SMBCモビットを増枠する方法とは?

SMBCモビットは、融資を急ぐ人に向けて最短即日融資にも対応している大手消費者金融です。

さらに「WEB完結申込」を選べば、通常は避けられない会社への在籍確認の電話も書類でOKになるため、多くの利用者から人気を集めています。

ただし、増額は誰でもできるわけではありません

本記事では、SMBCモビットで増額する方法について解説します。

増額してもらえない原因についても解説するので、SMBCモビットを利用していて増額を考えている方は、ぜひ最後まで読んでください。

SMBCモビットとは?

まずは、SMBCモビットの基本情報を紹介します。

金利 年3.0%~18.0%
審査時間 10秒簡易審査
融資までの時間 最短即日
申し込み対象者 年齢満20歳以上74歳以下の 安定した定期収入のある人
※年金のみの収入の方は申し込みできません
借入限度額 最大800万円
在籍確認の有無 あり
在籍確認の方法 書類(WEB完結申込のみ)
担保・保証人 不要
カードレス対応
郵送物の有無 なし
無利息期間 なし
借入方法
  • 提携ATM
  • 銀行振込

金利は最大年18.0%と、消費者金融の平均的な数字です。

3項目記入するだけの「お借入診断」なら、借入が可能かどうかたったの10秒でわかります。

簡易的なものなので、実際に申し込んだ際の審査結果と異なることもありますが、申し込み前の目安としてチェックするのもオススメです

また、通常なら電話による在籍確認が行われる中、SMBCモビットの「WEB完結申込」なら書類による在籍確認が可能です。

職場の同僚にカードローンの利用がバレる心配がないため、安心して申し込めるでしょう。

SMBCモビットの利用限度額はどれくらい?

SMBCモビットの利用限度額は、最大800万円です。

では、他の消費者金融と比較してみましょう。

消費者金融 利用限度額
SMBCモビット 1万円~800万円
プロミス 1万円~500万円
アコム 1万円~800万円
アイフル 1万円~800万円
レイク 1万円~500万円

プロミスとレイクは上限500万円ですが、その他はSMBCモビットと同じく800万円が上限です。

SMBCモビットの限度額は消費者金融の中でも高いため、大口の借入でも問題なく利用できます

SMBCモビットの利用限度額はどうやって決まる?

SMBCモビットをはじめとした消費者金融に申し込んだ際、申し込み者の利用限度額は、主に「総量規制」に従って決められます。

総量規制とは、貸金業者から借りられるお金の上限を規制する法律で、年収の3分の1を超える貸付けを禁止しています。

SMBCモビットでも同様に、年収から算出して3分の1に収まる額を借入額として決定しているのです。

例えば年収が300万円なら、限度額はどんなに高くても100万円です。

ちなみに、SMBCモビットの最大利用限度額は800万円なので、限度額を800万円にするには、最低でも年収が2,400万円以上必要です。

もちろん総量規制の範囲内であっても、その他の審査結果次第で利用限度額が引き下げられる可能性もあります。

SMBCモビットで増枠をする方法

SMBCモビットでは、「Myモビ」という会員サービスのサイトが用意されていて、増枠は「Myモビ」から申し込みができます。

Myモビにはインターネット、またはアプリからログインするだけで手続きが進められるので、手軽に申し込めるでしょう。

他に、電話からも増枠の手続きが可能です。

ちなみに、増枠の審査では電話連絡や郵送物がないので、安心して申し込んでください。

Q:増額したい場合はどうすればいいですか?

A:増額希望について、スマートフォンの方は「SMBCモビット公式スマホアプリ」、パソコンの方は会員専用サービス「Myモビ」の「増額審査申込」から増額の申込ができます。

※電話や郵送物なく申込から結果までインターネット上にてサービスが完結します

※「増額審査申込」は増額審査申込が可能なお客さまに表示されます

引用:SMBCモビット「よくある質問|増額したい場合はどうすればいいですか?」

■パソコン「Myモビ」から行う増枠の流れ

まずは、Myモビから増枠する流れをご紹介します。

  • STEP1
    会員専用サービス「Myモビ」にアクセス
  • STEP2
    ユーザーID&インターネットパスワードもしくはカード番号&暗証番号を入力してログイン
  • STEP3
    増額審査申込メニューを選択
    ※増額審査が出来ない人には表示されません
  • STEP4
    必要事項を入力して送信
  • STEP5
    必要に応じて収入証明書類などを提出
  • STEP6
    審査結果連絡
  • STEP7
    増枠完了

審査に通れば、増枠した上限額まで利用できるようになります。

■スマートフォン「SMBCモビット公式アプリ」から行う増枠の流れ

続いては、SMBCモビット公式アプリから行う増枠の流れを紹介します。

SMBCモビットアプリTOP画面
※画像元:SMBCモビット公式HP「SMBCモビット公式スマホアプリ」 

  • STEP1
    App StoreかGoogle Playのダウンロードページからアプリを取得
  • STEP2
    ホーム画面「限度額増額の申込」をタップ
    ※増額審査が出来ない人には表示されません
  • STEP3
    必要事項を入力して送信
  • STEP4
    必要に応じて収入証明書類などを提出
  • STEP5
    審査結果連絡
  • STEP6
    増枠完了

