高速道路をよく利用する人なら、ETCカードは欠かせないアイテムです。
楽天ETCカードは楽天ポイントが貯まるなど、便利でお得なETCカードとして人気がありますが、年会費は550円(税込)かかります。
しかし、楽天ETCカードの年会費を無料にする方法が2つあります。
本記事では楽天ETCカードの年会費を無料にする方法と、ETCカード利用におすすめなクレジットカードをご紹介します。
・楽天ETCカードとは
・楽天ETCカードの年会費を無料にする2つの方法
・ETCカード利用におすすめのクレジットカード
年会費 | ETCカード | 発行期間 |
---|---|---|
永年無料 | 550円(税込) ※初年度無料 ※前年度に一度でもETC利用のご請求があった方は年会費が無料※ |
でカード番号発行※ |
還元率 | 利用可能枠 | ブランド |
0.5%~7%※ | ~100万円 |
料金所をスルーパスできるのはもちろん、割引制度やマイレージサービスなど料金面でも何かとお得なETCカード。高速道路を運転する機会のある方なら、ぜひ持っておきたいカードです。
ETCカードには、高速道路各社が発行する「ETCパーソナルカード」と、クレジットカード会社が発行する付帯カード「ETCカード」の2種類があります。
いずれも曜日や時間帯による道路料金の割引を受けられますが、特にクレジットカードの付帯カードでは、ETC利用によってもクレジットカードのポイントを貯められますので、大変お得です。
中でも楽天が発行する「楽天ETCカード」は、楽天カードと同様、楽天ポイントを貯められることで人気を集めています。
楽天カードでは、100円のショッピング利用につき1楽天ポイントが付与されますが、楽天ETCカードでも同じく、100円の通行料金につき1ポイントを貯めることができます。首都高など少額な通行料金でも確実にポイントを貯められる点が大きなメリットです。
貯まった楽天ポイントは、楽天市場や楽天トラベルなど、楽天サイトでの買い物に利用することができますので、楽天利用の多い方には便利なETCカードです。
楽天ETCカードは、楽天カードを持っている方だけが申し込むことができます。
まだ楽天カードを持っていない方は、楽天カードを申し込む際に、合わせてETCカードにも申し込むようにしましょう。
既に楽天カードを持っている方は、インターネット上の「楽天e-NAVI」にある「各種お申し込み」の項目から、ETCカードの申し込み手続きが可能です。
高速道路の通行によって、楽天ポイントを貯められる楽天ETCカードですが、申し込むと550円の年会費がかかります。年会費をなるべくかけたくない方にとっては、デメリットになる部分かもしれません。
ただし以下の場合は、楽天ETCカードの年会費が無料になります。
いずれも、国内外の空港ラウンジを利用できる「プライオリティパス」が付いていたり、国内・海外旅行の障害保険の額が高かったりと、通常の楽天カードと比べると付帯サービスが充実しています。
既に楽天カードをメインとして利用しており、年間の利用金額かなり多い人はワンランク・ツーランク上の楽天プレミアムゴールドや楽天ブラックカードを狙うことができます。
楽天PointClubの会員ランクがダイヤモンドもしくはプラチナの方は、楽天ETCカードの年会費は初年度無料となります。
ただし楽天PointClubの会員ランクは、楽天ポイントの獲得実績によって毎月更新されますので、次年度以降も年会費が無料になるとは限りません。
楽天ETCカードの年会費が請求される月(楽天ETCカードに申し込んだ月の翌月)の会員ランクによって、年会費が無料になるかどうかが決まります。
引き続きダイヤモンドもしくはプラチナ会員であれば次年度の年会費も無料、ゴールド以下であれば550円の年会費が発生するという仕組みです。
楽天カードはカードの年会費が無料であることや、楽天市場を利用した時のポイント還元率の高さから人気の高いクレジットカードですが、ETCカードを使いたい人にとっては特段お得な要素は少ないと言えるでしょう。
ETCカードを無料にする方法はクレジットカード自体のグレードを上げる方法と楽天Point Clubの会員ランクを上げる2種類の方法がありますが、どちらも手間とお金がかかる方法となっています。
通常の楽天カードの年会費は無料ですが、楽天プレミアムカードでは11,000円、楽天ビジネスカードでは2,200円、楽天ブラックカードでは33,000円もの年会費が発生します。
またランクの高いクレジットカードは、それだけ収入や年齢などの審査基準も厳しくなりますので、まだ利用実績の少ない方は審査に通りにくくなります。
特に、楽天カードの中でも最上位のランクである楽天ブラックカードは、招待された会員のみが入会することが可能です。
楽天PointClubのランクを上げる方法は、とにかく楽天サービスを多く利用することが必要になります。
もしも、たまたま特定の月だけ買い物が多いかったとしても、そのランクを維持する為にはコンスタントに買い物をし続けなければいけないため、本当は必要のなかった無駄な買い物を頻繁にしてしまう可能性もあります。
このように考えると楽天カードは楽天市場のヘビーユーザーならお得になるクレジットカードですが、時々利用するという方にはあまりお得なカードではないのかもしれません。
では、楽天カード以外でETCカードをお得に利用できるクレジットカードは何があるのでしょうか。
今回ご紹介するクレジットカードはETCカードが年会費無料で利用でき、通常の買い物でもポイントが貯めやすい・付帯サービスが充実しているなど日常生活の中で使いやすいクレジットカードです。
JCB CARD Wは年会費無料でETCカードを持てるクレジットカードです。
年会費 | ETCカード | 発行期間 |
---|---|---|
