新規で法人として事業を立ち上げた方にとって、限られた時間や人員でいかに効率よく業務を行っていくかというのが、今後ビジネスを安定させるうえで非常に重要になってくると思います。
例えば、経費精算の処理というのはどんな業種でも必ず必要になってくるものですが、経費の支払いをビジネス用クレジットカードで支払うことによって、さまざまな支払い先や複数の社員の支払いをひとまとめにすることができるので、経理処理の負担をかなり軽減することができます。
経費清算処理の負担軽減
銀行振り込みの振込みの手間や手数料を削減
利用明細で支払い内容の確認が容易
海外への支払いも容易
キャッシュフローの改善
経営者にとってビジネス用クレジットカードはさまざまなメリットがありますが、特に事業を立ち上げたばかりの方にとって慣れない経費精算処理の負担の軽減だけでなく、経費として何に幾らお金を使ったのかということが分かりやすいというのは、収支の計画を立てやすいという意味でもかなり重要ではないでしょうか。
しかし、実際には多くのビジネス用クレジットカードでは、審査基準として業歴が少なくとも2年、また黒字決算を継続しているなど厳しい条件があるのが実情で、ある程度事業が安定するまでは代表者個人のクレジットカードを利用するというケースが多いのです。
アメリカン・エキスプレス・ビジネス・ゴールド・カードとJCB法人カードは設立したての会社でも申し込みができますが、だからといって他のビジネス用クレジットカードに比べて使い勝手が悪いということではありません。
継続して利用したくなるメリットが豊富なので、長い業歴があり、安定した黒字決算を継続しているという会社にもおすすめできるビジネス用クレジットカードなのです。
アメックス+ゴールドということでステータスや印象が良い
「四半期管理レポート」など、ビジネスカード専用の特典が豊富
「手荷物無料宅配サービス」など、海外出張時に使える特典が豊富
購入した商品が破損した場合に補償してくれる「ショッピング・プロテクション」など補償が充実
国内外の出張時に自動付帯される傷害保険が高額
経費利用でもポイントが貯まる「メンバーシップ・リワード」はマイルに移行も可能
年会費が安い
「アスクルサービス」など特別価格で購入できる提携会社が豊富
「法人会員向けMyJCB」で経費の管理もWEB上で簡単に行える
チケット不要で飛行機を利用できる「JCB.ANA@desk」など国内出張に役立つ特典が豊富
経費利用でもポイントが貯まりやすい「Oki Dokiポイントプログラム」
社員旅行や、接待にも利用できるゴルフ付きツアーなどが会員優待プランで利用できる「JCBトラベル」
2枚のビジネス用クレジットカードの特典はそれぞれで異なる内容ですが、「四半期管理レポート」(アメリカン・エキスプレス・ビジネス・ゴールド・カード)や、「アスクルサービス」(JCB法人カード)などのビジネス用クレジットカード限定の特典があるというが共通しています。それプラス一般クレジットカードの特典も利用できるというが各カードで共通している内容です。
では、実際にアメリカン・エキスプレス・ビジネス・ゴールド・カードとJCB法人カードどちらを選ぶべきかということになると思いますが、それぞれのカードの特長を踏まえたうえで、検討していきましょう。
高いステータスを求める
固定電話が無い
海外出張が多い
接待が多い
保険の特典を重視する
年会費を抑えたい
固定電話がある
国内ブランドを希望している
「海外に強いアメックス」と、「国内唯一の国際ブランドのJCB」というそれぞれの違った個性のビジネス用クレジットカードといえますが、最大の違いは年会費といえるかもしれません。
アメリカン・エキスプレス・ビジネス・ゴールド・カードは年会費36,300 円(税込)、JCB法人カードは1,375円(税込)一部初年度無料と、大きな開きがあります。
この2枚のカードはビジネス用クレジットカードとして十分な力を発揮してくれるということが共通していますが、少しでも経費を削減したいという方にはJCB法人カード、幅広い内容の付帯特典を求めるのであればアメリカン・エキスプレス・ビジネス・ゴールド・カードがおすすめです。
年会費 | 海外保険 | 国内保険 |
---|---|---|
初年度年会費無料 |
1億円 | 最高5000万円 |
電子マネー | 発行期間 | 利用可能枠 |
約2週間 | 個別設定 |