ソラチカカード
ソラチカカードの基本スペックについて
ソラチカカードは交通系ICカードのPASMOとANAカードが1つになったクレジットカードで、通勤・通学で鉄道やバスを利用する方、空路はANAの利用が多いかANAマイルを中心に貯めている方におすすめの1枚です。
搭載する国際カードブランドはJCBのみ、入会は18歳以上で本人または配偶者に安定継続した収入がある方、もしくは18歳以上で高校生を除く学生の方となっています。
年会費は本会員・家族会員ともに無料、入会2年目以降は本会員2,200円(税込)、家族会員1,100円(税込)、ETCカードは初年度からずっと無料で使うことができます。
年会費の割引条件や翌年度の年会費が無料になるなどの精度はないので、入会から2年目以降は年会費が有料のカードです。
ソラチカカードに付帯するPASMOは、交通系ICカードのシンボルマークがあるところなら全国で使うことができます。
毎日の通勤・通学の際に便利なほか、ソラチカカードならオートチャージ機能が搭載されているので、PASMO残高が一定額以下になったときはいつでもソラチカカードから自動でチャージしてもらえます。
また、手続きが必要になるもののPASMO定期券としても利用可能で、定期入れなどからわざわざ出さずにPASMOを改札機やバス車内の専用読み取り機にタッチするだけで運賃を支払うことが可能です。
そのほか、電子マネーとしてお財布代わりに使えて、残高をチャージすれば何度でも繰り返し使えるのも便利です。
ソラチカカードには、PASMOのほかにもQUICPay、ApplePay、GooglePay、ANA QUICPay + nanaco、ANA PiTaPaカードなど、豊富な電子マネーを追加することができるので、利用する場所や用途によって使い分けると良いでしょう。
ソラチカカードは、PASMOとして利用するほかにクレジットカードとしても利用できます。
カードショッピングした際にはポイントがJCBのOkiDokiポイントをはじめ、合計で3種類のポイントが貯まります。次では、ソラチカカードのポイントについて見ていきましょう。
ソラチカカードで貯まる3種類のポイントサービスについて
ソラチカカードでは、JCB(クレジットカード会社)のポイントのOkiDokiポイント、メトロポイント、ANAマイルの3種類のポイントが貯まります。
それぞれのポイントの貯まり方や使い方について紹介していきます。
OkiDokiポイントについて
OkiDokiポイントは、毎月のカードショッピング利用料金の合計に対して1,000円(税込)ごとに1ポイントが貯まります。
(マルチポイントコースの場合)普段のコンビニやスーパー、ネットショッピングなどでも貯まり、貯めたポイントはOkiDokiポイントプログラムの商品から好きなものを選んで交換することができます。
また、OkiDokiポイントプログラムで交換できる商品の中には、東京ディズニーリゾートやUSJのパークチケット、東京ディズニーリゾート関連グッズや東京ディズニーリゾート系列ホテルの宿泊券・食事券なども含まれているので、ディズニーやUSJが好きな方におすすめです。
さらに、交換できる商品の中には金券類や他社ポイント・マイルなどもあり、ANAマイルやメトロポイントにも交換することができます。
OkiDokiポイントを交換する際のレート
- 5マイルコース・・・OkiDokiポイント1ポイント→5マイル
- 10マイルコース・・・OkiDokiポイント1ポイント→10マイル
- メトロポイント・・・OkiDokiポイント1ポイント→メトロポイント5ポイント
※ANAマイルへは1ポイント以上1ポイント単位から、メトロポイントは200ポイント以上100ポイント単位での交換となります。
ANAマイルについて
ソラチカカードでANAマイルを貯めるには、OkiDokiポイントやメトロポイントから移行してANAマイルに変換するようになります。
OkiDokiポイントから移行する際には5マイルコースか10マイルコースから選び、マイル自動移行コースを選択すると、毎月OkiDokiポイントが自動的にマイルに移行されます。
自動的に移行されるため毎月のマイル移行申請の手続きが不要となり、利用明細に記載されている交換可能ポイント数が振替日の前後1週間程度でマイルに移行されます。
なお、5マイルコースは無料、10マイルコースは年間5,500円(税込)がかかります。
メトロポイントについて
東京メトロでの定期券購入やTo Me CARDの提携先でソラチカカードを支払いに使うと、メトロポイントが貯まります。
メトロポイントを貯めるにはメトロポイントPlusへの申込みが必要となり、申込んだソラチカカード搭載のPASMOを東京メトロの乗車や、メトロポイントPlus加盟店での電子マネー利用でメトロポイントが貯まります。
メトロポイントの貯まり方は下記で参照いただけます。
乗車ポイント 1乗車につき
(定期券面区間外)平日 メトロポイント5ポイント 土休日 メトロポイント15ポイント
電子マネーポイント 店舗 利用金額200円(税込)につき メトロポイント1ポイント 自動販売機 利用金額100円(税込)につき
ANAマイルとメトロポイントの相互交換ができる!
