株式会社
ジェーシービー
平井様
JCB法人カード インタビュー!
クレジットカード研究Labインタビュー企画!
株式会社ジェーシービー 平井様にお話を伺いました。
※カード券面や情報はインタビュー当時のものです。
会社の代表が持ち、社員の方とともに使っていく法人カードとはどんなカードで、どんなメリットがあるのか…。基本的なことをまずは聞いてみました。
―JCB法人カードとはどういったカードなのか、特長も踏まえて教えて下さい。
平井氏:
JCB法人カードとは法人様、個人事業主様向けのカードです。例えば出張費であったり、交通費や公共料金のお支払い、最近であればネットからの小ロットの仕入れなど、会社の経費支払いに利用でき、ビジネスシーンをサポートしてくれる法人カードとなっております。
JCB法人カードには、毎月のお支払いをまとめることで、ビジネスとプライベートの区別が明確になり処理が楽になるというメリットもあります。
―支払いをまとめることで処理が楽になるという点のメリットを、もう少し詳しく教えていただけますか?
平井氏:
例えば、確定申告時期に前年度の法人経費を提出しますよね。そのとき、この経費はどこで何に使ったのかという処理は本当に大変な作業だったりします。そこでJCB法人カードを導入して頂くと、ご利用明細が発行され、確定申告の際に活用できますので、処理が楽になります。業務効率化ができるということですね。
毎月の法人名義口座からのお振り替えになりますので、振込をまとめることにより手数料などの諸費用を削減することができます。
また個人事業主様だと、法人としてのお支払いと個人としてのお支払いの線引きが曖昧になりがちです。そういった場合にも、JCB法人カードがあれば、公私の区別をきっちりとつけることができます。
この“事務処理の効率化”(下図:point4)と“公私の区別がつく”(下図:point3)というのはJCB法人カードの6つの特長のなかの2つであり、そのほかにも4つの特長があります。
※JCBホームページより抜粋
例えば、インターネットの仕入れの際、クレジットカードを使わないと、支払いが振込であったり、代引き手数料や代引きの現金を用意したりなど手間がかかりますが、JCB法人カードを使えばそういった手間を省くことができ、手数料を削減することもできます。
さらにJCB法人カードは“ショッピングガード保険”が付帯されていますので、JCB法人カードで決済された場合、90日間であれば商品が壊れてしまったというときも補償させて頂いております。
ただし、JCB一般法人カードは最高100万円(海外利用のみ補償)となり、自己負担額が1事故につき10,000円が必要となります。後ほどお話しにも出します、JCBゴールド法人カードとJBCプラチナ法人カードなら海外、国内ともに最高500万円の補償、自己負担額は1事故につき3,000円となっています。
そして、JCB法人カードの毎月のご利用合計金額1,000円(税込)ごとに1ポイントのJCBのOki Dokiポイントが付与され、たまったポイントはいろいろな商品と交換することができます。
人気商品は季節により異なりますが、コーヒーメーカーや空気清浄機ですね。
社員の方から「社長、ありがとうございます!」と言ってもらえる商品を多く取り揃えています。(笑)
もちろん、代表者様ご自身でお使い頂けるJCBギフトカードもあります
―商品交換のほかにもポイント移行などの使い道はないでのでしょうか?
平井氏:
よくお問い合わせ頂くのが“マイルに移行できますか?”というご質問です。残念ながら、JCB法人カードのポイントをマイルに移行することはできませんので注意頂ければと思います。
マイルではありませんが、多くの方が利用するAmazon.co.jpでのポイント利用は可能となっています。これは2012年12月21日より、総合オンラインストア「Amazon.co.jp」と提携し、日本国内において初めてクレジットカードのポイントでお買い物ができるようにしたJCBだからこそのサービスでもあります。
※掲載内容は予告なく変更となる場合
があります。(2015年12月現在)
パートナーポイントプログラムに登録する必要がありますが、登録しておくことで、Oki Dokiポイント1ポイントを3.5円分としてスムーズにAmazon.co.jpで使うことができます。
そして、
“ネット仕入れが便利になる”“ポイントがたまる”といった特長のほかに、間接コストの削減があげられます。
それから、JCB法人カードの年会費を経費として計上することができるということがあります。
現在は初年度年会費無料というキャンペーンを行なっておりますが、次年度からの年会費を経費計上することが可能です。以上がJCB法人カードの6つの特長となっております。
―JCB法人カードの年会費はいくらですか?
