LINEポケットマネーの審査って厳しい?

無料のコミュニケーションアプリ「LINE(ライン)」が2019年からサービスを開始したのが、個人向け無担保ローンの「ラインポケットマネー」です。

サービス開始から3年間で累計申込者数が100万件を突破し、貸付実行額の累計は500億円以上にも及びます。

しかも、ラインポケットマネーは金融機関のカードローン審査とは異なり、LINE独自の審査システムを導入しています。

つまり、他のカードローンでは借り入れができなかった方でも、お金を借りられる可能性があるのです。

では、ラインポケットマネーの審査とはどのような内容なのでしょうか?

本記事では、ラインポケットマネーの審査基準について解説します。

審査に通るコツについても詳しく解説するので、これからラインポケットマネーの審査を受けようとしている方は、申し込む前に本記事をぜひ読んでください。

ラインポケットマネーの基本情報

まずは、ラインポケットマネーの基本情報から見ていきましょう。

2019年にサービス開始した無担保の個人向けローンサービスで、LINE(ライン)のアプリさえあれば借り入れから返済まで行えます。

詳しい商品の概要は、次の通りです。

商品タイプ 個人向け無担保ローン
契約極度額 5万円~300万円
貸付利率 年3.0~18.0%
遅延損害金 年20.0%
担保/保証人 不要
返済方式 残高スライド元利定額リボルビング方式
返済期間/回数

・契約極度額30万円以下:1ヶ月〜36ヶ月
・契約極度額30万円超100万円以下:1ヶ月〜60ヶ月
・契約極度額100万円超:1ヶ月〜180ヶ月

資金用途 生計費(事業資金は不可)
遅延利率 20.0%
無利息期間 契約日から最大100日間

貸付利率は最大年18.0%と、消費者金融のカードローン商品と同じ金利設定です。

最大300万円借りることができるので、まとまったお金が必要な方も満足できるでしょう。

そんなラインポケットマネーの審査を行うのは、ラインのグループ会社である「LINE Credit株式会社」です。

会社名 LINE Credit株式会社
設立 2018年5月1日
資本金・資本準備金 100億円
所在地 東京都品川区西品川1丁目1-1 住友不動産大崎ガーデンタワー22階
代表者 代表取締役CEO 吉永 幹彦
事業内容 ・個人向けスコアリング
・個人向け無担保ローンサービスの提供・運営
出資会社 ・LINE Financial株式会社
・株式会社みずほ銀行
・株式会社オリエントコーポレーション
貸金業登録番号 ・東京都知事(2)第31721号
・日本貸金業協会会員 第006067号

LINE Credit株式会社は貸金業に登録している会社なので、「貸金業法」に基づいて審査を行います。

では、次の項目でラインポケットマネーの詳しい審査基準を見ていきましょう。

ラインポケットマネーの審査基準

まず、ラインポケットマネーの申し込み条件は、次の通りです。

  • LINEポケットマネー加入時の年齢が満20歳から満65歳までの方
  • 安定かつ継続した収入の見込める方、その他当社が認める方
  • LINE PayのアカウントタイプがLINE Moneyの方
  • 日本国内在住の方

*契約中の場合、満69歳まで利用できます。お客さまが満70歳に達した時点で、追加借入のサービス利用を停止させていただきますのでご了承ください。
*学生や主婦の方もアルバイトなど安定した収入がある方はお申込できます。
*審査の結果によっては利用できない場合があります。

