「JAクレジットカードを発行したいけど審査が気になる」「JAカードの作り方は?」
JA関連サービスの利用がお得になるJAクレジットカード。
作りたいと思ったら審査難易度が気になりますよね。
結論から言うとJAクレジットカードの審査は、やや厳しめであると言えます。
そのため、どうしてもJAカードを作りたい方は審査通過のコツを事前に知っておくことが大切です。
そこで今回は、JAクレジットカードの審査に落ちやすくなる原因から見た審査通過のコツを解説していきます。
・JAカードの審査難易度はやや厳しめ
・JAカードの審査に落ちる原因と審査通過のコツ
・JAカードが向いてる人と向かない人の特徴
JAカードには「クレジットカード機能のみのタイプ」と、「クレジットカードとJAバンクのキャッシュカード一体型」の2種類があり、それぞれで申し込みの条件が異なります。
JAカード クレジットカード単機能型 | 18歳以上で安定した収入のある方、または18歳以上で学生の方(高校生を除く)。 ※未成年の方は親権者の同意が必要です。 |
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JAカード キャッシュカード一体型 | 18歳以上で安定した収入のある方、または18歳以上で学生の方(高校生を除く)。JAバンク口座をお持ちのお客さま ※未成年の方は親権者の同意が必要です。 |
キャッシュカード一体型の場合はJAバンク口座を持っている方が必須になるので、持っていない人は口座の作成を行う必要があります。
インターネットでまとめて申し込みもできますが、その後届く申込み書類を返信しなければなりません。発行期間に余裕を持つようにしましょう。
ちなみに、申し込みから発行まで3~4週間程度はかかります。
それは、JAカードの発行元である三菱UFJニコスが、銀行系カードと信販系カードの両面を持っているためです。
クレジットカード発行の際の審査は、年収や年齢、信用情報などの入力事項を点数化して、一定の基準を超えれば審査に通過できる「スコアリング」という形式をとっており、中でも銀行系や信販系はその基準が他の発行元と比べると高くなる傾向にあります。
発行元には大まかに以下のような大別があり、下に行くほど審査難易度は優しくなります。
銀行系や信販系カードはセキュリティ面やステータス面で優れていますがその分審査の難易度が高めとなっています。
JAカードの審査落ちになる主な原因を3つ紹介します。
事前に知っておくことでも対策を取ったり、落ちた後で知ることでも次回の申込み繋げられたりするので、知識をつけておいて損はありません。
JAカードを発行する際の審査もスコアリングに基づいた審査が行われています。
そのため、年収が多かったり、信用情報に傷がない方が高い点数となり審査に通過しやすくなっていき、これが一定の点数に満たなければ審査落ちとなるのです。
名前や住所を偽って申し込みできないのはもちろんですが、「申請情報の記載にミスが多い」「収入を過剰報告した」という場合でも虚偽報告と捉えられてしまうことがあります。
クレジットカードの発行元は、これまでに蓄積された膨大なデータや信用情報機関から、申込者の情報が正しいものであるかどうか判定します。
収入に関しては「手取り額」ではなく、税金や社会保険料をを差し引く前の「総支給額」でOKです。
また、「390万円」を「400万円」と書くくらいなら副収入分として想定内ですが、「700万円」などというように離れすぎた額面だと虚偽の記載と判断されるでしょう。
他社のクレジットカードやローン、公共料金の支払いでも、支払い遅延や延滞を引き起こしていると金融事故として信用情報機関に最低5年間は記録されてしまいます。
過去に金融事故を引き起こしていると、JAカードに限らず、クレジットカードそのものを作ることができません。
そのため、最低5年は信用情報が良好な期間を作ってから申し込みするようにしましょう。
JAカードの審査落ちが不安な方は、事前にいくつかポイントを押さえておくと、審査落ちの可能性を下げられます。
申込みの際、記入内容に誤りがないようにしましょう。間違いが多いと、最悪の場合虚偽報告と捉えられてしまうことがあります。
また、家の電話番号や資産などの「任意項目」でも埋められる情報はすべて埋めておくと、スコアリングシステム(点数評価)の審査の場合はより点数を稼げる可能性が上がります。
