金銭に関する詐欺はずっと続いていますが、このような犯罪はいくら時代が進んでも完全になくなることは難しいと言えます。
もちろん、詐欺自体がなくなるに越したことはありませんが、難しい状況だからこそ自分自信で自分の財産を待って行くしか方法はないのです。
最近では電子マネーカード詐欺も相次いでいて、警察でも手を焼いています。
そこで、実際に起きた電子マネーカード詐欺の事例や詐欺師がどのような手口で電子マネーカードを利用し金銭を奪い取ろうとしてくるのか? 安心して日々を送って行くためにもチェックしておきましょう。
電子マネーカード詐欺の事例を確認すれば詐欺師の手口も見えてくるため、詐欺師があの手のこの手で仕掛けてきてもすぐに詐欺かどうかの判断ができますし、引っかかる心配もありません。
また、事例を見ることにより電子マネーカード詐欺がどれほど悪質なものなのかも知ることができるので、普段から気をつけることができるでしょう。
電子マネーカード詐欺は電話はもちろん、ラインやメールなど身近なものを使って迫りよってきます。
そのメール内容は思わず引っかかってしまうような動揺する内容を作り連絡を入れてくるので、最悪な詐欺なのです。
このような低俗で見苦しい手口に引っかからないようにするには、電子マネーカード詐欺の恐ろしさを知ることが一番の対策方法と言えるでしょう。
まさか、自分が引っかかる訳ないと慢心していると取り返しのつかない事態になってしまうことも考えられます。
「電子マネーカード詐欺の対策」・「恐ろしい数々の事例」を確認した後は自分が被害に遭わないようにするのはもちろんのこと、周りの大切な方を守るためにも「電子マネー詐欺の対策」・「恐ろしさ」を拡散して行き少しでも犠牲者を減らしていきましょう。
近年、詐欺の犯罪で増えているのが「電子マネーカード詐欺」で、コンビニなどで買える電子マネーカードを使って簡単に騙せてしまう詐欺なるため、若年層の被害も多く出ています。
詐欺の内容はコンビニで電子マネーカードを購入させ裏面にはその電子マネーカードの中にある電子マネーを使えるようにする暗証番号が記載されているので、その番号をなんらかの手で聞き出し自分の電子マネーカードに反映させて使うと言った悪質なものとなっています。
電子マネーカードは日本全国で購入可能となり、一度騙せてしまえば電子マネーカードを被害者に購入させて番号を聞き出してしまえばそれまでなので、詐欺師としては簡単に詐欺行為を行うことができる便利な手段と言ったところなのでしょう。
チャージできる額は一般的には約5万円までなのでコンビニなどで売っている電子マネーカードとその範囲で販売されていて仮に被害にあったとしても被害額は少ないと考えられますが、ところが詐欺師はこの電子マネーカードを1枚や2枚のギフト券では額として足りないので何枚か購入させ、すべての暗証番号を聞き出してくるのです。
もちろん、一人に数十枚、電子マネーカードを購入させると言った事例もありますが、ほとんどの場合は何人かに電子マネーカードを購入させて暗証番号を聞き出し、その電子マネーで詐欺師は生活を行なっています。
真っ当に生きている方にとっては、日々、汗水流して働いたお金をあっけなく奪われ、見知らぬ人間にその稼いだお金を渡し生活させているようなものなのです。
これは許し難い事態でしょう。
また、最近では電子マネーカードを現金化するサービスなどもあるので被害者の元に受け子が訪れ騙して購入させた電子マネーカードをもらい、それをそのまま現金化させると言った詐欺も起きています。
これは実際に街中や自宅で詐欺師と会うと言うことになるので、顔も覚えられてしまい個人情報漏洩どころではすみません。
その時に住所だけでなく電話番号や口座番号なども上手いこと乗せられ喋ってしまったら、取り返しのつかないことになってしまいます。
詐欺師はどこに潜んでいるのか分からないものなのです。
最近では新しいサービスがどんどん普及してきていて便利な社会になって行くのは良い傾向ではありますが、その新しいサービスに目をつけて悪事を働こうとする人間も必ず出てきます。