出典:LINEポケットマネー「はじめての方へ|申込の条件」

審査基準1. 年齢が満20歳から満65歳まで

1つ目の審査基準は、年齢が20歳から65歳までの方です。

消費者金融の中には、年齢を20~69歳までとしているところもあるので、他と比べると対象年齢が少し狭くなっています。

年齢幅が狭い理由としては、ライン利用者の年齢層が10~30代が中心となっていることが考えられます。

年齢が20歳以上であれば学生でも申し込み可能なので、若い方をターゲットにしているローンと言えるでしょう。

審査基準2. 安定かつ継続した収入が見込める方

2つ目の審査基準は、安定かつ継続した収入が見込める方です。

ラインポケットマネーは貸金業法に基づいて審査を行うため、総量規制と呼ばれる法律の対象です。

総量規制は「改正貸金業法第13条の2」に定められたルールで、「貸金業者が行う貸し付けは、ご本人の年収の3分の1を超えてはならない」と定められています。

つまり、収入がない方は申し込めないのです。

また、ローンは中長期にわたり返済していく必要があるため、申込時に収入があるだけでは審査に通過しません。

今後もその収入が続くと証明するために、過去半年以上は同レベルの収入が継続している必要があります。

審査基準3. LINE Pay(ラインペイ)に登録している方

3つ目の審査基準は、LINE Pay(ラインペイ)に登録している方です。

ラインポケットマネーはラインペイ内でお金のやり取りをするため、必ずラインペイに登録する必要があります。

登録さえすれば、銀行やATMでの引落に手間がかかりませんし、融資も直接ラインペイの残高に振り込まれるので、非常に便利です。

ラインポケットマネーにおいてラインペイは必須なので、必ず事前登録を済ませておきましょう。

ラインポケットマネーの審査では「ラインスコア」が使われる!

ラインポケットマネーの審査は、ラインスコアのデータを使ってAIが行います。

ラインスコアとは、ライン系列のサービスの利用傾向に基づいて、信用度をスコアリングするサービスです。

LINEスコアキャプチャ
画像:LINE「LINE Score」

ラインのサービスの利用状況などから100~1,000点でスコアリングされ、201点以上ないとラインポケットマネーの審査に通過できません。

このラインスコアはサービスの利用状況に加えて、生年月日・家族・仕事など15の質問に答えることで算出されます。

質問 加点されるポイント
生年月日 30代くらいが稼ぎ盛りなので高評価となる
性別 男性のほうが安定した収入があるため高評価
配偶者の有無 結婚している方が社会的信用度は高い
扶養している子供の人数 扶養している人数が少なければ支払いの負担が少ない
住居の種類 一戸建ては返済できなくなった際の担保となる
住居の所有状況 家族所有なら住宅ローンの負担がない
入居年数 年数が短いほど担保売却時の査定額が高くなる
同居する家族の人数 人数が多いほど連帯保証人になれる人が増える
勤務形態 会社員は安定して給料をもらえる
勤めている会社の職種 公務員などは給料が保証されているため返済能力が高い
勤めている会社の業種 製造業など安定した業種は高評価
勤続年数 長く勤めているほど将来的にも収入が継続すると考えられる
勤めている会社の企業規模 従業員数が多いほど利益が安定している
昨年度の年収 年収が多い人は無理なく返済を続けられる

ラインスコアが500点以上あれば、高い確率でラインポケットマネーの審査に通過できるでしょう。

ラインスコアの算出は誰でもできるので、まずは自分が何点なのかチェックしてみるのがおすすめです。

ラインポケットマネーの審査に通るコツ

続いては、ラインポケットマネーの審査に通るコツをご紹介します。

ラインスコアをできるだけ上げてから申し込む

1つ目のラインポケットマネーの審査に通るコツは、ラインスコアをできるだけ上げてから申し込むことです。

ラインスコアは、生年月日・勤続年数・雇用形態・家族構成などから算出されます。

年齢や性別は自分でコントロールできるものではありませんが、雇用形態や職種、勤続年数などは頑張れば高められます。

質問項目をよく読み、改善できる項目があればチェックして加点されるよう努力してみましょう。

希望額をできるだけ少なくする

2つ目のラインポケットマネーの審査に通るコツは、希望額をできるだけ少なくすることです。

ローンは、希望額が高ければ高いほど審査に通過しにくくなります。

この記事を読んでいるあなたも、友人に1,000円貸すのと100万円貸すのでは、ハードルが全然違うでしょう。

ローンの審査も基本的には同じなので、希望額はできるだけ少なめにしてください。

ライン系列のサービスをできるだけ使う

3つ目のラインポケットマネーの審査に通るコツは、ライン系列のサービスをできるだけ使うことです。

ラインスコアは、ラインが提供する様々なサービスの利用も加点の対象としています。

対象となるサービスは、次の通りです。

  • LINE通話アプリ
  • LINE証券
  • LINEほけん
  • LINEスマート投資
  • BITMAX
  • LINE LIVE
  • LINE MUSIC
  • my Bridge
  • LINEカーナビ
  • LINE BLOG
  • LINE Antivirus
  • LINEマンガ など

