ショッピング利用額から1%オフという特典がFLEXYの最大の魅力であり、特長でもある。
そんな1%オフの特典はなにがきっかけで誕生したのでしょうか。
― ポケットカードは1982年の設立から今年で30周年を迎えましたね! おめでとうございます!
粟野氏:本当にありがとうございます!
― 30年間を迎えるまで、本当にいろんなことがあったかと思いますが、30周年を迎えるまでの道のりはどうでしたか?
粟野氏:そうですね…… 紆余曲折と言いますか、ポケットカードはもともとマイカルカードという名のカードでした。親会社(マイカル)のスーパー、デパートなどで会員様を募集していましたがその後、親会社がなくなり、マイカルカードではなくて三洋信販を親会社としてポケットカードと名前を改めてスタートすることになりました。
そして、その経緯のなかで生まれたのがP-oneカードとなります。
今回お話しさせて頂きますP-oneカードFLEXY(ピーワンカードフレキシー以下FLEXY)の特長と致しましては、インターネット入会限定、ショッピング利用額を請求時に1%オフするサービスとなっております。
― 以前のようにいろんな場所で申し込みを受けた方が会員数を獲得できる気がしますが、FLEXYをはじめP-oneカードはインターネット入会限定ですよね。それはどうしてですか?
粟野氏:インターネット入会限定にすることで、テレビCMや雑誌広告などの広告費、店頭での募集にかかる人件費を削減できますので、その削減した分で会員様に何かしらの形で還元したいと思ったからです。
― 何かしらの形で還元したいと考えた結果が、ショッピング1%オフという特典だったわけですね。
粟野氏:そうです。インターネット入会以外でかかる費用を削った分、1%オフというサービスで会員様に還元しようということになりました。
― 還元と聞くとどうしてもポイントとか、商品交換率などを浮かべてしまいますよね。
ポケットカードはどうしてポイントなどではなく1%オフを採用したのでしょうか。
そのことについて聞いていきましょう。
― ポイントを多く付与しているカード、交換できる商品を豊富に揃えているカードと各社、還元率には気を配っていると思うのですが、FLEXYはなぜポイントのほかに1%オフという特典を盛り込んだのですか?
粟野氏:クレジットカードって誰でも1枚は持っているものだと思うんですね。国際ブランドを網羅すればどこで使おうにも困らないし、引落の手続きが済んでいればどのカードだって使い勝手としては同じ。だからこそ、いまは多くのひとがクレジットカードを持っています。
そこでみなさんが次に気になるのが、カードを使った自分にどれだけの還元があるかというところです。いくら使うとポイントが何ポイント、何ポイント貯めることでいくらの商品券がもらえると言ってカードを比較して選んでいるひとがほとんどだと思うんです。
そんな「還元」のなかに、選択肢のなかにFLEXYを入れてほしいというところで1%オフの特典を盛り込んだのです。
― それにしても1%オフってすごく思い切った特典だと思うんですけれど……
粟野氏:ですね!(笑)国内ではこの特典を盛り込んでいるところはそうないと思っています。
― この特典を導入しようと思ったきっかけは何だったのでしょうか?
粟野氏:
いままでマイカルカードを持っていた方は、マイカルでの利用で多くのサービスを受けてきました。そんななか、マイカルカードはポケットカードへと変更。そのとき旧マイカルカードを持っていた会員様にいったいどのような特典が良いのかと考えときに、「ショッピングで1%オフ」というのはどうだろうという話になったのがきっかけです。
それなら使う場所を限定せず、使った分を1%オフにしたらいいのではないかということで、盛り込んだ特典ですね。
― 1%オフという思い切った特典を盛り込んだ裏には、旧マイカルカードを利用していた方への思いやりもあったんですね。
続いてはP-oneカードの代表格でもあるスタンダードとFLEXYについて聞いてみましょう。
― FLEXYはリボ払い専用のカードですよね。
粟野氏:会計時にリボ払いでというのが恥ずかしいと思うひとが、1回払いと言ってもリボ払いになるようにと設定したカードです。はじめからリボ払いとしたカードであれば、リボ払いを望むお客様に対しメリットが与えられるのではというコンセプトで、リボ払い専用カードとしたわけです。
― ポケットカードを選ぼうとしたとき、スタンダードとFLEXYのどちらにしようかとの悩む方も多いと思いますが、違いは支払い方法なのですか?