平井氏:
JCB一般法人カードは1,375円(税込)、JCBゴールド法人カードは11,000円(税込)、JCBプラチナ法人カードは33,000円(税込)の年会費です。
法人カードとは代表様カードと同じ機能が使え、カード払いしたものに関してはすべてまとめて支払うことができるクレジットカードとなっています。
―JCB一般法人カードを使っていて、ゴールド法人カードへのご招待というのはあるのでしょうか?
平井氏:一般からゴールドは招待制ではなく、お切り替えはDMでご案内しております。皆さま一般とゴールドの違いの部分で選ばれているように思います。
―違いですか?
平井氏:
そうです。一番の違いは利用可能額となっています。
JCB一般法人カードの場合は利用可能額が30万円から100万円の間となっておりまして、JCBゴールド法人カードは50万円から250万円までの間となるんですね。なので、実際に利用されて「これは使い勝手が良い」と思われたお客様に関しては、JCB一般法人カードからJCBゴールド法人カードへ切り替えのご連絡を頂いて利用している方が多いです。
JCBゴールド法人カードの上にJCBプラチナ法人カードというのも揃えております。
―JCBプラチナ法人カードは招待ですか?
いえ。申込ができるプラチナ法人カードとなっております。 プラチナカードとなると招待がないと入れないものも多いですが、JCBプラチナ法人カードは申込ができるカードとなっていますので喜んで頂いています。
―JCBゴールド法人カードとJCBプラチナ法人カードはどこがどう違うのでしょうか?
平井氏:
プラチナ法人カードには独自のサービスがあります。365日、24時間電話で使える“プラチナ・コンシェルジュデスク”や“プライオリティ・パス”、“グルメ・ベネフィット”などですね。
―プラチナ・コンシェルジュデスクとはどういうサービスですか?
平井氏:
プラチナ・コンシェルジュデスクは、国内・海外のホテルや、航空券・列車・レンタカーの手配など、ご旅行に関する各種サポートや、ゴルフ場やレストランなどのエンターテインメントに関するご相談を可能な限り承ります。例えば、急な接待が入ったとき、社員様が居酒屋・レストランなど接待先様の好みに合わせた場所を選ばなければなりませんが、これはけっこう大変な作業です。
そこでプラチナ・コンシェルジュデスクにお電話頂ければ「今日の19時に5名で、予算は一人5,000円、個室がある居酒屋を探してほしい」と言うだけで、場所やその店舗への予約もしてくれるというサービスになっています。
その他にも出張の航空券の手配だったり、宿泊の手配だったりとビジネス上でちょっと困ったことがあれば使えるサービスなんですね。
―それはあると便利なサービスですね! グルメ・ベネフィットとは?
平井氏:
グルメ・ベネフィットはJCBの方で厳選したレストランでのコースを2名以上で利用して頂くと1名様分を無料とするサービスがあります。
グルメ・ベネフィットは国内の厳選した有名レストランの所定のコースメニューを、2名様以上で予約すると、1名様分の料金が無料となる期間限定の優待サービスです。
―提携されているレストランは全国に何店舗くらいあるのですか?
平井氏:
約100店舗ありますので、お住まいや勤務先の近郊で見つけることができるかと思います。国内の厳選されたレストランが揃い、対象となっている飲食店のカテゴリは、日本料理、イタリア料理、フランス料理、中華料理など様々あります。きっかけのひとつとして利用して頂きたいですね。
―そのほかの付帯サービスはありますか?
平井氏:
あとプライオリティ・パスは世界約120以上の国と地域で約850の空港ラウンジを利用できるサービスとなっています。ご利用には、代表使用者様のお申込みが必要です。
―JCB一般法人カード、JCBゴールド法人カード、JCBプラチナ法人カードとラインナップがあり、どれも申込みができるタイプなんですね。
平井さんご自身、JCB法人カードはどんな方に選ばれているカードだと思いますか?
