クレジットカードのランクにも種類があり、その中でも特に目につくのはゴールドカードではないでしょうか?
他にも、ゴールドカードを持っている人がかっこよく見えたため、ゴールドカードを意識するようになったという方もいらっしゃるでしょう。
では実際にゴールドカードを持っている人はどのような理由で持っているのかや、ゴールドカードへの周りの印象についてを、ゴールドカードのメリット等と合わせてみていきたいと思います。
ゴールドカードを作ることを意識している方や、今後の参考にしたい方などは、このコラムに役立つ情報があると思いますのでぜひ参考にしてみてください。
ちなみに、「ゴールドカードを発行するなら」おすすめしたいクレジットカードについてもページ内で紹介していますので気になる方はご参照ください。
・ゴールドカードと他のカードの違い
・ゴールドカードを持つ利点
・周りのゴールドカードへの印象
年会費 | ETCカード | 発行期間 |
---|---|---|
5,500円(税込) ※年間100万円のご利用で翌年以降の年会費永年無料※ |
550円(税込) ※初年度無料 ※前年度に一度でもETC利用のご請求があった方は年会費が無料※ |
でカード番号発行※ |
還元率 | 利用可能枠 | ブランド |
0.5%~7%※ | ~200万円 |
インバウンド消費の拡大や会計時の手間や生産性を向上させるため、国の施策としてキャッシュレス化が進められており、日本クレジット協会によると2016年以降クレジットカードの発行枚数は右肩上がりで増えています。
コロナ禍においてはクレジットカードの非接触のタッチ決済も注目されるようになり、現金の代わりというだけではなく安心できる支払い方法としても話題にのぼるようになりました。
クレジットカードには、一般カードと呼ばれるベーシックなタイプから、ゴールドカード、ブラックカードなど様々なランクがありますが、それぞれどのような特長があるのでしょうか。
CMや広告で見かけることが多いのは、ほとんどが一般カードで、銀行のキャッシュカードにクレジット機能が付いているものやスーパーや百貨店などにおいて自分で申し込め、カードによっては年会費無料で利用することができます。
年会費は無料であっても、利用金額によってポイントを貯めることができ、カード独自の特典の利用もできるなど、現金で支払うよりもお得であるためカードを使っているという方も多く、買い物で航空券分のポイントを貯める「陸マイラー」やポイ活を行う方もいます。
カードによって審査基準は異なりますが、主婦やアルバイトでも入会することができるものもあるため、一番多くの方が持っているのは一般カードであり、手軽にカード生活を始めることができるでしょう。
一般カードよりも一つ上のランクに位置することが多いステータスカードで、5,000円~1万円を超えた年会費のかかるものがほとんどですが、一般カードよりも充実した特典やサービスが用意されており、ビジネスで利用するという方もいます。
自分で申し込むことができるものの他に、インビテーションによって入会を許されるというカードもあり、かつては審査基準の高いものがほとんどでした。現在では入会基準の年齢は下がってきており、年間の利用金額やネットからの申し込みで初年度無料など、条件次第で年会費無料で利用することのできるものがあるなど、入会のハードルが下がっているゴールドカードもあります。
カード会社の用意する最高峰のカードであることが多いラグジュアリー的なカードで、ゴールドカードなどの利用実績によるインビテーションによって入会することができ、高額な年会費の代わりに最高級のサービスや特典が用意されています。
無料で作ることができるクレジットカードがあるにも関わらず、わざわざ年会費を払ってゴールドカードを利用している方は、どのような理由で使っているのかを確認しておきましょう。
ゴールドカードはその名の通り券面が金色のものであり、一目で「ゴールドカード」ということがわかるデザインであることが多いため、支払いでカードを出したときに視線を集めやすく、カードホルダーの印象を変えることもできます。
見栄のために選ぶのも正当な理由であり、自分の気持ちを高め、他人に見せることの優越感を感じることができる点は、ブランドものを持つという心理に通じるものがあります。
