
近年、様々なサービス専用のアプリが登場して、買い物はもちろん、銀行口座の管理や投資もアプリから簡単にできるようになりました。
そして、最近ではカードローン会社でも専用のアプリが用意されており、借り入れや返済もアプリ1つで簡単にできることを知っていますか?
ただ、アプリは各会社でオリジナルのものを用意しているため、それぞれ使い勝手や仕様が異なります。
では、お金を借りるアプリにはどのような種類があるのでしょうか。
どんなカードローン会社がどんなアプリを用意しているのか、使用する際の注意点やメリット・デメリットについても解説するので、アプリを使ってお金を借りたい方は参考にしてください。
即日でお金を借りるアプリはどれ?
まずは、お金を即日で借りることができるアプリを見ていきましょう。
レイク
お金を即日で借りることができるアプリ1つ目は、レイクです。
公式アプリ「e-アルサ」をリリースしているレイクでは、申し込みから借り入れまでアプリで完結します。
書類提出や契約書のダウンロードなど、カードローンの手続きで必要な全ての手順をアプリ上で可能です。
実質年率 | 年3.0~18.0% |
審査時間 | 最短15秒 |
最短借入 | 60分 |
契約限度額 | 最大500万円 |
e-アルサでできること | |
アプリで書類提出 | 〇 |
スマホATM | ✖ |
振込キャッシング | 〇 |
コンビニ対応 | ✖ |
銀行ATM対応 | ✖ |
生体認証 | 〇 |
アプリ明細 | 〇 |
返済日確認 | 〇 |
返済日通知 | 〇 |
アイフル
お金を即日で借りることができるアプリ2つ目は、アイフルです。
アイフルの公式アプリでは、カードローンに必要な全ての手続きが原則として24時間365日いつでも行えます。
しかも、アプリから申し込んで書類提出した後にフリーダイヤルへ電話して急いでいる旨を伝えると、優先的に審査を進めてもらえる点も魅力です。
もちろん、即日融資にも対応しています。
ちなみに、アイフルの公式アプリには特別な名前は付いていないため、アプリをダウンロードする際は「アイフル」で検索してみてください。
実質年率 | 年3.0~18.0% |
審査時間 | 最短25分 |
最短借入 | 最短25分 |
契約限度額 | 最大800万円 |
アイフルのアプリでできること | |
アプリで書類提出 | 〇 |
スマホATM | 〇 |
振込キャッシング | 〇 |
コンビニ対応 | 〇 |
銀行ATM対応 | ✖ |
生体認証 | 〇 |
アプリ明細 | 〇 |
返済日確認 | 〇 |
返済日通知 | 〇 |
プロミス
お金を即日で借りることができるアプリ4つ目は、プロミスです。
プロミスでは、「アプリローン」という名前の専用アプリをリリースしています。
アプリ内にある会員限定サービス「瞬フリ(振込キャッシング)」を利用すれば、24時間365日いつでも手数料無料で借り入れが可能です。
もちろん、申し込みもアプリから手続きを進めることができ、契約までWeb完結でOKなのも嬉しいポイントでしょう。
実質年率 | 年4.5~17.8% |
審査時間 | 事前審査は最短15秒回答 ※事前審査結果ご確認後、本審査が必要となります。 ※新規契約のご融資上限は、本審査により決定となります。 |
最短借入 | 最短20分 |
契約限度額 | 最大500万円 |
アプリローンでできること | |
アプリで書類提出 | 〇 |
スマホATM | 〇 |
振込キャッシング | 〇 |
コンビニ対応 | 〇 |
銀行ATM対応 | ✖ |
生体認証 | 〇 |
アプリ明細 | 〇 |
返済日確認 | 〇 |
返済日通知 | 〇 |
SMBCモビット
お金を即日で借りることができるアプリ5つ目はSMBCモビットです。
SMBCモビットでは、「SMBCモビット公式スマホアプリ」をリリースしています。
申し込みや書類提出がアプリ上でできるのはもちろん、コンビニATMから借り入れる際もアプリを使ってカードレスでの借り入れが可能です。
また、SMBCモビットは借り入れや返済でTポイントが貯まるので、日頃からTポイントを貯めている方には嬉しいメリットでしょう。
実質年率 | 年3.0~18.0% |
