ETCカードの販売場所と購入方法は?

ETCカードは単体で購入することができません。すでに所持しているクレジットカードの会社にETCカードの追加発行を依頼するか、新規にクレジットカードとETCカードを作成する必要があります。

このページでは、カードの選び方や入手方法、審査が通らない場合の対処法について解説します。

ETCカードの入手方法




基本的に、ETCカードはクレジットカードがなければ作成することはできません。ETCカードは、クレジットカードの信用を元に料金を後払いにできるシステムであるためです。

ETCカードを入手するには、クレジットカードを新規作成する方法と所持しているクレジットカードに追加して作成する方法があります。

方法1.クレジットカードを新規作成する

Webもしくは書面でクレジットカードの新規作成手続きを行ってください。日本国内に住む18歳以上(高校生を除く)で、本人または配偶者に毎月の安定収入があることが条件となります。

申込み画面または申込書に、氏名・住所・電話番号・職業など発行のために必要な情報を記入していきます。
重要なのは「ETCカードを申込む」という欄にチェックを入れることです。 未記入の場合は、ETCカードは発行されません。 すべて記入してカード会社へ送付したら、後は審査結果を待つだけです。

クレジットカードの審査が通れば、後日クレジットカード、ETCカードと送られてきます。なお、クレジットカードとETCカードは別々に届きます。

方法2.所持しているクレジットカードの会社にETCカードの発行申請をする

すでに持っているクレジットカードに追加してETCカードを発行する場合は、Webのユーザー専用ページから申請します。 クレジットカード会社によっては、電話や書面で申請可能なところもあります。

追加発行に対しても審査はありますが、すでに親となるクレジットカードの審査を通過しているため、よほどのことがなければ発行不可とはならないでしょう。

ETCカードを発行してくれないクレジットカード会社も!?

最近ではクレジットカードの追加カードとしてETCカードを発行できる会社がほとんどですが、 アコムなど「お金を借りてもらう」ことに重きを置いた会社で発行されたクレジットカードではETCを発行していません。

信用情報がブラックで審査に通らない場合はETCパーソナルカードを

クレジットカードは審査を通過した上で発行されるものです。そのため、万一信用情報がブラックであるために審査通過ができなかった場合は、ETCカードも発行不可となります。 しかし、クレジットカードでETCカードを発行することができない人でも持つことができるETCカードがあります。 それが「ETCパーソナルカード」です。

6つの高速道路会社が共同で発行するETCカードで、クレジットカード会社で作るETCカードと同様に、車載器へセットするだけで使用することができます。

クレジットカード会社発行のものとの大きな違いは、デジポットを預託する必要がある点です。

デジポットの金額は、有料道路での平均利用月額を5,000円単位で切り上げた金額を4倍した額、もしくは年間の最高利用月額を20,000円単位で切り上げた額のどちらか高い方となります。ちなみに、平均利用月額の最低ラインは5,000円となるため、もっとも安くても20,000円の預託が必要です。

ETCパーソナルカードでは、信用情報を元にして発行する代わりにデジポットを担保として発行するため、プリペイドカードのように納めた金額で有料道路の通行料を支払うことはできませんが、解約時には所定の手続きを経れば、デジポットは返金されます。

ETCパーソナルカードの申込みは郵送のみであるため、まずは有料道路のSAなどにある申込書を入手しましょう。必要事項を記入して郵送すると、デジポット振込用紙が送付されるので、郵便局もしくはコンビニでデジポットを支払います。高速道路会社で入金が確認できたら、ETCパーソナルカードが送られてきます。

とくに不備等がなければ、デジポット支払い後から約2週間でカードは届きます。

ETCパーソナルカードの詳細はこちら

ETCカードは店頭で入手可能?カード会社によって異なる発行方法

ETCカードはWeb申込みが主流となっていますが、カード会社によっては以下のように他の方法で申込みすることもできます。もっとも都合の良い方法を選びましょう。

ETCカードの申込み手段

  Web 郵送 電話 直営カウンター
ライフカード × ×
三井住友 × ×
セゾン ×
三菱UFJニコス × ×
セディナ × ×

なお、セゾンカードについては、上記の通り直営カウンターで申込みをし、即日発行してもらうことが可能です。 急ぎでETCカードを入手したい場合には、セゾンカードが良いでしょう。

ただし、ETCカード単体での発行はできないため、あらかじめセゾンカードを所持している必要があります。 ちなみに、Webでセゾンカードと同時にETCカードを申し込んだ場合、ETCカードも郵送での受け取りとなるため、時間がかかります。

ETCカードが早く欲しいなら、ETC申込み欄にチェックを入れずに、ETCカードだけセゾンカウンターで追加発行手続きを取ってください。

どれを選べばいいの?クレジットカードとETCカードの選び方

クレジットカードとETCカードを賢く選ぶポイントは、以下5点を満たすことです。

1.ETC専用カードであること

ETCカードには、ETC機能のみを持つ専用カードと、クレジットカードと一つになった一体型カードがあります。紛失や盗難のリスクを考えると、被害額を最小限に抑えることができる専用カードにしておくべきです。

2.申込みから入手までの期間が短いこと

クレジットカードとETCカードを同時に申込んだとしても、ETCカードの方が遅れて届きます。発行までの期間を確認し、できるだけ早いところを選びましょう。

3.年会費が無料であること

ETCカードはどれを選んでも機能に差はありません。親カードとなるクレジットカードのステータスやサービスにこだわりがないなら、発行手数料や年会費が無料のものを選びましょう。

4.必要な分だけETCカードを発行できること

クレジットカードによっては、親カードに対して1枚のETCカードしか発行できないものや、家族カードにETCカードを付帯できないものもあるため、注意してください。

5.自分にとって良いサービスがクレジットカードにあること

ETCカード目的でも、せっかくクレジットカードを作るなら、クレジットカードから得られるサービスにも注目しましょう。自分にとって良いサービスがあるクレジットカードを選んでおくとおトクです。

ETCカードを発行するクレジットカードは非常に多くあるため、上記5点をポイントにしながら、自分に合うところを絞り込んでみてください。

ETCカードの入手についてまとめ

ETCパーソナルカードなら誰でも持てる

ETCカードの発行はとても簡単です。 クレジットカードを持っていない場合はクレジットカードと同時申込み、持っている場合は追加申込みをするだけです。 もしクレジットカードを新規作成できないなら、ETCパーソナルカードで検討してみましょう。

ETCカードは直営カウンターなら即日発行

申込みは、24時間可能なWebが便利ですが、きちんと説明を聞きたい人には電話、カードの即日発行希望の人には直営カウンターがおすすめです。書面申し込みは発行までに時間を要するため、できれば避けた方がベターです。

クレジットカードのサービス内容を要チェック

クレジットカードを選ぶときには、申し込みまでの期間や年会費、サービス内容をよく確認して選ぶようにしましょう。

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