新しいサービスはまだ世の中に浸透してなく詐欺などの対策も十二分でないからこそ、思わぬ落とし穴に落ちてしまうことも出てきてしまうのです。
「電子マネーカード」のサービスは普及してからだいぶ経つとは言っても、まだ新しいサービスと言ったことには変わりありません。
これからも想像を遥かに超えた「電子マネーカードを使った詐欺」は出てくることが想定できるので、常に注意しながら「電子マネーカード」利用をして行くことが大切となってくるでしょう。
では、「電子マネーカード詐欺」がどのようなものか掴めたところで、実際起きた電子マネーカードの詐欺事例も見ていきます。
どのような言葉で詐欺師が迫ってくるのか? その実体を確認しておくのも詐欺対策の一つです。
「電子マネーカード詐欺事例」についてのチェックも実際の詐欺師の手口が見えてくるので重要です。
「電子マネーカード詐欺」どのように行われるのか? その目で確認してみてください。
沖縄県にあるファミリーマートで発生した事件ですが、被害者男性が20万円分の電子マネーカードを購入しようとレジに持って行ったところ、そのあまりにも多い電子マネーカードの枚数を見た店員が「騙されているのでは?」と考え購入目的を男性に聞きました。
すると男性は「あるサイトの退会料金で退会にあたって必要な費用だ」と伝え、これを聞いた店員は明らかにおかしいと警察へ連絡し、被害を受けずに済んだのです。
この事件から考えられるのはその男性はどこかから自分のメールアドレスや電話番号が漏れ、その個人情報を入手した詐欺師がメールや電話で「〜サイトへの登録が確認できていますが、20万円分が未納となっています。 このまま支払わないでいる場合裁判となります。退会するのであればいついつまでに20万円振込んでください。」などと言った脅しとも取れる内容を送ったことが考えられます。
兵庫県のセブンイレブンで発覚した詐欺事件ですが、女性がとある電子マネーカードを5,000円分購入したいと定員に申し入れ、その際に「カード記載されている16桁の番号もこの電子マネーカードの中にチャージされている額を渡すために必要なので、番号がどこに書いてあるのかを教えて欲しい」と定員に訪ねました。
女性は比較的高齢だったため電子マネーカードについていまいち理解できていない部分もあり、詐欺師から聞いたことをありのままセブンイレブンの店員に話すことでセブンイレブンの店員は詐欺ではないかと疑問を抱いたのです。
そこで、店員はなぜ番号を伝えなくてはならない状況になったのか? と質問をしたところ、女性からメールを見せられそこには「おめでとうございます。あなた様は10億円当選したのでこれを受け取るためにはいついつまでに5000円電子マネーカードで振り込むように」と書いてありました。
明らかに詐欺であることがわかった店員は「それは最近流行っている詐欺です。 支払わないでください。」と説得し一度は女性も店を後にしましたが、女性は再度1時間後に店をもう一度訪れ「万が一詐欺でも10億円のチャンスがあるなら、5,000円振り込みたい」店員伝えます。
店員は、自分ではどうにもこれ以上は説得できないと判断し、警察に連絡を入れ詐欺は防止できました。
この詐欺の怖いところは人の心が揺れ動いてしまう「お金」に目をつけて、電子マネーカードの知識が疎いであろう高齢者を狙った気持ちを洗脳してしまう詐欺と言ったところです。
10億円と言う額を聞くと嘘だと分かっていても、心が揺れ動いてしまう方もいることでしょう。
実際この女性は詐欺だと聞いた後も10億円を諦めきれずに、再度セブンイレブンに来店してしまっています。
このように詐欺師は、巧妙な手口で騙しにかかってくるのです。
少しでも怪しいと思ったもの人から怪しいと言われたものにはくれぐれも気をつけて、電子マネーカード詐欺に遭わないようにして行きましょう。
電子マネーカード詐欺がどんなに悪質な詐欺であるかを解説して行きましたが、実際に詐欺に遭ってしまった時はどのように対応すれば良いのでしょうか?
