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第050回 クレジットカード使用スタート時の初歩的確認事項

クレジットカードの使用を始めたばかりの方に、クレジットカードを安全に使うための、初歩的な確認事項をご紹介します。事務的な内容も多いですので、しっかり確認して安全にクレジットカードを使用しましょう。

1、クレジットカードに署名をする

クレジットカードを受け取ったら、まずは本人が署名を行いましょう。カードに署名がされていないと、カードを使用することが出来ません。また書名がないと、不正利用された際に損害金が補償されません。盗難・紛失の際にも役立ちますので、必ず署名は行いましょう。

2、クレジットカードは本人(名義人)のみ使用する

クレジットカードは、たとえ家族同士であっても、名義人以外は使用できません。家族間の貸し借りでトラブルがあったとしても、当人同士の責任になります。必ず名義人のみ使用するようにしましょう。

3、会員規約に目を通す

「金融機関の規約はよくわからないから目を通さない」という人も多いのでは?しかしお金に関わることですので、きちんと目を通しましょう。特に翌年度以降の年会費やポイント制度の詳細、遅延損害金の確認を忘れずに。

4、利用明細、売上票の取り扱いに注意する

加盟店で受け取った明細票やATM利用時の明細、自宅に送られてくる利用明細は、必ず一度は目を通し、利用金額などを確認しましょう。また、用紙を気軽にゴミ箱には捨てることのないように。カード番号など個人情報を不正に使用される可能性があります。必ず家に持ち帰り、捨てる時まで責任を持つように心掛けましょう。

5、毎月の利用明細を確認する

現金を出す必要がなく、後払いがクレジットカードの特徴。その手軽さゆえに、必要でないものまで購入したり、買い過ぎて支払いが滞るという自体は、よく起こることです。利用当初から、毎月の利用明細を確認する癖をつけることで、使い過ぎを防ぎましょう。

6、「ご利用は計画的に」

何度も耳にした事がある言葉ですが、それだけ重要なことです。毎月の返済可能額を計算し、上限金額を前もって決め、利用金額を把握すること。管理が苦手な人は、極力クレジットカードを利用しない(大金使用時のみ利用など)のがベストです。

7、変更届はしっかり行う

住所や名前、電話番号など、変更があった場合にはすみやかに届け出ましょう。変更を怠ると、支払金の通知が届かなかったり、決済口座の引き落としが行えない場合があります。連絡がつかず遅延損害金がかさんだ、なんてことにならないよう、忘れず連絡して下さい。

8、紛失の際は即カード会社へ連絡を

クレジットカードを紛失した場合、気付いた時点で即カード会社に連絡をいれ、利用を停止してもらいましょう。他人に悪用される可能性も高いので、普段の管理は十分気をつけましょう。

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この記事担当のFP

宮野 茉莉子 みやの まりこ

証券会社にて、ライフプランの見直し、資産運用のアドバイスを経験。
在職中にAFP、証券外務員一種取得。個人向けにライフプランの見直しのアドバイスを行う。
株式、債券、投資信託、生命保険など、資産運用の提案に強い。

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執筆記事 10〜01 20〜11

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