ブラックリストとは、クレジットカードやスマートフォンの端末代金の返済遅延や自己破産などが原因で事故情報が信用情報機関に記載される状態です。
クレジットカードの発行が数年間できなかったり、使用中に突然カードが解約されることもあります。
このような状態でも、特定のVISAカードの発行が可能な場合があり、それについて詳しく見ていきます。
・ブラックリストに載ってしまった場合のクレジットカード発行の可能性
・ブラックリスト状態でも発行可能な特定のVISAカードについて
・ブラックリスト状態でのクレジットカード利用時の注意点と解決策
ブラックリストとは、割賦販売の返済遅延や自己破産の際、信用情報機関に記録される状態です。
通常、事故情報とも呼ばれ、支払い問題を反映します。
このリストは一般的な呼称で、正式には異動情報・延滞情報と表されています。
支払い遅延が即ブラックリスト入りするわけではありません。
一般に、2ヶ月~3ヶ月の支払い遅延でリスト入りされることが多いです。
ブラックリスト入りのデメリットは、数年間クレジットカードが持てなくなることです。
既存のカードも、リスト入りすると使用停止や退会を余儀なくされます。
新規カード申込時の審査で信用情報が確認され、ほとんどの場合発行不可となります。
また、カードローンなどの審査も通りにくくなる可能性が高まります。
そのため、支払い遅延を避け、ブラックリスト入りを防ぐ注意が必要です。
ブラックリスト入りした場合、支払いは現金のみとなることが多いです。
現金払いのみとなると、生活で多くの不便さを感じることがあります。
例えば、コンビニやスーパーでの買い物では小銭を探す必要があり、ネットショッピングではコンビニ払いや口座振込に限られ、手続きが面倒になります。
大型家電などの高額商品を分割で購入することができなくなることも大きな問題です。
海外旅行においては、ホテルのデポジット支払いにクレジットカードが必要な場合が多いです。
カードがない場合、支払いに困る可能性が高まります。
審査に通らずカードを持てない場合、どう対処すれば良いのでしょうか。
その場合は、デビットカードの利用が一つの解決策になります。
デビットカードは、銀行が発行するカードで、利用した金額が即時口座から引き落とされます。これはクレジットカードの後日引き落としと異なります。
デビットカードの審査は、クレジットカードほど厳しくありません。
クレジットカードは後払いなため、支払い能力が厳格に審査されます。
しかし、デビットカードは即時引き落としが特徴で、支払える金額以上を使うことができないため、審査はそれほど厳格ではありません。
デビットカードは15~16歳から申込み可能で、クレジットカードに比べ年齢制限が低いです。
デビットカードがあれば、コンビニやスーパーでの買い物がスムーズになり、ネットショッピングも容易になります。
特に、三菱UFJデビットはVISAブランドで、利用範囲が広く人気が高いです。
三菱UFJデビットは、年会費無料で利用可能です。
加入対象は、中学生を除く15歳以上で、三菱UFJ銀行の口座を持っていれば申込めます。
VISA | JCB | |
---|---|---|
年会費 |
|
|
加入対象 |
|
|
利用できる加盟店 | VISA PLUS | JCB ※2020年3月以前に発行した一部のカードは、「Cirrus」マークのあるATMでもご利用いただけます。 ※利用可能な海外のATMカード裏面に記載のマークを確認ください。 |
その他 |
|
|
ブランドは、VISAとJCBの中から選べます。
ショッピング保険や不正利用補償も付帯されており、クレジットカードに劣らないサービスを提供しています。
三菱UFJデビットは、旅行やカード決済が多い方にも適しています。
申込みは、ネットや三菱UFJ銀行の窓口から可能です。
デビットカード利用のためには、三菱UFJ銀行の口座が必要です。
口座を持っていない方は、まず口座開設から進めます。
すでに口座を持っている方は、キャッシュカードの情報を含めて申込みができます。
三菱UFJデビットは、ブラックリストに載ってしまった人でも発行することができます。
サービス内容もクレジットカードに引け劣らないほど充実しています。
クレジットカードの発行が厳しいという方は、ぜひ三菱UFJデビットを申込んでください。
手元にカードが一枚あるだけで、いざというときも便利で安心です。