グレーなお金作り方

お金の作り方と一口に言っても、その方法はいろいろあります。

最も一般的な方法は、働いて給料をもらうことです。

また、いらなくなったものをリサイクルショップに持って行ったり、単発のアルバイトをしたりしてお金を作ることもできます。

当然、これらの方法は合法です。

しかし、急にお金が必要になり、グレーな方法でも良いからお金が欲しいと考える人もいるでしょう。

そこで今回は、グレーなお金の作り方について解説します。

ただ、グレーなお金の作り方には、様々なリスクがあり、決して推奨できる内容ではありません。

本記事では、グレーなお金の作り方の危険性とともにホワイトかつ実践しやすいお金の作り方も紹介していきます。

グレーなお金の作り方

グレーなお金の作り方とは、違法とまではいえないけど様々な危険が伴う方法、もしくは違法ではあるけど整備が追い付かず無法地帯になっている方法です。

では、まずはどのような方法があるのか見ていきましょう。

グレーなお金の作り方一覧
  • クレジットカードの現金化
  • キャリア決済の現金化
  • 見知らぬ人と個人間融資
  • 怪しい投資、怪しいアルバイト

    これらの方法は、いずれも様々なリスクを伴う危険な方法で、決して推奨できるお金の作り方ではありません。

    この後それぞれの方法について解説しますが、あくまでも危険性を伝える内容でありおすすめするものではないので、決して実践しないようにしてください。

    クレジットカードの現金化

    1つ目に紹介するグレーなお金の作り方は、クレジットカードの現金化です。

    クレジットカードの現金化とは、ショッピング枠を利用して現金を得る方法で、主に以下2つのやり方があります。

    買取式 クレジットカードを使ってブランド商品や金券といった換金率の高い商品を買い、それを買取業者に売って現金化する方法
    キャッシュバック式 現金化を行っている業者から安い商品を高額で購入し、購入特典として業者から現金をキャッシュバックしてもらう方法

    クレジットカードの現金化は、どちらの方法も明確な法律違反とはなっていません。

    なぜなら、クレジットカードを使って買い物をして、たまたま使わなくなってしまったから売りに出したケースと、現金化を目的に行ったケースの線引きができないからです。

    ただ、多くのクレジットカードの利用規約には、現金化を目的としたカード利用を禁止する条文が含まれています。

    規約違反の行為をすると、クレジットカードの利用停止や残金の一括請求などのペナルティを受けることになります。

    法律違反ではないとはいえ、クレジットカードの現金化は絶対にやめましょう。

    キャリア決済の現金化

    2つ目に紹介するグレーなお金の作り方は、キャリア決済の現金化です。

    キャリア決済の現金化は、d払い・auかんたん決済・ソフトバンクまとめて支払いなどのキャリア決済を使って、換金業者指定の商品を購入することで、業者から現金が振り込まれる仕組みになっています。

    一時的に現金が手に入りますが、翌月携帯電話の使用料金と一緒にキャリア決済利用額も請求されるので注意しましょう。

    また、キャリア決済の現金化もクレジットカードの現金化と同様に、法律違反ではありません。

    しかし、携帯電話会社はキャリア決済の現金化を禁止しているため、バレると決済枠を縮小されたり利用停止になったりします。

    また、重大な違反行為とみなされて、スマホが強制解約になるおそれもあるので、絶対にやらないでください。

    見知らぬ人と個人間融資

    3つ目に紹介するグレーなお金の作り方は、見知らぬ人との個人間融資です。

    個人間融資とは、その名の通り個人同士でお金の貸し借りをする行為で、家族や友人であれば決して珍しい行為ではありません。

    ところが、近年SNSなどを通して見知らぬ人とお金の貸し借りをする行為が増加しています。

    もちろん、SNSを通じてお金を貸し借りすること自体が違法なわけではありません。

    ただ、個人であっても反復継続する意思をもってお金を貸し付ける場合は、国または都道府県の登録を受けなければならないと賃金業法で定められています。

    そのため、SNSに「お金を貸します」「融資します」などと書きこみ、無登録で繰り返し融資を行う行為は、違法です。

    特に、SNSの書き込みにに以下のハッシュタグが付いている場合は、賃金業法に抵触している可能性が高いので注意が必要です。

    注意すべきSNSのハッシュタグ
    • 個人間融資
    • 個人融資
    • お金あげます

    無登録の賃金業者からお金を借りると、法外な金利を要求されるほか、個人情報を悪用されるなどトラブルに巻き込まれることがあります。

    SNS等を通じた見知らぬ人との個人間融資は、やめましょう。

    [nlink url=”https://card-lab.com/moneylab/cardloan/cardloan-nayami/personal_loans/”]

