答えて、応えて!FP
第010回 クレジットカードの種類
Q、クレジットカードには銀行系や信販系とあるそうですが、どのように違うのですか?
A,発行する母体によりそれぞれサービスが違いますが、より利便性の高いカードを持っておくのが良いと感じます。
最近は色んなお店でクレジットカードを発行していますね。
入会特典などもあり、お得さを利用しようと入会していたら何枚にもなっていたという事はありませんか?
又、仕事上の付き合いで入会することになったなど、気持ちを引き締めておかなければ、
甘い誘惑はそこらじゅうにあります。
ところで、自分の持ってるクレジットカードが何系なのかご存知ですか?
クレッジトカードには大きく分けて4つの系列があります。
☆銀行系
銀行のグループ会社が母体となっているカード。
JCB・三井住友が代表的です。
☆信販系
信販会社が発行するカードです。
オリコ・ジャックス・ライフなどが代表的です。
☆流通系
百貨店、スーパー、専門店が発行するカードです。
イオンカード・セゾンカードなどが代表的です。
☆メーカー系
航空会社や自動車や家電などのメーカーが発行するカードです。
ANAカード・トヨタファイナンス・日産ファイナンシャルサービス・NTTカード・SBIカードなどが代表的です。
実は他にも山のようにあるクレジットカードですが、多くの方が、
流通系+VISAのように多くのお店、又は海外でも使えるカードを持ちたいと思われるようですね。
クレジットカードを利用するには、利用対象となる店やサービスが、
そのクレジットカードを取り扱う加盟店であることが条件です。もし、各々のクレジットカード発行会社が個別に
加盟店を募集して、その加盟店でしかクレジットカードを利用できないとするならば、とても不便ですよね。
なぜなら、お店側からすれば、山のようにあるクレジットカード発行会社と提携しなければならなくなるし、
ユーザーも多くのクレジトカードを持って、店別に使い分けなくてはなりません。
海外に行ったら、日本のクレジットカードは全く使えないという事にもなりかねません。
そのため、クレジットカード発行会社は 「国際ブランド」と呼ばれる、全世界に加盟店があり、世界中どこにいても利用できる、高い汎用性を持ったクレジットカード会社と提携していることがほとんどです。
代表的なクレジットカードの国際ブランドは
「VISA 」 「マスターカード」 「JCB」 「ダイナースクラブ」「アメリカン・エキスプレス」の
5つのブランドが国際ブランド・国際カードと呼ばれるメジャーなブランドです。
これらのどこと提携するカードを持つかということもポイントになりそうですね。
どこで利用する事が多いのか?
ポイントの還元率や、海外に行ったときの利便性などを考慮して1枚から2枚持つのが良いように感じます。
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この記事担当のFP
二宮 清子 にのみや きよこ
日本FP協会会員 ファイナンシャルプランナー(AFP)
家計の見直し・節約・貯蓄の重要さ、更に運用の必要性を伝え、
強い家計にできるようにサポート、また住宅ローンアドバイザーの資格も取得し、
住宅購入をきっかけにお客様のライフプランのアドバイスを行っている。
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