低金利なカードローンはどれ?

低金利なカードローンを選びたいと思っていても、一般的な金利が分からないと、低金利のカードローンを探すことはできません。

では、カードローンの金利はどれくらいが一般的なのでしょうか?

また、具体的にどのカードローン会社が低金利なのかも気になるところです。

そこで本記事では、カードローンの金利の相場や、低金利のカードローン業者について解説していきます。

この記事を最後まで読めば、「一般的な金利はどれくらい?」「低金利のカードローンはどこ?」などの疑問が解決するので、ぜひ一読してください。

低金利のカードローンはどれ?おすすめを紹介!

まずは、申し込みがしやすく低金利なカードローンをご紹介します。

プロミス レイク イオン銀行 三井住友銀行 楽天銀行
金利 年4.5%~17.8% 年4.5%~18.0% 年3.8%~13.8% 年1.5%~14.5% 年1.9~14.5%
限度額 最大500万円 最大500万円 最大800万円 最大800万円 最大800万円
融資スピード 最短25分 Webで最短60分 申し込みから5日程度 最短翌営業日 最短翌営業日
無利息期間 30日間 最大180日間 30日間

プロミス

1つ目に紹介する低金利なカードローンは、プロミスです。

大手消費者金融として根強い人気を誇るプロミスの魅力は、他の消費者金融よりも年0.2%金利が低いでしょう。

さらに最短25分で融資を行ってもらえるので、急いでいるときも安心です。

年収や他社からの借入状況次第では、さらに低金利を狙える可能性もあります。

ちなみに、カードレスならWEB完結で契約を完了できます

金利 年4.5%~17.8%
審査時間 最短25分
融資までの時間 最短25分
借入限度額 最大500万円
借入方法 ・インターネット
・口座振替
・店頭窓口
・プロミスATM
・コンビニマルチメディア端末

レイク

2つ目に紹介する低金利なカードローンは、レイクです。

最大の特徴は、無利息期間の長さになります。

他の消費者金融が無利息期間を30日としているのに対して、レイクの無利息期間は最大180日です。

借入から3か月後のボーナスで残金を支払いたい方や、3回に分けて払いたい方は無利息で使えるので良いでしょう。

審査時間は申し込みから最短15秒と短く、Webなら最短60分で融資してくれるので、早く借り入れたい方にはおすすめのカードローンです。

金利 年4.5%~18.0%
審査時間 申し込みから最短15秒
融資までの時間 Webで最短60分
借入限度額 最大500万円
借入方法 ・新生銀行カードローンATM
・提携ATM
・銀行振込

イオン銀行

3つ目に紹介する低金利なカードローンは、イオン銀行カードローンです。

銀行系カードローンのなかでも上限金利が年13.8%と低く、イオン銀行ATMの手数料が無料なので、繰り返し長く利用できるでしょう。

仕事帰りや休日にイオンへ行くことが多い人は、イオン銀行のカードローンがおすすめです。

金利 年3.8%~13.8%
審査時間 申し込みから5日程度
融資までの時間 5日後
借入限度額 最大800万円
借入方法 ・イオン銀行ATM
・ATM(提携含む)
・銀行振込(初回のみ/イオン銀行口座)

三井住友銀行

4つ目に紹介する低金利なカードローンは、三井住友銀行カードローンです。

銀行系カードローンの中では平均的な金利ですが、三井住友銀行の普通預金口座かキャッシュカードを持っている方ならWEBで契約を完了させられます

審査の結果が最短で申し込みの翌日に出るので、その後なら即日融資にも対応してもらうことが可能です。

金利 年1.5%~14.5%
審査時間 最短翌営業日
融資までの時間 最短翌営業日
借入限度額 最大800万円
借入方法 ・ATM(提携含む)
・コンビニATM

楽天銀行

5つ目に紹介する低金利なカードローンは、楽天銀行スーパーローンです。

楽天会員なら会員ランクに応じて審査の優遇があるので、普段から楽天グループのサービスを利用している方には使いやすいカードローンです。

また、楽天銀行の口座がなくても利用できるのも魅力となっています。

30日間の無利息期間はありますが、カードローンの申し込みと同時に口座開設をする必要があるので、ややハードルが高いでしょう。

金利 年1.9~14.5%
審査時間 最短即日
融資までの時間 最短即日
借入限度額 最大800万円
借入方法 ・口座振込
・ATM(提携含む)
・ネットキャッシング

無利息期間があって利息がお得になるカードローン

カードローン会社の中には、気軽に利用してもらうために無利息期間を設けているところがあります。

無利息期間を設けているカードローン会社と、条件は次の通りです。

会社名 無利息期間
プロミス ・初回利用日の翌日から30日間が無利息
アイフル ・初回契約翌日から30日間が無利息
レイク ・限度額200万円までの契約で30~60日が無利息
・5万円までなら180日間が無利息
アコム ・初回契約翌日から30日間が無利息
PayPay銀行カードローン ・初回利用日から30日間が無利息
楽天銀行スーパーローン ・口座開設と同時の申し込みで、初回借入の翌日から30日間が無利息

本来なら、借り入れた金額に利息分を足して返済する必要がありますが、無利息期間なら利息分は支払う必要はありません

10万円借りれば10万円を返済すればOKなので、利息の心配をする必要がないのです。

もちろん、無利息期間を過ぎれば通常の金利が適用されるので、返済計画をしっかり立てたうえで利用するようにしましょう。

カードローンの金利とは

まずは、カードローンの金利について理解を深めましょう。

金利とは、元金に対する利息の割合という意味で使用される言葉です。

主にパーセント(%)で表記されて、一年にかかる利息の割合がわかります。

そして、パーセントが低ければ低いほど低金利というわけです。

利息を出す計算式は、以下の通りです。

利息の計算式

借入残高×金利÷365(うるう年は366)×借入日数=利息

例えば、金利が年18.0%で10万円借りた場合、1年間で「10万円×0.18÷365×365=1万8,000円」の利息が発生する計算になります。

金利が分かれば利息がいくらになるのか分かるので、払う利息の予想がつく点は大きなメリットでしょう。

金利は利息制限法によって定められている

金利の上限は、利息制限法によって定められています。

第一章 利息等の制限

(利息の制限)