粟野氏:
そうですね。スタンダードはFLEXYと違ってリボ払い専用カードではありません。それと通常ポイントが付くか、付かないかの違いになります。スタンダードはポイント付与がありませんし、FLEXYは1000円=2ポイント付与となっていますので、ここが大きな違いかと思います。
― FLEXYはリボ専用カードのなかでも還元率がとても良いと聞いていますが、実際はどうですか。お客様の反応は?
粟野氏:
もちろん、割引が大きいと支持されていますよ。FLEXYは割引の他にポイントを貯めることができますので、みなさまギフトカードやQUOカード、商品などに交換されていきますし、ポイントチェンジも利用されていますね。
今年の6月からはじまりましたファミリーマートお買物券も大変好評です。
― ポイントを交換できる商品を豊富に揃えているんですね。
粟野氏:
そうですね、でも交換商品にハンカチをおくとかそういう風な豊富さではなくて、あくまで現金に近いところ、お客様が使いやすい形で揃えていこうと思っています。
他社様の交換商品にはブランドのハンカチや手回しの充電式ラジオであったり、小さな商品から大きな商品までひとつひとつ選べるようになっていると思います。当社ではそういった商品がないわけではなくて、商品カタログを選んで頂けましたらお好きなものと交換できるようにはなっています。
それでも、やっぱりお客様が求めているものって、どこで使ってもお得さのあるもの、現金に近い還元だと思うんですね。なのでポイントも貯められて、なおかつ還元率が良ければもっと良いのではと、ギフトカードやQUOカードをご用意してします。
あとは今年の9月からファミマクレジットと合併することが決まっておりますので、ファミポートクーポンの商品ももっと盛り込んでいく予定となっています。
1%オフと聞いただけでは分からないお得さ。
実際どれぐらいお得なのか、どうすればもっとお得に使えるのかを聞いてみました。
― これだけ還元率にこだわったカードですが、登場以来の手ごたえはどうですか?
粟野氏:大変好評です。割引のない商品を割り引いて購入できるのですから、割引の大きさを知るひとほどお得さを実感しているのだと思います。
例えば、5000円の商品を購入したときカード利用金額では4950円のご請求となります。毎月5000円のショッピングをしている方であれば年間600円のお得ということですね。
いまは支払い金額を5000円の例としてあげましたが、FLEXYの魅力はなんといっても1%オフであり、どこの商品を買っても1%オフになる部分です。
通常なら割引が絶対ないブランド商品もFLEXYで購入すれば、1%の割引があります。大きなところで20万円のブランドバッグを購入したとしますよね。他社様のカードで購入したときはポイント付与があるかもしれませんが、FLEXYであれば198000円のご請求、実質2000円の割引で購入することができて、なおかつポイントが付与されます。
そういったところで、FLEXYは選ばれているのだと思っております。
― 先ほど粟野さんがおしゃっていた通り、現金に近い還元ですよね?
粟野氏:そうですね、1%オフって完全なキャッシュバックですよね。還元のほかにお客様側のメリットをあげるなら面倒な手続きがいらないところでしょうか。
― どのような手続きが省けるのでしょうか?
粟野氏:1%オフの特典だけを使うのであれば、ポイントの有効期限を気にしなくても良いですし、ポイントを「移行」する手続きがありません。それに、ポイントって基本的に移行してしまったら、その移行先したところで使わなくてはいけませんけど、FLEXYならそういったことを考えずにダイレクトにお得を手にできますよね。
― シーンを選ばず利用できるということですね?
