現金で買い物をする時と、クレジットカードで買い物をする時。どちらも同じ感覚で買い物できていますか?
実は現金よりも、クレジットカードで買い物をする時の方が、支出は多いのです。
クレジットカードの支出を増やさない方法を考えましょう。
<何故クレジットカードだと支出が増える?>
クレジットカードはカード一枚で支払いができ、決済も来月以降となるのでどうしても金銭感覚が緩くなります。現金払いの場合、本当に必要か吟味し、1万円札を財布から出す時も少々気が重く、その後の出費も抑えます。一方でカード払いなら、深く考えず、気軽に何度も使ってしまいます。この一連の流れから、合算するとクレジットカードの支出が増えるのは明らか。
さらに衝動買いをしがちだったり、めんどくさがり屋の人の場合、クレジットカードの支出は増えていく一方。「いつまで経っても毎月の支払いが減らない」という事態になるのです。
<クレジットカード払いの支出を減らす方法>
クレジットカード払いを現金払いの買い物と同じ感覚にする方法をご紹介します。
1、使用目的を決める
必要最低限以外、クレジットカードを使わないようにしましょう。例えば、使用は公共料金や海外旅行のみと決め、カードは持ち歩かないなど。買い物や飲食代にカードを使ってしまうと制限が効かなるので、なるべく使用しないようにしましょう。
2、現金を扱う意味を把握する
クレジットカードを使えば、現金を取り出す手間も省け、細かい小銭やお釣りを扱う必要もなく楽です。しかしこの楽さが、支出を増やす一因なのです。「現金を手に持ち、自らお金を支払う感覚」は、お金を使っていることを自覚するために重要。クレジットカードの支出が多い人ほど、あえて現金払いにしましょう。
3、「本当に必要か?」10秒考える癖をつける
クレジットカードを取り出す前に、「この買い物は本当に必要か?」と考える時間を10秒持つ癖をつけましょう。10秒なら苦にはならないはず。たった10秒が、支出の増加を食い止めます。
4、明細を確認する
クレジットカードの明細は確認していますか?キャッシュカードの残高だけで把握したりしていませんか?明細を確認しないと、クレジットカード払いの支出増に拍車がかかります。必ず毎月の明細は確認しましょう。