クレジットカードにはそれぞれ提供する利用者にそれぞれ想定するターゲット層というものが存在します。
例えば、ターゲットが学生であれば、 学生向けのクレジットカード、多くの収入を持つ方にはゴールドカードなど、それぞれのライフスタイルに合ったクレジットカードが必ず存在するのです。
それぞれのクレジットカードのサービス内容は、ターゲット層に合ったものとなっており、学生向けであれば、年会費無料やリボ払いが返済方法として利用可能であるなど、想定される金銭状況に合わせたサービスが付帯されているのです。
例えば、リボ払いについても、毎月の最低支払い金額を設定している事が多いのですが、通常の一般カードであれば、 毎月の返済最低額が5,000円から設定できるクレジットカードも、ゴールドクラスになると、最低でも10,000円以上の返済を行わなければならなくなります。
それぞれのカードが想定するターゲット層を考えて、自分に合ったクレジットカードを選択すれば、大きなメリットを受けることが可能になりますので、見た目やステータスだけにこだわり、誤ったカード選びをしない様に注意しておきましょう。
今回は新卒社会人の方に最も適したクレジットカードは、一体どこに重点を置いて選ぶべきなのか、またその具体的なクレジットカードは一体何かについて紹介していきましょう。
新卒社会人の方は、まだ企業に入社されたばかりで、これから仕事を本格的に覚えるという方が大部分ではないでしょうか。
大学卒業まで、アルバイトをした経験がない方は、給与も初めて手にするという方も多いでしょう。そんな新生活では、色々購入するものも多い時期とはなりますが、収入はまだ駆け出しですので十分とはいきません。そんな時にクレジットカードがあれば、非常に助かる事も間違いないでしょう。
しかし、手にする給料の額から、クレジットカードを持つのはまだ早いと考えてしまうところでもありますし、審査が不安になることもあるでしょう。
新社会人の場合、社会的信用も企業に入社してまだ間もないため、ほとんど白紙に近い信用状況だと言えます。クレジットカードは入会に審査があり、その社会的信用も審査項目の1つとなりますので、その辺りを考慮してくれるクレジットカードが適しています。
冒頭に述べた通り、新卒社会人の方は、特にクレジットカードを選ぶ際に、新卒社会人向けのクレジットカードを選ぶ事が大事なのです。では、新卒社会人の方には、どの様なクレジットカードがふさわしいのでしょうか。そのポイントを下記にまとめてみましたので、参照してみましょう。
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クレジットカードの年会費が無料になっているカードを選ぶのが望ましい |
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カードの申し込みに際して、入会審査が優しいクレジットカードを選ぶ事 |
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返済の資金事情を考慮し、万が一返済が苦しい場合を想定して、リボ払いで返済出来るクレジットカードを選択する事 |
上記の3項目は新卒社会人には重要な項目ばかりです。
カードを選ぶ際には、最低限この3項目は押さえておくべきでしょう。 では沢山出回っているクレジットカードの中から、上記のポイントを押さえており、且つ総合評価の最も高い、オススメなクレジットカードを紹介していきましょう。
前章で紹介した通り、それぞれに最低限押さえておくべき条件をクリアしつつ、総合評価が最も高いクレジットカードで、それぞれに異なった特徴を持つクレジットカードを紹介していきます。それぞれのクレジットカードを一覧に紹介し、また重要条件とそれぞれの特徴を記載した一覧表を参照してみましょう。
![]() ACマスターカード |
![]() 三井住友カード |
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年会費 | 無料 | 初年度年会費無料/ 次年度以降年会費1,375円 (但し条件により無料) ※条件/マイペイ・すリボ登録の上、年1回以上の利用で年会費無料 |
入会審査 | 20歳〜69歳までの方、安定した収入のある方(アルバイト・パートも可能) | 18歳以上の方 (高校生は除く)なら申し込み可能 |
リボ払いの有無 | リボ払い専用カード (一括返済も可) |
リボ払い可能 (マイ・ペイすリボサービス登録が必要) |
ポイント プログラム |
― |
Vポイント |
