せっかく使うなら還元率の高いクレジットカードを使って、より多くのポイントをもらいたいですよね?
実際のところ、「いつでもどこでも常に還元率が2%以上」のような万能なカードは存在しませんが、簡単な条件で還元率が2%以上になるクレジットカードは多数存在しています。
今回は還元率2%以上になるクレジットカードをシーン別にご紹介。
自分のライフスタイルに合ったカードを選んで、ポイントを損することなく獲得していきましょう。
・2%超えの高還元クレジットカード5選
・あなたにピッタリなクレジットカードは「利用シーン」で選ぼう
・年会費有料だと折角貯めたポイントがマイナスになる可能性がある
年会費 | ETCカード | 発行期間 |
---|---|---|
永年無料 | 無料 | 最短5分でカード番号を発行※ |
還元率 | 電子マネー | ブランド |
1.0%~10.5%※ |
クレジットカードのポイント還元は高くても1%が一般的ですが、簡単な条件で還元率2%以上になるカードが多く存在しています。
還元率2%超えの高還元クレジットカードをシーン別におすすめはどのカードか紹介していきます。
今回していく高還元クレジットカードは上記の5つとなります。
迷ったらおすすめの汎用性→JCB CARD W
楽天グループを少しでも利用する→楽天カード
コンビニを利用するかつ、自分好みの使い勝手にしたい→三井住友カード(NL)
還元アップを意識せずいつでもお得に使いたい→リクルートカード
短期的にお金を多く使う→オリコカード ザ ポイント
それぞれの詳しいカードの特徴は各カードの「詳しくはこちら」からご覧いただけますので、気になったカードの特徴を見てみましょう。
どのカードも年会費無料でポイント還元率が高く、発行しても損しないおすすめのカードですが、自分のライフスタイルに合ったカードを選べばよりお得になっていきます。
クレジットカードには年会費無料のカードと有料のカードがあります。
年会費が有料のカードは、付帯保険やサービス、還元率などが無料のものに比べて充実していることがほとんどです。
しかし、クレジットカードであまりお金を使わないという方は、年会費無料のものを選んだ方が獲得ポイントが多くなるケースがあります。
意外と見落としがちなのが、獲得したポイントが実質マイナスになる可能性です。高還元にばかり目が行ってしまうと、年会費の支払いでマイナスになってしまいます。
例えば上記の特徴があるカードを1と2として、ポイント獲得量をシュミレーションしてみましょう(※以下、1ポイント=1円相当で計算しています)。
10万円の決済の場合だと、年会費5000円のBカードは実質ポイントがマイナスになってしまいます。
次にそれぞれ100万円ずつ決済した場合だとどうでしょうか?
それぞれのカードで100万円決済した場合は、同じポイント量となります。
年会費が相殺したBカードは還元率が高いため、100万円以上決済していった場合はAカードよりもポイント獲得量が多くなっていきます。
上記のように決済額が少ない場合だと、還元率が高くても年会費を支払うことによって、実質のポイントがマイナスとなる場合があります。
当然、年会費が有料のカードは還元率はもちろん、付帯保険やサービスなど年会費無料のカードよりも充実しているものが多いですが、近年の年会費無料カードは、還元率が高いカードも多く存在しています。
そのため、あくまでポイント獲得という面にフォーカスを当てるなら、年会費無料のカードを使う方がポイントが貯まりやすい場合が多いです。
年会費 | ETCカード | 発行期間 |
---|---|---|
永年無料 | 無料 | 最短5分でカード番号を発行※ |
還元率 | 電子マネー | ブランド |
1.0%~10.5%※ |
JCB CARD Wは通常還元が1%と他のカードと同じく常時高還元のカードです。
また、「JCB ORIGINAL SERIES」というカテゴリに振り分けられるため、パートナー店舗でJCB CARD Wを利用すると獲得ポイントが最大10倍になります。
豊富な提携先があり、中でもAmazonで4倍、スターバックスで10倍など高還元の優待が受けられます。
全国で展開しているコンビニや薬局など、日常的によく使うような店舗もたくさん参画していますので、優待が活用しやすいというメリットがあるのがJCB CARD Wの強みでしょう。
JCB ORIGINAL SERIESパートナー ポイントアップ率 Amazon 4倍 スターバックス 10倍 セブンイレブン 3倍 welcia 2倍 メルカリ 2倍 成城石井 2倍 ビックカメラ 2倍
JCB CARD WのポイントプログラムであるOki Dokiポイントの有効期限は、獲得月から2年間と一般的なポイントより長めの有効期限があるので安心です。
また、ポイント交換先も豊富で、キャッシュバックはもちろん、ディズニーチケットにも交換することができます。
入会資格で18歳以上39歳以下限定という条件がありますが、一度作れば40歳以降も使い続けられますし、年会費も永年無料です。
年会費 | ETCカード | 発行期間 |
---|---|---|
永年無料 | 550円(税込) 会員ランクによって無料 |
約1週間 |
還元率 | 電子マネー | ブランド |
1% |
楽天カードは通常でも1%と高還元ですが、常時開催されているSPU(スーパーポイントアップ)プログラムで%と驚異的な数値にアップします。
「とにかくポイントをたくさん貯めたい」という方や、「楽天グループや加盟店をよく利用する」という方にピッタリのカードです。
SPUの一部で、楽天市場で楽天カードを利用すると+2倍が付与され、なおかつ楽天市場のアプリを使うことで+0.5倍され、お手軽に還元率が3.5%になります。
その他にも楽天銀行口座で楽天カードの利用代金を引き落としたり、楽天モバイルの契約をしたりすると、還元率がそれぞれ+1倍になります。
楽天ポイントは貯めやすいだけでなく、 貯まったポイントを全国の楽天ポイント加盟店なら1ポイント1円で使うことができるので、現金の代わりとも言えるほど便利です。
また楽天ポイントの有効期限は最後にポイントを獲得した日から1年間となり、期間内に1度でもポイントを獲得した場合は有効期限が延長となるため実質無期限でポイントを貯めることも可能です。
年会費 | ETCカード | 発行期間 |
---|---|---|
永年無料 | 550円(税込) ※初年度無料 ※前年度に一度でもETC利用のご請求があった方は年会費が無料※ |
でカード番号発行※ |
還元率 | 利用可能枠 | ブランド |
0.5%~7%※ | ~100万円 |
通常還元率は0.5%と決して高くない値かと思いきや、でのスマホのVisaのタッチ決済・Mastercard®タッチ決済でポイント最大7%還元※になります。
コンビニでの購入は、一回ごとに使う金額は多くないかもしれませんが、意識してみると意外と頻繁にコンビニで買い物をしているという方は多いのではないでしょうか?
