登山保険はクレジットカードからでも手頃な価格で加入できる! 家族で補償が受けられて万一の場合でも安心


三井住友カードAは2020年1月末に募集停止しました。

登山で遭難した際民間による救助だと高額になる

山を登ることは達成感や雲海を見ることができ登れたときには大きな喜びがありますが、急な天候変化や熊に遭遇、遭難などリスクもつきものです。

埼玉県で2018年1月に公的なヘリコプターによる山岳救助を有料化する条例が改正され、実際に1月に救助された方が5万5,000円請求されました。公的なヘリコプターは無料であることが多いですが救助は公的なヘリコプターに限らず民間のヘリコプターによる救助になる可能性があります。

公的機関で働く方は山の遭難者を捜索活動する専門ではなく、ヘリコプターの使用スケジュールが決まっていれば救助へ向かえないケースもあります。命に関わるため待っているわけにはいかないため民間の救助隊に出動が要請されます。その民間救助は有料になります。

例えば、捜索救助の経費が1日50万円以上、ヘリコプター1機につきチャーター料金50万円と1日だけでも100万円以上かかる可能性があります。

このような遭難者を捜索するための費用を救援者費用といいます。救援者費用は多額になる可能性があるため保険で補償してもらえるようにすることが重要です。
そこでまず考えてほしいのが、クレジットカード付帯の国内・海外旅行傷害保険です。

クレジットカードに付帯されている国内旅行傷害保険や海外旅行傷害保険は適用される? 事前にクレジットカード会社に確認が必要!

国内旅行傷害保険の場合

クレジットカードに付帯されている国内旅行傷害保険で補償されるケースは、当該クレジットカードで決済された宿泊を伴うパッケージツアーでの登山や危険度の低いトレッキングブーツで登れるくらいの登山であれば補償になる場合がありますが、事前にクレジットカード会社に確認することが必要です。

国内旅行傷害保険では、当該クレジットカード決済での交通機関に搭乗中の事故や宿泊施設での火災や爆発による事故に対しての補償という狭い範囲しか補償されないカードもあり、救援者費用は補償されないことが多いため事前に確認しておきましょう。

海外旅行傷害保険の場合

航空機事故による遭難を想定しているためと海外での病気や死亡には輸送費など多額にお金がかかるために、海外旅行傷害保険では救援者費用が補償されることが多くあります。海外での登山での遭難についても救援費用まで補償してくれるクレジットカードもありますが、保有のクレジットカードが登山による遭難などの救援費用に対して補償の対象になるのか確認が必要でしょう。

具体的に補償されるのかどうかを楽天カードと三井住友カードAを例にして補償内容を見てみましょう。

(例1)楽天カード

国内

楽天カードは国内旅行傷害保険が付帯されておりません。年会費11,000円(税込)の楽天プレミアムカードであれば国内旅行傷害保険が付帯されていますが、傷害死亡・後遺障害、傷害治療費用は山岳用具を要する危険な登はんでなければ補償対象ですが、救援者費用は補償対象外です。

海外

出国前に楽天カードで公共交通機関またはパッケージツアー料金を支払った場合、海外旅行傷害保険の補償があります。

楽天カードの場合、海外旅行傷害補償が最高2,000万円までとなっています。

傷害死亡後遺障害・傷害治療費用は、山岳道具を要する危険な登はんでなければ補償対象となります。救援費者費用については危険な登はんに関しても200万円まで補償対象となります。

楽天カードの海外旅行傷害保険

傷害死亡・後遺障害 2,000万円
傷害治療費用 200万円
救援者費用 200万円

(例2)三井住友カードA

国内

国内旅行傷害保険で事前に旅費などを当該カードで決済しているかどうかで保険金額が変わります。この国内旅行傷害保険は、公共交通機関の搭乗中の事故もしくは宿泊中の火災・破裂・爆発、宿泊を伴うツアー中の事故に限り補償されるため、登山がツアーやパッケージに含まれている必要があります。

