「自動販売機で電子マネーは使えない?」
「対応しているはずの電子マネーが反応しない?」
今では、電子マネーやスマホ決済に対応した自動販売機も増えてきており、どの電子マネーが使えるのかであったり、対応しているはずの電子マネーが反応しないのはなぜか、気になる方も多いのではないでしょうか。
そこで、本記事では自動販売機では、どの電子マネーが使えるのかはもちろん、対応しているはずの電子マネーがなぜ反応しないのかの解説します。
さらに、全ての自動販売機メーカーで利用できる電子マネー付きのクレジットカード2種も紹介します。
ちなみに、電子マネー対応自販機であれば、「iD」と「QUICPay」は全自動販売機メーカーで使うことができます。
三井住友カード(NL) |
三菱UFJカード |
|
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年会費 | 永年無料 | 初年度無料 1,375円(税込) 年一回以上のご利用で無料 |
申込み資格 | 満18歳以上の方(高校生は除く) アルバイト・パートの方もOK |
18歳以上でご本人または配偶者に安定した収入のある方 または18歳以上で学生の方(高校生を除く |
発行期間 | でカード番号発行 | 最短翌営業日発行 |
電子マネー | iD+タッチ決済も可能 | QUICPay+タッチ決済も可能 コカ・コーラ自販機なら5.5%還元 |
キャンペーン | 新規ご入会&利用で 最大プレゼント |
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申込先 | 公式サイトはこちら | 公式サイトはこちら |
電子マネーは、電車やバスで利用できる交通系電子マネー・コンビニやスーパーで利用できる流通系・電子マネーにクレジットカードを登録して利用するクレジットカード系、銀行口座を登録または現金をチャージして利用するQRコード決済系の4種類があります。
自動販売機はメーカーごとに使える電子マネーに違いがあり、4種類のすべてに対応しているわけではありません。
では、実際にはどのような電子マネーが利用できるのでしょうか? 自動販売機のメーカーごとに利用できる電子マネーをチェックしていきましょう。
コカ・コーラは、マルチマネー自動販売機という、複数の電子マネーが利用できる機種を提供しています。
マルチマネー自動販売機で利用できる電子マネーは以下の種類です。
交通系電子マネー | その他電子マネー |
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・Kitaca
・Suica ・PASMO ・nimoca ・tolca ・manaca ・ICOCA ・SUGOCA ・はやかけん ・Visa・Mastercard®・JCB・American Expressの タッチ決済(コンタクトレス決済) |
・iD
・QUICPay ・楽天Edy ・nanaco ・WAON ・PiTaPa |
ダイドードリンコの自動販売機でも電子マネーに対応をしている機種があり、使える電子マネーは以下のマネーブランドとなります。
交通系電子マネー | その他電子マネー |
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・Kitaca
・Suica ・PASMO ・nimoca ・tolca ・manaca ・ICOCA ・SUGOCA ・はやかけん |
・iD
・QUICPay ・楽天Edy ・nanaco ・WAON ・LINEPay |
伊藤園の自動販売機の対応電子マネーは以下の通りです。
モバイル決済 | その他電子マネー |
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・LINEPay
・楽天Pay ・PayPay ・d払い ・We Chat Pay ・ALIPAY |
・各種交通系電子マネー
・iD、QUICPay含む各種電子マネー (プリペイド型・ポストペイ型) |
アサヒの自動販売機に対応している電子マネーは以下の種類です。
交通系電子マネー | 主な利用可能電子マネー |
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・Suica
・PASMO ・Kitaca ・tolca ・manaca ・ICOCA ・SUGOCA ・nimoca ・はやかけん |
・iD
・QUICPay ・Edy ・Visa TOUCH ・WAON ・nanaco |
JR東日本ウォータービジネスは、駅ナカに「acure」という自動販売機を展開しており、交通系電子マネーに加えて、7種の電子マネーに対応しています。
JR東日本の自動販売機でも使える電子マネーの種類は以下の通りです。
交通系電子マネー | その他電子マネー |
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・Suica
・PASMO ・Kitaca ・tolca ・manaca ・ICOCA ・SUGOCA ・nimoca ・はやかけん |
・iD
・QUICPay ・楽天Edy ・ALIPAY ・WAON ・nanaco ・We Chat Pay |
ここまでメーカー別に対応電子マネーを紹介してきましたが、まだすべての自動販売機が電子マネーに対応しているわけではありません。
