【初心者からのETC】使い方の流れを丁寧に解説します


実はETCカードの使い方がよくわからないけれど、
「今さら聞けない」「誰に聴いたらいいかわからない」
と思っている人、結構多いのでは!?

そんな方のためにETCの使い方についてまとめました。
これから初めて使う人だけでなく、新たにカードを発行した人や、車載器を購入し直した人も、要チェックです!

ETCカードを申し込む

ETCカードとは有料道路の料金を自動精算する時に必要な金融情報がインプットされたカードのことで、ETCを利用する際には必ず必要となります。


ETCカードの作成方法として最も一般的なのは、クレジットカードの付帯カードとして申し込みを行うことです。


現在クレジットカードを所有しているのであれば、ETCカードを発行してもらえるサービスがないかどうか確認してみましょう。


もしもクレジットカードの作成を検討しているのであれば、ETCカードと同タイミングで申し込んでしまうというのも一つの方法です。


急ぎで使いたい場合、クレジットカード・ETCカードのどちらについても即日発行に対応しているカード会社もあります。


クレジットカードを持っていない場合や作ることができない場合は、有料道路料金の支払い機能のみに使えるETCカードを作成することもできます。


個人でETCを利用する場合は「ETCパーソナルカード」、法人で利用する場合や自営業者は「ETCコーポレートカード」というカードです。


ETCパーソナルカードについては、必要事項を記入した申込書と本人確認書を郵送し、


使用額に応じた保証金(デポジット)を預託すれば発行してもらえます。


ETCコーポレートカードは高速道路会社が定める利用要件を満たしている必要がありますので、まずはそちらを確認してください。


レンタカーを利用する際であれば、ETCカードをレンタルすることもできます。


ただし、“車と同時レンタル”する場合に限ります。
ETCカード単独でのレンタルはできませんので注意してください。


ETCカードの申し込みについて、詳しくは以下をご覧ください。

ETCカードには4つのタイプがある

デビットカードではETCカードは作れない




2.車載器を購入・セットアップする

ETCを利用する時の必須アイテムがもう一つあります。それが 「車載器」です。


車載器とは、ETCカードにインプットされているデータを読み取って料金所と無線交信を行うことで支払いデータのやり取りをしてくれるものです。


車載器を購入したら、最初にセットアップを行わなければなりません。


車載器は自動車と1セットで使われることになるので、設置する自動車の情報を前もって書き込む=セットアップをする必要があるのです。


セットアップが終了したら、車体への取り付けを行います。


セットアップと車体への取り付けはどちらも専門的な知識が必要な作業であるため、


車載器を購入した店やディーラーなどに依頼するのが安心です。


自己流で行うと、セットアップ情報がきちんと入力できていなかったり、取り付け位置が正しくなかったために


料金所との通信がうまくいかなかったりといったトラブルの原因にもなり得ます。


専門店やディーラーに依頼した場合、車載器のセットアップ・取り付けに有する時間は約1時間ほどです。


ETCカードの申し込みから発行までにかかる時間の方が長いので、先にカードの申し込みをしておくとスムーズです。


車載器についての詳細・バイクの車載器に関する情報などはこちらをご確認ください。

車載器についてもっと詳しく

バイクの場合について詳しくはこちら




3.ETCマイレージサービスに登録する



ETCマイレージサービスとは、ETC利用で有料道路の支払いを行った金額に応じてポイントがつき、


その貯まったポイントを有料道路料金の割引として使用できるサービスのことで、利用するには事前登録が必要となります。


サービス利用の申し込み登録は、インターネットまたは郵送にて行うことができ、どちらも登録料・年会費はかかりません。


登録を行う前に、以下の3点を用意しておきましょう。


・ETCカード
・車載器管理番号
・車両ナンバー



郵送で登録を行う場合、用紙は高速道路の料金所事務室・SAやPA・車載器セットアップ店などで入手することができます。電話による取り寄せも可能です。


郵送の際の切手代が自己負担であることや、申し込みからサービス利用開始までに時間がかかることを考えると、


申し込み日からサービスを利用することができて手間もかからないインターネットの方が手軽な方法と言えるかもしれません。

使い方についてもっと詳しく




4.ETCカードを車載器に入れて使う



カードと車載器の用意ができ、マイレージサービスへの登録も完了したら、いよいよ利用を開始してみましょう。


車載器の電源を入れ、カードを正しく挿入できれば準備完了です。


カードの向き(前後・表裏)が正しくない場合やカードに汚れが付着している場合、


きちんと挿入されていない場合などには点滅やエラー音が発生しますので、何が原因となっているのか確認するようにしてください。


ETCカードの挿入方法、その他詳細についてはこちらをご覧ください。

入れ方を具体的に見る

有効期限と更新についてもっと詳しく

ETCゲートを通り抜けできない場合の理由とは




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