クレジットカードで100万円以上の利用限度額をご希望の方
利用限度額で悩んでいる方が知っておくべき5つのポイント
クレジットカードの利用限度額が足りなくて困った時があるという経験は、利用額が多ければ多い方ほど毎月の限度額でのストップに悩んだことがあるのではないでしょうか。 クレジットカードの利用限度額とは、利用額の3ヶ月分が良いとされており、返済にも利用にもそれなりに余裕を持つことができます。
限度額で毎月の利用がストップしてしまうと、後払いができるクレジットカードの恩恵を受けることができません。 クレジットカードの利用限度額は、カード会社やカードの種類、カードのランク毎に様々で自身に合った利用限度額のあるクレジットカードを見つけるのは困難です。
一般的に100万円以上の与信枠(利用限度額)があれば多くの方は、不自由なくクレジットカードを利用することができるでしょう。 しかし、カードによってはそのカードの最高限度額が100万円の場合もあり、なかなか100万円に届かないこともあります。
100万円以上の利用限度額が持てるクレジットカードをそれぞれ特長とともに見ていきましょう。
利用限度額で悩んでいる方が知っておくべき5つのポイント
その1:一般カードだとせいぜい100万円が最高
一般カードというのは、各カード会社の中で最もスタンダードなクレジットカードとして紹介されているカードです。 なかには、年会費が2,000円未満のものや、条件によっては割引または無料、元から年会費無料などといったクレジットカードを一般カードとみなします。
このような一般カードの多くが、最高利用限度額80万〜100万円と決められています。 しかし、ヘルプデスクに相談すれば一時的な増枠として、せいぜい10万〜20万程度は可能です。
一時的な増枠の返済が終われば、利用限度額は元に戻ります。
その2:支払った利用額はいつリセットされるのか
毎月、コンスタントに支払うと利用額は支払った分、利用枠が空きますが、口座からお金が引き落とされたらといってすぐに利用額が戻るわけではありません。 カード会社によっては、引き落としと利用枠の回復にラグ(時間差)が日数単位で生じ、思うようにカードを使えない場合もあるでしょう。
例を上げると、月末締め、翌月27日支払いなどのカード会社は2ヶ月分を丸々利用枠として使ってしまっているので、利用限度額は利用額の3ヶ月分は欲しいのです。
その3:利用限度額を上げるには毎月使い、その分支払いをきちんと行う
利用限度額を上げるには滞納未払いがなく、毎月コンスタントにカード払いをしていることが重要です。 毎月の支払額があまりにも少額ですと、現在の枠内で収まっていると判断され、利用限度額は上がりにくい傾向にあります。
急な出費に対応できない可能性が出てくるでしょう。 また、支払いは毎月しっかりと行うことは絶対条件です。 支払いが行われないと、当然利用枠も回復しませんし、支払いを延滞する人と判断されるため、最悪の場合、カード利用の停止、会員解約などといったことが起こります。
その4:ゴールドカード以上だと100万円以上が可能
一般カードに比べ、ワンランク、ツーランク上のゴールドカードは年会費がかかり、その分、付帯サービスや付帯保険が充実しているのが特長ですが、利用限度額にも大きな変化があります。 多くのゴールドカードの利用限度額は、200万円〜300万円まで設定されており、一般カードの2〜3倍になります。 また、ゴールドカードの中にもランクがあり、利用限度額が上がりくいカードがあります。
その5:利用限度額の上限がないカード会社もある
ほとんどのクレジットカードが利用限度額が設けられていますが、例外として利用限度額の上限がないクレジットカードもあります。 それは、アメリカン・エキスプレス・グリーン・カード(以後、アメックスグリーン)で、利用者や利用実績によって上限がどんどん高くなっていく仕組みを取っているためです。
また、事前承認といったヘルプデスクに事前に使用する額を伝えて、利用が問題ないと判断されればどんな額でもカード決済が使えたり、デポジット制度といった利用する額をあらかじめ定められた口座に振り込むことでその分、カードを利用できるという制度です。
デポジット制度を利用すれば、どんなに高い金額でもカード決済ができますし、カード決済をすれば現金よりポイントが貯まるという大きなメリットもあります。 一般カードだと決められた範囲内でしか利用限度額は上がりませんし、デポジット制度といった臨機応変に対応できる制度も整っていません。
