北國銀行のデビットカードはETCカード発行可能で審査不要?実は口座開設で意外な落とし穴アリ!
北國銀行のデビットカードは、全国で唯一ETCカードを発行できるデビットカードで魅力的ですよね?
デビットカード自体の発行は審査不要ですが、実はデビットカード発行の条件である口座開設に審査が必要となってきます。
さらに、北國銀行は北陸3県(石川県・福井県・富山県)をメインの対象としているので、誰でも簡単に、デビットカードやETCカードを発行できるというわけではないのです。
そこで本記事では、北國銀行のデビットカードを発行したい方のために、北國銀行の口座開設に落ちてしまう原因や対応策を考察していきます。
加えて、審査が不安な方向けにクレジットカードでETCカードを発行するならおすすめしたい券種を提案いたします。
・北國銀行のデビットカードとは?
・北國銀行の口座やETCカードは誰でも発行できるわけではない?
・クレジットカードでETCカードを発行するならおすすめしたいカード
北國銀行は意外と審査が複雑
北國銀行の口座開設の審査は複雑で、誰でも作れるわけではありません。
それはなぜかというと、あくまで北陸3県(石川県・福井県・富山県)をメインターゲットにした地方銀行であることが影響しています。
どうしてもクレジットカードやETCカードが欲しいならこのカードもおすすめです。
三井住友カード(NL)
年会費 | ETCカード | 発行期間 |
---|---|---|
永年無料 | 550円(税込) ※初年度無料 ※前年度に一度でもETC利用のご請求があった方は年会費が無料※ |
でカード番号発行※ |
還元率 | 利用可能枠 | ブランド |
0.5%~7%※ | ~100万円 |
注釈(※)の詳細はこちら
入会翌年度以降、前年度に一度もETCカード利用のご請求がない場合は、年会費550円(税込)のお支払いが必要です。北國銀行デビットカードをはじめ、デビットカードには審査が必要ない?
そもそも、デビットカードとは、カードでの支払いと同時に銀行口座から引き落としがされる仕組みのカードで、残高以上にお金を使いすぎるということがなく、発行側にとっては後払いのクレジットカードと違い、現金を回収できなくなるというリスクがありません。
そのため、デビットカードの発行に審査は必要ありません。
対して、クレジットカードを作成する際には「審査」が必要です。
「審査」によって、その人の職業や勤務年数、年収などの条件などに基づき、「与信枠」、すなわちその人がカードでどれくらいの額を使用できるのか決まります。
この審査に通過するかどうかや与信枠の設定条件は、カード会社によって異なるため、申込者が同じでもAカードは発行されたのに、Bカードは発行されなかったということが起こるのです。
北國Visaデビットカードに審査はあるの?
結論からいえば、北國銀行のデビットカードに審査はありません。
ただし、デビットカードの発行には審査は不要ですが、デビットカード発行には口座開設が必須となり、口座開設には審査があります。
口座開設の審査落ちについてはこちらをクリック。
また、後述する通り「北國銀行VISAデビットカード」では、カードの種類によって、実は審査が必要になる場合があります。
VISAデビットカード機能のみの場合
申込条件としては、15歳以上で、北國銀行に普通預金口座をもっていることになりますが、審査は不要です。
VISAデビットカード機能に加え、クレジット機能やカードローン機能を付けた場合
北國銀行のデビットカードにクレジット機能やカードローン機能を付ける場合は審査が必要になります。
北國銀行のデビットカードはETCカードを発行できる唯一のデビットカード!
北國Visaデビットカードの基本的なスペックとしては下記となります。
国際ブランド | Visa |
---|---|
年会費 | 無料 |
申込条件 | 北國銀行の普通預金口座を保有する満15歳以上の方 |
ETCカード | 年会費無料 |
北國銀行Visaデビットカードは、発行に審査が不要で年会費無料ということで発行のハードルが低く、デビットカードの仕組み上、銀行残高以上にお金を使いすぎないというのがメリットかと思います。
ポイントを貯めるのも、貯めたポイントを使うのも、「VISA加盟店」でなくてはなりませんが、200円で1ポイントの0.5%ポイント還元が付帯しているのも嬉しいですね。
北國VisaデビットカードはETCカードを発行可能!