      怪しい投資

      4つ目に紹介するグレーなお金の作り方は、怪しい投資です。

      近年は老後2,000万円問題などから、投資に興味を持つ方が増えており、同時に怪しい投資話も急増しています。

      実際、弁護士には次のような投資に関する相談が相次いでいます。

      代金を払った途端、相手と連絡がとれなくなった!

      自宅に、「A社の未公開株」の購入を募集するパンフレットが送られてきました。

      数日後、別の会社から「A社の株を持っていませんか」という電話がかかってきて「パンフレットが届いている」と答えたところ、「A社の株は上場して必ず値上がりする。3倍で買い取るからパンフレットに応募して株を買ってほしい」と言われました。私はその説明を信じてA社株の購入を申込み、代金を振り込みました。ところが、買い取ってくれると言っていた会社とその後連絡が取れません。

      引用:第二東京弁護士会「具体的相談事例」

      投資にはリスクがつきもので、「絶対に利益が出る」ということはありません。

      上場確実や元本保証などの言葉に惑わされて、うますぎる投資話に乗ることのないよう注意しましょう。

      怪しいアルバイト

      5つ目に紹介するグレーなお金の作り方は、怪しいアルバイトです。

      世の中には、数多くの闇バイトと呼ばれる仕事があります。

      闇バイトは、振り込め詐欺の受け子など犯罪の片棒を担ぐものなので、最悪の場合、逮捕されてしまいます。

      給料が高くても、闇バイトの募集に応募するのはやめましょう。

      また、普通のバイトだと思って申し込んだら実は怪しいバイトで、お金をだまし取られたり、犯罪に加担していたりするケースもあります。

      【事例1】

      チャットで相談にのるだけのアルバイトで、次々と手続料を支払わされた

      【事例2】

      “レンタル彼氏”に登録したが収入は得られず、月額サイト利用料だけを支払わされている

      【事例3】

      「荷受代行」をしたら、自分名義でスマートフォン6台を購入されていた

      引用:国民生活センター「【若者向け注意喚起シリーズ<No.5>】怪しい副業・アルバイトのトラブル-簡単に稼げて高収入?!うまい話には裏がある」

      仕事内容があいまいなものや、給料が高すぎるアルバイトは、闇バイトの可能性があるので、安易に応募しないようにしましょう。

      ホワイトなお金の作り方

      ここまで、グレーなお金の作り方について解説しました。

      グレーとはいっても、限りなくブラックに近いお金の作り方なので、決しておすすめできる方法ではありません。

      しかし、お金に困っている時は、何かしらの方法でお金を作るしかないですよね。

      続いては、ホワイトなお金の作り方について紹介します。

      カードローン

      1つ目に紹介するホワイトなお金の作り方は、カードローンです。

      カードローンは、金融機関やカード会社などの貸金業者が提供する個人向けの融資サービスになります。

      コンビニや銀行のATMやインターネットから気軽に借り入れできるため、とても便利です。

      また、限度額内で何度でも好きなタイミングで借入できる点も、カードローンの魅力です。

      ただ、カードローンの利用には審査があり、過去に何度も滞納している人は利用できない可能性があります。

      審査に不安のある人は、多少金利が高いですが、消費者金融が提供するカードローンを検討してみましょう。

      [nlink url=”https://card-lab.com/moneylab/cardloan/cardloan-karikata/blacklist_shinsa/”]