利用するなら利便性の高いアメリカン・エキスプレス・グリーン・カードをおすすめします。
利用額から見るポイント還元率
各カードごとにいくら使ったらどのくらいのポイントを獲得できるのか見ていきましょう。
ポイント別 ゴールドカード 比較表
利用額 | ||||
---|---|---|---|---|
50万以上 | 1,500ポイント | 12,500万 オリコポイント |
9,000ポイント | 9,000ポイント |
100万以上 | 3,000ポイント | 25000 オリコポイント |
18,000ポイント | 18,000ポイント |
150万以上 | 4,500ポイント | 37,500オリコポイント | 27,000ポイント | 27,000ポイント |
200万以上 | 6,000ポイント | 50,000オリコポイント | 36,000ポイント | 36,000ポイント |
250万以上 | 7,500ポイント | 62,500オリコポイント | 45,000ポイント | 45,000ポイント |
300万以上 | 9,000ポイント | 75,000オリコポイント | 54,000ポイント | 54,000ポイント |
■各カードで100万円を利用した際のポイント還元率 <MUFGカード ゴールド> 通常:1,000円=1ポイントの還元率 例.POINT名人.comを経由してポイント3倍のショップで年間100万円分の商品を購入した場合 ・POINT名人.com経由での利用(1,000円=1ポイント×3倍)100万円利用→3,000ポイント 合計で3,000ポイントがネットショッピングで年間100万円分の商品購入をした時に獲得できます。
Amazonギフト券に交換すると、8,000円分(のこり200ポイント)ということになります。
<オリコカード ザ ポイント>
通常:100円=1オリコポイントの還元率 例.オリコモールを経由して1,0%還元のショップで年間100万円分の商品を購入した場合 (6ヶ月間の使用率は50万円とします。)
・カードショッピングでの利用分(入会後6ヶ月間は2倍) 2,0%→10,000オリコポイント
・カードショッピングでの半年間利用分(通常は1%) 1,0%→5,000オリコポイント
・オリコモール通常獲得分(+1,0%還元の場合) 1,0%→10,000オリコポイント合計で25,000オリコポイントがネットショッピングで年間100万円分の商品購入をした時に獲得ができます。 Amazonギフト券に交換すると25,000円分ということになります。
<アメリカン・エキスプレス・グリーン・カード/アメリカン・エキスプレス・ゴールド・カード>
通常:100円=1ポイントの還元率 例.通常利用で年間80万円、ボーナスポイント・パートナー提携先利用で20万円分商品を購入した場合
・カードショッピングでの利用分(通常は1%) 80万円利用→8,000ポイント
・ボーナスポイント
・パートナー提携先(100円=1ポイント×5倍)20万円利用→10,000ポイント 合計で18,000ポイントが通常利用と、ボーナスポイント・パートナー提携先利用で年間100万円分の商品購入をした時に獲得ができます。
Tポイント(Amazonギフト券がないため)に交換すると ・メンバーシップ・リワード・プラスに未登録 3,000ポイント=1,000Tポイント 18,000ポイント=6,000Tポイント分ということになります。 ・メンバーシップ・リワード・プラスに登録 3,000ポイント=1,500Tポイント 18,000ポイント=9,000Tポイント分ということになります。
※メンバーシップ・リワード・プラスとは 「メンバーシップ・リワード・プラス」に登録するとポイントの換算レートがアップするだけではなく、通常最大3年間のポイントの有効期限が無期限になります。
※ メンバーシップ・リワード・プラス参加登録費:3,000円+消費税(年間/2年目以降自動更新)が必要です。 ポイント還元率で見るなら、オリコカード ザ ポイントの還元率が一番高いのでおすすめです。
■オリコカード ザ ポイントの注意点 オリコカード ザ ポイントのポイント有効期限は獲得から1年間となっているため、交換するタイミングを逃さないことが重要です。 しかし、高還元率を誇るカードなので、交換分のポイントはすぐに貯まります。 希望利用限度額が100万以上でポイントをお得に貯めたい方はオリコカード ザ ポイントがお得です。
利用額から見るマイル獲得
