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第101回 日本人はまだまだ現金主義!?

クレジットカードを財布に入れている人も多く、日本においての普及率は85%と高い結果となっています。
2010年時点でのクレジットカード発行枚数はおよそ3億枚であり、人口約1億2万人の日本において、赤ちゃん含めてもひとり2〜3枚以上持っている計算となるのです。

しかし実際の利用率はどうでしょうか?最近は買い物でもクレジットカードで支払う人が
増えてきたイメージがありますが、わずか約12%と世界で比較しても日本の利用率の
低いことがわかります。
そして意外に高いのが韓国の利用率は58%です。1997年の通貨危機以降、カードに
関する規制を大幅に緩めて普及が急速化し、近所のスーパーや自販機でも利用できる
店舗が多いのです。

クレジットカード利用比率
参考:日本の消費者統計(2010年日本クレジット産業協会)

日本のカード利用率が低い要因としては、手数料や使用料金が高くカード未対応のお店が多いからです。
導入側として、最低でも5%の利用手数料がカード会社に取られるため、100万円の商品なら5万円も差し引かれる上に、承認の専用端末の管理費等も別途かかるため、 小さい店舗での導入は厳しい現状もあるのでしょう。

また、カード利用は「ついつい使いすぎでしまうから怖い」という現金主義の人もいます。
しかし消費税増税や社会保険料の負担が増えていくと、私たちの手取り所得は上がりにくいため、少しでも賢くお金を使っていくべきだと私は思います。

今後電子マネーやクレジットカードの普及が拡大していく流れにはなっていくことでしょう。
キャッシュレスで手間が省け、利用する毎にポイントが貯まりお得度は明白です。
家計管理さえできれば十分に活用していって欲しいと思います。

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この記事担当のFP

水野 圭子 みずの けいこ

ファイナンシャル・プランナー
CFP(r)(日本FP協会認定)
1級FP技能士
K'sプランニング 代表
一般社団法人あんしんLifeコミュニティ 代表理事

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