きらぼし銀行は、東京都と神奈川県をメインに店舗を置いているため、地方の方にはあまりなじみのない銀行と言えるでしょう。
そんなきらぼし銀行にもカードローンの取り扱いがあり、利用してみたいけれど内容がイマイチ分からず申し込みに至らないということもあります。
ここでは銀行カードローンの申し込みを考えていて、きらぼし銀行のカードローンが気になっている方に向け、申し込み条件や内容について紹介していきます。
きらぼし銀行カードローン(Web完結型)の特徴
きらぼし銀行カードローンは最大1,000万円の融資額が特徴です。
年収の高さよりも年収に対して無理のないプランかどうかを見る傾向が強いため、パートやアルバイトでも定期的な安定収入があれば申し込みすることができます。
■きらぼし銀行カードローン
金利(実質年率) | 年1.6%~14.8%(変動金利) |
限度額 | 1,000万円まで |
申込方法 |
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借入方法 |
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返済方法 |
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申し込み対象 |
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審査を受け持つ保証会社がアイフル(株)になっています。
過去にアイフルで返済の遅延や延滞を起こしてしまった方は、申し込みを避けた方が良いでしょう。
大手銀行よりも知名度はありませんが、銀行のカードローンとなるため、気軽に申し込むのではなく申し込み対象をよく読んで、返済計画をしっかりと立ててから申し込みをするといいでしょう。
きらぼし銀行カードローンのメリット
まずは、きらぼし銀行カードローンのメリットから見ていきましょう。
1)変動金利
きらぼし銀行カードローンの金利は、年1.60~年14.80%で申し込み後の審査により年1.60%、年3.60%、年5.60%、年8.60%、年10.80%、年12.80%、年14.80%のいずれかに決まります。
変動金利は一見デメリットにも感じますが、利用中に金利が下がることもあるのでメリットもあります。
2.利率は銀行の定める短期プライムレート連動長期貸出金利(以下「基準利率」という)を基準とし、基準利率が変更されたときは、その変更幅と同じ幅だけ同利率を引き上げ、または引き下げます。この場合は変更契約の締結は行わないものとします。
2)返済額が2,000円から
30万円以上からは返済額は1万円以上になりますが、10万円以下は2,000円、30万円以下は5,000円と少額融資を希望している方にしてみると返済のしやすさも魅力です。
特に30万円以下の融資を受けて、少額返済をしながら長期利用をしていきたい方には向いているカードローンと言えるでしょう。
3)自動融資がある
返済用に登録をしているきらぼし銀行の口座で、公共料金など残高不足による引落ができなかった場合、カードローンから自動で融資を行い、銀行口座に入金をしてくれます。
支払いの遅延や延滞を防ぐことができ安心です。
4)定期的な収入があれば申し込みができる
パート、アルバイトは出勤日数により収入が変わってしまうので心配というときも、更新のある派遣社員でもきらぼし銀行カードローンは、勤続年数や年収による制限がないので安定した収入があれば申し込みができます。
銀行カードローンのなかには、パートやアルバイトで申し込みできないものもあるので、申し込みができると公表されているのは安心できるところです。
ただし、年金のみの収入の場合は申し込みはできないので、理解しておきましょう。
5)保証会社がアイフル(株)である
初めての申し込みで不安な方や、収支のバランスを計算して申込んだけれど心配という方にとって、審査を受け持っている保証会社が大手の消費者金融であるアイフルとなっているのもメリットと言えるでしょう。
消費者金融の審査を受けても、利用するのは銀行カードローンなので心配が和らぎます。
- 借入時の年齢が満20歳以上満64歳以下の方。
- 日本国籍の方、または永住許可を受けている外国人の方。
- 安定・継続した収入が得られる方。
※パート、アルバイト、派遣社員、契約社員の方もご利用いただけます。
※勤続年数や年収による制限はございません。
※収入が年金のみの方はご利用いただくことができません。 - 住まいまたは勤め先の所在地がきらぼし銀行本支店の営業地域内にある方。
- 保証会社の保証が受けられる方。
- 電子メールアドレスをお持ちの方。
申し込みから融資までの流れ
