海外旅行へ出かける方は年々増えてきていますが、とくに最近では格安航空会社が台頭してきていること、海外の主要都市への直行便が増えてきていることなどから、さらに海外旅行へ行きやすくなってきています。
しかし海外旅行へ行くとなると旅行代、お小遣いとまとまった金額が必要になるため、渡航する手段は便利になっても国内旅行のように簡単には出かけられません。
海外旅行へ行く際には時差の関係や、せっかく海外へ行くのだからと滞在日数も増えてしまうことから、大型連休などしっかり休みが取れる時ではないと行けないという方も多く、年に数回の旅行を楽しみにしているという声をよく耳にします。
年に何度も旅行をする方も、年に数度の海外旅行を楽しみにしている方も、せっかく時間とお金を使って海外旅行へ行くのですからしっかりと楽しむことと合わせて、各種サービスをお得に活用したいものです。
そこで飛行機に乗る際に利用したいシステムが「マイレージ」と呼ばれる仕組みの各航空会社が主体になって行っているポイントサービスです。
仕組み自体はスーパーや小売店などで買い物をする際に貰えるポイントシステムと同様のものです。
マイレージサービスでは、貯まったポイントのことを
マイルはマイレージサービスを行っている航空会社の無料航空券や購入した航空券の座席のアップグレードなどに利用することが出来ます。
マイレージという言葉もメジャーになってきていますが、各航空会社がそれぞれのルールで運用していることからマイレージに関わる機会が多い方でなければあまり理解が進んでいないという面もあります。
そこで海外旅行へ行く機会がある方や、これから海外旅行へ行きたいと考えている方に
おすすめのマイレージと、マイレージをお得に貯めるアイテムを調査してみました。
マイレージ、またはマイルという言葉が段々浸透してきているものの、マイレージはどの航空会社でも共通だと思っている方も少なくありません。
しかし
マイレージはそれぞれの航空会社が行っているサービスなので、JALのマイレージ、ANAのマイレージ、デルタ航空のマイレージなどはそれぞれ別個独立しているものです。
海外旅行へ行く際には国内資本であるJALやANAの飛行機を利用する方も多いのですが、デルタ航空はそもそもアメリカ資本の航空会社ではあるものの、アメリカだけではなくシンガポールや上海、台北などの国際空港への直行便もあり、外資系航空会社では最大の日本発着路線数を誇っているため、海外旅行の際にはデルタ航空を利用する方が多いのです。
またデルタ航空のマイレージは他社のマイレージには無いサービスや特典が付いていることからも、短期でポイントである「マイル」を貯めて使いたい方や長期で沢山マイルを貯めたい方にもおすすめしたいプログラムになっています。
デルタ航空のマイレージサービスはマイルを利用して無料航空券に交換した際にも際立った特典が付いていることから国際線を利用する方やマイルをしっかり貯めたい方に支持されています。
デルタ航空のマイレージサービスとはどのようなものなのかさらに詳しくチェックしていきましょう。
マイルを無期限で利用できる 例えばANAマイレージでは有効期限が3年、JALマイルでも有効期限が3年となっているので、マイルの交換を忘れてしまった場合や、交換したい無料航空券が手に入らない場合にはせっかく貯めたマイルが失効してしまう場合があります。
しかしデルタ航空のマイルであれば期限を気にすることなく貯めることが出来るので、少しずつマイルを利用することも、しっかり貯めて長距離の航空券に交換することもできるのです。
航空機の燃料となる原油の価格は常に変動しており、原油価格が高騰した場合に飛行機の燃料代の一部を乗客が負担することになった場合に発生する用金を「燃油サーチャージ料」といいます。
パッケージツアーなど旅行代金に燃油サーチャージ料が含まれているものもありますが、航空券のみを購入する場合には別途サーチャージ料が発生することもあります。
デルタ航空以外のマイレージサービスでは、マイルを交換した無料航空券であってもサーチャージ料が発生した場合に一部を負担しなくてはいけませんが、デルタ航空ではサーチャージ料が掛からないので追加で支払いをする必要がありません。
デルタ航空はエールフランス航空やハワイアン航空、アリタリア航空など26社と提携を行っており、貯めたマイルはデルタ航空の無料航空券だけではなく提携の航空会社の無料航空券に交換することが出来ます。
一般的にマイルを利用して交換した無料航空券は本人または家族のみ交換可能としている航空会社が多いのですが、デルタ航空では本人、家族は勿論のこと友人の名義であっても無料航空券と引き換えることが出来るので、さまざまな利用方法を取ることが可能です。