    また、SMBCモビットから増枠案内が届くケースもあり、その場合はほぼ増枠の希望が通るでしょう。

    フリーダイヤルから増枠の手続きを進めたい方は、以下の電話番号に連絡をしてみてください。

    • フリーダイヤル:0120-24-7217
    • 営業時間:9:00~18:00

    SMBCモビットで増枠するメリット・デメリット

    ここからは、SMBCモビットで増枠するメリットとデメリットについて解説していきます。

    メリット1:金利が下がる可能性がある

    1つ目のSMBCモビットで増枠するメリットは、金利が下がる可能性があることです。

    カードローンの金利が決まる要素の一つに、限度額があります。

    基本的に限度額が高いと金利は安くなり、限度額が低いと金利は高くなるのです。

    SMBCモビットは限度額ごとの適用金利を公表していないので、参考までに三井住友銀行カードローンの金利を紹介します。

    利用限度額 借入利率
    100万円以下 年12.0~14.5%
    100万円超 200万円以下 年10.0~12.0%
    200万円超 300万円以下 年8.0~10.0%
    300万円超 400万円以下 年7.0~8.0%
    400万円超 500万円以下 年6.0~7.0%
    500万円超 600万円以下 年5.0~6.0%
    600万円超 700万円以下 年4.5~5.0%
    700万円超 800万円以下 年1.5~4.5%

    このように、限度額が高い方が金利は安くなるため、増枠して利用限度額が高くなれば金利は低くなる可能性が高いでしょう。

    メリット2:他社から借入するよりも利息を抑えられる

    2つ目のSMBCモビットで増枠するメリットは、他社から借入するよりも利息を抑えられることです。

    1つ目のメリットで解説した通り、増枠すれば金利が低くなる可能性があります。

    例えば、100万円の借入を1社からする場合、金利は法律上年15%が最大ですが、50万円を2社から借り入れる場合は両方の金利が年18%になる可能性があります。

    100万円を1社から借りた場合と、50万円を2社から借りた場合の一か月あたりの利息を計算しましょう。※小数点以下は切り捨て

    • 100万円×0.15÷365×30=12,328円
    • 50万円×0.18÷365×30=7,397円  (2社で14,794円)

    このように、一か月だけで2,466円の差が生まれました。

    基本的にカードローンは、複数の業者から借りるより1つの業者でまとめた方がお得というわけです。

    メリット3:万一の場合も安心

    3つ目のSMBCモビットで増枠するメリットは、万一お金が必要になった場合も安心ということです。

    今すぐに必要でなくても、増枠しておけば病気や事故など万が一の時に役立ちます。

    必要になってからでは遅いケースもあるので、その時に備えて今のうちに増枠しておくのは得策と言えるでしょう。

    デメリット1:審査の結果、枠が減額される可能性がある

    1つ目のSMBCモビットで増枠するデメリットは、審査の結果、借入枠が減額される可能性があることです。

    増枠の審査を受ける際、中には「最初に申し込みした時よりも年収が下がった」「転職したばかりだった」など、審査に影響しそうな変化が起きている人もいるでしょう。

    その場合、更新された情報で審査が行われるため、申込当初より評価が下がり減額になる可能性があるのです。

    もし、転職などで収入や環境に変化があった方は、時間を置いてから増枠の申し込みをするのも1つの方法でしょう。

    デメリット2:住宅ローンやカーローンなどの審査に影響がある

    2つ目のSMBCモビットで増枠するデメリットは、住宅ローンやカーローンなどの審査に影響があることです。

    そもそも、増枠の申し込みをする人は、お金が必要な人であることに間違いは無いでしょう。

    当然、「この人は相当お金に困っているのでは」と疑うので、住宅ローンやカーローンの審査に落ちやすくなります。

    もちろん返済事故などを起こしていなければ、審査に通る可能性もあるかもしれませんが、多少の影響があるという事実は理解しておいた方が良いでしょう。

    どうしても住宅ローン・カーローンの審査に通りたい人は、カードローンを完済してから申し込みをするのがオススメです。

    SMBCモビットで増枠審査に落ちる原因

    最後は、SMBCモビットの増枠審査に落ちる原因を紹介します。

    総量規制に引っかかる

    1つ目のSMBCモビットの増枠審査に落ちる原因は、総量規制に引っかかることです。

    どんなに評価が高くても、利用限度額は総量規制の範囲内でなければなりません。

    増枠で希望した金額が年収の3分の1を超えていれば、ほぼ確実に審査に落ちるでしょう。

    申し込む際は、自身の年収の3分の1がどのくらいの金額なのか計算してからが無難です。

    年収が減ったり独立するなど職場環境に変化

    2つ目のSMBCモビットの増枠審査に落ちる原因は、年収が減ったり独立するなど、職場環境や年収に変化があることです。

    審査は年収や雇用形態をもとに行われ、当然ですが年収が多くて勤続年数が長い方が審査に有利になります。

    反対に、転職したばかりで年収が下がった人や、独立したばかりの人は、就労状況が不安定とみなされる可能性があります。

    増枠の審査に通るどころか、今の限度額すら下げられる恐れがあるので、仕事に関する環境が変わった場合は、半年くらい経過してから増枠に申し込むのがベストです。

    契約したばかり

    3つ目のSMBCモビットの増枠審査に落ちる原因は、契約したばかりのケースです。

    増枠は、今までの利用実績を考慮して実施されます。

    そのため、契約してすぐに増枠の申し込みをしても、審査に通る可能性はかなり低いでしょう。

    どんなに短くても半年は利用してから、増枠の申し込みを検討するのがおすすめです。

    増枠は他社で借りるよりも利息が少なく済む、金利が下がる可能性があるなどのメリットばかりでなく、上記で説明したデメリットもあります。

    メリット・デメリット両方を全て理解したうえで、増額を申し込むようにしましょう。