アメックスは法人と個人の2枚持ちで賢くポイント合算。たった1ヶ月で海外旅行に行ける!?
海外渡航時に心強いクレジットカードといえば、アメリカン・エキスプレス・カードです。
旅行保険に高額補償が付帯し、空港ラウンジサービスやトラブル時のサポートが手厚いことからも、個人カードだけに留まらず、多くの事業主にも選ばれています。
とりわけ経費管理のできる法人カードでは、普段から個人カードよりも高額な利用が多いかと思いますが、高額な決済が多ければ多いほど、速いペースでポイントが貯ります。
法人カードで貯まったポイントをマイルに移行できれば、さらに海外渡航時にお得なアイテムなりうるのは言うまでもありません。
ところが法人カードのポイントは放置されがちです。そんな勿体ないポイントはないか、確かめて有意義に使いましょう。
・法人カードのポイントは使っていいのか
・入会後1ヶ月で十分なマイルは貯まる
・アメックスの法人カードがおすすめな理由
・個人と法人カードを2枚持ちするメリット
アメックスは法人カードと個人カードのポイント合算が可能
「そもそも法人カードのポイントは使っていいものなのか?」という疑問を持つ方もいることでしょう。
答えは名義によって異なります。
個人名義 | 所持者のもの |
---|---|
法人名義 | 法人代表者のもの |
個人事業主名義 | 事業主(=所持者)のもの |
企業で複数の社員に法人名義のカードを持たせ、経費の支払いで貯まったポイントは、法人代表者が持つ親カードのポイントに合算されるので法人代表者のものとなります。
もし会社が許可をせずに社員が無断でポイントを利用した場合は横領となってしまうので、許可なくポイントは使えません。
大企業でも個人名義で持たされている方や、個人事業主で持つ方の場合は、カードの持ち主のものになりますのでポイントを使ってもOKです。
合算が可能なアメックスカードとは
アメックスカードは法人用と個人用のクレジットカードを両方同時に所有できます。
そしてビジネスカードと個人カードは名義が同一であればポイントの合算が可能です。
ポイント合算できる法人あるいは個人用カードは、ポイントプログラムがメンバーシップ・リワードであるアメックスカードに限られます。以下はその一例です。
カード券面 | 年会費 |
---|---|
アメリカン・エキスプレス・グリーン・カード |
月会費1,100円(税込) 年間で13,200円(税込) |
アメリカン・エキスプレス・ゴールド・カード |
31,900円(税込) |
アメリカン・エキスプレス・ビジネス・カード |
13,200円(税込)※初年度無料 |
アメリカン・エキスプレス・ビジネス・ゴールド・カード |
36,300円(税込)※初年度無料 |
ANAアメリカン・エキスプレス・カード |
7,700円(税込) |
ポイント利用は税務上で記帳不要だから安心
ポイント利用は税務上と関係がありませんので、記帳の心配がありあません。
仕事とプライベートで支払い方法を切り分けていたとしても、ポイントの行方や扱いを気にせず使えるのです。
個人でのカード払いはあまり多くないという方でもビジネス用途なら大きなお金が動くことも珍しくないでしょうし、その際に発生するポイントを交換すれば一気に大量のマイルを手に入れることができます。
- ポイントプログラムと個人名義が同じなら合算が可能。
- アメックスの法人カードと個人カードのポイントはまとめられる。
- アメックスのビジネスカードは初年度年会費無料。
たった1ヶ月で旅行に行くポイント貯蓄例
まずはいくらアメックスカードを使えば、貯まったポイント(マイル移行)で特典旅行券へ交換できるのか、具体例を表にまとめたので確認してみましょう。
経費(年間) | 獲得マイル | 特典旅行券交換可能例 |
---|---|---|
240万円 | 24,000 | 東京-韓国 往復 (ローシーズン) |
360万円 | 36,000 | 東京-北京 往復 (ローシーズン) |
700万円 | 70,000 | 東京-ハワイ 往復 (ローシーズン) |
※上記は「メンバーシップ・リワード・プラス」への登録(参加費3,300円(税込)/年)と「メンバーシップ・リワード ANAコース」(参加費5,500円(税込)/年)に参加している場合に、マイルをANA特約航空券へ交換した場合。
アメリカン・エキスプレス・ビジネス・ゴールド・カードなら、新規入会特典で入会後1年以内に200万円以上カード払いすると30,000ボーナスポイントが獲得できます。
200万円分の通常加算ポイントだけでも20,000ポイントが貯まりますので、合計50,000ポイント(=50,000マイル相当)と、遠い国へも行ける計算です。
