審査が特別柔軟なカードではありませんが、審査が厳しいとまではいかないことが、ターゲットやビジネスモデルを紐解くと分かります。

今回は、ニコスカードの審査について、厳しいわけではない理由や3つの審査通過のポイントについて解説します。

三菱UFJニコスの代表的なカード「三菱UFJカード」の特徴

三菱UFJニコスより発行の、代表的なカードが「三菱UFJカード」です。

ポイント還元率アップにも優れ、年会費は年間で一度でも利用すれば無料となるので、公共料金やサブスクなどを引き落としに利用すれば簡単に年会費をかけずに所持できます。

気になる申し込み資格ですが、「18歳以上でご本人または配偶者に安定した収入のある方、または18歳以上で学生の方（高校生を除く）」となっています。

申し込みやすいカードであるにも関わらず、なぜニコスカードは審査が厳しいといわれているのかを詳しく解説します。

ニコスカードの審査が厳しいといわれるのはなぜ?

ニコスカードの審査が厳しいといわれているのは以下の3つの理由が考えられます。

まずは、発行元が銀行系に属していることでセキュリティやステータス性に優れる分、審査は厳しい傾向があることです。

次に、三菱UFJカードは最短翌営業日のスピード発行に対応しているため、審査は入力情報を総合的に判断するというよりは、「一定基準を超えているか」「遅延や同時申込など信用情報の傷の有無」を見て機械的に判断されている可能性が高いことです。

最後に考えられるのが、三菱UFJカードの申込者が多いことが影響しているということです。

三菱UFJカードは、三菱UFJニコスの代表的なカードであり、画面上の広告やCMなどで目にしたことがある方も多いのではないでしょうか?

三菱UFJニコスが押しているカードであることで露出が多くなり、キャンペーンやカードスペックが魅力的だからこそ、その分申し込む方が多くなるのは必然です。

そして、申込者が多くなればなるほど、その中で審査に落ちてしまう方も多くなってしまうため、結果的に審査が厳しいという声が大きくなってしまうことも原因といえるでしょう。

先述のニコスカードの審査が厳しいと言われる3つの理由について解説し、審査に通過できるか不安に感じた方も多いかもしれません。

ただし、ニコスカードの審査については、ニコスカードのターゲットやクレジットカード会社の収益モデルから考えると、実はそこまで厳しいわけではないことが分かります。

ニコスカードの審査が厳しいわけではない理由について詳しく解説していきます。

三菱UFJカードは幅広い方に向けた一般カードに相当

そもそもクレジットカード会社の収益は、「カード利用者の年会費、分割払いやリボ払いの手数料」「カード利用可能店舗からの手数料」があり、後者のカード利用可能店舗からの手数料が収益のメインとなっており、三菱UFJニコスも例外ではありません。

「カード利用可能店舗からの手数料」を増やすために、カード会社はユーザーに向けて、キャンペーンやポイント還元などお得なサービスを売り出して、カードの発行枚数や利用頻度を増やしていく必要があるわけです。

そして、三菱UFJカードは、ゴールドカードやプラチナカードのなどのハイランクのカードではなく、幅広いユーザーをターゲットにした一般カードに相当しています。

さらに、三菱UFJカードは、キャンペーンやポイント還元が充実したカードであり、発行元の三菱UFJニコスも発行を押しているカードといえます。

特に学生に関しては、在学中の年会費が無料になるなど、積極的に学生も取り込もうとしているカードですが、「18歳以上でご本人または配偶者に安定した収入のある方」であれば申し込みが可能であることからも、間口を広げたカードです。

つまりは、幅広いユーザーに向けたカードであり、ニコスカードとして押していることからも、むしろ発行しやすいカードであるということです。

なお、収入の欄にはアルバイトやパートの収入も記載することができますので、ここまで読んで申し込みたいと感じた方は一度申し込んでみましょう。

なお、ニコスとしても遅延なくカードを利用してくれる優良な会員を増やしたいと考えるのは必然ですので、審査がどうしても不安な方は、申し込みの際に、次のニコスカードの審査通過のポイント抑えたうえで申し込んでみましょう。

ニコスカードの審査落ちが不安な方は、事前に以下の3つのポイントを押さえておくと、審査落ちの可能性を下げられます。

情報は正しく記入する

申込みの際、記入内容に誤りがないようにしましょう。間違いが多いと、最悪の場合虚偽報告と捉えられてしまうことがあります。

また、家の電話番号や資産などの「任意項目」でも埋められる情報はすべて埋めておくと、スコアリングシステム（点数評価）の審査の場合はより点数を稼げる可能性が上がります。

不要なクレジットカードは解約しておく

複数クレジットカードを持っている場合は、事前に不要なものを解約しておきましょう。

たとえ他社のカードでも、信用情報機関に申し込み記録は保存されているので、何枚クレジットカードを持っているかは把握されています。

多数クレジットカードを持っていると「発行しても支払いができないのでは?」と認識されて、審査落ちに繋がることがあります。

とはいっても、カードを使い分ける方やサブカードをあえて保有しておくなど、複数枚のカード所持が珍しいことではないことは、カード会社も把握していますので、不要カードの解約はあくまで、少しでも審査通過の可能性を高めたい方におすすめの手段です。

複数同時申し込みはしない

審査に通るか心配だからといって、クレジットカードは同時に複数申し込むのはやめておきましょう。

カード会社から見ると「お金に困っている人」や「発行しても支払いができないのでは?」とマイナスに受け取られて、審査に通過しづらくなります。

すでに違うカードに申し込んでいる方は、審査や手続きが完了してから申込みをしましょう。

ニコスカードの審査通過の3つのポイントまとめ

ニコスカード審査通過において以下の3つのポイントを抑えたうえで申し込みをすることで、審査落ちの可能性は低くなるでしょう。

なお、3つのポイントはニコスカード以外でもクレジットカード発行審査の際には共通して活用できますので、覚えておくと役立ちます。

ポイントを抑えたうえで、ニコスカードの発行を検討している方は申し込んでみましょう。

ニコスカードは、審査が厳しいという声を聞いたことがある方もいたかと思います。

ただし、間口を広げた一般カードであることと、カードの利用頻度や発行枚数が収益のカギを握るクレジットカード会社のビジネスモデルから考えると、ニコスカードはそこまで審査が厳しいカードではありません。

申し込み資格を満たしており、発行を検討していた方は不安になりすぎず、一度申し込んでみるのがおすすめです。

また、どうしてもニコスカードの審査が不安という方は、審査通過の3つのポイントを抑えたうえで申し込むか、独自の柔軟な審査基準のカードの発行を検討してみましょう。