ソラチカカードで貯まる3種類のポイントのうち、OkiDokiポイントからANAマイルやメトロポイントに交換が可能ですが、実は、ANAマイルとメトロポイントも相互交換ができます。
ANAマイルは10,000マイルという大きな単位での交換が可能ですが、メトロポイントは100ポイントからコツコツ交換することができます。
そのため、マイルをメインに貯めたい方は、ソラチカカードで10マイルコースを選択するほかに、東京メトロの乗車や電子マネーを積極的に利用してメトロポイントを貯めて、ANAマイルに交換するとより多くのマイルを貯めることができます。
ANAマイルとメトロポイントの相互交換レート
- ANAマイル10,000マイル→メトロポイント10,000ポイント
- メトロポイント100ポイント→90 ANAマイル
ソラチカカードのお得な特典について
通常入会ボーナスマイル・搭乗ボーナスマイル・継続ボーナスマイルがもらえる
ソラチカカードには入会時からお得な特典を利用できます。
ソラチカカードへの入会でボーナスマイルが1,000マイル、搭乗ごとのボーナスマイルが10%もらえます。
入会から2年目以降は毎年カードを継続すると継続ボーナスマイルが1,000マイルプレゼントされるので、ソラチカカードは長く使用するだけでもANAマイルが貯まりやすいです。
定期券を搭載できる・PASMOへのオートチャージ対応
ソラチカカードでは、カード裏面に定期券を搭載することができます。また、PASMOにオートチャージが可能です。
豊富な提携サービスが利用できる
ソラチカカードでは、カードの利用または提示でTo Me CARDの提携先のお得なサービスを利用できます。
例えば、駅構内にある店舗・駅ビル・駅と直結する商業施設などを中心に割引やポイント付与率がアップするなどの特典を利用できます。
そのほかイベントなどの当日チケットを前売り価格で購入できる、新聞や雑誌の購読でメトロポイントがもらえるなど、さまざまな特典があります。
ANAカードマイルプラスの利用でマイルが貯まりやすくなる
ソラチカカードでは、OkiDokiポイント移行によるマイルの獲得とは別に、ANAカードマイルプラス提携店や、対象商品の利用の際にソラチカカードでの支払いによりANAマイルが100円または200円ごとに1マイル貯まり、通常のカードショッピング利用時よりもマイルが貯まりやすくなります。
その他ANAカード共通の特典・サービス
そのほか、ANAカードには共通する特典やサービスが豊富にあります。
ANAカードで共通する特典やサービス
- ANAカード会員専用の割引運賃「ビジネスきっぷ」を利用できる
- ANA国内線・国際線の機内販売が10%割引
- ANAグループ空港内免税店で5%割引
- ANA国内ツアー(ANAスカイホリデー)、ANA海外ツアー(ANAハローツアー・ANAワンダーアース)ツアー商品が5%割引
ソラチカカードの付帯保険について
ソラチカカードには海外旅行傷害保険、国内航空傷害保険、ショッピング補償、カード盗難保険がそれぞれ付帯しています。
海外旅行傷害保険は、最高1,000万円の死亡・後遺障害保障のみで、病気やケガによる治療費、賠償責任などの細かい補償は付帯していません。
海外で治療を受けた場合は自己負担となるため、実際の旅行の際には別に保険に加入することをおすすめします。
また、国内航空傷害保険が最高1,000万円付帯しています。この国内航空傷害保険というのは、日本国内で乗客として航空機に搭乗中の事故によりケガをした場合に保険金が支払われる保険のことをいいます。