      クレジットカードのキャッシング

      2つ目に紹介するホワイトなお金の作り方は、クレジットカードのキャッシングです。

      クレジットカードには、買い物に使える「ショッピング枠」と、ATMなどから現金を借りられる「キャッシング枠」があります。

      キャッシング枠を利用すれば、ATMや口座振り込みなどで現金の借入ができます。

      すでに持っているクレジットカードにキャッシング枠が付帯していれば、再度審査を受けることなく、すぐに借り入れできるため、とても便利です。

      質屋を利用する

      3つ目に紹介するホワイトなお金の作り方は、質屋の利用です。

      質屋では、質入れした商品を担保にお金を借りることができます

      期日までに元金と利息を返済すれば質入れした商品を取り戻すことができ、返済できなければ質屋が商品を他の人に売り渡すという仕組みです。

      そのため、期限までにお金を返すことができなくても、商品が戻ってこないだけで督促はありません。

      また、質屋を買取店として利用することも可能で、時計やブランド品などを売ることができます。

      フリマアプリ・リサイクルショップを利用する

      フリマアプリやリサイクルショップでは、不用品を売り、お金を作ることができます。

      リサイクルショップは、古本や古着・家具・家電など取扱商品が多岐に渡っているため、なにかしら売ることができるでしょう。

      また、フリマアプリを利用すれば、使わなくなったもののほかにハンドメイドの品を販売することも可能です。

      日雇いのアルバイト

      4つ目に紹介するホワイトなお金の作り方は、日雇いのアルバイトです。

      日雇いのアルバイトなら、1日だけ仕事をして、その日のうちに手渡しでお金を受け取れます。

      イベントスタッフやデータ入力、商品梱包など様々な種類の仕事があるため、自分に合った仕事を選ぶことができるでしょう。

      ただ、日雇いアルバイトの中にも闇バイトなど怪しいバイトがあります。

      怪しい求人には手を出さないよう注意しましょう。

      ホワイトな方法でも借り過ぎには注意!

      ホワイトなお金の作り方とはいっても、リスクが一切ないわけではありません。

      例えば、カードローンやキャッシングには金利があるので、最終的には借りた金額より多いお金を返済することになります。

      闇雲に使うと返済できなくなり、自己破産まで追い込まれることもあるので、注意が必要です。

      アルバイトのように、働いた対価としてお金がもらえるのなら問題ありませんが、あくまで借りるだけなのであれば、ホワイトな方法であっても慎重に利用した方が良いでしょう。

      絶対NG!ブラックなお金の作り方

      続いては、完全にNGとなるブラックなお金の作り方を紹介します。

      これから紹介するお金の作り方を実践してしまうと、家族や財産を失ったり、逮捕されたりする可能性があります

      絶対に手を出してはいけない方法として、覚えておきましょう。

      闇金で借りる

      1つ目のブラックなお金の作り方は、闇金で借りることです。

      闇金とは、国などに貸金業を行う許可を取っていない違法業者を意味します。

      違法行為を行っている業者なので、法外な金利を要求されるほか、強引な取り立ても行われます。

      返済ができなくなると、家族や職場にも取り立てにきたり、嫌がらせ行為をしたりすることがあるので、絶対に利用しないようにしましょう。

      身分を偽ってカードローンに申し込む

      2つ目のブラックなお金の作り方は、身分を偽ってカードローンに申し込むことです。

      カードローンの申し込みでは、必ず身分証の提示を求められます。

      当然、その時は自分の身分証を提示する必要があり、他人のものを使って身分を偽る行為は犯罪です。

      最悪の場合、詐欺罪に問われて10年以下の懲役刑となる可能性があります。

      アリバイ会社を使ってカードローンに申し込む

      3つ目のブラックなお金の作り方は、アリバイ会社を使ってカードローンに申し込むことです。

      アリバイ会社とは、社会的地位(収入・勤務先・雇用形態など)を偽装してくれる会社で、カードローンの勤務先の確認などで使われます。

      しかし、こちらもバレれば詐欺罪になる可能性がある危険な行為です。

      カードローンに申し込む際は、嘘をつかず正直に申告するようにしてください。

      グレーなお金の作り方は危険!

      今回は、グレーなお金の作り方について解説しました。

      グレーなお金の作り方と聞くと、犯罪ではないから大丈夫と考えてしまう人も多いでしょう。

      しかし、実際は多くのリスクが潜んでいる行為なので、安易に手を出すのは危険です。

      急にお金が必要になったときは、カードローンなど法に触れないホワイトなお金の作り方を検討しましょう。