審査時間 | 10秒簡易審査 |
最短借入 | 最短即日 |
契約限度額 | 最大800万円 |
SMBCモビット公式スマホアプリでできること | |
アプリで書類提出 | 〇 |
スマホATM取引 | 〇 |
振込キャッシング | 〇 |
コンビニ対応 | 〇 |
銀行ATM対応 | ✖ |
生体認証 | 〇 |
アプリ明細 | 〇 |
返済日確認 | 〇 |
返済日通知 | 〇 |
その他のお金を借りるアプリ
その他にも、数々のカードローンで専用アプリがリリースされています。
ここでは実質年率と限度額に加えて、それぞれのアプリでできることを簡単に紹介します。
PayPay | LINEポケットマネー | メルペイスマートマネー | FamiPay | au Payスマートローン | ジェイスコア | |
実質年率 | 1.59~18.0% | 3.0~18.0% | 3.0~15.0% | 0.8~18.0% | 2.9~18.0% | 0.8~15.0% |
限度額 | 1,000万円 | 300万円 | 20万円 | 300万円 | 100万円 | 1,000万円 |
PayPay | LINEポケットマネー | メルペイスマートマネー | FamiPay | au Payスマートローン | ジェイスコア | |
アプリで書類提出 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | △ | 〇 |
借入・返済 | 〇 | ✖ | 〇 | ✖ | ✖ | △ |
振込キャッシング | 〇 | 〇 | ✖ | 〇 | 〇 | 〇 |
コンビニ対応 | ✖ | ✖ | ✖ | ✖ | ✖ | ✖ |
銀行ATM対応 | ✖ | ✖ | ✖ | ✖ | ✖ | ✖ |
生体認証 | 〇 | 〇 | 不明 | 〇 | 〇 | 〇 |
アプリ明細 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
返済日確認 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
返済日通知 | 〇 | 〇 | 不明 | 〇 | 〇 | 〇 |
*au Payスマートローンは書類提出後に確認コードが郵送される
*ジェイスコアは振込のみアプリで可能
お金を借りるアプリを使うときの注意
アプリを使ってお金を借りることができるのは、非常に便利です。
しかし、便利だからこそ注意した方が良い点も多々あります。
特に注意すべきなのは、闇金や悪徳業者の存在です。
もし、お金を借りるアプリで以下のような文言が記載されていたら、注意してください。
- 審査なし
- ブラックでもOK
- 誰でも即日融資
まず、消費者金融では以下の法律があるので、必ず審査をする必要があります。
第十三条 貸金業者は、貸付けの契約を締結しようとする場合には、顧客等の収入又は収益その他の資力、信用、借入れの状況、返済計画その他の返済能力に関する事項を調査しなければならない。
銀行系カードローンでも、「銀行業法」に従って審査を行う必要があります。
また、ブラックとは信用情報に金融事故情報が記載されていて、借り入れができない状態を意味します。
任意整理や自己破産といった債務整理を行った方がブラックリスト入りしてしまい、本来は一定期間を経過しない限りローンの利用ができません。
事故情報が審査に与える影響 | |
個人再生・自己破産・任意整理などの債務整理 | 審査通過不可能 |
カードローンやクレジットカードの強制退会 | 審査通過不可能 |
債務整理の種類 | 登録期間 |
任意整理 | 完済から約5年 |
個人再生 | 約5~10年 |
自己破産 | 約5~10年 |
つまり、ブラックでも審査なしでOKとしている業者は法律違反なわけです。
とんでもなく高い金利設定や強引な取り立てをしている可能性があるので、絶対に利用しないようにしてください。
また、即日OKのカードローンはありますが、誰でも即日で融資できるわけではありません。
きちんと審査をしたうえで、「この人なら大丈夫」と判断できて初めて即日融資してもらえるため、誰でも即日融資と謳っている業者は、しっかり審査していない可能性があります。