永年無料 | 無料 | 最短5分でカード番号を発行※ |
還元率 | 電子マネー | ブランド |
1%~5.5%※ |
JCB CARD Wはクレジットカード本体の年会費が無料なだけでなく、ETCカードの年会費も無料です。
楽天カードのような厳しい条件無しに年会費を無料にすることができる魅力的なカードです。
JCB CARD Wの申込み基準は18歳以上39歳以下で、ご本人または配偶者に安定継続収入のある方。または高校生を除く18歳以上で学生の方というものです。
このように、無収入の専業主婦や主夫の方でも申し込みは可能であるという点や、18歳以上39歳以下という若い世代を対象にしたカードという点からも、審査ハードルはそこまで高くはないと考えられます。
JCB CARD Wは海外旅行傷害保険が最高2,000万円付帯します。
さらに、海外でJCB CARD Wを使って購入した品物が破損・盗難などの被害にあった時、購入日から90日間であれば、年間100万円までの補償が受けられるショッピングガード保険も自動付帯しています
JCB CARD Wは通常のJCBカードの2倍のポイントを常に獲得することができ、1,000円=2ポイント還元されます。
すでに還元率が高いJCB CARD Wですが、さらにポイント還元率を上げる方法があるので紹介します。
Oki DokiランドはJCBが運営するポイント優待サイトで、参加店舗は約300店もあります。
Oki Doki ランドを経由して買い物をすれば2倍~最大20倍のOki Dokiポイントを貯めることが出来ます。
さらに、買い物をした店舗のポイントも貯めることが出来るので、1回の買い物でポイントの二重取りも可能なお得なサービスです。
ORIGINAL SERIESパートナーとは、特定のパートナー店舗でJCBカードを利用すると、ポイントが最大11倍になるというものです。
パートナー店舗には日常から利用することが多い店舗が揃っているので、何気ない普段の買い物からお得にポイントを貯める事が出来ます。
JCB CARD Wは券面デザインがリニューアルされ、カード情報はすべて裏面に記載されています。そのため、大切な情報を見られるリスクが低く、セキュリティ面でも安心の1枚となっています。
JCB CARD WとJCB CARD W plus Lは現在入会キャンペーンを実施中です。
2024年4月1日~2024年9月30日に新規入会し、MyJCBアプリにログインされた方を対象に、Amazon.co.jpでカード利用するともれなくご利用金額のがキャッシュバックされます!
2024年4月1日~2024年9月30日に新規入会し、MyJCBアプリにログインされた方を対象に、Apple PayもしくはGoogle Pay利用で20%キャッシュバックします(最大3,000円)。
JCB CARD Wの入会キャンペーンへ申し込む入会キャンペーンを行なっているカードは審査に通りやすいと聞いたことはありませんか?
ポイントを大量に付与したり年会費を無料にしたりと、カード会社には大きな負担のかかる入会キャンペーンは、それだけ新規に入会してほしいという意図があります。
そんなときにわざわざ審査を厳しくするでしょうか?
破格のキャンペーンであればあるほど、審査に自信がない方でも申し込みをしてみるチャンスと言えます!
ETCの機能のみを見て良し悪しを判断するではなく、クレジットカード自体の使いやすさを総合的に判断したほうが、長く便利にクレジットカードを利用できます。
楽天カード |
JCB CARD W |
|
---|---|---|
年会費 | 無料 | 無料 |
ETCカード | 550円 | 年会費無料 |
申し込み資格 | 楽天会員で、満18歳以上、 安定した収入のある方および学生(高校生は除きます) | 18歳以上39歳以下で、ご本人または配偶者に安定継続収入のある方。
または高校生を除く18歳以上で学生の方。 |
付帯サービス | 海外旅行傷害保険:最高2,000万 | 海外旅行傷害保険:最高2,000万
ショッピング保険:最高100万円 |
ポイントプログラム | 楽天ポイント 還元率1% |
Oki Dokiポイント 1000円=2ポイント |
楽天カードは知名度が高くてカードの年会費が無料ということもあり、申し込む方が非常に多いクレジットカードですが、楽天サービスをあまり使わないということで解約してしまうという方も少なくありません。
楽天カードの良さを発揮するためには楽天サービスを積極的に使わないと行けないため、元々楽天サービスを使う習慣のない方にはメリットが少ないことが大きな理由です。
ETCカードの年会費が使わなくても550円が必要になることも要因の一つになるでしょう。
対してJCB CARD WはETCカードの年会費も無料なため、維持をする際の負担はなく、日頃使いのメインカードとしてもポイントが貯まりやすい1枚になっています。
「クレジットカード本体とETCカード両方を無料で持ちたい!」と思っている人にはJCB CARD Wがオススメです。
年会費が無料でポイントも貯まりやすいため非常にコストパフォーマンスは高く、学生や主婦の方などにも人気があります。
18歳以上39歳以下という若い世代を対象にしたカードという点からも、審査基準は比較的厳しくないと考えられ、クレジットカードの審査を不安に感じているかたにもおすすめできる1枚です。
迷ったら
コレ!
年会費 |
永年無料 |
---|---|
還元率 |
1%~5.5% |
発行期間 |
通常1週間程度、最短3営業日 |
ETCカード |
無料 |
初年度年会費 | 海外保険 | 国内保険 |
---|---|---|
無料 | 最高2,000万円(利用付帯) | - |
電子マネー | 発行期間 | 利用可能枠 |
通常1週間程度、最短3営業日 | 個別設定 |