クレジットカードの支払い方法には、大きく分けて
「一括払い」「分割払い」「リボルビング払い」「2回払い」「ボーナス一括払い」があります。
それぞれの特徴を確認しておきましょう。
最も代表的な支払い方法が、買い物をした翌月または翌々月の支払日に一括で支払う「一括払い」です。
無利子で支払いが一回で済むので管理しやすく、利用する人が多く見られます。
利子がつかないので、現金と同じと考えることができます。
分割払いとは、「2ヶ月以上に渡り、3回以上に分割して支払う」方法です。
通常、3回払い、6回払い、12回払いなどがあります。カードを利用するごとに支払い回数を決めるので、支払い終了時期を決めることができます。ただ、分割払いの買い物を増やしてしまうと、毎月の負担額が思ったより多くなって苦しむということもあります。
常に支払額を確認し、負担にならないようチェックする管理能力が必要とされます。
リボルビング払いは、「毎月の支払い金額が一定」に決められています。
いくら借りても、何度借りても分割払いのように月の負担額が増えるということがありません。家計管理がしやすいというメリットがあります。
ただ金利は残高に対してかかるので、支払い回数が増える分、金利負担も増えます。
月々の負担額が少ないからと買い物を重ね、いつまで経っても返済が終わらないという人も多くいらっしゃいます。
リボルビング払いには、さらに細かく分けて、「定額リボルビング」と、「定率リボルビング」があります。
「定額リボルビング」は、毎月の支払額を予め利用者が指定しておきます。
「定率リボルビング」は前月の利用残高により支払額が決まり、毎月の返済額が変動します。
現在は「定額リボルビング」の方が主流となっています。
2回払いは、その名の通り2回で支払いを終了する方法です。
分割払いと同じと思われる方もいますが、2回払いには金利がつきません。
ボーナス一括払いとは、その名の通り夏と冬のボーナス時に一括返済をする方法です。
一括払いなので、無利子です。
家電など、高額な買い物をしたときに利用する人が見受けられます。
支払い時期が自分で決められる場合と、会社で決まっている場合もありますので、事前に確認しておきましょう。
支払いが長くて半年後になりますので、買ったことを忘れないことが重要です。
他にも「ボーナス二回払い」がありますが、二回になると利子がつきます。
支払い方法を5つ確認しましたが、それぞれの支払い方法にメリット・デメリットがあります。
小額の買い物は一括払いですみますが、高額な買い物となると支払い方法を迷われると思います。
自分の性格に合わせた支払い方法を選び、返済できないということのないように自己管理をしましょう。