一般カードに比べてゴールドカードは利用限度額も大きくなる分、審査が厳しく、ステータスカードの位置づけとなります。海外旅行などではカードの種類によってホテルやなどレストランなどのサービスが変わるとも言われています。
接待や高級店での支払いに利用することで、店員や社交の相手に自分の信用性を示すためにゴールドカードを利用しているという方や、さらに上のランクのステータスカードを目指すために使っているという方もいます。
海外に行く機会が多いという方や、ゴールドカードの特典やポイントをフル活用するなど、実用的だから利用しているという方は、使い勝手のいいサービスを追求した結果、年会費を支払ってでもゴールドカードにメリットを実感しているということも多いです。
以前は多かった「ゴールドカードがかっこいい」「見栄で良いカードを持ちたい」と理由で利用しているという傾向は、最近は少なくなってきていますが、ゴールドカードやプラチナカードなどの高ランクのクレジットカードを持っていることに好印象を持つ一定の層がまだいるということも事実です。
クレジットカード研究ラボがクレジットカードを利用しているユーザー500名に取ったアンケート調査によると、レジで出されたときに好印象なカードとして、約40名の方が「アメックスプラチナカード」「アメックスゴールド」を挙げ、次いで25名の方が「JCBプラチナカード」を選びました。
アメリカンエキスプレスはステータスの高いカードとして知られているカードであり、JCBは国内発の国際ブランドとして信用度が高いため、ステータス性はもちろん、社会的な信用の高さや一定以上の収入を得ることのできる安定した仕事をしていると考えられるという結果が出ています。
参照:クレジットカード研究Lab「みんながクレジットカードで最重要視するポイントとは?実際の利用者500名を対象にアンケートを実施」
ゴールドカードを見栄のために持っているという方の他に、実用的な理由で利用している方も多く存在していますが、どのようなサービスにメリットを感じてゴールドカードを選んでいるのかを確認しておきましょう。
ゴールドカードは一般カードよりもポイントプログラムが優遇されていることがあり、カードショッピングで同じ金額を利用していても、一般カードよりも多くのポイントを獲得することができ、支払額によるボーナスポイントなどの特典がある場合は、さらに多くのポイントを受け取ることができます。
ポイントの中にはマイルへ交換できるものや、ポイントでしか入手できない特典などもあるため、支払った年会費よりも年間の獲得ポイントやお得度が上回る場合、年会費を支払ってでもお得になる場合があります。
ゴールドカードの多くに「空港のラウンジサービス」が用意されており、仕事や旅行で空港を使うことが多い方は、出発前の慌ただしい時間もゆっくりと過ごすことができるため、ラウンジサービスを使うためにゴールドカードを選んでいるという方もいるほどです。
ゴールドカードの特典は他にも、レストランや宿泊施設の割引サービス、チケットなどの優先予約ができるなどといった、カード会社によってさまざまなサービスが用意されているため、海外旅行の時だけではなく、国内にいるときでも特典を充分に活用しています。
一般カードにもショッピング保険などの保険が付帯していることもありますが、ゴールドカードでは海外旅行や国内旅行の傷害保険が自動付帯またはカードで旅行代金を支払うことで付帯するため、旅行をすることが多い方にとって、毎回旅行保険に入る手間を省くことができます。
カードのショッピング保険なども一般カードよりも年間補償金額は高く設定されていることが多いため、高額な商品を購入する機会のある方もゴールドカードに価値を見いだしています。
ブラックカードやプラチナカードなどの高ランクカードは、ゴールドカードよりもさらに極上のサービスが用意されており、ほとんどの場合、申し込みではなくカード会社からインビテーションが送られてくることによって入会することができます。
ゴールドカードを継続的に利用することで、カード会社に高ランクカードの保持者に相応しいと認められることで、さらに上のランクのカードを狙うことができます。そのため、まずはゴールドカードでクレジットカードヒストリーを積み、高ランクカードへのインビテーションを待っているという方もいます。
ゴールドカードのほとんどは一般カードよりも利用限度額が高く設定されているため、カードを日常的に利用することが多い方や、カードで高額な商品を購入したいという方はゴールドカードにメリットを感じるでしょう。
