キャッシング先を探していると、フクホーという会社を見かけることがあります。
大きな会社ではないので、申し込みをしても大丈夫か悩む方もいるかもしれませんが、フクホーは正規の貸金業で創業は1967年と歴史もあります。
ここではフクホーに申し込みをしようか迷っている方に向け、内容や申し込みの流れ、メリット、デメリットについてまとめてみました。
フクホーの特徴
フクホーは、フリーキャッシングと借り換えローンを提供しています。
本社は大阪府にあり、支店はありません。
そのため、返済方法は銀行振込または窓口持参のみとなっています。
全国から申し込みが可能ですが、本社に通えない距離の方は銀行振込での返済なることを理解しておきましょう。
《フリーキャッシング》
実質年率 | 7.3%~20.0%
※限度額により最大金利は異なる |
限度額 | 200万円 |
審査時間 | 即日 |
保証人・担保 | なし |
返済方法 |
|
返済日 | 初回借入の翌日から30日ごと |
口座開設 | 不要 |
職場連絡 | あり |
来店 | 不要 |
フリーキャッシングは貸付金額(限度額)により最大金利が異なり、最大200万円まで融資が可能です。
ただ、初めて利用する方は50万円までの融資となっているので、大きな融資を希望している方は注意しましょう。
《借り換えローン》
実質年率 | 7.3%~20.0%
※限度額により最大金利は異なる |
限度額 | 200万円 |
審査時間 | 即日 |
保証人・担保 | なし |
返済方法 |
|
返済日 | 初回借入の翌日から30日ごと |
口座開設 | 不要 |
職場連絡 | あり |
来店 | 不要 |
借り換えローンも限度額により金利が異なり、返済回数は120回以内です。
一方でフリーキャッシングの返済回数は60回以内なので、フリーキャッシングの方が返済期間は短くなっています。
返済回数が長いということは、毎月の支払額を抑えて返済する計画が立てられるメリットがあるので、上手く活用しましょう。
フクホーのメリット
フクホーに申し込む前に、どんなメリットがあるのか確認していきましょう。
定期的な収入があれば申し込み可能
本人に収入がない専業主婦や会社役員、自営業者は申し込みはできませんが、安定した収入があれば職業にかかわらず申し込みできます。
また、下記のように申し込みができない属性も明記されているので、申し込み損をせずに済むのも良いところでしょう。
画像引用:フクホー新規申し込み
セブンイレブンから契約書を受けとれる
フクホーでは基本的に契約書を郵送で受け取る必要がありますが、希望すればセブンイレブンのマルチコピー機で契約書を受け取ることもできます。
マルチコピー機を使用すれば郵送よりも早く契約書を提出することができるほか、自宅への郵送物をなくせるので便利です。
フリーローンと借り換えローンがある
中小企業の消費者金融は、サービス内容がキャッシングのみのところが多くありますが、フクホーは借り換えローンも提供しています。
既に他社利用があって、キャッシングよりも借り換えの方が良さそうなときなど、申し込み者の状況に合わせて選べるのも良いところでしょう。
申し込みから仮審査まで最短30分
フクホーは即日融資が可能となっていて、申し込みから仮審査まで最短30分となっています。
仮審査が通ったら、契約書類を提出して融資という流れになり、仮審査が早いので安心して申し込むことができます。
申込みから融資までの流れ
申し込み資格
20歳以上の定期的な収入と返済能力を有する方で当社基準を満たす方
本人確認書類
《フリーキャッシング》
・本人確認書類(運転免許証、健康保険証、パスポート等)
・所得を証明する書類(源泉徴収票、給与明細書、所得証明書)
・住民票原本(本籍地記載分)
・その他当社が必要と認めた書類
《借り換えローン》
・原則として、他社借入条件等の確認ができる書類
・本人確認書類(運転免許証、健康保険証、パスポート等)
・所得を証明する書類(源泉徴収票、給与明細書、所得証明書)
・住民票原本(本籍地記載分)
