ETCカードは料金所を止まることなく通過できたり、高速道路の利用料金分もポイントを貯めることができたりと有料道路で便利に使えるカードです。
ETCカードは基本的にクレジットカードの追加カードとして申し込むので、クレジットカードを発行せずにETCカードのみを発行することはできません。
また、申し込みをしたらすぐにETCカードを使いたいという方も多いですが、ETCカードはクレジットカードを申し込んだ後、クレジットカードとは別発送で手元に届くので、利用できるようになるまでには時間がかかります。
その理由としては、クレジットカード会社はクレジットカードを申込者が受け取ったことを確認してからETCカードを発行するので、クレジットカードよりもETCカードの方が発行までの時間が長くなってしまうのです。
カードを発行するには作成費がかかるため、クレジットカードが申込者のもとへ届かなかった場合、クレジットカード会社がカード発行のためにかけた作成費が無駄になってしまうからです。
クレジットカードとETCカードを一緒に郵送して申込者のもとに届かなかった場合に、2枚分の作成費が無駄になってしまうため、ETCカードはクレジットカードが申込者のもとに届いたのを確認してから発行されます。
しかし、中にはETCカードが磁気不良で使えなくなってしまった、急な出張や旅行でETCカードが欲しいという場合でも、その日にETCカードを発行することができるクレジットカードも存在します。
ETCカードを即日発行できるクレジットカードと、ETCカードの発行方法を確認していきましょう。
セゾンカードインターナショナルは、通常還元率は0.5%と低いですが、セブンイレブンでは還元率1.5%、クレディセゾンが運営している「セゾンポイントモール」を経由してネットショッピングをすると最大30倍のポイントが貯まる年会費無料のクレジットカードです。
セゾンカードインターナショナルのポイントプログラムは「永久不滅ポイント」なのでポイントが有効期限切れで失効してしまったり、有効期限を気にしてポイントを交換する必要もありません。
ポイントの使い道も豊富にあり、支払い金額に充当、他社ポイントやマイルと交換、ギフト券や商品と交換するなどお好きな使い方を選ぶことができます。
セゾンカードインターナショナルはクレジットカード、ETCカードともに最短即日で発行することができます。
ETCカードを即日発行するには、クレジットカードをインターネットから申し込み、セゾンカウンターへ受け取りに行く必要があります。
クレジットカード申込時では「ETCカード」の欄は
クレジットカード申込時にETCカードを一緒に申し込んでしまうと、ETCカードが郵送されてしまうので即日発行ができません。
「カード受け取り方法」では”セゾンカウンターで受け取り”にチェックを入れ、「受け取り場所」で受け取り希望の店舗を選択します。
申込手続きが完了し、審査結果メールを確認しましたら、セゾンカウンターに行き、ETCカード発行希望を伝えましょう。
セゾンカウンターでクレジットカード、ETCカードを受け取るためには、以下の4点が必要になるので、忘れずに持参するようにしてください。
また、19:30以降に申し込みをすると翌日の手続き扱いとなってしまうため注意しましょう。
イオンカードは年会費無料で持つことができ、毎月20日・30日はお客様感謝デーで5%OFF、毎月10日のときめきWポイントデーはポイント2倍になるなど、イオンを頻繁に利用する方にとってお得に使えるカードです。
イオンカードはイオングループの提携店で利用するといつでもポイントが2倍貯まり、「ときめきポイントTOWN」を経由してネットショッピングをすると最大21倍のポイントが貯まります。
貯まったポイントは支払いに充当する、他社ポイントやマイルと交換、ギフト券や商品と交換するなど使い道は豊富です。
イオンカードのETCカードを即日発行するには、すでにイオンカードを持っている方が対象となりますので、新規にイオンカードを発行するという方はETCカードを即日発行することができません。
イオンカードをすでに持っている方は、店頭・店舗でETCカードを即日発行することができます。
イオンカード店頭受取サービス実施店舗であれば、ETCカードもその場で発行してくれるのですぐにでもETCカードが欲しい方は利用しましょう。
