年会費が高額なクレジットカードを選ぶ理由とは何でしょう?
それはずばり、単なる支払いツールとしてでなく、会員限定の優待や特典を考慮したときに、高品質なライフスタイルに導く価値があるためです。
最高ランクのカードに興味を持った方へ、一部の富裕層しか持てない特別なカードやそのインビテーションを得る手段について解説します。
・世界で一部の人しか持てない6枚のカード
・富裕層向けカードの審査に必要な実績の目安
・豪華な特典を試すのにおすすめのカード
・有名な起業家や投資家が愛用するカード
クレジットカードは現金を持たずにスマートに支払いができる便利なカードですが、その他にも社会的地位(ステータス性)を表すという一面も持ち合わせています。
クレジットカードのステータス性のランクは、一般カード→ゴールドカード→プラチナカード→ブラックカードの順に上がっていきます。
一般的に「ステータス性が高い」と言われるのはゴールドカード以上ですが、プラチナ・ブラックカードは作りにくいカードが多いため、さらに特別感があります。
プラチナ・ブラックカードは、サービス内容が一般カードに比べ物にならないくらい充実しているため、年会費も非常に高額であることがほとんどです。
しかし、年会費が高い分多くのメリットがあり、特に海外ではステータス性の高いクレジットカードを持っていると、社会的信用が高い人と判断され、さまざまな優遇を受けられるため、海外へよくいく方はステータス性の高いクレジットカードを持っていると便利です。
では、だれでもステータス性の高いクレジットカードを作ることができるのでしょうか?
審査基準はそれぞれのカードによって違いますが、プラチナカード・ブラックカードのランクはインビテーション制になっていることが多く、カード会社からカード申し込みの招待が届かないと申し込むことができません。
インビテーションの基準はそれぞれのカードによって異なりますが、基本的には、カードの利用実績をみられます。ゴールドカードで年間最低100万円以上、または、数百万円~数億円の決済実績があるとインビテーションが来る確率が高くなるでしょう。
また、ステータス性の高いクレジットカードは年会費が非常に高額であることが多いため、
ができる人しか持ち続けられません。そのため、ステータス性の非常に高いカードは富裕層の方向けともいえます。
最高ランクのカード発行にはクレジットヒストリーも重要!
最高ランクのカードの発行には、高額の決済や年会費の支払いができる必要があるということで、収入の多い方がターゲットとなっているといえます。
ただし、クレジットカードの発行には、「遅延なくカードを利用していたか」「クレジットカードを長年使用していたか」という要素も重要となっています。
それは、あと払いという仕組みになっている以上、きちんと支払いができるかという信用の下、カードの発行や使用が認められているためで、カードのランクに関わらず共通です。
つまりは、現在は最高ランクのカードを発行することは難しい場合でも、長い目で見て高いランクのカードを発行したいという方は、今のうちからカードの利用実績を積んでおくことが将来的にプラスに働きます。
クレジットヒストリーを積んでいくなら、なるべくポイントが貯まるカードや保険や割引など、特典が充実したカードでお得にカードを利用していきたいという方が多いかと思います。
そこで、メインカードにもおすすめな「当サイト厳選の10枚のクレジットカード」や、期間限定の「お得なキャンペーンを実施しているカード」からカードの利用実績を積んでいくための、自分に合ったカードを選んでみるのもおすすめです。
年会費 | 385,000円(税込) (別途、入会金に550,000円(税込)) |
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家族カード | 4枚まで無料 |
国際ブランド | アメリカン・エキスプレス |
日本だけでなく世界でも最もステータス性の高いカードとして評価を得ているクレジットカードがアメリカン・エキスプレス社の発行する「アメックス・センチュリオンカード」です。
アメックス・センチュリオンカードの年会費は385,000円(税込)と非常に高額となっており、さらにそれに加えて入会金が550,000円(税込)かかります。
カードを持つだけで合計で850,000円がかかるため、その初期費用と年に1回かかる高額の年会費を支払っていける方でないと所有できない貴重なカードです。
また、アメックス・センチュリオンカードはインビテーション制となっているため誰でも簡単に持つことのできるカードではありません。
アメックス・センチュリオンカードのインビテーション基準は公表されていませんが、3年で1億円を使うと招待が来るかもしれないと推測されており、日本で所持している方は約7,000人しかいないとも言われています(センチュリオン向けの会報誌の発行部数から概算)。
年会費 | 660,000円(税込) |
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入会金 | 1,100,000円(税込) |
国際ブランド | Mastercard© |
金属製のクレジットカードで有名なラグジュアリーカードには、チタンカード・ブラックカード・ゴールドカード・ブラックダイヤモンドカードがあります。
一般的なカードはブラックカードが最高ランクですが、ラグジュアリーカードの場合はブラックカードよりゴールドカードが上位で、最高ランクはブラックダイヤモンドカードとなります。
ラグジュアリーカード(Black Diamond)には天然ダイヤモンドが埋め込まれ、外見だけでも高級感と特別感にあふれています。内容ももちろん質の高いサービスが充実しているため、年会費は国内最高の66万円(税込)と高額です。
ラグジュアリーカード(Black Diamond)は完全インビテーション制となっているため、招待が来た人だけが申請を出すことができます。
ラグジュアリーカードと良好な関係を持った会員がインビテーションを得られるため、まずはゴールドカードを持つことを目指してみましょう。
年会費 | 55,000円(税込) |
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家族カード | 8枚まで無料 |
国際ブランド | Mastercard© |
世界シェアが高いJCBの中で一番ランクが高いカード「JCB THE CLASS」を知っていますか?
