独自審査のカードローンについて
カードローンに申込をするときはほとんどの場合、保証会社からの保証が必要になります。
つまり「返済してくれなかったときに保証会社がカードローンに保証する」ということになるため、申込者の審査は「保証会社」が行うというものです。
カードローンは担保も連帯保証人も不要ですが、代わりに保証会社が返済不可能な状況をカバーしてくれるのです。
例えば、アコムで延滞をしたことがあるひとがいたとして、アコムじゃないところのカードローンとして北海道銀行のラピッドに申込んだとしても、ラピッドの保証会社はアコムとなっているので審査が厳しいものとなります。
カードローンを申込むのに審査が不安だと思うひとはカードローン会社と保証会社を確認しておくのが良いです。
そんなのいちいち確認するのは嫌だよ! って人もいますよね。
実は保証会社による審査をしているところがほとんどといっても、中にはカードローンには保証会社に審査をさせず、独自に審査を行うカードローンもあります。
そんな保証会社に審査をさせずにカードローンの審査を通すというのは、どのような審査基準になっているのか、どのようなカードローンなのかを解説します。
###独自審査を行っているカードローンに申込む前に知っておく4つのこと
1.保証会社ではなく申込先の審査をうけることになる
カードローンで保証会社による審査を受ける場合、保証会社が審査や在籍確認の電話を担当しますが、独自審査の場合は申込先基準の審査を受けることになります。
A社に申込んだものの審査に落ちてしまい利用不可、その後B社に申し込んだけれどこちらもダメだったとき、カードローン名は違えど保証会社は同じというパターンもありますが、独自審査を行っているところは保証会社がないため被ることがありません。
2.独自基準がある
多くのカードローンの審査に落ちた場合、保証会社が求める基準を上回ることができなかったということになります。
しかし、独自審査を行うカードローンの審査を受けるという場合は、保証会社が行うカードローンとは別の基準や視点で審査を行うことがあります。つまり保証会社ではなく自社が審査をするというところで審査の独自性が高いということになります。
これにより「ここのカードローンだけは審査が通った」ということが起こることがあります。
3.保証会社を通さないから他より審査が通りやすいことはない
自分は独自審査のカードローンが良いと言っても「独自審査だからといって保証会社のカードローンよりも圧倒的に審査に通りやすい」わけではないということです。
借入条件に年収や雇用形態、勤続年数を記載しているカードローンならともかく、カードローンには「法定基準」があるからです。
「法定基準」を満たせない方に融資をするのは法律で禁止されているため、独自審査をしているからといって、飛び抜けて審査通過率が高いということにはなりません。
あくまで、保証会社とは別の基準で審査をすることから、保証会社の審査に落ちても、独自審査には通過する可能性があるというだけです。
4.中小消費者金融ならブラックリストでも借入のチャンスあり
代位弁済や自己破産などの債務整理をすると、信用情報に事故情報が記載されます。
この信用情報に事故情報が記載された状態をブラックリスト入りといいます。
信用情報は企業の枠を超えて、審査をする時に参考にするので、事故情報は必ず審査をする側に伝わります。
これによって最短5年、最長5年の期間はカードローンの借入も契約も不可能になります。しかし、これはあくまで「ブラックリスト入りしている方には融資を自粛しよう」というものです。
地方の中小消費者金融で自社審査をやっているところは、大手消費者金融と違って、借入申込者がブラックリストでも融資ができる可能性があります。
独自審査を行っているカードローンの選び方
それでは独自審査を行っているカードローンを選ぶ基準についても解説していきます。
1.金利は少しでも低いところを選ぶ
カードローンである以上は返済総額をできるだけ抑えておきたいというのは当然です。気が付けば借りた金額以上に返済総額が大きくなっていたという原因は利息にあります。
利息というのは借入金額×実質年率×借入日数÷365日→利息という計算式になります。
このことから、高額の借入をするという場合、金利の違いが総返済額を抑えるのに重要な働きをします。
<例>
独自審査のアイフルで10万円をキャッシングしたときの計算
