海外へ留学する際、現地で使う現金はどのように用意していますか。
現地に着いてからクレジットカードのキャッシング機能を使う方も多くいるのではないでしょうか。
しかし海外では”ATMにカードが飲みこまれてしまった”というトラブルもあり、注意しなければなりませんし、限度額を超えての利用ができなくなってしまうことから、万が一に備えてカードを2枚以上持って行くことがおすすめです。
<例>
(1枚目)犯罪対策としても有効な銀行口座とセットになっている”デビットカード”
(2枚目)残高不足で支払いやキャッシングができないというときのために保険として”ACマスターカード”
海外ではATMにカードを飲みこまれてしまう以外にもカードに関するトラブルが起こっています。
スキミングとは、クレジットカード・キャッシュカードの磁気記録情報を不正に取得し、その情報をもとに偽造カードを作り、お金を引き出したり品物を購入する犯罪です。
カード自体を盗むのではなく、スキミングカードリーダーという装置を用いて情報だけを盗むので被害に気づいたときにはすでにお金を引き出されたり、買い物をされた後ということが多いです。
・カードをロッカーや貴重品ボックスに預けたとき。
・買い物や食事の支払いをしたとき。(店側が犯罪者と繋がっている)
・空き巣(物は盗まずに、カードの情報のみ盗む)
・ATMでお金をおろすとき(スキミングカードリーダー・隠しカメラが設置されている)
このような場面でスキミングの被害が起きています。
参考:海外移住情報.com(https://www.kaigaiijyu.com/3526)
またスキミング以外にも、フリーWi-Fi(公衆無線LAN)を利用した際にハッキングされクレジットカード情報等を抜き取られ悪用されたり、ネットショッピングの決済の際にカード情報を抜き取られたりと『誰でも被害に遭う可能性がある』状況です。
国内で過ごしているかのように海外で過ごすのは危険であり、日本がどれだけ安全なのかを知ることもできますが、カードの使い方には十分に気を付けておくべきです。
まず海外留学中におすすめのクレジットカードは ”三井住友カード(学生)” です。
・在学中は年会費が無料
・最高2,000万円の海外旅行障害保険がついている
事前に旅費等をカードで支払いをした場合のみ適応されます。
・ショッピング保証もついている
カードで支払いをした商品が破損・盗難された損害が最高100万円保証されます。
・写真入りICカードも選べるので安心
カードの裏面に顔写真をいれることもできるので、安全性が増えます。
・カード紛失・盗難の際も安心のサポート
24時時間365日カード不正使用検知システムによりクレジットカードの不正利用を監視しています。紛失・盗難の連絡を同様に24時間365日受け付けており、不正利用された場合も60日前までさかのぼり、それ以降の不正利用による損害が補償されます。
クレジットカードに審査が必要な理由は、カード会社が一時的に支払いを立て替えるからです。デビットカードは利用した際リアルタイムで引き落とし口座からお金が引き落とされるため、カード会社は立て替えの必要がないため審査が必要ありません。
親御さんの口座を引き落とし口座にすることもできますし、送金をしてもらう際の手数料も海外の銀行へ振り込むのではなく日本の銀行に振り込むだけなので安く済みます。
よって、親御さんの協力を得られる留学生にはデビットカードの利用がおすすめです。
留学に必要なお金は全部デビットカードで賄えるからデビットカードだけ持ってればいいのでは? と思う方もいるかもしれませんがデビットカード1枚で留学に行くことはあまりおすすめできません。
・不正利用に弱い
デビットカードはカード利用と同時に口座から引き落としされるため、万が一不正利用されてしまった場合も気づいたときには既に口座からお金がなくなっている状態です。
カード会社(銀行)の補償によりお金が戻ってきたとしても手続きに数ヵ月かかることや補償金額の上限が設定されていて全額戻ってこないこともあります。
その点クレジットカードは不正利用されたとしても口座から引き落とされるのは1~2か月後と猶予があるため、実際に自分の口座からお金が引き落とされることはほとんどありません。またクレジットカードの補償は限度額がなく全額補償です。
・海外旅行障害保険がついていない
クレジットカードには先ほど紹介した三井住友カードのようにもともと海外旅行障害保険がついているものもありますが、デビットカードにはついていません。
デビットカード・クレジットカードにはそれぞれメリット・デメリットがあるため、2枚持ちをするのがおすすめです。
・デビットカード(日本からの送金用。クレジットカードが不正利用され利用を停止したときの保険に。引き落とし口座に大金は入れないようにする。)
・クレジットカード(海外旅行障害保険対応。日本から送金してもらう場合はキャッシングがデビットカードに比べると割高なのでデビットカードの口座に送金してもらうこと。)
クレジットカードは審査が必要ですが、それだけの価値があります。
このように用途によって、デビットカードとクレジットカードを使い分ければお互いのメリット・デメリットをうまく利用することができます。またどちらのカードを使うときもできる限りの対策をして自分の身を守りましょう。(暗証番号は誕生日など推測されやすいものは使わない、番号を入力するときは手で隠すなど)
クレジットカードが作りたいけど、審査に落ちてしまった! 自分の条件だと審査に通りそうもないな。という方は”ACマスターカード"に申込んでおきましょう。
このカードは消費者金融アコムが発行しているカードなので申し込み資格が他のクレジットカードよりハードルが高くありません。
・年齢が20歳~69歳であること
・仕事をしていること(アルバイト・パートでも可)
・勤続0か月でもOK(収入があるかが重要なため)
この条件を満たしていて、過去に長期延滞や債務整理などの問題を起こしていなければ即日クレジットカードを発行することもできます。
ACマスターカードのデメリットは海外旅行障害保険がついていないことです。
ただし不正利用など盗難の補償はあるので、海外旅行障害保険に別で入れば問題は解決です。年会費も無料ですし、即日発行できるので留学に行くのにクレジットカードを持っていない方にはおすすめのクレジットカードです。
旅行保険がないことが不安な場合は、損保会社による旅行保険の加入、もしくはJCBEITのような年会費無料でありながら海外旅行保険がついているクレジットカードを持っておくとよいでしょう。
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