JCB THE CLASSは、プラチナカードで年会費は55,000円(税込)と手が届きやすい金額となっていますが、完全インビテーション制となっているため、容易に持つことはできないカードの1枚でもあります。
しかし、お手頃な年会費であるのに関わらずサービス内容は非常に充実しています。例えば、優待サービスの一つのメンバーズ・セレクションは、年に1回届けられるカタログギフトで、金額にして20,000円相当の商品がプレゼントされます。
また、メンバーズ・セレクションには2種類のコース「厳選ギフトコース」と「エンターテインメント&トラベルコース」があり、自分の用途に合わせて商品を選択できるのもJCB THE CLASSならではの魅力でしょう。
年会費 | 143,000円(税込) |
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家族カード | 無料(枚数制限なし) |
国際ブランド | ダイナースクラブ |
アメリカに本社を置く世界的ブランドのダイナースクラブの最高級カードが「ダイナースクラブ・プレミアムカード」です。
ダイナースクラブ・プレミアムカードは、年会費143,000円(税込)のインビテーション制のカードとなっており、非常にハイクラスなサービスが多く付帯しています。
また、家族カードは発行無料で枚数の制限がないため、家族でダイナースクラブ・プレミアムカードを持てることもダイナースクラブの最上級カードならではの特典といえるでしょう。
誰でも簡単に持てるカードではありませんが、1枚手にすると日本を含め世界中でスペシャルなサービスを受けることができる最高のカードです。
ダイナースクラブ・プレミアムカードのインビテーションは、まず下位のダイナースクラブカードを持たなければいけません。利用頻度や利用金額、年収、社会的地位、持ち家など、実績だけでなく申込者自身の経済状況もしっかり見られます。
年会費 | 110,000円(税込) |
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国際ブランド | VISA |
「HypoVereinsbank Visa Infinite Card」はドイツの大手銀行「HypoVereinsbank」が銀行の顧客向けに発行するクレジットカードです。
年会費は約10万円とそこまで高額ではありません。しかし、富裕層の方向けのクレジットカードになるため、サービスや保険の内容は大変充実したものとなっています。
他のプラチナカード・ブラックカードに付帯しているような、プライオリティパスサービスやコンシェルジュサービス、高級ホテルでの優待サービスなど多くの充実したサービスが付帯しています。
保険会社に負けず劣らずの様々な手厚い保険が付帯しているため、HypoVereinsbank Visa Infinite Cardを1枚持っていれば、怖いものなしといってよいでしょう。
銀行に1億円以上の投資を行っている顧客の中でも特別に選ばれた顧客向けにのみ発行がされる大変貴重なクレジットカードです。
年会費 | 約132,000円(税込) |
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国際ブランド | VISA |
「JP Morgan Chase Palladium Card」は、カードがレアメタル(希少金属)のパラジウムで作られている世界でも最高級カードの1枚です。
カードの年会費は約132,000円(税込)です。
内容も大変ハイクラスなものになっており、有名ホテルの上級会員付与やプライベートジェット機の無料手配、デルタ空港のラウンジ会員、レアなコンサートチケットの手配など、普通では取得困難な特典を自由に選んで利用することができます。
JP Morgan Chase Palladium Cardはステータス性も内容もまさに、富裕層向けのカードといえるでしょう。
カードを所持できる条件が、JPモルガンのプライベートバンク部門の顧客であることや約36億円以上の資産をもっていることと言われているほど、選ばれし資産家の方しか持つことができません。
富裕層向けとなるクレジットカードはインビテーションが必要なものがほとんどです。上記でご紹介した6枚の中のうち、もっとも発行しやすいのはラグジュアリーカード(Black Diamond)です。
知名度としては他のカードに比べて低めではありますが、金属製のMastercard©のワールドエリートであることから、ステータスを重視している人たちから好評です。
金属製のカードは、アメックスセンチュリオンやJP Morgan Chase Palladium Cardとも同じですが、ラグジュアリーカードのブラックダイヤモンドカードには天然ダイヤモンドが施されています。
そのひとつ下のゴールドカードでも24金のコーティングというこだわりです。
また、国際ブランドがMastercard©なので、世界各地の店舗で使え、使いやすさからもおすすめ。旅行・生活をランクアップさせるサービスがたくさんあることからも、きっと日常を豊かにさせる1枚となるでしょう。
インビテーションを受けるには、ラグジュアリーカード(Gold Card)の利用実績を積むことが必要です。公式的な発表はありませんが、最低限年間利用額が500万は必要と考えられます。
元々ラグジュアリーカード(Gold Card)も招待制で、直接申し込みができるようになったのは2021年11月17日からです。そのため、ゴールドカードのサービス内容も折り紙付き。
経営者を始め、富裕層におすすめの1枚です。
ラグジュアリーカード(Gold Card)に申し込む今回紹介した富裕層の方向けの6枚のカードをはじめ、最上級カードの招待を受けるには膨大な出費が必要となります。
もし、富裕層向けカードを1枚でも所有したいと思っている方は、自分の財産や価値観と相談して、それでも欲しいと思ったら無理のないランクのクレジットカードを持ってクレジットヒストリーを磨きましょう。