・その他当社が必要と認めた書類
[ptimeline color=”green”]
[ti label=”STEP1″ title=”申し込み”][/ti]
[ti label=”STEP2″ title=”審査と審査回答”][/ti]
[ti label=”STEP3″ title=”契約書類の提出”][/ti]
[ti label=”STEP4″ title=”融資”][/ti]
[/ptimeline]
フクホーのデメリット
フクホーには、メリットもあればデメリットも存在します。
申し込み前にデメリットを確認して、納得できるか考えておきましょう。
返済の銀行振込には手数料が発生する
フクホーの返済方法は、銀行振込か店頭窓口への持参の2択です。
店頭持参のときは手数料はかかりませんが、銀行振込の場合は基本的に手数料が発生します。
1回の手数料は100円程度でも回数を重ねれば数千円にまで膨れ上がるため、手数料が気になる方は口座振替のあるプロミスなどの大手消費者金融を検討してみましょう。
即日融資には条件がある
フクホーは即日融資が可能な消費者金融ですが、平日の午後3時までに契約手続きができた方のみという条件があります。
融資を急いでいるときは、契約書の手続きを考えると店舗に来店できる方が有利と言えるでしょう。
ただし、契約には住民票が必要となっているので、審査結果が来てから取りにいくよりも事前に取得しておいた方がスムーズです。
金利が高め
画像引用:フクホー商品案内
フクホーは限度額により金利が異なり、10万円未満で年7.30%~20.0%、100万円未満で年7.30%~18.0%、200万円未満で年7.30%~15.0%となっています。
初回の利用者は融資額は50万円までと決まっているので、金利も高くなりやすい傾向があり、10万円未満の融資を望む場合は金利が年20.0%になることが予想されます。
大手消費者金融は概ね最大金利が年18.0%となっているので、少額融資で金利を少しでも抑えたい方は、銀行のカードローンの方が良いでしょう。
契約時の提出書類が多め
本人確認書類だけでOKな消費者金融もありますが、フクホーでは本人確認書類に加えて収入証明書と住民票の提出が必要となっています。
揃える書類が多いと手間を感じやすいので、面倒な方は大手消費者金融など提出書類の少ない消費者金融を選ぶのがおすすめです。
借入金額を50万円以下に抑えることで収入証明書については提出しなくても大丈夫なカードローンもあります。
フクホーがおすすめの人
フクホーの振込先は三井住友銀行なので、三井住友銀行の口座がある方なら手数料の負担なく返済ができます。
そのほかに、下記のような方にフクホーはおすすめです。
- 自宅に契約書を送ってほしくない人
- 三井住友銀行の口座を利用している人
- 即日希望で店舗契約ができる距離に住んでいる人
- フリーターやパートなどで申し込みが心配な人
- 他社利用で返済の遅れはないが審査が不安な人
フクホーが向いていない人におすすめのカードローン
フクホーは少額融資の金利が高くなるので、10万円未満の融資を希望しているときは、フクホーよりも金利が低いプロミスがおすすめです。
プロミスは最大金利が年17.8%となり、即日融資が可能で口座振替も選べます。
銀行振込による返済をしなくてもいいので、手数料の不満も起こりません。
例えばフクホーで8万円を年20%で借りて8回払いで返済する場合、毎月の返済額は10,764円になります。
一方で年18.0%のところで同額を借り入れた場合、毎月の返済額は10,686円となり、返済回数を考えるとトータルコストを抑えることができます。
フクホーは審査が不安なときにおすすめ!
フクホーは、パートやアルバイトなので申し込みが不安な方や、他社借入数が多い方には申し込みやすい消費者金融と言えるでしょう。
ただし、10万円未満の融資の金利が高いこと、来店契約ではないと即日融資は難しいこと、返済は銀行振込であることなどを考えると、大手消費者金融を利用した方が利便性は高いかもしれません。