海外旅行では防犯のためにもカード払いが安心できるため、海外旅行の多い方や出張の多いビジネスマンも、利用限度額の高いゴールドカードであれば安心して利用することができます。
ゴールドカードの中でもおすすめの三井住友カード ゴールド(NL)
ゴールドカードの中でも、実用性やコストパフォーマンスに優れるカードが三井住友カード ゴールド(NL)です。
カードデザインでは「ゴールド(通常)」と「グリーン」の2種類から選べます。
一般的にゴールドカード=券面全体がゴールドの一択が多かった中で、選択肢があるのは珍しいです。
そのほか主なメリットとしては以下のようなものがあります。
年会費 | ETCカード | 発行期間 |
---|---|---|
5,500円(税込) ※年間100万円のご利用で翌年以降の年会費永年無料※ |
550円(税込) ※初年度無料 ※前年度に一度でもETC利用のご請求があった方は年会費が無料※ |
でカード番号発行※ |
還元率 | 利用可能枠 | ブランド |
0.5%~7%※ | ~200万円 |
銀行系のゴールドカードで、見栄やステータス面はもちろん、実用性やコストパフォーマンスにも優れたカードとなっています。
券面が選択できることで、ゴールドカードは欲しいけど控えめなデザインが欲しいという方のニーズも満たしています。
の利用で獲得ポイントが最大7%※になります。
ゴールドカードへの印象というのは基本的にはよいものですが、クレジットカードにどれぐらい詳しいのかによって、その印象や評価が少し異なってくることを頭に入れておきましょう。
クレジットカードにあまり詳しくない方であれば、「ゴールドカードのユーザーはお金を持っている・収入が高い」というイメージに通じますが、そこそこクレジットカードに詳しい方であれば、ゴールドカードを持っているのは高い年会費を払っているというだけではなく、見栄を張っているのだろうという見方が出てきます。
さらにクレジットカードに詳しい方であれば、ゴールドカードはすなわちステータスカードであるというだけではなく、カードによって年会費や審査基準が異なっていることがわかるため「どのゴールドカードを持っているか」ということによって、ゴールドカードユーザーに対する評価を下します。
自分で申し込みのできるゴールドカードや年会費無料のもの・一般的な使い方によってインビテーションを受けることができるものであれば、見栄のためか特典やサービスを利用するために使っているのだろうと推察することができ、アメックスゴールドやJCBプラチナカードなどの審査が厳しく年会費の高いカードであれば、カードに見合うステータスを身につけているのだろうと、信用することができる相手だという評価を付けることになるでしょう。
ゴールドカードの使う場面や見せる相手がどれぐらいカードへの知識を持っているかによって、ゴールドカードへの印象が変わってくると言えますが、ステータスカードであることに間違いはないため、背伸びのためにゴールドカードを持っていても見くびられることはないと言えます。
見栄のためにゴールドカードを作ることは決しておかしな理由ではなく、カードを出したときに他人からの印象を変えるということができるため、自分の気持ちだけではなく、ビジネスやデートなどで、一緒にいる相手のイメージをよくしたいという場面で効果的です。
ゴールドカードならではのサービスや特典を利用するために、結果的にゴールドカードを作ったというのも何も問題はなく、カードを利用するメリットを最大限に生かすために自然と行き着く理由でしょう。
自分が納得している理由であれば、一般カードでもゴールドカードでも、どのようなカードを作っても問題はなく、見栄でゴールドカードを利用し始めたとしても、結果的に所有感や優越感を得ることによって「作ってよかった」と感じることや、ワンランク上のサービスに使い勝手のよさを実感することもあります。
使い続けた上で、ゴールドカードを使っていて気分がよいか、実際の使い勝手が自分に向いているのか、年会費がより高いゴールドカードの方が有効的に使えるのか、一般カードのほうがお得に使えるのか、もっと上のランクのカードを目指すために使い続けるのかを模索して、自分なりのゴールドカードの使い方を見つけていきましょう!