複数クレジットカードを持っている場合は、事前に不要なものを解約しておきましょう。
たとえ他社のカードでも、信用情報機関に申し込み記録は保存されているので、何枚クレジットカードを持っているかは把握されています。
多数クレジットカードを持っていると「発行しても支払いができないのでは?」と認識されて、審査落ちに繋がることがあります。
審査に通るか心配だからといって、クレジットカードは同時に複数申し込むのはやめておきましょう。
カード会社から見ると「お金に困っている人」や「発行しても支払いができないのでは?」とマイナスに受け取られて、審査に通過しづらくなります。
年会費は初年度が無料で翌年から1,375円(税込)となっていますが、下記のいずれかの条件を満たすと翌年の年会費が無料になります。
JAカードに付帯する主な特典としては下記の通りです。
JA直売所でカード利用すると5%割引もの優待を受けられるのはよく利用する方にとっては大きなメリットでしょう。
画像引用:MUFG公式サイト
また、年会費495円(税込)がかかりますが、「ロードアシスタントサービス」を付けることも可能と、車の運転が多い方には嬉しい機能でしょう。
そのほか、カード利用でポイントに相当する「わいわいプレゼント」が貯まります。
JAカードは1ポイント4円相当で、1000円につき1ポイント貯まる仕様ですが、JAゴールドカードになると2倍になります。
ポイント還元率としては0.4%~0.8%に相当し、一般的なクレジットカードの中ではやや低めとなっていますが、ポイント付与されるのも嬉しい特典の一つです。
ポイントプログラム | 還元 | |
---|---|---|
一般カード | JAカードわいわいプレゼント | 1,000円につき1ポイント |
ゴールドカード | JAカードゴールドポイントプログラム | 1,000円につき2ポイント |
JAカードの最大の特典であるJAの直売所での5%割引をそこまで利用できないという方には、JAカードはお勧めできません。
JAカードはポイント還元率や交換先が乏しいことや、条件を満たさないと年会費というコストがかかってくる点においては、他のカードの方が優れていることも多いです。
汎用性の高いカードや長く使っていけるカードを発行したいという方は他のカードの発行を一度検討してみるといいかもしれません。
JAカードはJAの直売所をよく利用する方にとっては5%が非常に魅力的なカードです。
ただし、ポイント還元率や交換先、年会費がかかる可能性があることを考えると使い勝手や汎用性の面でやや難があります。
改めてJAのサービスをどれくらい利用するか考えたうえで、そこまで利用しないという方は、年会費永年無料で還元率や汎用性に優れたカードの発行がおすすめです。
年会費 | ETCカード | 発行期間 |
---|---|---|
永年無料 | 550円(税込) ※初年度無料 ※前年度に一度でもETC利用のご請求があった方は年会費が無料※ |
でカード番号発行※ |
還元率 | 利用可能枠 | ブランド |
0.5%~7%※ | ~100万円 |
三井住友カード(NL)は年会費が永年無料で負担なく保持できるカードです。
ポイントの交換先も豊富で、キャッシュバックやプリペイドチャージなど現金のように使い勝手のいい交換はもちろん、カタログ掲載の豊富な商品の中から交換することも可能です。
ちなみに三井住友カード(NL)は三井住友カード公式サイトでも専業主婦が作れるクレジットカードとして紹介されており、収入のない方で審査が不安でも作れる可能性のあるカードです。
JAクレジットカードは銀行系カードと信販系カードの両面を持っているため審査はやや厳しめですが、JAをよく利用するという方にとっては嬉しい特典が満載です。
JAのサービスを利用する機会が多く、JAカードを発行したいという方は審査通過のコツや落ちてしまう原因を見直して申し込みに臨みましょう。
JAサービスの利用がそこまで多くないという方であれば、JAカードはメリットが少ないカードとなってしまうため、より汎用性が高く維持費のかからない、長く使っていけるカードを発行するのもおすすめです。
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