個人用クレジットカードのアメックスグリーンの新規入会特典も、入会後3ヶ月以内に合計30万円のカード払いでが獲得可能です。
例えば、アメックスグリーンで新規入会特典のポイントに加え、20万円の利用と、アメックスビジネスカードで70万円のカード払いがあれば、24,000ポイントが貯まるので韓国旅行の往復航空券が手に入ります。
ビジネスの一環で貯めたマイルは、特典航空券としてまたビジネスに還元できますし、束の間の休暇としての楽しみにも変えられるのです。
法人カードと個人カードの2枚持ちするメリット
2倍ポイントが貯まる
アメックスは名義が同じであればポイント合算ができるので、ビジネスとプライベートの両面から、2倍の速さでポイントが貯められます。
経費とプライベートが分けられる
経費はビジネスカード、プライベートは個人用カードと、用途をしっかり分けられるので、管理も難しくありません。
家族もポイントが貯められる
個別用カードで家族カードを作れば、家族カードのカード利用額もまとめて支払うので、もちろんポイントも統一されます。
2枚持ちにおすすめの法人カードと個人カード
2枚持ちとなるとどうしても年会費がかさんでしまいます。
とはいえサービスも妥協したくない場合、まずはアメリカン・エキスプレス・グリーン・カードとアメリカン・エキスプレス・ビジネス・カードがおすすめです。
アメックスのゴールドカードは予算に余裕があるときや、家族カードを作る予定があるときに1枚目が無料となるので選んでみてください。
アメリカン・エキスプレス・ビジネス・カード
年会費 | ETCカード | 発行期間 |
---|---|---|
13,200円(税込) | 無料 | 約2週間 |
還元率 | 利用可能枠 | ブランド |
1% | 個別設定 |
アメリカン・エキスプレス・グリーン・カード
年会費 | ETCカード | 発行期間 |
---|---|---|
1,100円(税込) | 年会費無料 発行手数料:935円(税込) |
約1~2週間 |
還元率 | 利用可能枠 | ブランド |
1~3% | 個別設定 |
メンバーシップ・リワード・プラスに入るメリット
アメックスカードを持つと、個人や法人に関係なく「メンバーシップ・リワード・プラス」に参加できるようになります。年間参加費に3,300円(税込)(2年目以降自動更新)がかかりますが、以下のようなメリットからまず入った方がお得でしょう。
有効期限が3年から無期限になる
メンバーシップ・リワードは有効期限が通常3年ですが、メンバーシップ・リワード・プラスに参加すると有効期限が無期限になります。
マイルに交換するときは1,000ポイント単位になりますので、まとまったポイントが必要です。
有効期限が無期限であれば、損失を気にせずポイントを貯められるので安心でしょう。
ボーナスポイントプログラムでポイントUP
メンバーシップ・リワード・プラス参加者限定で、「ボーナスポイントプログラム」へ無料で参加できます。
ボーナスポイントプログラムに参加すると、対象加盟店での利用が100円=3ポイント(通常ポイント1ポイント+ボーナスポイント2ポイント)にもなります。
マイルの移行が高レートになる
アメックスでマイルを交換するときは、メンバーシップ・リワード・プラスに登録すると高レートで交換ができます。
登録済の場合 | 未登録の場合 | |
---|---|---|
ANAマイル |
1,000ポイント→1,000マイル (最少1,000ポイントからのご利用) |
2,000ポイント→1,000マイル (最少2,000ポイントからのご利用) |
JALマイル |
2,500ポイント→1,000マイル (最少2,500ポイントからのご利用) |
3,000ポイント→1,000マイル (最少3,000ポイントからのご利用) |
アメックスの法人カードはゴールドとグリーンどちらを選ぶべきか
経費に余裕があるなら断然ゴールド
直接申し込みも可能ですが、アメリカン・エキスプレス・ビジネス・カードの場合は使い続けているとアメリカン・エキスプレス・ビジネス・ゴールド・カードのインビテーションが届く可能性があります。
では、どちらを選ぶべきか比較して考えてみましょう。
アメリカン・エキスプレス ・ビジネス・カード |
アメリカン・エキスプレス ・ビジネス・ゴールド・カード |
|
---|---|---|
年会費 | 13,200円(税込) | 36,300円(税込) |
追加カード | 6,600円(税込) | 13,200円(税込) |
海外旅行保険 | 最高5,000万円 (利用付帯) |
最高1億円 (利用付帯) |
ビジネス特典 | ・「クラウド会計ソフト freee」へのデータ連携 ・ビジネス・セービング ・ビジネス・コンサルティング・サービス ・福利厚生プログラム「クラブオフ」 |
