学生がカードローンで借りる時にも在籍確認ってあるの?親やバイト先にバレない方法も紹介

学生がお金を借りたいとき、カードローンを利用するのも1つの手段です

カードローンの中には学生向けでも在籍確認なしの商品があり、急な出費や生活費のピンチを乗り切りる際にも役立ちます。

在籍確認が行われるカードローンもありますが、いくつかポイントを押さえて対応すれば問題なく済ませることが可能、親にもバレずにお金を借りることができます。

そこで、今回はおすすめの学生向けカードローンを紹介するとともに、在籍確認の乗り切り方とカードローンの利用を周囲に知られないためのコツを紹介していきます。

学生でお金を借りたいと思っている方は、ぜひ目を通してみてください。

ローンにおける在籍確認とは

カードローンにおける在籍確認は、申込内容を元に返済能力の有無を確認するために行われる審査の一環です。

アルバイトをしている学生の場合は、アルバイト先にカードローン業者から電話連絡が入ります。

在籍確認を嫌がる人もいますが、在籍確認を行わずに審査を通過することはできません。

在籍確認について正しく理解しておけば、いざ電話がかかってきても堂々と対応できることでしょう。

はじめに、カードローンにおける在籍確認について紹介していきます。

在籍確認とは何か

在籍確認は、カードローン申込者の返済能力を確認するために行われ、申込書に書いたバイト先で働いていることを確認することを目的としています。

主に、カードローン会社からバイト先に電話が入り確認が取れれば手続きは完了します。

近年では電話連絡ではなく所定の書類提出で在籍確認とするカードローン会社が増えていますが、書類を用意できなければ審査は通らないのでアルバイトを始めたばかりだと少々不利になることもあるでしょう。

在籍確認は、実際に働いているかを確認するほかに、申込者の収入状況から融資後の返済能力を量る目的があります。

貸金業法上、カードローン会社には申込者の返済能力調査が義務づけられているため、原則として在籍確認は避けて通れないものだと考えておいても良いです。

同時に虚偽申告やなりすましによる借入れを防ぐことにもつながり、こうしたトラブル防止の観点から見ても在籍確認は重要な意味を持っています。

在籍確認のリスク

申し込み者にとっては、在籍確認によるいくつかのリスクがあります。

例えば電話がかかってくる場合、バイト先にカードローンの利用がバレてしまう可能性があります。

カードローン会社側は、社名を出さず個人名で電話をかけてきます。

申込者とつながったときに在籍確認が取れたことを申込者本人に伝えるのが一般的な流れです。

このほんのわずかな会話でも誰かに聞かれてしまえば、カードローンに申し込んだことに気づかれてしまいます。

また、工場や飲食店など電話にすぐに出られない環境の方、同姓同名の人がいる場合なども注意が必要で、在籍確認ができなかったと判断される場合もあるでしょう。

電話受付がいるバイト先なら、担当者に自分宛の電話がくることを伝えておく方がベターではありますが、伝え方によってはカードローンの利用を疑われるケースもあるでしょう。