ETCカードを即日発行できるクレジットカードを紹介してきましたが、クレジットカードを発行するのであればお得に使えるクレジットカードを持ちたいものです。
ETCカードが比較的早く発行可能で、お得に使えるクレジットカードが欲しいという方におすすめの3枚を紹介します。
JCB CARD Wは年会費無料で持つことができ、普段のお買い物でいつでもポイントが2倍貯まるのでポイント還元率が高いカードとして人気です。
入会後3ヵ月はさらにポイントが2倍になるので、合計で4倍のポイントが貯まります。このときの還元率は2.0%です。
また、JCB CARD Wは「JCB ORIGINAL SERIES パートナー」の対象カードなので、JCBと提携しているセブンイレブン、スターバックス、昭和シェルなどでクレジットカードを使うと最大で10倍ものポイントを貯めることができます。
さらに、JCBが運営している「OkiDokiランド」を経由してネットショッピングをすると最大20倍のポイントが獲得可能です。
OkiDokiランドには、Amazon、楽天市場、Yahoo!JAPAN、イオンショップなどの総合通販から、美容・健康、ファッションからグルメまで様々なジャンルのお店がそろっていますので、忘れずに「OkiDokiランド」を経由してポイント貯めるようにしましょう。
貯まったポイントはギフトカード、マイルや他社ポイントへ移行、商品との交換、支払いへの充当、キャッシュバックなど様々なものから選ぶことができます。
また、国内での利用だけでなく、トラベルサービスや付帯保険も充実していて海外旅行でも使いやすい1枚です。
最高2,000万円の海外旅行傷害保険が付帯しているので、海外旅行先で病気やけがをしてしまった場合でも安心ですし、カードで購入した商品が偶然の事故によって壊れてしまった場合でも購入日から90日以内であればショッピングガード保険で補償を受けることができます。
JCB CARD Wの入会資格は「18歳以上39歳以下で、ご本人または配偶者に安定継続収入のある方。または、高校生を除く18歳以上39歳以下で学生の方」とあるので、若者向けにつくられているクレジットカードだといえます。
JCB CARD Rはポイントがいつでも4倍と還元率が高く、JCB CARD Wが1,000円につき2ポイント貯まるところを、1,000円につき4ポイントを貯めることができます。この時の還元率は2.0%です。
さらに、新規入会から3か月間はさらにボーナスポイントが2倍加わり、合計で6倍となります。つまり、1,000円につき6ポイントが貯まるので、還元率が3.0%となります。
ETC利用分はクレジットカードの料金と一緒に請求されるので、ポイント付与の対象です。
JCB CARD Rはリボ払い専用カードなので、利用残高が増えるほど手数料の割合も増えていくため総支払額が膨らんでしまう危険性がありますが、毎月の支払い日以外でも返済ができるまとめ払い(繰上返済)を活用することで手数料を減らすことができるので、支払いの管理はしっかり行いましょう。
VIASOカードは年会費無料で通常還元率は0.5%と低いですが、ETC利用料金、インターネットプロバイダーの利用料金、携帯電話・PHSの利用料金の支払い分はポイント2倍、「VIASO eショップ」を経由してネットショッピングをすると最大還元率を12%にまで引き上下られるのでポイントが貯まりやすいカードとして人気です。
貯まったポイントは1,000ポイント以上でオートキャッシュバックされるため、ポイントの有効期限を気にする必要もなく、ポイントを交換する手間もかかりません。
年会費は永年無料で、ETCカードも年会費無料で持つことができます。
※ETCカードは新規発行手数料として1,100円(税込)が必要です。
VIASOカードの入会資格は「18歳以上で安定した収入のある方、または18歳以上で学生の方(高校生を除く)。」とあるので学生の方でも申し込むことができます。
発行期間は最短翌営業日なので、早めにカードが手元に欲しいという方にもおすすめのカードです。
VIASOカードは入会特典として、最大10,000円相当のポイントを獲得できるキャンペーンを開催しています。キャンペーンを利用してお得にVIASOカードを手に入れましょう。
三井住友カード デビュープラスは18歳から25歳の学生や新社会人向けに作られたクレジットカードで、初めてクレジットカードを持つ方にも人気のカードです。