救援者費用はありません。

  • 傷害死亡・後遺障害
    合計最高2,000万円
    自動付帯300万円
    利用条件分1,700万円

海外

傷害死亡・後遺障害は当該カードの決済の有無により最高額が変わりますが、その他の補償は決済の有無関係なく自動付帯されます。

救援者費用は山岳道具を使用する危険な登はんによる治療・救援者費用は支払われません。

  • 傷害死亡・後遺障害
    最高2,000万円
    自動付帯300万円
    利用条件分1,700万円
  • 傷害治療費用 100万円
  • 救援者費用 150万円

このように国内の登山の場合は、クレジットカード付帯の保険では救援者費用が補償対象外であることが多いです。

海外では、楽天カードのように海外旅行障害保険で危険な登はんに関しても救援者費用が補償されますが傷害死亡・後遺障害、治療費などは危険な登はんでない限り支払われる場合もあります。三井住友カードでは、危険な登はんによる場合は救援者費用が支払われないケースもありますので必ず事前に確認が必要です。

保険を付帯するためには旅行代金を付帯するカードの支払いが条件になっていることもありますので補償内容と合わせて確認しましょう。
国内での登山の場合、クレジットカード付帯の保険では補償されないことが多く、低い山だとしても、道に迷い、ケガをして遭難する可能性はあるため遭難に備えて保険に加入しておく必要があります。

クレジットカードに付加できる登山保険とは?

三井住友カードのポケット保険(トレッキングコース)

軽登山やハイキングなど危険度が低い登山を登る予定であれば、申込から最短翌日から補償開始になる三井住友カードのポイント保険(トレッキングコース)がおすすめです。
三井住友カード保有者であれば申込は24時間365日インターネットで申込できるから登山を思い立ってすぐに加入できます。

ポケット保険(トレッキングコース)の補償内容

保険料は、440円~5,660円の1ヶ月ごとの契約で、本人だけではなく夫婦や家族でも割安に加入することができます。また、登山以外でも補償されるところが魅力です。

補償サイズ S M L
月額保険料 本人:450円
夫婦:790円
家族:1,510円
本人:1,060円
夫婦:1,940円
家族:3,810円
本人:1,550円
夫婦:2,870円
家族:5,660円
傷害死亡・後遺障害 100万円 300万円 500万円
傷害入院(日額) 1,000円 2,500円 3,500円
傷害通院 500円 1,250円 1,750円
手術 入院中 1万円
外来5,000円
入院中2万5,000円
外来 1万2,500円
入院中35,000円
外来1万7,500円
携行品損害
(免責額:5,000円または損害額の10%で高い方の金額)
10万円 10万円 10万円
救援者費用 100万円 300万円 500万円

険しい山や雪山への登はんなどの本格登山は対象とならない

補償対象外になる登山

ピッケル・アイゼン・ザイル・ハンマー等の登山用具を使用する登山やロッククライミング(フリークライミング含む)

ポケット保険(トレッキングコース)は軽登山用の保険です。険しい山への登はんの場合はその他の保険に加入する必要があります。

ポケット保険(トレッキングコース)に加入できる三井住友カードとは?

三井住友カードを保有していればインターネットでいつでもポケット保険(トレッキングコース)に加入できますが、加入していない場合は三井住友カードの新規申込が必要です。

そこで三井住友カードの中でも定番でおすすめなのが、三井住友カードAです。

入会資格 満18歳以上(高校生は除く)
年会費 1,650円(税込)
初年度無料(オンライン入会)
年会費割引特典あり
家族カード年会費 550円(税込)
初年度1人目無料
ETC年会費・発行手数料 初年度無料
550円(税込)前年度に1回以上のETC利用で年会費無料
三井住友銀行ATM
手数料優遇
クレジットカード利用で
三井住友銀行のATM手数料無料(無制限)
コンビニATM手数料無料(月3回まで)
ポイント 200円→1ポイント(還元率0.5~2.5%)
国内・海外傷害保険 最高2,500万円(航空券などカード決済の支払い条件あり)
ショッピング補償 最高100万円
海外での利用
国内でのリボ払い・分割払い
国際ブランド VISA、マスターカード

登山をするなら万が一に備えて登山保険に

軽い登山でも、道に迷ってしまったり、傾斜を滑り落ちてしまったりと山では何が起こるか分かりません。そんなとき命が助かるために公的機関が手一杯でも民間の救助に安心して頼りたいものです。是非、登山の前には三井住友カードのポケット保険(トレッキングコース)に加入しましょう。



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