[ptimeline color=”green”]
[ti label=”STEP1″ title=”Web申し込み”]24時間365日申し込み可能[/ti]
[ti label=”STEP2″ title=”本人確認書類のアップロード”]パソコン・スマホからアップロード[/ti]
[ti label=”STEP3″ title=”審査”][/ti]
[ti label=”STEP4″ title=”審査結果の連絡”]審査結果のメールと契約手続きについて連絡※取引内容によっては来店の必要あり[/ti]
[ti label=”STEP5″ title=”契約後ローンカードの発行”]ローンカードが手元に届く前に振込融資も可能。希望する場合は要問い合わせ[/ti] [/ptimeline]
健康保険証にプラス、運転免許証またはマイナンバーカード
希望融資額が50万円以上の場合は下記の書類を提出
- 源泉徴収票
- 確定申告書(個人事業主の方)
- 住民税決定通知書
- 課税証明書
- 納税証明書
きらぼし銀行カードローンのデメリット
きらぼし銀行カードローンには、デメリットもあるので確認してきましょう。
1)申し込み後は電話連絡がある
審査結果はメールで確認できます。
その点は良いところですが、申し込みの内容が合っているかを確認する電話を審査結果前に行なっているので、登録番号以外を拒否する設定にしている方は気をつけましょう。
また、勤務先への在籍確認も電話で行うと明言しています。
2)返済用としてきらぼし銀行の口座が必要
カードローンを利用するためには、きらぼし銀行の口座が必要となります。
返済用口座として登録をすることになり、他銀行の口座は使うことができません。
口座のない方は、申し込み前にきらぼし銀行の口座を開設しましょう。
3)ローンカードの再発行は手数料が必要
利用可能の連絡を受けたあとには、ATMで入出金ができるローンカードが発行されます。
ローンカードを紛失してしまったときには、再発行をお願いすることになり、再発行料として1,100円が必要です。
紛失しそうで不安な方は、ローンカードがないカードレスタイプのプロミスなどの利用先を検討してみもいいでしょう。
4)満66歳以上になると更新不可
きらぼし銀行カードローンは、満20歳から満64歳までの方が申し込み対象となっています。
契約は1年更新のため、満66歳になると更新にならず、返済のみの利用となるので計画を持って使うことが大切です。
66歳でもまだ元気で働き盛りだという方は、対象年齢がもっと高く設定されているカードローンの利用を選ぶのがおすすめです。
5)利用者は地域限定
きらぼし銀行カードローンは全国利用ができるカードローンではなく、本支店があり、なおかつ営業地域範囲である東京都・神奈川県・埼玉県・千葉県のみとなっています。
そのため、住んでいる地域や勤め先の付近にきらぼし銀行がないときは申し込みをしても利用不可となってしまうので、気をつけておきましょう。
きらぼし銀行カードローンがおすすめの人
きらぼし銀行カードローンは、契約前にきらぼし銀行の口座が必要なことから、きらぼし銀行を利用している人には使いやすく、下記のようなひとにおすすめです。
- 30万円以下の融資で少額返済をしていきたい人
- きらぼし銀行の口座があり、銀行カードローンを利用したいと思っている人
- 自動融資に魅力を感じる人
- 勤務年数や年収に不安がある人
きらぼし銀行が向いていない人におすすめのカードローン
きらぼし銀行カードローンは、申し込みから利用までの目安日数が公表されていません。
そのため融資を急いでいる方は、プロミスといった即日融資が可能なカードローンを選ぶのがおすすめです。
またプロミスは、カードレスの契約と利用ができ、スマホアプリの操作で借入返済ができるようになっています。
専用の口座も必要なく、住んでいる地域関係なく申し込みができるのも良いところでしょう。
きらぼし銀行カードローンは口座の利用者におすすめ!
きらぼし銀行カードローン(Web型)は、申し込み時にきらぼし銀行の口座が必要となるため、すでに口座を持っている方におすすめです。
きらぼし銀行の口座をよく利用している方なら、返済用口座となっても特に不便なく使っていけるでしょう。
申し込み後は審査が行われ、結果次第で使うことができます。
ただし、審査結果までの日数は公表されていないので、ゆとりを持って申し込むのがベストです。
最大融資額も1,000万円と大きいので、大きな融資を受けたい方はもちろん、30万円以下の融資を希望する方には千円単位での返済ができるのもメリットです。
金利をなるべく抑えて銀行カードローンを使っていきたいときは、きらぼし銀行カードローンの利用を考えてみましょう。