カードごとに定められたポイント獲得率から、いくら使ったらどのくらいのマイルが貯まるのか見ていき、少しでもマイルが貯まるカードを選びましょう。
マイル別 ゴールドカード 比較表
利用額 | ||||
---|---|---|---|---|
50万以上 | 3,000マイル | 7,500ANAマイル | 4,500ANAマイル | 9,000ANAマイル |
100万以上 | 6,000マイル | 15,000ANAマイル | 9,000ANAマイル | 18,000ANAマイル |
150万以上 | 9,000マイル | 22,500ANAマイル | 13,500ANAマイル | 27,000ANAマイル |
200万以上 | 12,000マイル | 30,000ANAマイル | 18,000ANAマイル | 36,000ANAマイル |
250万以上 | 15,000マイル | 37,500ANAマイル | 22,500ANAマイル | 45,000ANAマイル |
300万以上 | 18,000マイル | 45,000ANAマイル | 27,000ANAマイル | 54,000ANAマイル |
■各カードで100万円を利用した際のマイル獲得率
<MUFGカード ゴールド>
通常:1,000円=1ポイントの還元率
上記のポイント還元率から3,000ポイントがネットショッピングで年間100万円分の商品購入をした時に獲得できます。 MUFGカード ゴールドのマイル移行率は、500ポイント=1,000マイルとなっています。 ※ANAマイレージが交換先にないのでJALマイルで計算 ・3,000ポイント=6,000マイル獲得できます。
■ポイント移行手続き期間 約1〜2週間
<オリコカード ザ ポイント>
通常:100円=1ポイントの還元率
上記のポイント還元率から25,000ポイントがネットショッピングで年間100万円分の商品購入をした時に獲得できます。 オリコカード ザ ポイントのANAマイル移行率は、1,000ポイント=600ANAマイルとなっています。 ・25,000ポイント=15,000ANAマイル獲得できます。
■ポイント移行手続き期間 約1ヶ月後
<アメリカン・エキスプレス・グリーン・カード/アメリカン・エキスプレス・ゴールド・カード>
通常:100円=1ポイントの還元率
上記のポイント還元率から18,000ポイントがネットショッピングで年間100万円分の商品購入をした時に獲得できます。 ・メンバーシップ・リワード・プラスに未登録 2,000ポイント=1,000ANAマイル 18,000ポイント=9,000ANAマイル分ということになります。 ・メンバーシップ・リワード・プラスに登録 1,000ポイント=1,000ANAマイル 18,000ポイント=18,000ANAマイル分ということになります。 アメックスカードはメンバーシップ・リワード・プラスに登録することによって、ポイント交換率が2倍になります。
■ポイント移行手続き期間 約2週間後
■アメリカン・エキスプレス・グリーン・カード/アメリカン・エキスプレス・ゴールド・カードの注意点
最高のポイント交換率になるには、メンバーシップ・リワード・プラスへの登録が年間3,000円(税抜)かかってきます。 しかし、ポイント有効期限が無制限になったり、マイル移行だけでなく様々なポイントプログラムにも対応できるので、年間100万円以上利用する方には、メンバーシップ・リワード・プラスの登録費用以上の還元率があるのでおすすめです。
■他のカードよりもアメックスでマイル移行をするメリット
ANAマイルに交換をすると、交換から36ヶ月間がANAマイレージの有効期限になります。 オリコカード ザ ポイントやMUFGカード ゴールドで交換をする場合、オリコカード自体のポイントやMUFGカード ゴールド自体のポイントにそれぞれ有効期限があるため、半ば強制的に、マイル移行しなくてはならない時期が来ます。
しかし、アメックスは、アメックスのポイントの有効期限が無期限な点や、年間のポイントをマイルに移行も無制限という点がメリットです。 好きな時に一気にマイル移行ができるので、マイルの有効期限もあまり気になりません。希望利用限度額が100万以上でマイルをお得に貯めたい方は、アメリカン・エキスプレス・グリーン・カード/アメリカン・エキスプレス・ゴールド・カードがお得です。
上昇率から見る利用限度額を最短で上げる方法