粟野氏:ギフトカードとか現金に近い還元にこだわっている方は、ここのショップではこのカード、こっちのショップではこのカードというように使いわけていると思うんです。そして、そこに有効期限のあるポイントが加算されていくので、カードを使うほど頭のなかがごちゃごちゃになっていくと思うんですよね。でもFLEXYなら、使い分けとかしなくても1%を割り引いてしまうので、何も気にすることなく使えます。
自分はこのショップでいつもお買物をして、そこのカードを使っているんだ! というこだわりのある方にFLEXYが良いと勧めるわけではなくて、そのショップ以外でお買物をするときもあるでしょうから、そのときは1%オフのあるFLEXYが使いやすいのではと言いたいですね。
― FLEXYは割引のほかにポイント付与のサービスもありますよね。これもかなりお得だと思うのですが。
粟野氏:カード利用額から1%を割り引いたあとの合計で1000円につき2ポイント付与という体制を取っています。ポイントの方ではポイントアップのキャンペーンなども多数行なっています。なので、こういった機会にポイントを貯めて頂いて、そのポイントでギフトカードに交換してもらい、使ってもらう。そしてまたFLEXYで割引を受けてもらうのがお得な使い方ではないでしょうか。
― FLEXYは割引とポイントとダブルのお得さがあるんですね?
粟野氏:そうですね。ポイントの使い道で言えば、ポイント・チェンジのほかに1ポイント=3円の換金率で銀行口座に現金をお振込するポイント・キャッシュバックもあります。
― FLEXYの名前の由来ともなっているフレキシブルというフレーズは融通が利く、柔軟性があるという意味ですが、どんなところがフレキシブルなのでしょうか?
粟野氏:
融通が利く、柔軟性がある点で言えば、繰り上げ返済がいつでもウェブからできるところでしょうか。来月に使った分をすべて返済したいときは、全額返済ができます。リボ専用カードですので、返済が苦しいときは返済額を5000円とか1万円とかにして頂いて、ボーナスとかまとまった収入があったときに返済して頂くといったふうに計画性を持って使うことができるのもFLEXYの良さです。
家族で海外旅行へいったときってご宿泊とかお食事、お買物などで20万円とか30万円お金を使うと思うんですね。以前から旅行を目的に貯金をしている計画性を持った方もいますが、なかにはそうではなく急きょ行く方もいらっしゃいます。そういった方はあとから使った分を少しずつ返済する、あとからまとめて返済することができますよね。
それに、最近では年会費有料のカードが増えてきています。そんななかFLEXYは年会費が永年無料ですので使いやすさはあるかと思います。
― 今後、年会費有料になる予定はありますか?
粟野氏:FLEXYは当社でも人気のあるカードですし、お客様からも大変ご好評頂いていますので、永年無料で続けていきたいと思っております。
粟野氏:
いろんな特典のついたクレジットカードは多くありますが、P-oneカードはとにかくシンプルなお得さにこだわっていきたいと思っています。
例えば、FLEXYは手間をかけなくても自動的にお得を手にできるカードですよね。どこで使うとポイントが数倍になるというようなキャンペーンとかではなくて、よりシンプルで使いやすい、なおかつ還元率が良いカードであり続けたいと思っております。
あとは一部上場を30年間維持している会社はそうはないと思っています。35年、40年とこれからも良い会社を目指したいですね。
どこでお買物をしても必ず1%オフになるFLEXYは、ダイレクトにお得を実感したい方や今までのカード以上にお得さが欲しいという欲張りな方に選ばれているカード。
このご時世に1%オフにプラス、ポイント付与があり、さらにはそのポイントをギフトカードやキャッシュバックにできるカードがあること自体驚きです。
シンプルにお得さを実感できるようにというコンセプトで誕生したFLEXYはリボ専用カードですが、支払い額は自分で設定できるので計画性を持って利用できますし、まとめて返済することも可能。1%オフのお得なお買物を計画性を持って買うことができるのがFLEXYの良いところだと思います。
いまは店頭を周るというよりも、オンラインショッピングを利用している方が多くいると思います。それは実際足を運ぶよりも、インターネットで欲しい商品の価格を比較して一番安いところから買うということがふつうになってきたからだと思うんですよね。そういうときにFLEXYを使ってもらって、さらにお安く欲しい商品を購入してもらいたいと思います。FLEXYはネットショッピングの補償も付いていますので、安心してご利用頂けますよ。
POCKETCARD CO.,LTD. 営業開発部
次長 粟野 武晴様
とにかく実感できるお得を提供したいという気持ちが伝わってきた取材でした。還元にこだわったたくさんのお話し、本当にありがとうございました。