学生向けローンの種類比較

学生が利用できるカードローンには、学生ローン消費者金融系カードローンがあります。

どちらを利用するにしてもお金を借りるためには毎月の安定した収入が必要となり、アルバイトでも定期的な収入があることが必須条件です。

また、返済能力を確認するための在籍確認も行われるので、アルバイト先に電話連絡が入ることは覚えておきましょう。

これらのことを踏まえた上で学生ローンと消費者金融系カードローンを比較していきます。

学生ローン

学生ローンは、名前の通り学生を対象としたカードローンで、大学生・短大生・専門学校生・予備校生などが利用でき、申し込み時点で学生以外の方は利用できません。

学生ローンの中には在籍確認を省くカードローン会社もありますが、その際には運転免許証や健康保険証などの本人確認書類や、場合によっては学生証などが必要になります。

借りたお金の利用目的は学業に関する内容とする会社が多いものの、利用目的の範囲が広いため生活費に使用しても問題ありません。

土日祝日の対応や即日融資の可否はカードローン会社により異なり、小規模のカードローン会社だと平日店頭でのやり取りのみになることもあります

消費者金融系カードローンと比べて、収入が少ない学生でも審査に通りやすく、融資額が全体に低めの傾向があります。

消費者金融系カードローン

消費者金融系カードローンは、アコムやプロミスなど街やテレビCMなどで一度は見たことがあるカードローンのことです。

幅広い年齢層の方が申し込み可能、近年では高校生を除く18歳から申し込める商品も増えています。

商品によっては在籍確認を書類提出で済ませたり、アプリの利用でWeb完結したり、カードローン会社に相談して電話ではなく書類提出に変更できるケースも多いです。

利用目的は原則自由、学業に関係ないことに使用しても全く問題ありません。

また、初めての利用なら30日間無利息などキャンペーンが充実しており、消費者金融カードローンのほとんどは土日祝日対応可能、即日融資にも対応しています。

学生ローンと比べると、収入額よりも返済能力を重視した審査が行われ、融資額が学生ローンより高めの傾向があります。

銀行系カードローン

銀行系カードローンは、各銀行が運営するカードローンです。メガバンクをはじめ地方銀行でも扱っています。

ほとんどの銀行系カードローンでは利用するローンの銀行口座を保有していることが必須、学生ローンや消費者金融カードローンに比べて金利が低い傾向があります。

ただ、在籍確認が必須の商品が多く、申込条件として学生不可としている銀行も少なくないほか、銀行系カードローン全体的に審査が厳しく時間がかかることがネックです。

こうしたことから銀行系カードローンは学生には向いていないといえるでしょう。

学生がカードローンでお金を借りるなら、学生ローンか消費者金融系カードローンで電話での在籍確認がない商品を選ぶことがおすすめです。

次は、電話での在籍確認がないおすすめのカードローンを紹介していきます。

お金を借りたい学生は、ぜひチェックしてみてください。

電話での在籍確認なしのおすすめローン

学生向け&電話での在籍確認がないおすすめのカードローンを紹介します。

学生ローンと消費者金融系カードローンをそれぞれピックアップしたので、ぜひ参考にしてください。

学生ローン

カレッヂ

カレッジ
※画像元:カレッヂ公式HP

カレッヂは、学生ローン専門店で高校生を除く日本国籍の大学生・短大生・予備校生・専門学校生が申し込むことができます。

18歳の大学生でも条件を満たすこととなり、親権者の同意なしで利用できるカードローンです。

在籍確認は申込時の条件にもよりますが、申込者の携帯電話に直接電話をかけて審査を行うため、原則としてバイト先には電話が入ることはありません。

カレッヂの上限金利は15.0~17.0%、セブン銀行ATMの利用が可能で限度額の範囲内で何度でも借入れできることが特徴です。

また、自宅への郵送物は店舗に来店すれば郵送物なしになるのも魅力でしょう。

来店できない場合は自宅に郵送されてしまうので、その点には注意が必要です。

利用可能額は最高50万円まで、返済期間は最高60回の5年間となっています。

カレッヂの概要
  • 申込条件:高校生を除く日本国籍の大学生・短大生・予備校生・専門学校生(20歳未満は収入証明が必要)
  • 利用可能額:最高50万円
  • 金利:15.0~17.0%
  • 提携ATM:セブン銀行(限度額の範囲内で何度でも借入れ可能)

消費者金融系カードローン

アイフル

アイフル公式
※画像元:カードローンやキャッシングは消費者金融のアイフル【公式】

アイフルは、申込み時の在籍確認を原則行っていないカードローン会社です。

在籍確認の代わりに顔写真付きの本人確認書類や収入証明の提出(必要に応じて)が必要ですが、電話による在籍確認がないことは学生にとって利用しやすい点です。

申込みは満20歳~69歳の方、定期的な収入と返済能力がある方となっています。

金利は3.0~18.0%、全国のセブン銀行・ローソン銀行・イオン銀行・ゆうちょ銀行・イーネット各ATMから借入れ・返済ができます。

WEB完結での申込みなら自宅への郵送物なし、最短で25分で審査が終わり土日祝日でも即日融資に対応しているので、急にお金を借りたいときにも頼れるでしょう。

アイフルの概要
  • 申込条件:満20歳~69歳まで申込み可能、定期的な収入と返済能力がある方
  • 利用可能額:1~800万円
  • 金利:3.0~18.0%
  • 提携ATM:セブン銀行・ローソン銀行・イオン銀行・ゆうちょ銀行・イーネット

