クレジットカードはとても便利なものですが、場合によっては、デビットカードのほうが使い勝手がいいことがあります。しかし、デビットカードについて、あまりよく知らない方もいるかもしれません。そこでまず、クレジットカードとデビットカードはどう違うのか、そして、デビットカードのメリットは何かということについて説明しましょう。
デビットカードは銀行口座と直結したカードで、銀行の一般的なキャッシュカードに似ています。キャッシュカードと違うのは、クレジットカードのように店舗などでカードを提示して、現金の支払いなしにショッピングできること。そのとき選択できるのは「一括払い」のみで、商品の購入と同時に銀行口座から利用額が引き落とされます。
デビットカードはそのまま銀行のキャッシュカードとして使えるため、「デビット機能付キャッシュカード」とも呼ばれます。
デビットカードのメリットについて、クレジットカードや通常のキャッシュカードと比較してみましょう。
1. クレジットカード加盟店で使える
デビットカードはクレジットカードのブランドと連携しており、そのブランドのクレジットカードが使える店舗で使えます。そのため、加盟店の多い有名ブランドのデビットカードなら、多くの店舗で使えることになります。
2. ATM手数料なしに現金感覚で使える
銀行ATMに並んだり、引き出し手数料を取られたりすることなく、ショッピングのときに現金と同じ感覚で使えます。これは、余分に現金を持ち歩きたくない人、ひんぱんにATMを利用することが面倒な人にとって、大きなメリットと感じられるでしょう。なお、デビットカード決済にあたって手数料はかかりません。
3. 使いすぎの心配がない
銀行口座に直結しているので、残高を意識しつつ計画的なお金の管理ができます。また、銀行口座に入っている金額以上に使うことはできず、借金をすることはありません。
4. 海外ATMからの現金引き出しが可能
海外でのショッピングに使えるほか、クレジットカードブランドと提携している海外ATMからの現地通貨の引き出しもできます。
「デビットカード、5つのメリット」で分かるように、デビットカードは、クレジットカードの便利さと、現金感覚の使用感を併せ持つ利便性の高いカードだといえます。
特に、クレジットカードでいつも「一括払い」を選択している人なら、銀行キャッシュカードも兼ねるデビットカードをクレジットカード代わりに使うことで、持ち歩くカードの枚数を減らすことができ、また、持ち歩く現金も必然的に少なくて済むので財布をすっきりさせられるでしょう。
デビットカードにデメリットがあるとすれば、クレジットカードよりもポイント還元が少ないことです。しかし、楽天銀行デビットカード(JCB)であれば、クレジットカードなみの高還元となっているので、その点もまったく気になりません。
楽天銀行デビットカード(JCB)には次の7つの特長があります。
楽天銀行デビットカード(JCB)は16歳以上から申し込みができ、年会費は永年無料です。利用可能な楽天銀行口座があれば審査不要で誰でもカードを持つことができます。
JCB加盟店での利用で、100円につき1%分の楽天スーパーポイントが貯まります。楽天市場で利用すると、さらに支払い金額の1%分の楽天スーパーポイントが貯まるので、合計2%のポイント還元率となります。公共料金や携帯電話料金の支払いなどにも使えるので、なかなかポイントが貯まらないということはありません。
楽天スーパーポイントは、約4万店(2016年4月現在)のショップが集まった楽天市場のほか、楽天グループのさまざまなサービスで1ポイント=1円として使えるのでポイントの用途に困ることはありません。
銀行口座に預金残高がある限り、利用限度額なしでデビット決済できるので、クレジットカードの利用限度額を超える高額商品の購入などに便利です。その逆に出費をセーブしたい人は、1日にデビットカードで利用可能な金額の上限を1000円単位で設定できます。
世界中に設置されている「JCB」マークのあるATMで、預金を現地通貨で引き出せるので余分に現金を持ち歩く必要がありません。もちろん、JCB加盟店なら世界中どこでもクレジットカードのようにキャッシュレスでショッピングできます。
※2020年3月以前に発行した一部のカードは、「Cirrus」マークのあるATMでもご利用いただけます。
※利用可能な海外のATMはカード裏面に記載のマークを確認ください。
インターネットショッピングの際、あらかじめ登録したパスワードを入力することで本人認証を行い、第三者によるカードの不正使用を防止します。また、カードが盗難され不正利用された場合の盗難補償もついています。
デビットカードはそのまま銀行キャッシュカードとして使えます。楽天銀行のキャッシュカードを使える、セブン銀行、イオン銀行、ステーションATM Patsat、イーネット、ローソン、三菱UFJ銀行、みずほ銀行、ゆうちょ銀行のATMで預金の出し入れができます。
クレジットカードと比べても十分に高いポイント還元率といえる楽天銀行デビットカード(JCB)は、審査不要で申し込みにも手間と時間がかかりません。
楽天銀行デビットカード(JCB)を申し込むにはまず、楽天銀行の口座が必要です。口座を持っていない人の場合、楽天銀行のウェブサイト(http://www.rakuten-bank.co.jp/)から口座開設フォームへ進み、デビットカードを選択することで口座開設と同時にデビットカード発行を申し込めます。口座開設完了後、約1週間から10日ほど後に登録した住所へカードが郵送されます。
楽天銀行口座を持っている場合は、楽天銀行のウェブサイトにログイン後、「カード・ATM」タブをクリック、さらに「カードを申し込む」をクリックします。すると、カード一覧が表示されるので希望するカードを選択します。この場合、申し込みから約5~7営業日後に登録した住所へ郵送されます。
なお、デビットカード申し込み時に、楽天銀行デビットカード(VISA)を選択すると、1029円(税込)の年会費がかかり、ポイント還元率も0.2%と低くなりますが、VISAブランドのデビットカードを持つことができます。楽天銀行デビットカード(VISA)は、世界中のVISA加盟店とVISA・PLUSマークのあるATMで使えることから、海外旅行の多い人は、こちらも選択肢の1つとして検討してみてはいかがでしょうか。
「デビットカードの便利さは納得できたけれど、メガバンクの安心感も捨てがたい……」という人には、三菱UFJ-VISAデビットをおすすめします。こちらは、15歳以上(中学生を除く)から申し込みが可能なカードです。
三菱UFJ-VISAデビットはメガバンクの安心感とVISAブランドの便利さを兼ね備えたデビットカードで、デビットカードの基本的な機能のほか、年会費無料、ショッピング保険、不正利用補償、各種優待サービスなど、クレジットカードなみの付帯サービスが特徴的です。
ポイントシステムについては、ショッピング利用金額に応じて毎月自動的にキャッシュバックされる仕組みなので、ポイントを使い忘れるということがありません。キャッシュバック率は0.2%です。
クレジットカードの便利さと、現金感覚の使用感を併せ持つデビットカードは、ショッピングの楽しさと計画的なお金の管理を両立する助けとなってくれます。ここで説明した、それぞれのカードの特徴を参考に、利用目的や利用頻度などを考えて、自分にあったデビットカードを選んでみましょう。
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