以上3つのうち1つでも当てはまっている業者には、絶対近づかないようにしましょう。
アプリを使って即日融資を受ける流れ
アプリを使って即日融資を受ける流れは、次の通りです。
[ptimeline color=”green”]
[ti label=”STEP1″ title=”アプリで申し込み”][/ti]
[ti label=”STEP2″ title=”書類提出”][/ti]
[ti label=”STEP3″ title=”審査の結果が出る”][/ti]
[ti label=”STEP4″ title=”契約・借り入れ”][/ti]
[/ptimeline]
ほとんどのアプリでは、申し込みから融資まで全ての手続きが行えます。
そのため、事前にWebや店舗で申し込みをする必要がありません。
書類の提出は写真でアップロードし、契約書は後からダウンロードできます。
アプリ上で借り入れ手続きを進めてATMなどからお金を引き出せば完了するので、手軽に借り入れできるのが魅力でしょう。
銀行カードローンはアプリだけで借入ができない
銀行系カードローンでも、専用のアプリをリリースしているところがあります。
しかし、銀行系カードローンのアプリだと借り入れができません。
振込融資にしか対応しておらず、借り入れする際は必ずローンカードを使って行う必要があります。
アプリは、あくまでも利用状況の確認や返済日のチェックといった使い方ができるだけです。
即日融資にも対応していないので、時間に余裕がない人には向いていないと言わざるを得ません。
もちろん、それでもアプリを使った方が管理はしやすくなるので、上手に使えばカードローンが使いやすくなるでしょう。
アプリを使ってお金を借りるメリット・デメリット
最後は、アプリを使ってお金を借りるメリットとデメリットを紹介していきます。
メリット1. すぐ融資してもらえる
1つ目のアプリを使ってお金を借りるメリットは、すぐ融資してもらえる点です。
大手消費者金融のアプリなら、スマホからすぐに融資してもらえます。
中には即日融資に対応しているアプリもあるので、今すぐお金を借りたい場合でも問題なく利用できます。
メリット2. 24時間いつでも利用可能
2つ目のアプリを使ってお金を借りるメリットは、24時間いつでも利用できる点です。
アプリは24時間利用できるため、店舗が営業していない深夜や早朝といった時間でも申し込みや借り入れができます。
中には、PayPay銀行カードローンのように24時間いつでも即時入金に対応しているアプリもあるので、深夜にお金が必要になっても安心です。
メリット3. 融資を受けた事実が家族にバレにくい
3つ目のアプリを使ってお金を借りるメリットは、融資を受けた事実が家族にバレにくい点です。
スマホは、今や生活に欠かせないツールになっています。
電車に乗っていても、多くの人がスマホを使っている様子を目にするでしょう。
お金を借りるためにアプリを操作していても、画面を見られない限りは何をしているのか分からないため、誰にもバレずにお金を借りられます。
デメリット1. 借り過ぎてしまう可能性がある
1つ目のアプリを使ってお金を借りるデメリットは、借り過ぎてしまう可能性がある点です。
アプリで簡単に手続きできると、気軽にお金を借りてしまいます。
実際に、電子マネーなど手軽に使えるアプリだと、「お金を使いすぎてしまう」と感じた経験はありませんか?
カードローンのアプリも非常に手軽に使えるので、使いすぎてしまう可能性があります。
アプリをお金を借りる際は、今まで以上に徹底した管理が求められるでしょう。
デメリット2. スマホが使えないと利用できない
2つ目のアプリを使ってお金を借りるデメリットは、スマホが使えないと利用できない点です。
スマホアプリは、言い換えるとスマホがなければ使えません。
電源が切れていたりスマホが故障したりすると、お金を借りられずに困る可能性があります。
また、スマホに不慣れなシニアの方は、誰かに使い方を聞かないと利用できない可能性もあるでしょう。
もし、アプリによるカードローンの利用に興味があるなら、デメリットもしっかり理解しておくのがオススメです。