・DELL Technologies優待特典 ・クラウドソーシング仕事依頼サイト「Lancers 」 ・ビジネス・コンサルティング・サービス ・名刺管理アプリ「Eight 」 ・ビジネス・カード会員様限定 補助金・助成金検索サービス ・多様な働き方を支援するフレキシブルオフィス OFFICE PASS ・ビジネス・ダイニング・コレクション by グルメクーポン |
アメリカン・エキスプレス・ビジネス・カードも法人カードとしてビジネス向きの機能が多く付与されていますが、ゴールドカードになると更にワンランク上のサービスを受けることができます。
とりわけ会食の多い方には「ビジネス・ダイニング・コレクション by グルメクーポン」が人気です。
厳選されたレストランでコース料理を予約すると2名のうち1名が無料になり、これだけで1万円分の価値がありますので1年に1~2回しか使わなかったとしても、年会費の元が簡単に取れてしまうでしょう。
また、全国にあるシェアオフィスやコワーキングスペースの自由席が事前予約なしで、OFFICE PASS(登録制)を10%オフにて利用できます。リモートワークが増えつつある現代社会で、必要とされつつあるサービスをいち早く提供。
その他にも継続的にビジネスができるサポート体制をアメックスが作ってくれています。
もし年会費のハードルをクリアできるなら、アメリカン・エキスプレス・ビジネス・ゴールド・カードを選びましょう。間違いなくビジネスで大活躍してくれるアイテムになってくれます。
マイル移行できる法人カードの還元率比較
アメックスの法人カードを比較しましたが、他社のカードとも比較してみましょう。海外へ渡航する方が多い方の場合、還元率の観点から見ると差がわかりやすいかと思います。
還元率 | マイル移行 | |
---|---|---|
アメックス法人カード | 1%(100円=1P) | 1000P~3000P=1000マイル |
楽天ビジネスカード | 1%(100円=1P) | 2ポイント=1マイル |
ANA JCB法人 | 0.5%(1,000円=1P) | 1ポイント=10マイル |
楽天ビジネスカードもポイント還元率は高いですが、マイルの移行レートは低めです。
さらに楽天ビジネスカードは楽天プレミアムカードの付随カードのため、2枚分の契約と年会費が必要になる点も注意しなければなりません。※楽天プレミアムカード年会費11,000円(税込)+楽天ビジネスカード2,200円(税込)
ANA JCB法人カードは航空会社のANAと提携していることもあり、1,000円につき10マイル相当のポイントが貯まります。ただ、カード利用枠が通常10万円~100万円で、ゴールドカードでも50万円~250万円と、事業によっては物足りないかもしれません。
アメックスは利用可能枠を定めておらず、審査によって個別設定しています。
上限のないブラックカードほどではありませんが、1,000万円まで上がったという前例もあるようです。
幅広くクレジットカードで支払いしたい事業主にとって非常に心強く、使えば使うほど、あっという間にマイルも貯められます。
入会キャンペーンの利用で初期費用が抑えられる
アメリカン・エキスプレス・ビジネス・カード、アメリカン・エキスプレス・ビジネス・ゴールド・カードともに現在入会キャンペーンで初年度の年会費が無料となっています。
サービスはそのままで初年度の年会費が無料となるのは起業をしたばかりの方にとってはメリットの大きいキャンペーンと言えるでしょう。
またアメリカン・エキスプレス・ビジネス・ゴールド・カードに関しては大量のポイントも獲得できます。
入会してから合計200万円のカード払いが条件となりますが、ビジネス上での決済であれば決してハードルの高い設定ではありません。
まずは
これ!
アメリカン・エキスプレス・ビジネス・ゴールド・カード
- コスト管理の一元化、経営・税務処理の資料や分析に役立つ
- 出張に関するサービスが充実!
- ポイントプログラム「メンバーシップ・リワード」
ビジネスチャンスを広げる法人カード
アメックスビジネスゴールドは通常のアメックスビジネスに付帯しているサービスに加えて、会食・接待の予約をコンシェルジュに検索から予約代行まで行ってもらえることも可能になります。
年会費 | 海外保険 | 国内保険 |
---|---|---|
初年度年会費無料 |
1億円 | 最高5000万円 |
電子マネー | 発行期間 | 利用可能枠 |
約2週間 | 個別設定 |
更に利用金額に応じて最大30,000ボーナスポイント(3,000マイル相当)もプレゼント!
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