クレジットカードが強制解約された理由と直後の対処法。復活の可能性や他のカードへの影響も解説

クレジットカードの強制解約とは、クレジットカード会社側からクレジットカードの契約を切られることです。
単にクレジットカードの利用ができなくなるだけでなく、クレヒス(信用情報)にも記録されてしまうので、強制解約になった方は非常にショックでしょう。
ただし起きた事実は変えられません。まずは落ち着き、強制解約の理由確認と次に取るべき行動の確認が大切です。
そこで当コラムでは、強制解約の理由と二次被害を防ぐ直後の対処法をご紹介します。
・強制解約の理由と直後の対処法
・延滞なしでも強制解約が起きる可能性はある
・強制解約されると復活(再契約)はできるか
・強制解約されたら他のカードも影響がある
クレジットカードの強制解約を受けた後の、クレヒスに傷がついた状態でも作りやすいのは独自の審査基準を持ったクレジットカードです。
申し込み資格さえ満たせば審査に自信がない方でも作れる可能性が高いでしょう。
![]() アメックスグリーン |
![]() ACマスターカード |
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年会費 | 13,200円(税込) | 無料 |
発行期間 | 約2週間 | 最短即日 |
還元率 | 1.0% 有効期限が実質無期限 |
0.25% |
キャンペーン | 最大プレゼント | 申し込み前の3秒診断可能 |
申し込み資格 | 20歳以上で安定した収入のある方 ※アルバイト・パート不可 |
成人以上で安定した収入のある方 ※アルバイト・パート可 |
申込先 | 公式サイトはこちら | 公式サイトはこちら |
クレジットカードの強制解約と他のカードへの影響について

クレジットカードを強制解約されると、あらゆる不利益が起こります。
- 現在のクレジットカードが使えなくなる。
- 付随する家族カードやETCカードも使えなくなる。
- 他のカードも強制解約の危険性が発生する。
- 新しいクレジットカードが持てない。
- キャッシングなどの借り入れができなくなる。
- 住宅ローンや自動車ローンの利用が難しくなる。
強制解約は「特定のクレジットカードが使えなくなるなるだけ」と勘違いする人も多いですが、影響はそれだけではありません。
家族カードや他企業のクレジットカードといった他のカードも影響するため、強制解約のリスクは非常に大きいのです。
クレジットカードが強制解約された理由

強制解約は突然行われる前に、企業側からメールや手紙、電話などで何かしらの通知があった可能性が高いです。
強制解約になったときには、会社から直接理由を教えてはもらえませんので、メールや郵送物を確認して、通知状況から強制解約の理由を確認してみましょう。
強制解約の理由 | 事前の通知例 |
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長期・繰り返しの延滞 | 支払いの催促や忠告通知 |
登録時の虚偽申告 | 登録内容の確認や情報更新の依頼 |
本人の不正利用(利用規約違反) | - |
信用情報の変化 | -(クレジットカードの有効期限までは問題なく使えるが、更新時期に届かない) |
理由1:長期・繰り返しの延滞
クレジットカードごとに設定されている支払い日に利用金額が引き落とせなかったら、翌日から、延滞が始まります。
数日の延滞で信用情報に傷はつきにくいですが、延滞が長期に及ぶ場合や繰り返し行った場合など、悪質だと判断されたら強制解約となります。
会社によって判断基準が違うので一概に「この程度の延滞で強制解約となる」と線引きはできません。いわゆる「借り逃げ」のような形になってしまうとすぐに対処が行われてしまいます。
カード会社から督促が来ていたら、強制解約の理由として第一に考えましょう。
理由2:本人の不正利用
盗難や紛失・スキミングなどによってカードが知らない間に他者に不正利用されていたという場合は、カード会社へ連絡をすれば補償してもらえる場合もあります。
ただし、クレジットカードを他人に貸したり、ショッピング枠を現金化したりしていた場合はカードの利用規約違反となり、強制解約の対象です。
クレジットカードは家族であろうとも、本人以外の利用は禁止されています。家族がクレジットカードを使いたいという場合は、本人が申し込むか、家族カードを作るようにしましょう。
また、クレジットカードでギフト券などの換金性の高いものを大量に購入し、現金化の業者に売ったり、チケットショップに売ったりするなどのショッピング枠の現金化に対しては厳しい対応が取られます。
換金目的でのカードの利用の禁止は、会員規約で明記されているのです。
バレないだろうと思っても、カード会社はいつどこでいくら使ったのかを確認しているので、定期的な利用状況の調査した際に不審に思われ、より深く調査をされて強制解約に至ってしまいます。
理由3:登録時の虚偽申告
クレジットカードはクレジットカード会社と利用者間の信用によって成り立っています。
そのため、カードの申し込み時や増額申請などで虚偽の申告をしたり、転職したのに情報更新をしていないと強制解約の理由になります。
よくある虚偽申告の対象となる理由は下記のとおりです。
- ウソの住所を書く
- 職業を偽造する
- 借入があるのに無しと書く
- 催促があったにも関わらず登録内容を長らく更新していない
理由4:信用情報の変化
信用情報が変化し、途上与信に落ちて強制解約となるケースもあります。
途上与信とは、カードの更新や限度額の増枠の相談をしたときなど、カード会社で定期的に行っている審査のことです。落ちる理由には2つのパターンがあります。
1つ目は、途上与信の際に会員の収入がカードの利用に見合わなくなっているときや職を失ってる場合、延滞などがなくても、支払い能力に問題があるとカード会社は判断を下すパターンです。
クレジットカードの解約には至ってしまう点は同じですが、あくまで企業のボーダーラインに当てはまらなかっただけなので、信用情報はあまり傷つきません。
気持ちを切り替えて、他のカードを持つことを考えましょう。
2つ目は、他で金融事故を引き起こしたときに信用情報が傷ついていて、影響して途上与信で落ちるパターンです。
「このカードでは延滞していないのに」と思うかもしれませんが、カード会社としては、将来自分のところのカードも延滞をされたり踏み倒されたりしてしまうのではと危機感を抱きます。
なぜ他社の延滞情報までわかってしまうのかというと、信用情報機関があって、他企業でも信用情報は共有されるからです。
信用情報には良好な実績だけでなく、ブラックリストに載るような情報もあるため、他のカードの審査でマイナスになってしまう可能性があります。
強制解約されたクレジットカードと再契約できる?