10万円×0.180%÷365日×30日=1,479円
ただどうしても独自審査のカードローンが良く、金利が18%となるときは「短期利用」を考えて返済しておくと返済期間が長引きません。
2.借入条件は事前に必ずチェック
審査に通過するのにどのような基準を満たしていくと良いかの詳細を公開するカードローンはありません。
そのため、融資をする側が何を求めているかをチェックするには、借入条件をチェックするのが効果的だということになります。
借入条件の中には、年収に加えて勤続年数や居住地・勤務地などの条件が指定されていることもあります。特に銀行のカードローンは居住地が限定されているのでチェックしておきましょう。
この借入条件を満たさない限りは、審査を受けることができません。
3.その他のサービスで利用しやすそうなものはあるか
カードローンには申込をした当日に借入できる即日融資、初回借入時限定の無利息期間、WEB完結申込といったさまざまなサービスがあります。
即日融資に対応しているカードローンはお金がすぐに必要な場合に、申込をしたその日中に借入ができます。
初回借入時限定の無利息期間サービスによって、少額の借入なら無利息で完済できますし、利息を大きくカットすることも見込めます。
WEB完結申込によって店舗に行くことはありませんし、郵送のやり取りもなしに契約を行うことができます。これによって、周囲の人々や家族に借入がバレることを防ぐことが可能です。
4.闇金融に申込まないように徹底確認
多くのカードローンは保証会社を使って審査をしてもらっています。
そして、中には独自審査を行っているカードローンもあることも伝えました。
独自審査のカードローンを利用する上で必ずチェックしないといけないのが「貸金業協会に登録しているかどうか」です。
貸金業協会に登録していない消費者金融は闇金融や反社会的勢力の可能性が高く、もしも利用をすると、法外の金利を押し付けられたり、不当な催促を受けたりする危険があります。
「審査なしで借入OK」「聞いたことのない名前のカードローンだけれど金利がめちゃ低い」など甘すぎる言葉には要注意です。そういったところからは申込をしないようにしましょう。
特に過去、自己破産や債務整理などを行っている方はハガキが届きやすいとも言われています。郵便物が届いたときは、貸金業協会に登録しているかどうかを公式サイトの「日本貸金業協会会員」の「協会員検索」のページに進み、検索をしてみてください。
甘い言葉には罠があるように、こちら側に有利になっている条件のところは怪しいと疑うべきです。貸す方も借りる方もやっぱり同じリスク(同等)なのが一般的です。
###独自審査を行っているカードローン
それでは独自審査を行っているカードローン6つを紹介していきます。
どれも日本貸金業協会の会員なので安心してください。
1.ジェイスコア
借入限度額が最大1,000万円、金利が年0.8%〜15.0%なのがジェイスコアです。
最低金利の年0.8%はみずほ銀行・ソフトバンクまたはワイモバイル・Yahoo! JAPANと情報連携を行ない、審査を受けた上で適用されます。
このジェイスコアはAIスコアという信用スコアにて主な審査を行います。
AIスコアとはチャット形式で申込者の情報を入力し、その項目をもとに人工知能にスコアリングさせるというものです。
そして、AIスコアにて600点以上を獲得すると、ジェイスコアにて仮審査を受けられるというものです。
審査の大半を申込者が入力した項目と、人工知能に任せる信用スコアにて行うので、他のカードローンにはない特徴を持っています。
〈借入条件〉
・年齢20歳以上70歳以下で国内に居住している
・安定かつ継続した収入の見込める方
・学生や留学生でアルバイトなどによって安定収入がある方
・永住権のない外国籍の方でも借り入れ可能
〈即日融資〉
ジェイスコアは即日融資に対応しています。
問い合わせをしたところ、夜に契約が締結しても、だいたいの金融機関が22:55までなら即日融資に対応しているとのことです。
平日夜間でも土日の融資に対応しています。
ほとんどの金融機関は土曜には21:40、日曜日は16:40までに申込をすると、その日の内に借入可能です。
〈在籍確認の電話〉
申込をしてからジェイコムに問い合わせをし、「在籍確認の電話を無くして欲しい」ということを伝えましょう。
必ず、在籍確認の電話が無くなるというわけではありませんが、審査によっては在籍確認の電話をカットしてもらえます。
