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第067回 20代の方には「ヤングゴールドカード」がお勧め
ステータスを持て、付帯サービスやポイントの充実している「ゴールドカード」。
20代の方でも、年収条件をクリアしていればゴールドカードを保有したいとお考えの方も多いでしょう。
今は20代でも申し込み可能なゴールドカードが増えていますが、審査基準が厳しいのも事実。
20代の方には、「ヤングゴールドカード」をお勧めします。
ヤングゴールドカードの特長
「ヤングゴールドカード」とは、20代の方が保有できるゴールドカード。
一般カードより年会費は高いですが、ゴールドカードに次ぐサービスを受けることが出来ます。具体的には、以下のような特長を持っています。
ゴールドカードと比較 | |
・20代向けなので、一般的なゴールドカードより審査が厳しくない。 | |
・年会費は一般的に3,150円と、ゴールドカードよりも安い。 |
一般カードとの比較 | |
・ショッピング枠は50万〜が基本。(一般カードは10〜50万) | |
・付帯保険が充実。 (海外旅行傷害保険や国内旅行傷害保険を自動付帯しているケースが多い。 金額も一般的に補償3000万円など高めに設定。他にもスポーツ賠償責任保険など、様々な種類の保険が付くカード有り。) |
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・一般カードよりワンランク上の各種サービス、ポイントプラグラムを受けられる。 (空港ラウンジ利用可など) |
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・30歳を過ぎたら、特に問題がなければ、ゴールドカードへ自動的にランクアップ。(一般カードからゴールドカードへのランクアップは、年収や勤務状況などの審査があります) | |
・デザインは一般的なゴールドカードと変わらないので、ステータスが保てる。 いかがでしょうか。ヤングゴールドカードは銀行系列が強く、 「シティエリート」などが代表的です。 |
いずれゴールドカードを持ちたいなら、ヤングゴールドカードからはじめよう
30歳を過ぎてゴールドカードを保有したいと思っても、上記にもあるように、その時の年収や勤務状況が審査に関わってきます。
その点ヤングゴールドカードの審査基準は、30歳以下で安定収入があること。延滞などせず問題なく使用していれば、自動的にゴールドカードに切り替わります。
将来ゴールドカードを保有したい方は、保有したい会社のヤングゴールドカードを持てば、審査不要で自動的にゴールドカードを保有することが出来ます。
年会費がかかる分、保険やサービスの質も高いので、20代の内からヤングゴールドカードの保有をお勧めします。
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この記事担当のFP
宮野 茉莉子 みやの まりこ
証券会社にて、ライフプランの見直し、資産運用のアドバイスを経験。
在職中にAFP、証券外務員一種取得。個人向けにライフプランの見直しのアドバイスを行う。
株式、債券、投資信託、生命保険など、資産運用の提案に強い。
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