クレジットカードを強制解約された場合、同じクレジットカードに再契約できるのか気になる人が多いと思います。
結論、申し込み自体は可能ですし、収入が落ちて途上与信に落ちた程度の強制解約であれば、復活の可能性はあります。
一方で、金融事故や本人の不正利用による強制解約であれば、同じカードを作れる可能性はゼロと言っても過言ではないでしょう。
強制解約にまで至った利用者と、再度契約するメリットがクレジットカード会社には一切ありません。むしろ、リスクの方が多いからです。
強制解約の直後にすべき対処

支払い先の変更で二次被害を防ぐ
クレジットカードが強制解約されたら、真っ先にそのカードで支払っていた定期料金の支払先指定の変更をしてください。
公共料金や携帯料金の支払いといった定期料金をそのままにしていると、引き落としができずに滞納扱いとなってしまいます。
一括請求に備えてお金を用意する
すでにお買い物が済んでいるクレジットカード払いの支払い残高は、強制解約後に一括請求される可能性が高いです。
たとえ分割やボーナス払いを設定していても、一括請求の時に含まれてしまい、「膨大な額になって引き落とし口座の残高から引き落とせなかった」という金融事故に繋がります。
一括請求が来るのに、手元にお金が無い場合は借りるか別のクレジットカードで立替しか対処法がありません。
あまり日数もない場合もあるかと思いますので、次の項目で強制解約による緊急的なお金を用意しやすい、おすすめのクレジットカードをご紹介します。
強制解約されて急ぎお金が入り用な場合のおすすめクレカ

ACマスターカードは独自審査を導入しているので、強制解約を引き起こしていても、本人に支払い能力がある場合は発行できる可能性があります。
さらに一日でも早くお金が必要なときに最短即日発行ができるので、非常に心強いカードです。
年会費 | 無料 |
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申込み資格 | 成人以上で本人に収入のある方 ※アルバイト・パート可 |
還元率 | 0.25% |
利用限度額 | 最高800万円 ショッピング:300万円 カードローン:500万円 |
カード発行期間 | 最短即日発行 |
キャンペーン | 申込み前の 3秒診断可能 |
最短即日で発行できる
ACマスターカードは申し込んで最短即日でカードの受け取れるので、急いでクレジットカードを作りたいと考えている人におすすめです。
土日祝日にも即日対応しているので思い立った時にいつでもカードを作れます。
即日で処理をしてくれるクレジットカードはありますが、カードの受け渡しまで即日対応するところは多くありません。
受け取り場所も全国の自動契約機経由となるので、自分の都合に合った場所で受け取れます。
家族にバレずに利用できる
ACマスターカードは自動契約機から受け取れるので、家に書類が届かず家族に見られるのを避けられます。
また、利用を始めてからもご利用明細が自宅に送付されないので、周りにカード発行を知られたくない方でも安心です。
使いやすいMasterCardブランド
カードブランドがMasterCardを採用しているので店舗やWEB決済で利用できるところが多く、不便は感じないでしょう。
PayPayや楽天PayなどにもACマスターカードは登録できるので、カードそのものとしても使いやすいというメリットがあります。
強制解約された場合の次のクレジットカードの選び方