北國Visaデビットカードは全国で唯一、デビットカードでETCカードを発行することができます。
原則として、「北國銀行の普通預金口座を開設している満15歳以上の方」が申し込み条件となっているため、北國Visaデビットカードを発行したい場合は、まず北國銀行の普通預金口座を開設しなければなりません。
ETCカードは別途申し込みが必要となるので、北國Visaデビットカード申し込み時または発行後に申し込みをするようになります。
加えて、ETCカードの申し込みにも以下の条件があるので確認しておきましょう。
「満18歳以上で北國Visaデビットカード会員または家族カード会員の方」
実はETCカードは誰でも確実に発行できるわけではない!?
北國銀行のデビットカードがあれば手軽にETCカードが発行できるのではないかと思う方もいるかもしれません。
しかし、実はETCカードも申し込み条件を満たせば誰でも発行できるというわけではないのです。
・当行の判断により、ご希望に添えない場合もございます。またお申込みの内容が事実と異なっていた場合は、お申込みをお断りすることがあります。
北國銀行公式サイトより引用
上記のように、ETCカードの発行を断られてしまうことがあります。
ETCカードの料金というのは、後払い制となっており、具体的に明記はありませんが、支払能力があるかどうかは重要だと考えられます。
デビットカードは、残高から即時決済されるため、残高以上の利用はできませんが、後払いのETCカードとなれば、残高以上に決済を行う可能性も出てきてしまうためです。
加えて、北國銀行の口座の開設がETCカード発行の第一条件でもありますが、開設に申し込み理由が問われ、場合によっては口座開設を断られる可能性もあります。
ETCカードが発行可能なデビットカードは魅力的ですが、誰でもお手軽に発行できるわけではないことは注意しておきましょう。
北國銀行の口座開設には実は審査がある!
北國銀行のデビットカードやETCカードを発行するには、まず北國銀行の口座を開設する必要があります。
そして、口座の開設には審査が必要となるため、申し込めば誰でも受理されるわけではありません。
そもそも、北國銀行は北陸3県(石川県・福井県・富山県)をメインの対象としている銀行なので、その他の地域在住の方は、申し込みにあたって理由を記載する必要があります。
そうなれば、北陸3県で日常的に利用する口座として開設したい方に比べ、県外在住だがETCカード目的などで口座開設したいという方は、審査通過ハードルが高い可能性があります。
ETCカードの発行目的では、北國銀行の口座開設はできないと断言することは出来ませんが、誰でも口座が開設できるわけでないことは確かといえるでしょう。
ETCカードをクレジットカードで発行するならおすすめしたいカード
北國銀行のデビットカードからETCカードを発行できるというのは魅力的ですが、口座開設に審査が必要で、必ずしも誰もが手軽に発行できるわけではありません。
ETCカードの発行手段は、北國銀行での発行を除けば基本的に下記の2つとなります
- ETC単体のパーソナルカードを発行
- クレジットカード付帯のETCカードを発行
1つ目のETC単体での発行は、審査が不要というメリットもありますが、発行手数料が高額であったり、運用に手数料がかかるというデメリットがあります。
2つ目のクレジットカードでのETCカードの発行は、審査に通らなけらばならないという点がありますが、発行や運用にコストがかからないものが多く、ポイントが付いたりクレジットカード自体の特典が充実しているという点が魅力的です。
そこで今回は、ETCカードをクレジットカードで発行するなら是非お勧めしたいカードを紹介します。
ETCカード発行におすすめのカード
おすすめしたいのが、三井住友カード(NL)です。
このカードは、申込み基準は満18歳以上の方(高校生除く)というもので、アルバイトやパートの方も申し込み可能となっています。
また、年収などが基準に組み込まれていないため、幅広い方が発行できる可能性があります。
ETCカードも発行手数料が無料で、年会費も2年目から発生しますが、年に一度でも利用があれば無料になるという優れものです。
三井住友カード(NL)
年会費 | ETCカード | 発行期間 |
---|---|---|
永年無料 | 550円(税込) ※初年度無料 ※前年度に一度でもETC利用のご請求があった方は年会費が無料※ |
でカード番号発行※ |
還元率 | 利用可能枠 | ブランド |
0.5%~7%※ | ~100万円 |
注釈(※)の詳細はこちら
入会翌年度以降、前年度に一度もETCカード利用のご請求がない場合は、年会費550円(税込)のお支払いが必要です。
ちなみに、上記の豊富なの利用でポイントが最大7%還元※されるため、ETC利用以外でもポイントを沢山集めたい方にも必見のクレジットカードです。
注釈(※)の詳細はこちら
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