上記のサービスをたくさん使えばラインスコアが高くなり、ラインポケットマネーの審査に通りやすくなります。

ラインポケットマネーの申込から審査、契約までの流れ

続いては、ラインポケットマネーの申込・審査・契約までの流れを紹介します。

ステップ 1. アプリの「ウォレットタブ」をタップする

まず、ラインアプリを起動して画面下にある「ウォレットタブ」をタップしてください。

*著者のスマホのキャプチャー画像

ステップ 2. ポケットマネーをタップする

次に、ポケットマネーをタップしてください。

LINEポケットマネーキャプチャ

*著者のスマホのキャプチャー画像

ステップ 3. ラインポケットマネーに申し込む

このステップでは、ラインポケットマネーの申し込み手続きを進めていきます。

画面上に表示された「LINEで今すぐお申込」、もしくは「スタートプランに申込む」をタップしてください。

LINEポケットマネー画面キャプチャ

*著者のスマホのキャプチャー画像

ステップ 4. 本人確認書類をスマホで撮影してアップロードする

画面が切り替わると、本人確認の項目に進みます。

本人確認はラインアプリ上で簡単に進められるので、スマホで書類を撮影した後は流れに沿って提出してください。

本人確認書類として有効な書類は、次の通りです。

  • 運転免許証
  • 運転経歴証明書
  • パスポート *1
  • 特別永住者証明書
  • 在留カード *2
  • マイナンバーカード

*1:令和2年2月4日以降に申請されたパスポートは住所確認できないため利用不可
*2:在留資格が「永住者」の場合のみ使用可能

また、希望額が50万円以上の場合や、他社からの借入額と合わせて100万円を超える場合は収入証明書の提出が必要です。

源泉徴収票や給与証明書などが使えるので、必要な方は用意してください。

ステップ 5. 必要情報を入力する

このステップでは、必要事項を入力します。

氏名・生年月日・勤務先・年収などの質問に答えていきましょう。

また、必要事項の入力が完了した時点で、ラインペイのアプリをダウンロードしてください。

ステップ 6. 勤務先への在籍確認

ラインポケットマネーでは、電話での在籍確認が行われます。

在籍確認では、プライバシー保護のために個人名で電話をかけてくるため、職場の同僚が電話に出てもローンの審査だとバレる心配はありません。

また、ラインポケットマネーでは希望額が少ないと、電話による在籍確認自体を実施しないケースもあるようです

ステップ 7. 審査に通ればラインポケットマネーを利用する

本人確認書類や必要事項に不備がなく、在籍確認も完了したら審査が開始されます。

審査結果は、ラインのトーク画面に届きます。

ステップ 8. 融資開始

当然ではありますが、借り入れをした後は返済をしなければいけません。

返済方法は、次の2つがあるので自分に合ったものを選択しましょう。

  • LINE Pay
  • 銀行引き落とし

銀行の登録が終了すると、その時点から借り入れができます。

以上で、ラインポケットマネーの申し込みから融資までの流れが完了です。

ラインポケットマネーの審査は厳しい?

今回は、ラインポケットマネーの審査について解説しました。

他のカードローンでは、信用情報を元に審査の結果を出しています。

一方で、ラインポケットマネーは信用情報に加えてラインスコアも判断材料にしているため、ラインスコアが高ければ審査に通る可能性があります

信用情報だけでは分からない情報も、ラインスコアを通じて把握してもらえるため、銀行や大手消費者金融の審査に落ちた人でも十分にチャンスがあるでしょう

ラインスコアは誰でも気軽にチェックできるので、気になる方は事前に確認して審査に通る可能性があるか調べてみてください。