第一条 金銭を目的とする消費貸借における利息の契約は、その利息が次の各号に掲げる場合に応じ当該各号に定める利率により計算した金額を超えるときは、その超過部分について、無効とする。

一 元本の額が十万円未満の場合 年二割

二 元本の額が十万円以上百万円未満の場合 年一割八分

三 元本の額が百万円以上の場合 年一割五分

出典:e-GOV法令検索「昭和二十九年法律第百号 利息制限法|第一条」

分かりやすく表にまとめると、以下の通りです。

借入額 金利上限
10万円未満 年20.0%
10万円以上100万円未満 年18.0%
100万円以上 年15.0%

どんなに金利が高くても、上記の金利以上にはなりません

以下に借入額ごとの利息表を掲載するので、ぜひ参考にしてください。

借入金額 上限利息 計算式 1年あたりの利息 1日あたりの利息
10万円 20% 10万×0.2÷365×365 20,000円 約55円
20万円 18% 20万×0.18÷365×365 36,000円 約99円
30万円 18% 30万×0.18÷365×365 54,000円 約148円
40万円 18% 40万×0.18÷365×365 72,000円 約197円
50万円 18% 50万×0.18÷365×365 90,000円 約247円
60万円 18% 60万×0.18÷365×365 108,000円 約296円
70万円 18% 70万×0.18÷365×365 126,000円 約345円
80万円 18% 80万×0.18÷365×365 144,000円 約395円
90万円 18% 90万×0.18÷365×365 162,000円 約444円
100万円 15% 100万×0.15÷365×365 150,000円 約411円

カードローンの金利はどれくらいが相場?

カードローンの金利は、法律によって上限が定められています。

そのため、上限を超えなければカードローン会社が自由に金利を設定してOKなのです。

そのため、多少ではあるもののカードローン会社によって設定されている金利が異なっています。

また、銀行系と消費者金融系で金利の平均が異なるので、その点も含めて見ていきましょう。

【消費者金融系】

金融機関 金利
プロミス 年4.5%~17.8%
アコム 年3.0%~18.0%
アイフル 年3.0%~18.0%
SMBCモビット 年3.0%~18.0%
レイク 年4.5%~18.0%

【銀行系】

金融機関 金利
みずほ銀行 年2.0%~14.0%
三井住友銀行 年1.5%~14.5%
三菱UFJ銀行 年1.8%~14.6%
りそな銀行 年3.5%~13.5%
楽天銀行 年1.9%~14.5%
PayPay銀行 年1.59%~18.0%

消費者金融系の金利は平均年3.6%~17.9%なのに対して、銀行系の金利は平均年2.0%~14.8%となっています。

金利で見れば銀行系カードローンの方が使いやすいですが、審査基準が厳しくなるので、審査が不安なら消費者金融系のカードローンがいいでしょう

カードローンの金利をもっと低くするには?

同じカードローンを利用していても、今より低金利にする方法はあります

ここでは、低金利で契約する方法について解説します。

1. 借入額の増額

1つ目の低金利を狙う方法は、借入額の増額です。

基本的にカードローンは借入額が増えれば低金利になっていくので、増額すれば金利を低くできます

ただ、増額には別途審査の通過が必須となっており、年収が高くなったり他社の借入額が減ったりしていないと難しいのが実情です。

さらに審査の結果として借入枠が減るケースもあるので、増枠できる可能性が高い人だけ申し込むようにましょう。

2. 長期利用

2つ目の低金利を狙う方法は、長期利用です。

カードローンは途上与信が行われたタイミングで、利用者の信用度によって限度額や金利が変わることがあります

途上与信とは、借り入れしている間に実施される審査のことです。

途上与信では在籍確認は行われませんが、信用情報が確認され、場合によっては金利の引き下げや限度額の増枠が行われます

今契約しているカードローンを長く利用していて、かつ滞りなく返済ができているなら、カードローン会社は信用度を高く評価している可能性があるでしょう。

信用度が高まれば、低金利を狙える可能性は十分にあるので、途上与信が行われるのを待つのも1つの方法です。

3. 借り換え

3つ目の低金利を狙う方法は、借り換えです。

借り換えとは、新しいカードローンを契約して、そこで借りたお金を使って古いカードローンを完済することで、低金利なカードローンに乗り換えることを指します。

例えば、現在年18%で借り入れていたカードローンの金利が借り換えで年15%になれば、金利は年3%も低くなります。

ただし、すでに限度額いっぱいまで借り入れている場合は、ある程度は返済して利用限度額に余裕を作る必要があるので注意してください。

また、借り換え専用ローンの場合、返済専用のため追加の借り入れができない点に注意しましょう。

4. 直接交渉

4つ目の低金利を狙う方法は、直接交渉です。

金利を決めるのはカードローン会社なので、直接交渉すれば多少は低金利になる可能性があります

もちろん交渉するには、カードローン会社に「金利を引き下げても大丈夫」と思ってもらうだけの理由が必要です。

例えば、「年収が上がった」「他社からの借入額が減った」「長く利用して返済事故も起こしていない」などの理由があれば、交渉は可能でしょう。

 

上記のように、カードローンで金利を下げる方法はいくつかあるので、もし今の金利に不満があるなら、紹介した方法を実践して低金利化を狙ってみてください。