平井氏:
そうですね。個人事業主様、法人代表様と小規模、中規模も、業種も関係なく満遍なくお使い頂いているのがJCB法人カードだと思っています。代表様の年齢層も幅広いですし。
JCBにはマイル系のANA JCBカード、デザインが可愛らしいディズニー★JCB
カードやJCBEIT、LINDA、末永く愛用できるJCBオリジナルシ
リーズなど多くのクレジットカードがありますが、JCB法人カードは“利用目的
がはっきりとしているクレジットカード”となっていると思います。
会社でお使いになるからこそのメリットが生まれるクレジットカードであることから、多くの法人、個人事業主の方に選ばれているんだと思っていますね。
―JCB法人カードはここが強みなんだというところは?
平井氏:
もちろん、国内唯一の国際ブランド“JCB”というところです!
国内では提携場所も多いですし、安心して安全に使えるというところですね。
デスクサポートの質にも自信がありますし、利用者様に対してきめ細やかなサービスを展開しているのも特長となっております。
―JCB法人カードで使える基本的なサービスはありますか?
平井氏:
例えば、オフィス用品の購入があります。
オフィス用品を特別単価で購入できるタスカリマックスというサービスでは、JCB法人カードでお支払い頂くと常時5%オフで利用することができます。
―会社に必要な用品が5%オフで購入できるということですね。他に付帯されているサービスはありますか?
平井氏:
JCB法人カードの利用明細データを、「会計王」シリーズ、「みんなの青色申告」を使ってのデータ連動ができますので、日常の経理業務の効率化を図ることもできます。また、旅行傷害保険はJCB一般法人カードには付いていませんが、JCBゴールド法人カードから海外旅行傷害保険最高1億円*、国内旅行傷害保険最高5,000万円が付帯されています。
(プラチナカードは、最高1億円付帯されています。)
*JCBゴールドで日本出国前に「搭乗する公共交通乗用具」または「参加する
募集型企画旅行」の料金をお支払いされた場合、最高補償額は1億円。
カードでのお支払いがない場合には、最高補償額は5,000万円となります。
“経費削減”ということでは、JCB法人カードには航空券割引や新幹線割引、ビジネスプランの予約などのサービス、ガソリンカードなどがあります。
―詳しく教えて頂けますか?
平井氏:
外出先・出張先からでも、お好きな時にANA、JALの航空券の予約ができる
「法人向け出張サービス」があります。
法人専用運賃は、当日まで予約OK、変更もできておトクです。
特に便利だと好評なのは、搭乗日、航空券番号、航空券代金などが記載された「確認書」では、
社内精算処理にもご活用いただけることですね。
これはJCB法人カードに限ったことではないのですが、 JCB会員様であれば東海道新幹線のIC乗車サービスを利用することもできます。年会費は500円(税別)かかりますが、 予約の変更が何度もききますし、変更手数料も無料なので重宝されていますね。
東京・名古屋間などを年1回往復するだけで年会費の元が取れてしまうので、年1回でも利用されるという方にはおすすめです。
じゃらんnetで提供している宿泊施設情報やプランを載せたビジネス限定プランも、出張の多いビジネスマンを抱えている会社であればおすすめですね。通常掲載されているプランよりもさらにお安くなっていて、出張コストを抑えることができます。
「急な出張をできるだけ安く済ませたい。」といったときも使えるサービスです。
そのほかに給油専用カードもあります。
「JCB法人カードはクレジットカードになるし、うちはガソリン給油しかメインで使っていないから持たせるのはちょっとな…」と
お考えの代表者様に選ばれていますね。
給油以外に使うことはできませんので安心です。
ETCカードは年会費無料で発行できます。
―その他にも実はこんなのもあるんですよというサービスはありませんか?
平井氏:
JCB会員専用の旅行会社、JCBトラベルがあります。
出張プランをはじめ、多数のプランをご用意しており、電話からもインターネットからもカンタンに予約できます。
JCBゴールド法人カード・プラチナ法人カードの会員様がオンライン予約された場合、ポイント最大12倍を獲得することもできます。
ポイントを集めている方やちょっとでもお得にという方にはおすすめですね。
―JCB法人カードとJCBビジネスプラス法人カードの違いは何でしょう?