年会費は初年度無料で翌年度から1,375円(税込)がかかりますが、年1回以上のカード利用で翌年度の年会費も無料にすることができるので、実質年会費無料でカードを持つことができます。
ETCカードは初年度年会費無料で翌年度から550円(税込)がかかってしまいますが、こちらも本カードと同様に年1回の利用で無料です。
また、三井住友カード デビュープラスは還元率が高く、ポイントが貯まりやすいのも魅力の一つです。
一般の三井住友カードは200円につき1ポイント貯まりますが、三井住友カード デビュープラスはいつでもポイント2倍、入会3ヵ月後はポイント5倍になります。つまり、いつでも200円につき2ポイントが貯まり、入会後3ヵ月は200円につき5ポイントが貯まります。
さらに、三井住友カードの会員専用サイト「ポイントUPモール」を経由してネットショッピングをすると最大20倍のポイントが付与されるので、ネットショッピングをする際は忘れずに「ポイントUPモール」を経由するようにしましょう。
貯まったポイントは、お好きな商品と交換、お支払金額に充当、マイルやポイントへ移行するなど、使い方は多様にあるので、自分好みの使い方ができます。
三井住友カード デビュープラスを使い続けると、満26歳以降のカード更新時には20歳から29歳までが持つことができる「三井住友カード プライムゴールド」に自動的に切り替わるので、26歳の時点でゴールドカードを持つことが持てます。
三井住友カード デビュープラスの発行期間は最短翌営業日となっているので、学生でETCカードをすぐにでも欲しい方は三井住友カード デビュープラスを申し込んでみましょう。
ETCカードを即日発行するのであればセゾンカードインターナショナルを発行して、ETCカードの発行を申し込みましょう。
イオンカードをすでにお持ちの方であればイオンカード店頭受け取りサービス実施店舗にてETCカードを即日発行することができます。
ETCカードを発行するために新たにクレジットカードを発行するのであれば、JCB CARD W、JCB CARD R、VIASOカード、三井住友カード デビュープラスがおすすめです。
普段のお買い物でもポイントをたくさん貯めたい方はJCB CARDWやJCB CARD R、高速道路を頻繁に利用する方はETC料金がポイント2倍の対象になるVIASOカード、学生でETCカードを持ちたい方は三井住友カード デビュープラスを検討してみましょう。
決めたクレジットカードの申込みボタンから自分の基本情報を記入後、オプション・サービス登録などのなかからETCカードにチェックをつけて申込み。インターネット入会だと、入会特典がつくほか郵送よりも審査・カード到着が早くなるのでお勧めです。お急ぎであればセゾンインターナショナルのようなカウンター受取可能・即日発行対応のクレジットカードを選んでおきましょう。
申込んだクレジットカード会社にて審査。審査完了後、クレジットカードとETCカードが発行されます。
ETCカードが届いたら車についている車両情報がインプットされた車載器にETCカードを差し込みます。 ※引越で登録住所が変わった、車両のナンバープレートが変ったときなどは再度セットアップが必要となりますので、事前に確認しておきましょう。
ETCはクレジットカードのポイントにほかにETCマイレージというサービスがありますので、お得に使いこなすためにもETCマイレージサービスには登録しておきましょう。カードポイントとETCマイレージの両方をお得に貯めるなら、ライフカードやJCBEITなどのポイントが貯まりやすいカードを選んでおきましょう。
高速道路・有料道路に乗る前にETCカードを車載器へ挿入しておきます。これで乗り降りのときの停車がなくなります。
ETCカードを発行したクレジットカードから請求があります。
答え>ETCカードは、原則的にクレジットカード(親カード)に付帯して発行されるもので、ETC利用以外の使用はできません。
答え>申込んだクレジットカードの利用上限金額により異なります。
これで解決 クレジットカードの利用上限額を確認してみよう。
答え>申込んだクレジットカード会社により異なります。
これで解決 三井住友カードは三井、三菱UFJ、みずほのいずれかの銀行口座をお持ちであれば、最短翌営業日発行と即日対応してもらえます。
ETCの決済システムは後払い方式になっておりますので、プリペイド方式のETCカードはございません。