デルタ航空では利用に応じて会員ランクが、一般会員→シルバーメダリオン→ゴールドメダリオン→プラチナメダリオン→ダイヤモンドメダリオンと設定されており、利用するほどマイルの付与率がアップします。
デルタ航空で設定されている会員制度では、1年内(1~12月)に記載された必要マイル数を獲得する、または必要フライト区間に登場する必要があり、どちらか一方を満たせば会員ランクが上がります。
会員ランク | 必要条件 | マイル獲得 | ボーナスマイル加算 |
---|---|---|---|
一般会員 | 会員登録 | 1ドル→5マイル | ― |
シルバーメダリオン | 25,000マイル/年 または 区間30/年 |
1ドル→7マイル | 40% |
ゴールドメダリオン | 50,000マイル/年 または 区間60/年 |
1ドル→8マイル | 60% |
プラチナメダリオン | 75,000マイル/年 または 区間100/年 |
1ドル→9マイル | 80% |
ダイヤモンドメダリオン | 125,000マイル/年 または 区間140/年 |
1ドル→11マイル | 120% |
必要マイルの到達でランクアップを目指すとすると、一般会員→シルバーメダリオンでは1年に25,000マイル÷5=5,000ドル≒550,000円(2017年7月現在)を利用することになり、一般会員→ゴールドメダリオンであれば50,000マイル÷5=10,000ドル≒1,100,000円が掛かる計算になります。
しかしフライトのみで年間550,000円以上利用するには余程たくさん海外へ行く機会がなければ達成することが出来ませんし、シルバーメダリオン以上のランクとなればさらに到達が困難になってしまいます。
デルタ航空では会員ランクを上げることで獲得できるマイル数も異な値ますし、ボーナスマイルの加算率もアップするので、出来るだけ沢山マイルを貯めたいという方は上級会員になっておくに越したことはありません。
しかし会員になって通常ルートで上級会員になるには、年間かなりのフライトを利用しなくてはならない、またはビジネスクラスやファーストクラスを利用するなどまとまった支払いをしなくてはならなくなります。
そこで利用したいのが「デルタ スカイマイル アメリカン・エキスプレス・ゴールド・カード」というクレジットカードです。このカードを利用すると本来必要だった条件クリアをスキップしていきなりゴールドメダリオン会員になることが出来るのです。しかし、2年目以降は年間150万円以上のカード利用が必要です。
デルタ スカイマイル アメリカン・エキスプレス・ゴールド・カードは国際ブランドであるアメリカン・エキスプレスとデルタ航空が提携して発行しているクレジットカードです。
カードフェイス |
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年会費 | 26,000円+税 |
家族会員 | 12,000円+税 |
申し込み資格 | 20歳以上、定職がある方 |
ポイント | 100円利用→1マイル |
海外旅行保険 | 最高5,000万円(自動付帯)+5,000万円(利用付帯) |
国内旅行保険 | 最高5,000万円(利用付帯) |
その他特典 | ・海外での利用でマイル獲得率が1.5倍 |
・デルタ航空利用時にはマイル獲得率が3倍 | |
・デルタ・ワン、デルタ・ワン・スイート利用の場合、デルタ航空ファストフライトボーナス25,000マイル付与 | |
・上級会員資格「ゴールドメダリオン」 |
デルタ航空と提携しているクレジットカードなだけあって、デルタ スカイマイル アメリカン・エキスプレス・ゴールド・カードはデルタ航空利用時に使える特典が数多くあります。まずはフライトでデルタ航空の航空券を購入すると、マイルの獲得が通常の3倍となり、席のランクによって10,000~25,000マイルがプレゼントされます。
さらに渡航先で買い物をする際にクレジットカード決済にしておくと、マイルの獲得率が1.5倍になるのでしっかりとポイントを貯めることが出来ます。
また特筆すべき特典として上級会員である「ゴールドメダリオン」のランクが自動的に付与されることになるのでランクアップ条件を満たす必要がなく、クレジットカードの会員になると同時にゴールドメダリオンにステップアップすることが出来るのです。
海外旅行へ行くことが多い方はもちろんですが、デルタ航空のマイレージサービスの強みを生かし日常使いでもマイルを貯めて海外旅行へ行きたいという方は海外旅行へ行きたいという方はデルタ スカイマイル アメリカン・エキスプレス・ゴールド・カードにトライしてみましょう。
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