また、詐欺だと気づいた時、その際どこにそれを伝えれば良いのかなども気になる点です。
電子マネーカード詐欺だと気づいたまたは遭ってしまった際は、まずは電子マネーカードの発行元であるカード会社の「お客様相談室」に必ず連絡を入れるようにしましょう。
そこで、どんな詐欺でどのような手口だったのかを質問されるため、事細かに詳細を伝えてください。
自分の報告が次の被害者出さないようにするための助けにもなるのです。
カード会社の「お客様相談室」に連絡をすることでケースバイケースですが、まだ電子マネーカードに残高があれば返ってくることもあります。
カード会社への連絡が済んだら、今度は警察への連絡も忘れないようにしましょう。
被害を被った側としては「電子マネーカード詐欺」を行った犯罪者は捕まって欲しい! それ相応の処罰を受けるべきと考えるのは当然のことです。
カード会社に連絡をし、電子マネーカードの残高が返ってきて報告することで詐欺防止の助けはできても、犯罪者を捕まえることはできません。
詐欺師は自分のしたことを悪いとは思っていないので、捕まえない限り同じことを繰り返します。
その詐欺師を捕まえ更生させるには多くの被害者が逐一警察に被害届を出し、犯人を特定し捕まえて行くしか方法がありません。
また、報告することで警察でもなんらかの対策は考えて行くことでしょう。
被害に遭ってしまった時は、まずは「カード会社に連絡」次に「警察へ連絡」の流れで覚えておくと、慌てずに済みます。
詐欺は身近なところに潜んでいる犯罪ですが、被害に遭わないためには対策を打たねばなりません。
「電子マネーカード詐欺」の被害者と自分がならないようにするなら、身に覚えのない請求には安易に返信せずに周りに相談し、またカード番号は何があっても絶対に教えないことが重要です。
一度詐欺に遭ってしまうと再度同じような悪徳業者から同様の詐欺メールなどが届き、文句の一つも言いたくなると考えられますが、頑として返信はせず受信拒否などで連絡を絶つようにしてください。
詐欺師は詐欺師同士で繋がっていることが多く、最近ではインターネットショッピングが流行っていますが万が一悪質なサイトでクレジットカードを利用し商品を購入すると、クレジットカード番号や個人情報が漏洩されるだけでなく商品も届かないなどと言った詐欺事件もあるのです。
さらには、その漏洩された情報を売買するような悪質な犯罪まで行われています。
このように自分の情報がいつどこで洩れているのか、分からない時代なのです。
「電子マネーカード詐欺」も金銭に関する詐欺のひとつですが、個人情報が簡単に聞き出せたり入手できてしまう時代だからこそ、どんな誘惑が来ても「見猿聞か猿言わ猿」の精神で詐欺を回避していくしか道はありません。
「詐欺メールが来ても見ない」・「詐欺電話がかかってきても聞かない」・「詐欺師に個人情報を聞き出されそうになっても言わない」、これをモットーにしていればまず引っかかることはないでしょう。
魅力的な内容のメールは人を洗脳してしまうので、要注意なのです。
魅力的な内容ほど怖いものはありません。
ただより怖いものは無いのです。
「カード番号を教えてくれ」このようなワードが耳に入った時は、詐欺と判断して間違いないでしょう。
このワードを聞いたらすぐに「カード発行元」・「警察」に連絡を入れ、電子マネーカード詐欺を阻止してください。
「自分の身」・「大切な方」を守るためにも、電子マネーカード詐欺がどんなに怖いかを拡散しその対策も広めて行き、詐欺犯罪を軽減させましょう。