SMBCモビット

SMBCモビット
キャッシング、カードローンはSMBCモビット【公式サイト】

SMBCモビットは、WEB完結での申込みなら電話による在籍確認と自宅への郵送物がなしになることが特徴のカードローンです。

在籍確認の代わりに本人確認書類や収入証明書類の提出(必要に応じて)を行いますが、WEB完結なら学生にとって不安を感じる部分をすべてクリアできることが強みです。

申込みは満20~74歳で安定した収入のある方で、この条件を満たすなら収入源がアルバイトでも問題ありません。

金利は3.0~18.0%、全国のイオン銀行・セブン銀行・ローソン銀行をはじめとする12万台の提携ATMを利用できます。(2022年4月現在)

SMBCモビット専用アプリ「Myモビ」からはカードレスでセブン銀行から借入れ・返済が可能です。

モビットの概要
  • 申込条件:満20~74歳までの安定した定期収入のある方
  • 利用可能額:最高800万円
  • 金利:3.0~18.0%
  • 提携ATM:イオン銀行・セブン銀行・ローソン銀行など全国12万台(2022年4月現在)

在籍確認を乗り切るには

学生でも利用できるカードローンの中には、電話による在籍確認を行う業者も多くあります。

もしも、在籍確認があるカードローンを利用する場合に、うまく乗り切るためのポイントを紹介していきます。

在籍確認の流れ

在籍確認は、申込者のバイト先に各社のオペレーターが個人名で電話をかけます。

そのためカードローンの在籍確認だとバイト先にバレる心配はなく、本人が仕事中で電話に出られない場合でも在籍が確認できればOKです。

もしも、電話に出られない時間帯がある方は、カードローン会社に事前に連絡して時間帯を融通してもらうことも可能です。

主な電話の内容は、オペレーターより「○○と申しますが、○○様(申込者)はいらっしゃいますか」と電話が入り、本人が電話に出た場合は「これにて在籍確認の手続きを完了します」などと返答され1~2分で終了します。

本人が電話に出られない場合でも、バイト先で電話を取った人が「○○(申込者)は席を外しております」などと対応することで手続きは完了します。

在籍確認の電話で気をつけるポイント

在籍確認の電話で気をつけるポイントは、バイト先への配慮が挙げられます。

まず、オペレーターからの電話に関心を持つ人がいることを想定して「さっきの電話誰から?」などと聞かれたときの返答を考えておくことをおすすめします。

例えば、クレジットカードの申し込みや、奨学金関連、学校からの連絡など誰もが納得できるような理由だと良いでしょう。

また、在籍確認をスムーズに終わらせるためには、可能なら電話がくる日時を把握しておくことも重要です。

事前にオペレーターと相談しておき、おおよその日時を決めて把握しておくのも良い方法です。

在籍確認以外にも!?周りにバレないようにするには

周囲にカードローンの利用を知られたくない方は多いと思いますが、実は在籍確認の電話以外にもいくつか落とし穴があります。

カードローンの利用中にもいくつか気をつけたいことがあるので参考にしてください。

1)高額な借入れをしない

借入れをする際に、銀行振込を利用すると通帳に記録が残ります。

普段の小遣い以上の高額な取引明細は、家族が通帳を見たときに非常に不自然に見えるでしょう。

そのため、必要な金額以上の借入れを避けるか、少額の借入れをすることをおすすめします。

2)返済期限を守る

返済期限を過ぎた場合、カードローン会社から親の元に督促状が届きます。

そうなればすぐに借り入れがバレてしまうので、必ず返済期限は守るようにしましょう。

3)契約はスマホ完結&WEB完結にする

近年はスマホアプリによるスマホ完結やWEB完結による契約が主流となってきています。

スマホ完結なら申込みから借入れ・返済まで来店の必要なし、内密にお金を借りることが可能です。

主なものではSMBCモビット・プロミス・LINEポケットマネーなどがあります。

まとめ

学生でも利用できる在籍確認なしのカードローンはたくさんあります。

学生ローンや消費者金融系カードローンなど、多くの種類があるので利用する際は事前に比較検討することをおすすめします。

また、在籍確認があるカードローンを利用する際は、在籍確認の流れやポイントを把握していれば大丈夫、特に不安になることはありません。

カードローンの利用を周囲に知られたくない場合は、スマホ完結やWEB完結による申込みがおすすめなほか、カードローン利用中も周囲にバレない工夫をしていきましょう。

家族や友人・知人、アルバイト先へのさまざまな影響を考えつつ、安心安全のカードローンを選んでください。