SBI新生銀行を利用しているときに、ふと「SBI新生銀行カードローン」が目に留まり気になったという方もいることでしょう。
銀行のカードローンを利用しようかと考えているときは、どのカードローンが良いのか見定めをしてしまうものです。
ここではSBI新生銀行のカードローンである「SBI新生銀行カードローン」について説明していきます。内容を理解してから申し込むようにしましょう。
2023年1月4日以降、「新生銀行スマートカードローン プラス」は、「SBI新生銀行カードローン」にサービス名称を変更しています。
SBI新生銀行カードローンの特徴
SBI新生銀行カードローンは、SBI新生銀行のカードローンで、SBI新生銀行の銀行口座がなくても申し込みと利用ができます。
安定した収入があればパートやアルバイトでも申し込めますが、配偶者に収入がある専業主婦でも申し込み可能となっているのも特徴のひとつでしょう。
銀行カードローンとなるので消費者金融と比べると金利が低めです。
また、銀行カードローンは最大金利が14%台となっているので平均的な金利と言えるでしょう。
■SBI新生銀行カードローン
金利(実質年率) | 年4.5%~14.8% |
限度額 | 500万円まで |
申込方法 |
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借入方法 |
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返済方法 |
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申し込み対象 |
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また近年は、Webからしか申し込めないカードローンもありますが、Web以外に電話と郵送の申し込みができるので、スマホやパソコン、電話が苦手という方にも申込みのしやすさがあります。
SBI新生銀行カードローンのメリット
では、SBI新生銀行カードローンを利用すると、どんなメリットがあるかについて見ていきましょう。
1)審査から融資までが早い
審査回答はスピーディに行われ、申し込み後に画面上でお知らせをしてくれます。
審査結果のお知らせ時間は下記の通りです。
毎月第3日曜日 | 8時10分~19時 |
平日・土日祝日 | 8時10分~21時50分 |
※年末年始を除く
審査結果のお知らせ時間外に申し込みをしたときは、翌日の8時以降にメールか電話で連絡が来ます。
契約後は最短翌日の融資が可能ですが、申し込み時間により翌々日以降になることもあります。
以前は即日融資が可能だった銀行系カードローンが多くあったものの、銀行カードローンそのものの見直しが行われたことで即日融資はできなくなってしまいました。
SBI新生銀行カードローンは即日融資ではありませんが、それでも銀行カードローンのなかでは融資スピードが早く、急ぎで使いたいという方にはメリットになるでしょう。
2)限度額により金利が決定となる
申し込み時の希望融資額と審査によって、利用できる限度額が決まりますが、SBI新生銀行カードローンではそのときに金利も決定します。
限度額 | 金利(実質年率) |
1万円~99万円 | 14.8% |
100万円~199万円 | 12.0% |
200万円~299万円 | 9% |
300万円~399万円 | 7% |
400万円~500万円 | 4.5% |
100万円未満であれば最大金利となる14.8%で、それ以上は融資額が増えるごとに金利は低くなる設定です。
大きな融資額を望んでいるのであれば、金利を抑えて使っていくことができます。
3)返済方法が3つある
カードローンのなかには、口座振替が基本でATMは追加返済のみというところもあります。
しかし、SBI新生銀行カードローンでは口座振替、指定口座への振込(インターネットバンキング)、ATMと3つの返済方法が選べるので、返しやすいとも言えるでしょう。
4)返済額が低めの設定
最大金利14.8%で10万円未満の借入をしたときは、毎月の返済額が3,000円、20万円未満は5,000円、30万円以内は7,000円と少額返済をすることができます。
返済を緩やかにして長期利用をしていきたいという方にはメリットと言えるところです。
5)SBI新生銀行の銀行口座なら返済日を指定できる
新生総合口座パワーフレックスの振り替えであれば、返済日を指定できるというメリットがあります。
パワーフレックスとは、SBI新生銀行の総合口座の名称のことです。
その他の口座にした場合も、14日または27日のどちらかを選択することができるので、自分の都合に合わせることができるでしょう。
6)コンビニATMなど提携ATMの手数料が無料
コンビニATMなどは、平日以外の時間帯で有料となるカードローンもありますが、SBI新生銀行カードローンは借入も返済も手数料無料で利用できます。