2.アイフル
借入限度額が最大800万円で金利が年3.0%〜18.0%というスタンダードなスペックなのが大手消費者金融カードローンのアイフルです。
また、アイフルの場合は女性オペレーターのみが電話案内してくれる女性向けカードローンのSuLaLiというユニークなものがあります。
加えて、初めてアイフルを利用し、年収が300万円以上かつ年齢が59歳までという条件がありますが、金利が年3.0%〜9.5%という破格の条件で利用できるファーストプレミアム・カードローンもあります。
アイフルは初めて利用をするという方は最大30日間の無利息期間サービスがあります。
バリエーションが他の大手消費者金融カードローンよりも多いのがアイフルの大きなメリットと言えるでしょう。
なお、ローンカードを発行しての借入もありますが、アイフルスマホアプリや銀行口座への振込融資による借入にも対応しています。
〈借入条件〉
・20歳以上で定期的な収入と返済能力を有する方
・70歳以上になったら追加の借り入れは不可能
・ファーストプレミアム・カードローンは初回利用限定で23歳~59歳の方で年収300万円以上
〈即日融資〉
アイフルは即日融資に対応し、土日でも借入可能で申込から契約までは最短1時間です。
18時までに申込をすればその日の内に借り入れできるようになっています。
〈在籍確認の電話〉
原則として、アイフルは在籍確認の電話がありません。
3.フクホー
借入限度額が最大200万円で、金利が年7.30%〜20.0%なのがカードローンのフクホーです。
最大金利が年20.0%なので、非常に高金利だと言えるでしょう。
フクホーは初回の借り入れですと、限度額の上限が50万円に設定されています。
また、フクホーは借り入れ額で金利が変動するシステムです。
借入額が5万円〜10万円なら金利が年7.30%〜20.0%、10万円〜100万円未満なら金利が年7.30%〜18.00%、100万円〜200万円なら金利が年7.30%〜15.00%です。
したがって、初回の借入時の金利は7.30%〜18.0%です。
また、 ここで注目すべきは、多くの消費者金融カードローンは借入額が少額の場合は金利が高くなるものですが、フクホーは少額の借入でも最低金利を狙えるということです。
つまり、フクホーは借入額と金利が反比例する関係ではなく、申込者の属性などの審査が非常に重要だということです。
〈借入条件〉
・20歳以上の定期的な収入と返済能力を有する方で当社基準を満たす方
〈即日融資〉
問い合わせをしたところ、一次審査で最大3日となるので、即日融資を利用することは難しいとのことです。
〈在籍確認の電話〉
※電話繋がらず確認できませんでしたが、あると認識しておいて良いでしょう。
4.アロー
借入限度額が最大200万円、金利が年15.00%〜19.94%なのがカードローンのARROWです。
また、名古屋市に本籍がありますが、海外を除くと、日本のどこからでも借入できるようになっています。
アローは「3秒診断」にて、年齢・年収・他社借入額を入力することで、どれくらいの金額を借入できるのかをチェックできます。
審査は最短45分で完了し、「アローのWEB完結キャッシング」の書類審査専用アプリをインストールすることで、郵送することなく借入契約まで進むことが可能です。
書類を郵送で受け取ってのやり取りは、同居している人々に書類を見られてカードローンの利用がバレる危険があります。
しかし、公式アプリをインストールし、そのアプリで本人確認書類や収入証明書類の撮影と提出をすると、郵送なしの契約ができ、プライバシーを守り切ることができます。
〈借入条件〉
・25歳以上65歳以下
年齢条件の下限が高く設定されているのに注意しましょう。
〈即日融資〉
問い合わせをしたところ、公式サイトには即日融資可能と記載されていますが、即日融資は対応していないとのことでした。
〈在籍確認の電話〉
在籍確認の電話をするにあたって、審査側が申込者に確認の電話をするようになっています。
そのため、在籍確認の電話が来るタイミングはおおよそで分かる仕組みです。
ただし、在籍確認の電話をなくしてもらうことは不可能なので、気をつけましょう。
5.キャネット
借入限度額が最大300万円、金利が年15.0%〜20.0%なのがカードローンのキャネットです。