追加カード | ― | ・家族会員カード ・ETCカード |
自動附帯保険 | ― | ・ショッピング保険 |
電子マネー の利用 |
― | ![]() ![]() ![]() |
クレジット 利用枠 |
10万〜300万 | ~80万円 |
キャッシング 可能額 |
800万まで | ~50万円 |
大きな特徴 | リボ払い専用のクレジット・ローンカード・独自の審査基準を持った消費者金融系のカード・月々の返済額は柔軟に対応可能 | 三井住友とVISAのトップブランドが提携したクレジットカード。 国内・海外でも信頼の置ける高いステータスが強みで、総合的なサービスを受ける事が可能。 |
それぞれのカードは前章で紹介した3つの条件をいずれもクリアしており、その上でサービスの充実したクレジットカードとなっているため、新社会人におすすめです。
年会費については三井住友カードが次年度以降有料とはなっていますが、基本的にリボ払いサービスであるマイ・ペイすリボ登録を行い、リボ払いに自動的に切り替わる金額設定を最大金額に設定しておけば、一括払いで手数料を支払う事なく次年度の年会費が無料になりますので、実質的には永年無料カードだと言えます(※)。
三井住友カードは、落ち着いたデザインなので、末長く利用できると好評です。スタンダードな1枚を持ちたい方におすすめです。
また、気になる入会審査については、三井住友カードは、18歳以上の入会希望可能となっているので、明らかに新卒社会人をターゲットにしていると理解できます。
ACマスターカードについては申し込み条件が満20歳からと少し基準は上がりますが、契約者本人に安定した収入があれば審査を通過する可能性があるので非正規社員の方にもおすすめです。
※2021年2月年会費お支払い分からは「マイ・ペイすリボ」を登録のうえ、年1回以上のリボ払い手数料のお支払いが必要となります。
都会に一人暮らしで生活を始める新卒社会人の方であれば、何かとお金がかかります。そんな方の資金需要にも、しっかり対応してくれるのがACマスターカードです。 このカードはリボ払い専用なので、もし新生活の準備などで出費がかさんでしまっても月々の負担を減らしてくれます。
クレジットカードの利用実績が少ない人でもすぐに審査を通過することができるので、初めてクレジットカードを持つ方でも安心して申し込みをすることができるでしょう。
CMでもお馴染みのクレジットカードですが、カードフェイスにステータス感があります。三井住友とVISAのブランドが提携した高い信頼度は国内トップクラスであり、また、その信頼度をそのまま海外に持っていけるクレジットカードだと言えます。サービスも全般的に高く、どこに行っても利用用途の高い信頼の高いカードだと言えるでしょう。
利用条件によっては、簡単に永年無料にする事の出来るクレジットカードですが、基本的には有料カードのサービス内容となっていますので、お得感も高いクレジットカードだと言えます。
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新卒社会人は社会的信用もまだ白紙に近いので、クレジットカードを頻繁に変えるのは良くない。その事を留意の上で、出来るだけステータスの高く、長く付き合えるクレジットカードを選択し実績を積み上げて行くのが良い |
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新卒社会人がクレジットカードを選ぶポイント |
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無理をせず、自分のライフスタイルに合ったクレジットカードを選択するのが良い。 |
以上のポイントを考慮してクレジットカードを選ぶ様にする事が賢いクレジットカード選びだと言えるでしょう。
年会費 |
1,250円+税 |
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還元率 |
0.5%~2.5% |
発行期間 |
最短翌営業日 |
ETCカード |
500円+税 |
初年度年会費 | 海外保険 | 国内保険 |
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無料(オンライン入会) | 最高2000万円 | - |
電子マネー | 発行期間 | 利用可能枠 |
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最短翌営業日 | 10-80万円 |