1か月にで1万円使っているという方は、三井住友カード(NL)での支払いに変えることで、ひと月当たり最大で500円相当還元され、1年でみると最大6,000円相当のポイントが還元されることになります。
基本還元率は0.5%と今回紹介しているカードの中では一番基本還元率が低いカードですが、実は「対象店舗から3ショップ選んで還元率0.5%アップ」というサービスがあります。
対象店舗はドラッグストアやスーパーなどおよそ60店舗あり、登録した店舗は90日経過で変更も可能なので、使いたい店舗を登録して自分好みの使い勝手のいいカードにしていくことが可能です。
ちなみにポイントの有効期限は、ポイント獲得月から2年間と、比較的長めで、景品引き換えやキャッシュバックなど交換先も豊富です。
iDやVisaのタッチ決済を使えば、貯めたポイントも1ポイント1円として、お店やネットショッピングでも利用できます。
年会費 | ETCカード | 発行期間 |
---|---|---|
永年無料 | 無料 ※VISAとMastercardのみ新規発行手数料:1,100円(税込) |
約2週間 |
還元率 | 電子マネー | ブランド |
1.2% |
リクルートカードは、年会費無料でいつでも還元率が1.2%と、他のカードと比べても通常還元率が一回り高く、お買い物だけでなく公共料金の支払いにも1.2%の還元が付くので人気です。
通常還元率は高くても公共料金の支払となると、還元率が下がってしまうというカードも多いですがリクルートカードは常に1.2%です。
ちなみに今回紹介しているカードの中だと、楽天カードは通常1%還元ですが、公共料金は0.2%還元となってしまいます。
また意外と知られていませんが、Suicaや楽天Edyなどの電子マネーは、支払い時にポイントが付くので、電子マネーのチャージをするときにもリクルートカードを使えば、ポイントの2重取りも可能です。
通常還元率が高いですが、「Hot Pepper Beauty」で2%のポイントが貯まり、「ポンパレモール」や「じゃらん」などの提携サイトでの買い物にリクルートカードを使うと、より還元率がアップし、ポンパレモールなら4.2%、じゃらんなら3.2%もの高還元率になります。
リクルートポイントの有効期限は、最終のポイント加算日から12カ月後の月末なので獲得し続ければ実質無期限となります。
貯めたポイントの主な使い道としては下記の通りです。
年会費 | ETCカード | 発行期間 |
---|---|---|
永年無料 | 無料 | 最短8営業日 |
還元率 | 電子マネー | ブランド |
1.0%~3.0% |
オリコカード ザ ポイントは年会費無料で、なんといっても入会後の半年間は還元率が通常時から2倍の2%になります。
半年間という期間限定ではあるものの、引っ超しや冠婚葬祭など、短期的にお金を使うという方には無駄なくポイントを獲得することができるでしょう。
入会特典の半年間2%還元が終了しても、「オリコモール」というサイトを活用すれば、ポイントを多く獲得できます。
ネットショッピングにオリコカード ザ ポイントを使う場合、「オリコモール」から各ショップに飛ぶだけで、通常のポイント獲得分に加えて0.5%分の特別加算が付きます。
つまり1.5%です。
オリコモールには、楽天市場やYahoo!ショッピング、Amazon、ベルメゾンなど多数のショップが参加していますので、ネットで買い物をするならぜひオリコモールを経由するようにしましょう。
オリコポイントは、使い勝手も良く、ポイントの有効期限は加算月を含めて12カ月後の月末までとなっています。
貯まったオリコポイントは500ポイントから、さまざまなギフト券や他社のポイントに交換できます。特にAmazonギフト券やiTunesのギフトコードなど、ネットで使えるオンラインギフト券や他ポイント交換のラインナップが豊富で、ポイントを無駄なく使うことが可能です。
オンラインギフト券 | |||
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ポイント移行(一例) | |||
還元率が2%以上の高還元カードをご紹介しましたが、どれにしようか迷ったときには「どのカードの優待特典が活用しやすいか」ということを考えて選んでみてください。
迷ったらおすすめの汎用性→JCB CARD
W
楽天グループを少しでも利用する→楽天カード
コンビニを利用するかつ、自分好みの使い勝手にしたい→三井住友カード(NL)
還元アップを意識せずいつでもお得に使いたい→リクルートカード
短期的にお金を多く使う→オリコカード ザ
ポイント
ご紹介したカードはいずれも維持費がかからない年会費無料のカードなので、持っていて損はありません。まずは作って利用しやすいか試すのもひとつの手でしょう。
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