カード会社やカードの種類、月の利用額によって利用限度額の上昇率は変わってきます。その際、月の利用額が多ければ多い方ほど、できるだけ利用限度額を最短で上げたいと考えている方が多いのではないでしょうか。 利用限度額はあるに越したことはなく、十分に余裕があるほうが良いです。 各カードごとに異なる利用限度額の上昇率を見て、上がりやすいクレジットカードを見ていきましょう。
利用限度額から見るおすすめカード
利用額(月)/限度額 上昇率 | ||||
---|---|---|---|---|
50万以上 | 80万△ (30万UP) |
100万○ (50万UP) |
100万○ (100万UP) |
100万○ (100万UP) |
100万以上 | 150万△ (70万UP) |
150万○ (50万UP) |
200万◎ (100万UP) |
200万◎ (100万UP) |
150万以上 | 200万△ (50万UP) |
200万△ (100万UP) |
300万◎ (100万UP) |
300万◎ (100万UP) |
250万以上 | × | 300万△ (100万UP) |
400万◎ (100万UP) |
400万◎ (100万UP) |
350万以上 | × | × | 500万◎(100万UP) | 500万◎ (100万UP) |
450万以上 | × | × | 600万◎ (100万UP) |
600万◎ (100万UP) |
550万以上 | × | × | 700万◎ (100万UP) |
700万◎ (100万UP) |
650万以上 | × | × | 800万◎ (100万UP) |
800万◎ (100万UP) |
750万以上 | × | × | 900万◎(100万UP) | 900万◎(100万UP) |
850万以上 | × | × | 1,000万◎ (100万UP) |
1,000万◎ (100万UP) |
950万以上 | × | × | 1,100万◎ (100万UP) |
1,100万◎(100万UP) |
※あくまでも目安です。※毎月、安定した利用があればさらに上昇率アップの可能性が上がります。 アメックスは他のカードと違い、さらに事前入金やデジポッド制度があるので急な高額支払いにも対応できます。
支払日から考えるおすすめクレジットカード
クレジットカードを利用していると支払日というものがあり、クレジットカードごとにバラバラで、複数枚利用している方は、毎月2回、3回と引き落としがされているのではないでしょうか。 支払日をまとめた方が良い方や、バラバラの方が良い方など人によって様々ですが、大抵のクレジットカードは支払日が決められており、原則固定となってしまいます。 急な出費やまとまった支払日にしないとお金の管理が難しいという方には、できれば支払日を動かせるクレジットカードを持つことをおすすめします。
支払日の比較表
毎月15日締め/翌月10日払い |
|
毎月末日締め/翌月27日払い | |
・毎月2,3日締め/当月21日払い ■21日払いができる銀行 みずほ銀行・三菱東京UFJ銀行・りそな銀行・埼玉りそな銀行・楽天銀行(旧イーバンク) ・毎月18〜20日締め/翌月10日払い ・5日締め/26日払い ■26日払いができる銀行 みずほ銀行・三菱東京UFJ銀行・三井住友銀行・りそな銀行・埼玉りそな銀行・福岡銀行・楽天銀行(旧イーバンク) |
|
・毎月2,3日締め/当月21日払い ■21日払いができる銀行 みずほ銀行・三菱東京UFJ銀行・りそな銀行・埼玉りそな銀行・楽天銀行(旧イーバンク) ・毎月18〜20日締め/翌月10日払い ・5日締め/26日払い ■26日払いができる銀行 みずほ銀行・三菱東京UFJ銀行・三井住友銀行・りそな銀行・埼玉りそな銀行・福岡銀行・楽天銀行(旧イーバンク) |
支払日を柔軟に変えることができるアメックスのカードはメインカードにしているだけで毎月の支払いの予定や急な出費にも対応できます。アメックスは支払日が利用する金融機関によって締め日が違い、3パターンから選ぶことができるので、柔軟に返済計画を立てることができます。
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コレ!
ステータスを手に入れるならアメリカン・エキスプレス・グリーン・カード
アメックスカードはステータスカードのなかでも最高峰のカードなので、持つからには入会キャンペーンと付帯サービスを上手に使い、自分のステータスも上げていきましょう。
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