ATM手数料は1回が110円から220円ですが、10回利用すれば千円単位となってしまうので長い目で見ても無料なのは助かります。
7)新生ステップアッププログラムが適用
SBI新生銀行には新生ステップアッププログラムというステージ制のサービスがあります。
SBI新生銀行カードローンの返済を新生総合口座パワーフレックスで行なった場合、6回以上の引き落としがあった月の翌月からシルバーステージが適用となります。
そのほか、SBI新生銀行カードローンだけではなく公共料金の引き落としも対象になっています。
シルバーステージは提携ATM手数料の無料、インターネットからの他行あて振込手数料が月3回無料などの優遇を受けられます。
- 申込時の年齢が満20歳以上満70歳以下であること。
- 本人または配偶者に安定した収入があること。※パート・アルバイトの方も申し込み可能。
- 日本国内に居住していること。
- 日本国籍を持っているか、外国籍でも日本語が理解でき、永住権または特別永住権を持っていること。
- SBI新生銀行の指定保証会社である新生フィナンシャル株式会社の保証を受けることができること。
申し込みから融資までの流れ
[ptimeline color=”green”]
[ti label=”STEP1″ title=”申し込み”]WEB、電話、郵送のいずれかから申し込み[/ti]
[ti label=”STEP2″ title=”審査”][/ti]
[ti label=”STEP3″ title=”結果の連絡”]WEBなら申し込み完了後画面で確認[/ti]
[ti label=”STEP4″ title=”契約手続き”][/ti]
[ti label=”STEP5″ title=”利用開始”]契約後最短翌日の融資[/ti]
[/ptimeline]
本人確認書類2点もしくは本人確認書類1点と住所確認書類1点の合計2点、収入証明(契約額に応じて、SBI新生銀行が必要とする場合)。
運転免許証をお持ちの方は、運転免許証を提出。
SBI新生銀行カードローンのデメリット
SBI新生銀行カードローンはメリットの多いカードローンですが、デメリットもあるので確認しておきましょう。
1)即日融資ではない
審査結果は、申し込み後に画面ですぐに確認できるというスピーディさが魅力ですが、契約が当日で終わるということでありません。
契約後に利用を開始できるようになるので、申し込みから審査回答までは即日でも、融資は即日とはいかないということになります。
それでも他の銀行カードローンに比べると結果を早くもらえるので安心したり、次に備えられたりするのは良いところです。
2)金利が少し高め
SBI新生銀行カードローンの最大金利は14.8%です。
これはほかの銀行カードローンと金利を見比べると、0.3%程ほんの少し高く設定されていると言えます。
利用開始を待っても、使いやすさはイマイチでも金利が0.1%でも低い方が良いという金利優先の方にはデメリットに感じるでしょう。
銀行カードローン | 金利(実質年率) |
楽天銀行スーパーローン | 1.9%~14.5% |
三井住友銀行カードローン | 1.5%~14.5% |
三菱UFJ銀行 バンクイック | 1.8%~14.6% |
SBI新生銀行カードローンがおすすめの人
SBI新生銀行カードローンは申し込み後の審査結果を早く欲しいという人に向いています。
そのほかにも下記のような人には使いやすいカードローンになるでしょう。
- 返済は千円単位で行って長期利用したい人
- 利用時のATM手数料が気になっていた人
- 新生総合口座パワーフレックスを持っている人
- 他行への振込が定期的にある人
- インターネットバンキングから返済したい人
SBI新生銀行カードローンが向いていない人におすすめのカードローン
審査結果が早く出ることやATM利用料が無料といったメリットもありますが、デメリットで挙げた通り、審査結果から融資までは日にちが必要なこと、金利が少し高めなことが気になるときは別のカードローンの利用を考えましょう。
例えば、即日融資を求めるのであれば、大手消費者金融が早くておすすめになり、金利はできるだけ低い方が良いというのであれば、楽天銀行スーパーローンや三井住友銀行カードローンを選んでおくのがいいでしょう。
SBI新生銀行カードローンは、低い金利でカードローンを利用したいという人というよりも、SBI新生銀行に口座があり、利用先を分散させずに利用していきたいという人に向いているカードローンと言えます。
SBI新生銀行カードローンは早めの融資を希望する人におすすめ!
即日融資ではないものの、銀行カードローンのなかでは融資は早めと言えるので、銀行カードローンをなるべく早く利用したいという方には、SBI新生銀行カードローンはおすすめになります。
SBI新生銀行の口座がなくても申し込めるのも魅力でしょう。
そのほかにも、ATM手数料が気になる方、ATMへ寄るのが面倒なのでインターネットバンキングを利用したい方などにもSBI新生銀行カードローンは使いやすいでしょう。