また、ショッピング補償は、最高100万円まで購入日から90日間補償します。ソラチカカードを利用して海外・国内に旅行に行く際は、できれば別途旅行保険に加入すると良いでしょう。
ソラチカカードのメリットとデメリット
ソラチカカードは、入会時からマイルが貯まりやすく、ソラチカカードの利用でOkiDokiポイント、ANAマイル、メトロポイントの3種類のポイントが貯まることがメリットです。
ポイントが貯まるだけではなく、OkiDokiポイントからはANAマイル・メトロポイントへの移行が可能、ANAマイルとメトロポイント間でも交換できることが魅力です。
そのほか、全国でPASMOの利用とPASMOのオートチャージが利用でき、ソラチカカードやANAカードとの提携先の利用でも各種ポイントが貯まりやすく、豊富な特典や優待サービスも受けられることがメリットでしょう。
ただ、付帯保険の内容が心細いことは否めません。デメリットというほどではありませんが、ソラチカカードを使って旅行する際には別途保険に加入する方が良いでしょう。
ソラチカカードはどんな方に向いている?
ソラチカカードは普段からANAマイルを中心に貯めていてPASMOを利用している方、首都圏を中心にメトロポイントが貯まるエリアに住む方に向いているカードです。
頻繁に旅行に行く方というよりは、ANAマイルをたくさん貯めたい方に向いていると言えるでしょう。
クレジットカード基本スペック
国際ブランド | 電子マネー | ||||
---|---|---|---|---|---|
入会資格 | 18歳以上。ご本人または配偶者に安定継続収入のある方。また、高校生を除く18歳以上で学生の方 | 発行期間 | - | ||
利用可能枠 | - | 支払方法 | - | ||
年会費 | 初年度 | 無料 | ポイント サービス |
サービス名称 | メトロポイントPlus Oki Dokiポイント マイル |
2年目以降 | 2,200円(税込) | 有効期限 | - | ||
ETCカード | 無料 | ポイント付与 | 1,000円ごとに1ポイント(OkiDokiポイント) | ||
家族カード | 初年度 | 無料 | ポイントレート | 1ポイントあたり4〜5円相当 | |
2年目以降 | 1,100円(税込) | 還元率の目安 | 0.5% | ||
金利/ 手数料 |
分割払い | - | 空港ラウンジ | 対応状況 | - |
リボルビング 払い |
- | プライオリティ・ パス |
- | ||
キャッシング | - |
海外・国内傷害保険、ショッピング保険
海外旅行 傷害保険 |
付帯条件 | 利用付帯 | 国内旅行 傷害保険 |
付帯条件 | 利用付帯 |
---|---|---|---|---|---|
死亡・ 後遺障害保障 |
最高1,000万円 | 死亡・ 後遺障害保障 |
最高1,000万円 | ||
傷害治療費用 | - | 入院費用 (日額) |
- | ||
疾病治療費用 | - | 通院費用 (日額) |
- | ||
賠償責任 | - | 手術費用 | - | ||
携行品損害 [自己負担額] |
- | 家族特約 | - | ||
家族特約の 対象 |
- | ||||
救援者費用 | 100万円 | ショッピング 保険 |
-年間保証額 [自己負担額] |
100万円 [10,000円] |
|
家族特約 | - | 補償期間 | JCBカードでの購入日から90日間 | ||
家族特約の 対象 |
- | 補償対象 | JCBカードで購入した品物 |