初めて借入するという方は借入限度額の上限が50万円なことに気をつけましょう。
キャネットは申込方法が多種多様にあり、インターネット経由・モバイルサイト・電話・FAX・郵送などから自分に合ったものを選択できます。
審査は最短でわずか30分で完了します。そのため、営業時間内なら即日融資を狙うことが可能です。
また、借入方法は来店にて受け取るか銀行振込かを選ぶことができますし、返済方法も店頭に持参する・郵送・銀行振込の3種類から選ぶことができます。
非常に直接的な借入方法と返済方法が選べるので、面と向かっての借入・返済をしたい方におすすめです。
〈借入条件〉
・20歳以上70歳以下
〈即日融資〉
審査結果次第で、即日融資が可能かどうかは決まるとのことです。
〈在籍確認の電話〉
こちらも在籍確認の電話を無くせるかどうかは審査次第となります。
6.いつも
借入限度額が最大500万円で、金利が年4.8%~18.0%のカードローンが「いつも」です。
申込方法はインターネット経由・スマホ・いつもATM(8:00〜22:00)・電話の4種類になります。
また、「いつも」で見逃せない点は、初回借入限定で借入額が60万円以上の方は、60日間の無利息期間が適用されるというものです。
アコムなどの大手消費者金融カードローンの無利息期間は30日間と考えると、とても長い無利息期間と言えます。
無利息期間が60日間続くので、少額の借入をしたいという方は、実質無利息で完済することも十分に可能です。
〈借入条件〉
・年齢20歳以上65歳以下で安定した収入がある方
〈即日融資〉
申込をしたその日の内に借入が可能です。
何時までに申込をしたら借入できるというのはありませんが、早ければ早いほど良いとのことです。
〈在籍確認の電話〉
審査次第では在籍確認の電話を無くしてもらえるとのことです。
各種独自審査カードローンの比較
独自審査をしているカードローンについて比較してみましょう。
ジェイコム | アイフル | フクホー | アロー | キャネット | いつも | |
借入限度額 | 最大1,000万円 | 最大800万円 | 最大200万円 | 最大200万円 | 最大300万円 | 最大500万円 |
金利 | 年0.8%〜15.0% | 年3.0%〜18.0% | 年7.30%〜20.0% | 年15.00%〜19.94% | 年15.0%〜20.0% | 年4.8%~18.0% |
借入条件 | ・年齢20歳以上70歳以下で国内に居住している
・安定かつ継続した収入の見込める方 ・学生や留学生でアルバイトなどによって安定収入がある方 ・永住権のない外国籍の方でも借り入れ可能 |
・20歳以上で定期的な収入と返済能力を有する方
・70歳以上になったら追加の借り入れは不可能 ・ファーストプレミアム・カードローンは初回利用限定で23歳~59歳の方で年収300万円以上
|
・20歳以上の定期的な収入と返済能力を有する方で当社基準を満たす方
|
25歳以上65歳以下 | 20歳以上70歳以下 | 年齢20歳以上65歳以下で安定した収入がある |
即日融資 | ○ | ○ | ☓ | ☓ | 審査次第 | ○ |
在籍確認 | 審査次第で無し | 無し | ※電話繋がらず、あると思っていた方が良いでしょう。 | 必ずある | 審査次第 | 審査次第 |
このように、最大金利を注目すると、独自審査を行っているカードローンは高金利の傾向があります。
しかし、アイフルは在籍確認の電話がなく、フクホーは審査次第で金利年7.30%で借入できるなどの強みもあります。
独自審査を行っているカードローンのメリット
1.借入条件を満たしやすい
独自審査をやっているカードローンは、借入条件を満たしやすい傾向にあります。
カードローンの借入をする上で、審査に落ちるかどうかは非常に大きな心配事になります。
そして、借入申込ができるかどうかを表す借入条件を満たしやすいかどうかも、同様に不安になるものです。
独自審査をやっている消費者金融系カードローンは、借入条件に高いハードルを設定してはいないので、借り入れ申込をする上でのハードルが低くなっています。
2.借入限度額の上限は変わらない
保証会社とは申込者が借入額の返済が不可能となった際に、代位弁済をするのが役割です。
これによってカードローンは担保や連帯保証人が不要で借入できるようになっています。