電子マネー決済が可能な自動販売機には専用のタッチ端末がついており、使える電子マネーは自動販売機に貼ってあるステッカーでわかるようになっているため、端末の有無とステッカーをチェックしてから利用するようにしましょう。
電子マネーの中でもiDとQUICPayは全自動販売機メーカーで使える電子マネーです。
iDとQUICPayはクレジットカードと連携して使える電子マネーのため、チャージなどの手続きをしなくても、クレジットカード代金と一緒に引き落としがされるので、残高不足の心配なく使うことができるメリットがあります。
iDはスマホを端末にかざして決済ができる便利な電子マネーです。
多くの電子マネーは使う分の金額をチャージして決済する「プリペイド型」が主流となっています
iDは、チャージして決済をする「プリペイド型」をはじめ、使った分をクレジットカードで後払いする「ポストペイ型」、口座の残高範囲内で利用できる「デビット型」の3種類の支払い方法から自分の都合に合った方法を選ぶことができます。
QUICPayはiDと同様にスマホを専用端末にかざすだけで決済ができる電子マネーです。
支払い方法は「後払いができるクレジットカード決済」「口座内で利用できるデビットカード決済」「チャージ分を利用できるプリペイドカード決済」の3種類があり、それぞれのカードをQUICPayに登録することで利用ができます。
対応しているはずの電子マネーやスマホ決済が反応しない場合や利用出来ない場合に考えられる主な2つの原因こちらです。
1つ目に関しては、スマホやカードの磁器、自動販売機側の読み取りパネルの接触エラーが発生したことによって、電子マネーやスマホ決済が反応しないということが起こりうるのです。
少し時間をおいてみたり、スマートフォンなら再起動をしてみるなどすればすぐに解決するケースが多いです。
2つ目に関しては、使用している電子マネーやスマホ決済が、事前に入金や口座残高から即時で引き落とされる、「プリペイド式」や「デビット式」の方法で決済をしている際に起こります。
利用しようとした際に、チャージ残高や口座残高が不足していれば、決済ができないのです。
「プリペイド式」や「デビット式」に該当するのが、「メルペイ」や「Line Pay」、各種プリペイドカードやデビットカードなどです。
ちなみに事前のチャージや口座入金が不要なのが「ポストペイ式」でクレジットカードに付帯する電子マネーが該当します。
クレジットカードと紐づいた「ポストペイ型」はチャージや口座入金の手間が不要というメリットに加えて、クレジットカードの還元率に基づいたポイント還元も受けられるので、便利かつお得な方法といえるでしょう。
iDとQUICPayはそれぞれ加盟店が非常に多く、自動販売機だけでなく、街中の多くの店舗で利用ができるため、まだ使ったことのない方も利用してみる価値は大いにあるでしょう。
では、今回はiDとQUICPayそれぞれの利用に適したクレジットカード2種も紹介していきます。
iDの利用でおすすめのクレジットカードは三井住友カード(NL)です。
iDは三井住友カードとNTTドコモが提携して発行している電子マネーのため、三井住友カードの各種クレジットカードにはiDが搭載できます
三井住友カード(NL)はiD一体型カードを発行していないので三井住友カードiD(専用カード)を追加発行するか、Google Pay・Apple Payに登録してiD利用しましょう。
Google Pay・Apple Payに一度登録しておけばカードを取り出さずともスマホでワンタッチのiD決済が可能になります。
年会費 | ETCカード | 発行期間 |
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永年無料 | 550円(税込) ※初年度無料 ※前年度に一度でもETC利用のご請求があった方は年会費が無料※ |
でカード番号発行※ |
還元率 | 利用可能枠 | ブランド |
0.5%~7%※ | ~100万円 |
QUICPayの利用でおすすめのクレジットカードは三菱UFJカードです。
三菱UFJカードは、Apple PayとQUICPayの紐づけによる、「スマホ決済」にすることもできますし、カード自体を端末にかざす「タッチ決済」することもできます。
また、Apple PayまたはQUICPayで支払いをした際にも、クレジットカード決済と同様にポイントが付与されるので、クレジット決済と電子マネー決済を上手く使い分けていくとポイントが貯まりやすくなるでしょう。
三菱UFJカードはポイントアップサービスが充実しており、以下の対象店舗の利用ではいつでも5.5%相当還元されるので日常的に使いやすいカードとなっています。
年会費 | ETCカード | 発行期間 |
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初年度無料 翌年以降1,375円(税込) 年に1回以上利用で翌年度も無料 |
永年無料 | 最短翌営業日 ※Mastercard®とVisaのみ |
還元率 | 電子マネー | ブランド |
0.5~19.0%※ |
※QUICPay、Apple PayはMastercard®とVisaのみ |
iDとQUICPayの利用におすすめのクレジットカード「三井住友カード(NL)」と「三菱UFJカード」の特長と基本情報をみてきましたが、どちらのカードに惹かれたでしょうか?