クレジットカードを強制解約されたということは、クレヒス(信用情報)に傷がついている状態です。
クレヒスに傷がついている状態では、他のクレジットカードであっても、審査に通るのは簡単ではありません。
クレジットカードを強制解約された場合、クレヒスの情報がリセットされる5年間は、通常申し込んでも落ちてしまいますので、待つのが一般的です。
一方でリセットされるということは、良い実績も消えてしまいますので、まず審査が柔軟なクレジットカードに申し込み、1からクレヒスを積み上げて信用状況を回復させていくことが大切です。
そんな中、意外かもしれませんが、おすすめのクレジットカードはステータスの高さで知られているアメリカン・エキスプレス・カード(通称、アメックスグリーン)です。
年会費 | 13,200円(税込) |
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申込み資格 | 20歳以上で安定した収入のある方 ※アルバイト・パート不可 |
還元率 | 1.0% |
利用限度額 | 個別設定 |
カード発行期間 | 約2週間 |
キャンペーン | 最大 プレゼント |
独自審査を行っている
アメックスグリーンもACマスターカードと同様に独自の審査基準を導入しています。
独自の基準で審査を行うクレジットカードは対応が柔軟で、申し込みをした時の収入や生活状況、将来性を重視してくれます。
アメックスの入会条件のひとつに、他のクレジットやローン等のお支払いがある場合、延滞無くお支払いの方というものがありますので、金融事故を起こした直後に申し込みはできません。
ただし5年のリセット期間を経てまた1からクレジットカードを作る時に、収入状況が安定していればぜひ挑戦して欲しいカードです。
「アメックスを持っている」ということで評価が変わる
アメックスは世界中でステータスカードとして認めれているクレジットカードということもあり、海外でアメックスを利用すると対応が違うという話は珍しくありません。
日常生活の中の支払い時でも、アメックスを提示することで周りの評価に変化が起こることがあるでしょう。
周りからの評価に変化をもたらし、所有欲を満たしてくれるクレジットカードはアメックス以外ではなかなかありません。
強制解約で一度状況がマイナスになってしまっても、この機会に、元よりいい環境を作ってみてはいかがでしょうか。
充実した会員サービス
アメックスは会員専用の特典やサービスが非常に充実しており、その充実度は年会費の値段を上回る価値があります。
例えば旅行に出かけるとして、家から空港までの手荷物宅配サービス、空港のクロークサービス、空港ラウンジなどが無料で利用することができます。
これだけでも合計で数千円分お得になりますので、年に2回〜3回旅行や出張に行く方だとあっという間に元を取ることができるでしょう。
アメックスは旅行系サービスが充実しているクレジットカードですが、日常生活の中でもお得に使えるシーンが多々あるので、一度利用するとアメックスの良さに魅了されて他のカードでは満足できなくなってしまうというわけです。
強制解約の理由を把握したら1から信用を取り戻そう

クレジットカードを強制解約されるというのはショックなことですが、落ち込んでいても仕方がありません。
大事なのは、そこからいかに信用を取り戻していくかです。
強制解約の理由を把握したら気持ちを切り替えて、まずは二次被害を防ぐ行動をおこし、その次に別のクレジットカードでクレヒスを1から積み上げて行きましょう。
強制解約後のクレジットカードには、とりわけACマスターカードやアメックスグリーンが独自の審査基準を導入していておすすめです。
もし他にクレジットカードを持っていて、影響を強く受けず解約されない場合は、そのまま手持ちのカードで実績を積み上げるのも1つの手ですので、落ち着いて状況を整えていってみてください。
![]() アメックスグリーン |
![]() ACマスターカード |
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年会費 | 13,200円(税込) | 無料 |
発行期間 | 約2週間 | 最短即日 |
還元率 | 1.0% 有効期限が実質無期限 |
0.25% |
キャンペーン | 最大プレゼント | 申し込み前の3秒診断可能 |
申し込み資格 | 20歳以上で安定した収入のある方 ※アルバイト・パート不可 |
成人以上で安定した収入のある方 ※アルバイト・パート可 |
申込先 | 公式サイトはこちら | 公式サイトはこちら |
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