その保証会社が不要なカードローンは、代位弁済をしてくれるカードローンがないことから、高額の借入は不可能なのではと考えるかもしれません。
しかし、実際には独自審査をするカードローンでも、借入限度額の上限は保証会社の審査があるカードローンとあまり変わりません。
3.サービス面では他のカードローンと同等
保証会社による審査ではなく独自審査を行うカードローンは多くのカードローンと比較してサービスが優れていないと見られる可能性があります。
しかし、実際には独自審査を行うカードローンだからといって、他のカードローンよりもサービスが劣っているということはありません。
独自審査をやっているカードローンでも即日融資の利用が可能なカードローンがありますし、無利息期間サービスもしっかりあります。
独自審査を行っているカードローンのデメリット
1.消費者金融のみ
独自審査をやっているカードローンを利用したい場合、消費者金融系カードローンを利用することになります。
しかし、銀行系カードローンと違って、消費者金融系カードローンは社会的なイメージが良いとは言えません。
家族や友人、会社の同僚や上司に知られるのを避けたいと考えるのは当然です。
独自審査を行うカードローンを利用したい方は、選択肢が非常に限られるというのは覚えておきましょう。
2.金利が高い
銀行系カードローンは消費者金融系カードローンと比べて、借入条件を満たすのが難しいように設定されています。
しかし、一方で銀行系カードローンは消費者金融系カードローンよりも金利が低く設定されています。
カードローンでは少しでも低い金利のものを利用したいものですが、ほとんど金利が高い傾向になりやすい消費者金融系カードローンは、希望に沿うのが難しくなります。
どのカードローンにもメリットとデメリットはあるため、独自審査という点を良しと思えるのであれば金利の部分も納得できるのではないでしょうか。
3.公式サイトの情報が少なめ
カードローンの利用というのは、気軽に行えるものではありません。
そのため、借入申込をする際には少しでも多くの情報が欲しいものです。
アイフルやジェイスコアのような大手が運営しているカードローンは非常に多くの情報が公式サイトに記載されています。
一方、中小消費者金融系カードローンは地方の企業が運営していることが多く、公式サイトだけでは十分な情報が得られるとは限りません。
消費者金融系カードローンというと、あまり良いイメージが無いという方も多く、なおかつ中小消費者金融系カードローンとなると、なおのこと良い印象がない方も多いでしょう。
4.審査通過率が高いとは言えない
また、保証会社を通さない独自審査ということから、どんなことがあっても審査に通ると考える方もいるでしょう。
しかし、実際はと言うと独自審査のカードローンだからといって、大手消費者金融のカードローンよりも審査通過率が高いというわけではありません。
独自審査の消費者金融系カードローンは過去よりも現在の状況を見てくれることがあるので、自己破産をしていたり、信用情報から事故情報が消えたばかりの方でも審査を通る可能性があります。
しかし、消費者金融のカードローンには総量規制というものがあります。
貸金業法が定めたものが総量規制で、年収の3分の1を超える借入ができないようになっているというものです。
消費者金融系カードローンは借入がしやすいというイメージが強いです。
その上でブラックリストに入っていても借入可能とされる中小消費者金融系カードローンは、収入がなくても借入可能と考えるかもしれません。
それでも中小消費者金融系のカードローンも収入が無いと審査に通貨することは不可能です。
総量規制によって、配偶者貸付を利用しない限りは消費者金融カードローンと契約するには、必ず収入が必要だと覚えておきましょう。
##借入条件を満たしやすいのが独自審査カードローンの長所!
それでは、最後に独自審査のカードローンに向いている方と向いていない方についても紹介します。
〈独自審査のカードローンに向いている方〉
・借入条件を満たしやすい
・多くの消費者金融系カードローンとあまり変わらないスペック
・在籍確認の電話をカットしてもらえるものもある
〈独自審査に向いていない方〉
・低金利の物が良い
・金利が高い傾向にあるのは避けたい
必ず在籍確認の電話をカットしてもらえるわけではないというのは独自審査のカードローンの大きな欠点です。
在籍確認の電話をできるだけ無しにして欲しいという方は、アイフルを利用しましょう。