平井氏:
大きな違いは、ご利用いただいた金額に応じて“ポイントが貯まる”のか、“キャッシュバックがある”のかということです。
JCB法人カードは1,000円(税込)ごとに1Pのポイントが付与されますが、
毎月のJCB法人カードのご利用金額に応じてキャッシュバック率が決まり、翌月の交通費・出張旅費がキャッシュバックされます。
キャッシュバック率は最大3%までです。
また、JCBビジネスプラス法人カードは、一般カード・ゴールドカードから選択いただけます。
*JCBホームページより抜粋
例をあげますと、仮に1月16日から2月15日までに JCBビジネスプラス法人カードを65万円使ったとします。 60万円から80万円未満は2%のキャッシュバックとなっております。 そして翌月の出張費・ガソリン代のご利用合計金額が30万円使ったとすると、 その30万円にキャッシュバック率2%が掛けられ、 6,000円のキャッシュバックとなるんですね。
その月の利用額で翌月のキャッシュバック率が決まり、翌月の利用額×キャッシュバック率でキャッシュバックされる。こういう仕組みになっています。
こちらは最大で月15,000円までのキャッシュバックなので、年間ですと最大18万円のキャッシュバックとなります。
法人カードでキャッシュバックがあるタイプは数少ないので、こういったところもカード選びの基準として考えて頂けたらと思います。
―平井さん、ポイントが貯まるJCB法人カードとJCBビジネスプラス法人カードでは、選び方はどう思われていますか?
平井氏:
社員様の出張が多い法人様であれば、JCBビジネスプラス法人カードになりますかね。こちらのカードは、キャッシュバックされる部分が出張費等に限定されてしまいますので、出張が多いのであればJCBビジネスプラス法人カードが良いかと思います。
ポイントがメインのJCB法人カードは、ポイントを貯めて会社に何か商品を置きたいとか、 あるいは、社員様と話し合いながら商品を選ぶことができるので、 「使った・貯めた・もらえた」という実感はあると思います。
―JCB法人カードを上手く使いこなす方法はありますか?
平井氏:
ここを抑えて使って頂ければという点が3つあります。
まず1つ目は、年会費は経費でお支払い頂くことです。
2つ目は、代表者様だけではなく、社員様にも使用者としてお使い頂くこと。
法人カードと聞くと、代表者様だけが使えるカードなのではないかと思われがちですが、カードに付帯されているサービス(プライオリティパスを除く)は代表者様と同じように、社員様も使えますので、ぜひ使って頂きたいと思っています。
3つ目は、インターネットでのお支払いにも使って頂くこと。
近年はインターネットでの仕入れが非常に増えていますので、ちょっとした文房具を通販サイトで買うといった場合にも、コスト削減や手間の部分を考えても、JCB法人カードを使って頂いた方が便利かと思いますね。
様々なところで使え、そしてラインナップ、利用した後のアフターの選択肢も踏まえ、JCB法人カードは使いやすさ、質の良さとお客様のことを考えた内容が魅力的な法人カードでした!会社全体で効率化、コスト削減を図れるうえ、代表者だけではなく、社員も同じように使えることから会社の一丸性も感じられるのでないかと思います。選び方のコツは、利用可能枠と付帯サービス、そして出張頻度。付帯サービスの充実を考えるならゴールド、プラチナ。出張頻度が多いのであればJCBビジネスプラス法人カードです。
株式会社ジェーシービー
東京支社 首都圏営業二部
営業Vグループ 平井 純貴様
JCB法人カードは、業種を選ばず、様々な法人・個人事業主様に選ばれているカードなので、必ず満足して頂けると自信を持っておすすめします。
JCB法人カードは、使って頂くとその効率の良さが実感できます。
ですから、付帯サービスはもちろん、使ったあとにある特典(ポイントなのか、キャッシュバックなのか)も考えて選ばれるのが良いのでないかと思います。
その点で考えても、JCB法人カードは末永く使っていただける法人カードであると思っております。
終始笑いの絶えない取材をさせて頂きました。JCB法人カードのスペック、使いやすさ、魅力など楽しい授業のようにお話くださいまして、本当にありがとうございました!