最後に、三井住友カード(NL)に向いている人と三菱UFJカードに向いている人の特徴を紹介していきますので、どちらが自分に合っているのかチェックしてみましょう。
三井住友カード(NL)のカード番号はでカード番号発行、すぐにお買い物をすることが可能です。
オンラインショッピングであればカード番号をVpassアプリ内で確認、スマートフォン決済であればiPhoneやAndroidにクレジットカードを設定、全国のコンビニやスーパー等のiDマークがあるお店でタッチするだけでお支払いができます。
後日、自宅にカードが届きますが、カードの到着を待たずに利用できることが大きな特徴と言えるでしょう。
三井住友カード(NL)はその名の通り、カード番号がカードの券面に印字されていません。
そのため、これまでのクレジットカードと使い心地は変わらず、カード番号の盗み見がされることなく安心・安全なお支払いが実現できるでしょう。
三菱UFJカードの一番の特長は、ポイント還元率が高いことです。
通常の還元率は0.5%で200円につき1ポイントが付与され、一般的なクレジットカードの還元率といえます。
しかし、三菱UFJカード入会後の3か月間は、「還元率が3倍にアップ」する特典や、一カ月の利用額に応じて通常の獲得ポイントに最大20%のボーナスポイントが付与される「グローバルPLUS」などを活用すれば、実質還元率は1%を超えることもあります。
さらには、対象の飲食店やコンビニで、5.5%相当で還元されるため、対象店舗をよく利用する方にとってはトップクラスにお得なカードとなるでしょう。
コカ・コーラ自販機をよく利用するという方に、三菱UFJカードは特におすすめで、コカ・コーラ自販機で利用すると、破格の5.5%相当でポイント還元されます。
さらには、コカ・コーラ自販機に対応した「Coke ON」アプリと併用も可能なので、普段は高くついてしまいがちな自動販売機での飲み物の購入が、スピーディかつお得な購入方法へと変化します。
三菱UFJカードは発行スピードも優れています。
Visa,Mastercardなら最短翌営業日、JCB,Amexなら最短2営業日でカードを発行可能となっているので、すぐに発行したいという方にもピッタリです。
また、豊富な国際ブランドからセレクトできるので、手元にない国際ブランドを選択して利用シーンによって使い分けるということも可能です。
三井住友カード(NL) |
三菱UFJカード |
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年会費 | 永年無料 | 初年度無料 1,375円(税込) 年一回以上のご利用で無料 |
申込み資格 | 満18歳以上の方(高校生は除く) アルバイト・パートの方もOK |
18歳以上でご本人または配偶者に安定した収入のある方 または18歳以上で学生の方(高校生を除く |
発行期間 | でカード番号発行 | 最短翌営業日発行 |
電子マネー | iD+タッチ決済も可能 | QUICPay+タッチ決済も可能 コカ・コーラ自販機なら5.5%還元 |
キャンペーン | 新規ご入会&利用で 最大プレゼント |
新規入会キャンペーンで 最大プレゼント |
申込先 | 公式サイトはこちら | 公式サイトはこちら |
自動販売機では電子マネーの導入が進み、各種電子マネーや交通系ICなどが利用できるようになっています。
特にiDとQUICPayは全自動販売機メーカーで利用が可能な電子マネーで、どちらも街中の多くの店舗で利用することができるので、電子マネーの中でも使いやすさは群を抜いています。
また、iDは三井住友カードとNTTドコモが提携して運営している電子マネーであることから、三井住友カード(NL)はiD利用に非常におすすめです。一方、ポイント還元率が高く、QUICPayの利用におすすめのクレジットカードは三菱UFJカードです。
三井住友カード(NL)はカードの券面にカード番号が印字されていないため、安心して利用ができるでしょう。
また、三菱UFJカードは特にコカ・コーラ自販機での5.5%還元が魅力的ですが、そのほかにもポイント還元率を上げるサービスが充実しています。
このようにカードの特徴から自分に合ったカードを選べば、そのカード独自のサービスを十分に活用していくことができるので、自分のライフスタイルやカードの使い方に合ったカードを選ぶことが大切です。