進学・就職・引っ越し……さまざまな変化に応じて必要となるのが自動車といった移動手段です。車が生活の肝になることもあるため、一種の通過儀礼となるのが免許の取得でしょう。
そして、免許を取得するのに通うことになるのが教習所や合宿免許になります。まずは教習所や合宿免許の相場について学びましょう。
自動車や自動二輪の免許を取得するには教習所か合宿免許に通うことになります。教習所は空いた時間に教習所で授業を受けるという柔軟なスタイルで、合宿免許は泊まり込みでまとまった期間に授業を詰め込むスタイルとなります。
2週間以上の時間を取れるという方は合宿免許に通い、仕事や学業の合間に授業を受けるという方は教習所に通って授業を受けるのが一般的です。
教習所 | 合宿免許 | |
---|---|---|
普通自動車免許(MT) | 約30万円 | 約25万円 |
普通自動車免許(AT) | 約28万円 | 約24万円 |
普通自動二輪 | 約15万円 | 約10万円 |
以上が教習所と合宿免許のおおまかな相場となります。原則として、合宿免許の方が教習所よりも費用が低く抑えられます。しかし、その上で、どちらを選ぶにせよ、かなりの費用を要求されるのも自動車免許だと言えるでしょう。
教習所の費用を支払えないという方は、教習所専用に用意されたローンを借り入れするという選択肢もあります。ただし、教習所で利用できるローンは、自動車免許取得用だからといって審査がなかったり、審査基準を満たすのがとりわけ簡単というわけではありません。
教習所のローンの申込をしても、必ず審査を受ける必要があり、審査を通過する難易度も通常のローンと変わるところはありません。そのため、審査に落ちれば、しばらくは同じローンに申込をすることは不可能となり、落ちれば信用情報にそのことが記録されてしまいます。
また、教習所のローンではなく、アコム・プロミス・アイフル・SMBCモビットといった大手消費者金融から借り入れするという手段もありますが、免許取得に求められるほどの高額借り入れの場合、審査も厳しいものとなってしまいます。
従って、新社会人や学生が免許取得の費用を作るのにローンを利用するのはあまり良い手段とは言えないというのが事実でしょう。
そこでオススメなのが、免許を取得するために教習所や合宿免許を利用するのに必要な費用をクレジットカードで支払うというものです。ローンで免許に必要な費用を支払うのと何が違うのかという点は、ローンと違ってクレジットカードならば付帯されるポイントプログラムをカード払いで貯められることがあげられます。
30万円近く支払いをするならローンよりも、ポイントが貯まるクレジットカードでの支払いが適しているでしょう。クレジットカードには利用限度額が設定されており、新社会人でも収入を得ていれば、限度額30万円のクレジットカードを発行するのはさして難しくありません。
学生の方がクレジットカードで30万円を支払うのは、利用限度額ギリギリまで使う必要が出てきますが、事情を話して親御さんのクレジットカードで支払ってもらうということもできます。高額の支払いならばポイントも多く入ってくるので、あとで必ず返すと前置きすればポイントが入るというおトクさから親御さんも説得しやすいことでしょう。親御さんに払ってもらわなくても、自分の分になる家族カードを発行してもらい、それで支払うということも選択肢として十分に有力です。
クレジットカードで支払った後は、一括にするか分割にするかは自由に選べます。
免許にかかる費用を支払うクレジットカードはポイント還元率が高く、新社会人や学生でも発行しやすいものが良いでしょう。
そこでおすすめなクレジットカードが三井住友カード(NL)、JCB CARD Wの2種類です。どちらも年会費無料で利用限度額30万円を超えられますし、カード単体としても高い有用性を誇っているのでおすすめです。
年会費 | ETCカード | 発行期間 |
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永年無料 | 550円(税込) ※初年度無料 ※前年度に一度でもETC利用のご請求があった方は年会費が無料※ |
でカード番号発行※ |
還元率 | 利用可能枠 | ブランド |
0.5%~7%※ | ~100万円 |
三井住友カード(NL)は満18歳以上(高校生を除く)が申し込みできるクレジットカードです。券面がナンバーレス仕様でセキュリティが高く、それでいて年会費が永年無料なので、学生から安心して持てるカードとなっています。
年会費 | ETCカード | 発行期間 |
---|---|---|
永年無料 | 無料 | 最短5分でカード番号を発行※ |
還元率 | 電子マネー | ブランド |
1.0%~10.5%※ |
JCB CARD Wは年会費無料のクレジットカードで、ポイント還元率も1%と高い上にJCBオリジナルシリーズで多くの提携店にて優待サービスを受けられるという、新社会人の方に極めて高い利便性を持つクレジットカードと言えるでしょう。
そんなJCB CARD Wは、発行する上で受ける審査の基準を満たすのはさほど難しくはありませんが、カード利用限度額が低めに設定される可能性があり、学生が利用限度額30万円を所持するのは難しいものです。
ですが、JCB CARD Wは電話かMyJCBを経由して利用限度額の一時増額を申請できます。これによって、仮に利用限度額が免許取得に必要な費用に届いていなかったとしても、一時的にカード利用限度額を増枠するという形で解決できます。
一時的に利用減額を30万円にするという形でも良いのでしたら、JCB CAR Wは学生の方でもオススメと言えます。
自動車免許とは、進学や引っ越しに、就職といった人生の転機において必要とされることが多く、免許の取得には高い費用を要求されます。そんな免許を取得するには教習所に通うにも合宿免許に参加するにも30万円程は見立てておくべきで、かなりの高額になります。
そんな免許取得に要求される費用は、ローンよりもクレジットカードで支払ってポイント大量ゲットチャンスにつなげましょう。
新社会人や学生の方にオススメのクレジットカードは三井住友カード(NL)・JCB CARD Wの2枚となります。
三井住友カード(NL)は学生から社会人になっても無料で持てますし、JCB CARD Wはポイント還元率が高くて利用限度額を電話やMyJCBを通すことで一時増枠申請をするという手段を取れます。
免許取得は大きな出費になりますが、ポイント獲得チャンスと見なして、クレジットカードを有効活用しましょう。